俺の名前は葵蒼 よくあおいそう、あおいあおと間違えられるが葵蒼と書いてあおいしげると読む。そこそこ頭の良い大学に通う大学4年生だ。将来の夢は教師になって子どもたちと過ごし子どもたちを導くことだ。まあ去年卒業のはずだったんだけど実習で失敗してもう一年学校に行くことになった。いわゆる落ちこぼれ、落第生というやつだ。もう一年留まってその年を過ごす、留年というやつを経験した数少ない猛者だ。自らの欠点を補う為に出来うる限りの努力をしているというとカッコイイがようは書類の不備で落第したのだ。まあいまどき大学生の留年なんて珍しくないし俺の脳内情報だと大学生の実に23%が留年してるしー
まあ嘘なんだが…
そんな平凡?な俺だが1つだけある特殊能力・・・
いやそんな便利でよい代物じゃないな。言うなら欠陥があった。写真にビデオに映るとき姿が消えるのだ。身に着けている服や持ち物、影にいたるまで全てが映らなくなるのだ。なお消えるのはカメラなどの映像であって実際に透明人間になれるわけではない。なんちゃって能力なのだ。
だから女風呂を覗こうとすれば捕まるぞ。あれが許されるのはイケメンだけだ…
いやイケメンでも捕まるな。そもそもイケメンのリア充様はそんなことしなくても女に飢えてないだろ。
あれなんか心に黒い炎が・・・
オレがこの欠陥に気づいたのはリア充のまねして自撮りをしようとしたときに分かった。その時に周囲からクスクスと声が聞こえてきた。どうやらボッチで自撮りはNGだったらしい・・・
とにかくそういうわけで俺はこの欠陥を調べに調べた。この欠陥を使うにしても使わないにしても知っておいて損をすることはないからな。ネットで超能力について調べたり実際にカメラを使って撮ったり、コンビニのバイトで監視カメラで確認したりした。
その結果複数のカメラで撮影したりしても睡眠状態だったとしても映らないことが分かった。もちろんこのことは家族や恋人、友人にも話していない。家族関係も虐待や暴力を受けたことはないが特に仲が良いというわけでもない。友人もいないからだ。
なおここでいう友人がいないとは秘密を打ち明けられるような友人がいないのではなく友人と呼べる存在がいないということである・・・
ベツニサミシクナンテナインダカラネー
さて大学も終わったことだし今日もごみ掃除をしますか。休学しようか迷ったけどまあどうせほとんど学校行かないし掃除と兼用できるでしょ。
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人通りの少ない河川敷の近くで筋肉隆々ながたいのよい男と背は低く小柄なずる賢そうな男の2人組とと眼鏡をかけた顔や服に傷や泥があるひょろそうな体の男が話していた。
「おい!鈴木ぃ今日の友達料払ってねぇじゃねぇか。ささっと払えよ。」
「そ、そんなこと言ったってもうお金がないよ…」
「ああぁ?なかったら親の金パクってこいよ。財布から盗んで来いよ。」
「コンビニで強盗でもしてこいよ。ゴミ虫が」
「てっちゃんこいつにそんな度胸ないって」
「そうだな。だって生きてる価値ないゴミ虫鈴木だもんな。」
「おい鈴木ぃ全裸になれよ。」
そういって筋肉隆々な男古谷が鈴木の服を脱がせた。途中抵抗したら殴る蹴るの暴力を振るって全裸にさせた。
パシャパシャという機械音が響いた。
「はーいフルチン鈴木チーズ。」
「おい録画してやるからなんかしゃべれよ。」
「ッヒク、ッヒク
ひどいよ、どうしてこんなことするの・・・?僕がいったいなにをしたっていうんですか?」
そういって鈴木は泣いていた。
「あぁ?んなもんお前の顔がきめぇからに決まってるだろ。お前のようなゴミが同じクラスってだけでイライラんだよ。あとお前席が隣の夏帆ちゃんとしゃべってただろ?あれは俺がヤる予定の女なんだよ?なに気安くしゃべってんだよ?おいぃ?殺すぞ!」
「フルチンをボコボコにしてるnow。古谷VSフルチンwww」
