閃乱カグラ 忍の生き様外伝 忍少女とのドキドキな日常生活♪ 作:ダーク・リベリオン
とある日、とある時刻、蛇女子学園にて……
⦅蛇女子学園 研究施設⦆
ここは主に授業などで使われる傀儡を製造する場所であると同時に傀儡製作部部が部活動の一環として使っているとこでもある
そんな場所で今まさにあるプロジェクトが行われようとしていた
「な、なぁ?」
「はい、なんですか?」
「本当に大丈夫なんだろうなこれ?危なくないよな?」
恐る恐る訪ねるは頭に変な装置を取り付けられた相馬だった
「大丈夫ですよ……多分」
「あぁ!今すんげぇ微妙な顔した!したよね今!?」
「さっ、さぁ、なんのことやら~wあっ、もうすぐ準備が終わるんでもう少し待っててくださいね~ww」ビュ~ン
「ちょ、待って!……うぅ、超不安だ」シクシク
曖昧な答えを返されてしまい、急に不安で胸がいっぱいになる
「情けないぞ相馬」
「あうっ?」
「今更うだうだ言ってどいうする?男ならもっと潔くしたらどうだ?」
そんな相馬の元にやってきたのは雅緋たち他の選抜メンバーだった
「たくっ他人事だからって言いたい放題言いやがって」ブーブー
「まったくいつもいつも子供みたいに…本当に情けないなお前は?せっかくみんなが選抜メンバーとしても忍としてもお前のことを認めてくれたんだぞ?その期待を裏切るようなことばかりはするなよ?」
「へーへー、選抜筆頭様は相変わらずご立派なこって、でもさぁ、お前そういう感じだからみんなに女扱いしてもらえないんじゃねぇのw?」
「なっ!?わ、私のことは今関係ないだろ///!?」
説教を受けた意思返しと言わんばかりに嫌味を言う相馬に雅緋は顔を真っ赤にしている
「大丈夫だよ雅緋、そんな君がボクは大好きだから」キラーン
「それ…フォローに、なってない…よ?」ボソリ
そんな雅緋を精一杯フォローしようとする忌夢だったが
まったくもってフォローになってないことを紫に突っ込まれてしまうのだった
「で、本当に成功すんのこれ?」
「知らねぇよ。それは部長さんたちに聞いてくれって」
「あっそ……んでもって、あんたはいつまでそうしてるつもりよバカ犬?」
「はう~ん、いい、いいよ両備ちゃん!その冷たい視線たまんな~い♪」
両備が軽く相馬と話すとすぐさま真横の両奈にいる両奈を冷えた目でみると
相変わらずの反応を示す両奈だった
「まったく、ちょっと落ち着いたらどうなのよ?」
「え~?でもでも~これが成功したら両奈ちゃん的にも最高なんだも~ん」
「まだ成功するかもわからないんだから期待しすぎなんじゃないかしら?」
そういいながら両備も両奈が見据える先に目を向ける
両姉妹の視線の先にあるもの、それはこの現状の発端ともいえるもの
…2人が見ている先にはなんと相馬にそっくな人形が置かれていた
「ふむむむ、それは心外ですね」
「「っ?」」
「まぁ確かに多少の危険性は否めませんがそれでも検証は怠りませんでしたので成功はほぼ間違いないと自負しております」フッフ~ン
「自信満々そうに言ってるけど実際危ないのは俺だかんな?」
鼻高らかに胸を張る部長に相馬がツッコミを入れる
「しかしよくできてるな?」
「うん、これが傀儡だなんてまだ少し疑ってしまう程だよ」
「ふっふっふ~、時代は今も進化しているのですよ!ゆえに傀儡もまた進化している。そして今回我々は技術と推移、そして汗と涙、しいては寝る間も惜しみようやく完成させたのがこの一品というわけです!」
パァァン!
「かねてより頂いていた相馬さんのプロフィールを元に持てる技術のすべてを注ぎ込み、顔の造形はもちろんのこと本物の人の肌に近づけるべく改良に改良を重ね、こうして完成させたのがこのリアル人型傀儡なのです!」
「「「「「おー!」」」」」
「まぁ、ですがあまりにも貴重な素材ばかりを使用したがゆえに仮に量産するとなると通常の傀儡が20体は作れてしまう程の予算がかかってしまうのが難点ではありますが」
「「「「「あー…うん…」」」」」
中々にハードルが高いのだということを選抜メンバーたちは察した
「でもこれくらい何ともありません!このプロジェクトはいわば我々の学園に対する罪滅ぼし!それを思えばこのくらいははたいしたことありませんよ!」
このプロジェクトの発端は彼女は以前傀儡制作部が起こしてしまった傀儡暴走事件が原因なのであった
※詳しくは本編「君と仲良くなりたくて」を見てね!