そういって古谷が鈴木をボコボコニしていた。途中耐えきれなくなり倒れた鈴木を蹴り続けた。しばらくたったところで倒れた鈴木に唾を吐きかけながら古谷とてっちゃんが嗤っていた。
全身ボロボロの鈴木の髪をわしずかみにして小柄な男てっちゃんこと岩黒哲也が鈴木に話しかけていた。
「おい鈴木、誰にもチクるんじゃねぇぞ。何か言われても転んだって言え。もし誰かにチクったらお前の親の会社の前で暴れて失業させてやるからな?あと小学生の妹いたよな?兄の始末は妹がつけねぇとな?妹を死にたくなるまで無限にレイプしてやるからな?両親や妹だけじゃない。お前のジジイやババアも皆殺しにして家族をぐちゃぐちゃにしてやるからな?警察に言っても無駄だ。少年法って神な法律があるからな。すぐに出てきてお前の大切なもの全部壊してやる。覚悟しとけよ。」
そう言って掴んでいた髪を離した。
その光景を遠くから眺める男がいた。狂人葵だ。
「・・・想像通りのクズ野郎だな。見ているだけで吐き気が催す。さてどうするか。まずは尾行して住所を特定するか・・。」
それにしてもアニメとかマンガだとこういう時誰かが助けに入るのが王道なのに現実は非情だね…
この場合俺が主人公になるのかな?まあこんな平然と人を殺し、殺人を肯定するこんな奴が主人公なわけないか
俺の場合監視カメラに映らないのだから人から印象に残らないようにすればいい。そのためには尾行がばれないように動きが不自然にならないように気を付ける。それだけだ。確かに俺はアクシデントに弱い。だがそれを克服しようとは思わない。気を付けようとしても起こるのがアクシデントであって気をつけようがない。だからできるだけ自然にリラックスして俺がしようとしてるのは人を殺してその人の人生を終わらせるような仰々しいことではなくたまたま人の形をした人の言葉をしゃべる害虫を駆除しているだけ。だから構える必要も緊張する必要もない。ただ普段通りにする、それだけでよい。
おお、なんやかんや考えてるうちに標的の家についた。
えーっと・・・何ていうかでかいな。
3階建ての家も庭が学校の体育館くらいある家も壁がピンクの家も初めて見たぜ・・・
こんだけ金があるならいじめなんて馬鹿な真似はしないと思うんだけどな。若さゆえの過ち?それとも上流階級のストレス?まあどっちでもいいか。どうせ関係ないんだし
とにかく場所や配置はだいたい分かったから次はあのキン肉マン(悪)のほうも調べておくか。あと人気のないゴミ掃除の場所、地図で周辺の地理、特に警察署や交番を中心に
人気のない場所を何か所も見つけたしキン肉マン(笑)の家も分かった。なというか古くて小さい感じのアパートだった。とりあえず今日は帰って後日決行する。
俺は正義のヒーローでも何でもないただの狂人だ。
どんな理屈を並べようとやってることは犯罪だ。だからばれたら捕まりもするし裁かれる。俺自身悪人を殺すことを悪いとは思わないしやってることが正しくはないけど間違ってもいないものだと信じている。それにそれで救われてるやつもいると信じたい。
それに・・・
「ーだったらあいつらみんな殺してよ。ーを助けてよー」
「・・ーー、-----」
「そう・・・----。----しかないね。」
「-------さようならーーー」
あんな結末はもうたくさんだ。悪が得をして正義が損をする。頑張ったのに報われない世界なんて間違っている。だから僕がこの世界を変えてやる。捕まらずに慎重にそして後悔のないように俺は行動する。
そして
「僕が新世界の神になる」
狂人は進み始める。
例えそれが間違いで過ちで悪の所業だったとしても・・・
全国の鈴木様この物語はフィクションであり現実とは関係ありません
全国の古谷様この物語はフィクションであり現実とは関係ありません
全国の岩黒てっちゃん様この物語はフィクションであり…(以下略)
なお主人公は中二病デス
「僕が新世界の神になる」ドヤァ