という感じに雑談にいそしんでばかりでいる皆に忘れられてしまっていることに相馬は涙目待ったなし状態だった
『……』
「っ?」
そんな中、相馬の視界に映ったのは自分にそっくり傀儡をじっと見つめるもう1人の人格である蒼馬だった
「アオ、そんなに待ち遠しいのか~?」
若干皮肉めいたような言い方で蒼馬に問いかけてみた
『っ…わ、悪いか?』ハズ
「すねんなすねんなwまぁ、お前にとってこれはとても重要な事だろうしな」
『…まぁな』
冗談こそ言ってはいる者のこれが蒼馬にとってどれほど重要なのかは相馬も分かっている
これが成功すれば蒼馬にとってどれほどよろこばしいことになるのかを
「さて、では相馬さん、そろそろ始めようと思うんですがいいですかね?」
「おっ、だそうだぞアオ」
『あぁ、…みたいだな』
いよいよ始めるのかと思うと少し緊張気味ではあるが興奮が収まらない様子の蒼馬だった
「では始めます。ポチっとな」ピッ
軽い乗りながらも起動ボタンを押した瞬間、マシーンが動き出す
「おっ、ランプが光りだした!」
「いよいよね!」
近くで見ている雅緋たちもわくわく気味だった
がごがごと装置が揺れ動く
しかし数分して装置に異変が
「あっ、あの?…何か様子が変な気がするんですけど?」
「だ、大丈夫ですよ」アセアセ
紫が問うも部長は大丈夫だと言い張る
だが、それに比例して今度は磁波も発生する
「ほ、本当に大丈夫なのか?」
「大丈夫…じゃないかもしれませんね」アセアセ
「ちょ、ちょっと待ってくれ、そんな不安な顔されたらこっちも不安になるんですが?」アセアセ
その場にいる全員に焦りが見え始める
さらにその刹那、マシーンがオーバーヒートし始め、モニターから「危険」の文字が
「こ、これは相当やばいんじゃないかしら?」
「ぶ、部長さん?」
「ここはひとまず……総員撤収!」
ワー!!という掛け声で皆一斉に逃げる
「ちょ、ちょっと!おおお、俺を置いてくなって!」
この危なっかしい状況、速く逃げなきゃと思う相馬だったが手足は固定されて動けない
「だ、誰かたちけて!!」
キュピーン!
「へぇ?‐‐―」
相馬が助けを求めるも時すでに遅し
ボバァァァァァァン!
オーバーヒートによる爆発が発生し建物が全壊してしまった
「げほっ、げほっ…み、皆さん大丈夫ですか?」
「あっぁぁ、何とかな」
爆発の直前、逃げのびた全員が煙に噎せながらも無事を確認する
「そ、相馬は!?」
唯一取り残された相馬の安否を皆が心配する
しばらく黙々と煙が発ちこんでいた
「あっ、みんな見て!」
「「「「「っ?」」」」」
両備が指さす先には煙の中からこちらに向かって肩を貸し合わせながらやってくる人影が
「げほっげほっ…たくもう、なんだよお前ら全員こぞっておいてきやがって危うく死にかけたじゃねぇか!?」
煙の中から出てきた相馬が悪態を垂れ、それに何も言えない皆が苦い顔をする
「まぁ、あの状況だ。仕方あるまいて」
「でもよぉ?」
「「「「「「っ?」」」」」」
だが、その最中、相馬以外にもはっきりと聞きなれた声が聞こえる
それは相馬を支えている者が発していた
「も、もしかして?」
注意深く見るとその者が顔をあげる
するとかのじゃたちの目に映ったのはあの生体ロボットの体をし、顔は若干異なるがどことなく面影を感じさせる顔が
「そ、蒼馬くんなの?」
「あぁ、そうだ」
「…きゃわ~ん!」
「うわっと!?」
蒼馬だと分かった瞬間、両奈が嬉しそうに抱き着いた
「これどうなってんの?」
「ふっふっふっ~♪これはずばり、成功です!」
生体データはロボットの体にちゃんとインプットされたのだと部長は高らかだった
「これで念願の体を手に入れたね!」
「あぁ…いいもんだな。体があるというのは」グイグイッ
手をギュギュっとしながら体がある事に喜びを感じるのだった
ーおまけー
ペシン!ペシン!
「ひゃう~ん♪」
「ほら、もっと強くなけ!そんなんじゃもうご褒美はやらんぞ!」
「ひゃん、ダメダメ~両奈ちゃんもっとご褒美ほしいの~♪」
「ならもっとねだるようにいってみろ、ほらほら~?」
「…本当にこれでよかったのかこれ?」アセアセ
体を手に入れ、両奈と激しいSMプレイに興じる蒼馬にドン引きな相馬なのだった