仮面ライダーディケイド 二次元世界を渡る旅   作:放仮ごdz

7 / 9
相変わらずの昔に書いた作品です。あの頃は上手いと思っていたんですが…今からしたら黒歴史ですね。

ハヤテはちゃんとナギの執事です。


第七話 異世界の蒼き流星・・・VSネガ電王

シンオウ地方:ズイタウン

ディケイド・電王・ゴールドによる激闘がコトブキシティで行われているその頃…シルバーはトバリの隣町、ズイタウンでハヤテから事情を聞いていた。

 

「つまりお前は別世界の住人でこの世界に届け物しに来たが、俺たちがピンチだったのを見て助けてくれたと」

「ええ、まあそうですね」

「ったく。信じられない話だな」

 

シルバーはそう言いながら二時間前のことを思い出した。

 

 

二時間前のトバリシティ:シルバーside

≪メテオ・レディ?≫

「執事で仮面ライダーです。変身!」

 

そう言ってハヤテと名乗った青年は俺とゴールドが驚く中で、突如空から降り注いだ青い光に包まれ姿を変えた。光が晴れた時そこにいたのは、プラネタリウムのような黒いスーツで身を包み、右肩から斜めにつけられた透き通った水色の鎧、青い隕石を模ったマゼンタの複眼の仮面の戦士だった。その右手には三つのレバーがついたガントレットが装備されている。戦士は右の親指を自分に向け、名乗った。

 

「仮面ライダーメテオ。貴方の運命(さだめ)は僕が決める」

 

それを聞いたカメもどき(トータスイマジン)は驚き、慌てて構えた。

 

「貴様、電王か!?」

「いいえ、僕は仮面ライダーメテオです」

 

・・・俺とゴールドはこの状況をいまいち理解できていない。仮面ライダーとは、電王とは一体何なのか?コスプレにしてはレベルが高すぎる。するとメテオは一瞬でカメもどきの目の前に移動したかと思うと

 

「ホォワチャー!」

 

そう一声叫び、拳を打ち込んだ。俺はさっきみたいに効かないと思ったがカメもどきはよろよろと倒れこむ。何て威力だ。

 

「貴様、俺に何をした!」

 

その叫びと共にカメもどきはパンチを放つが、

 

ガシッ

「ふむ。どうやら硬いだけで攻撃力は低いようですね。はあ!」

どごっ!

 

なんとメテオは左手で受け止めそのまま右手でパンチを決めた。俺たちが負けていた相手にあそこまでの攻撃を決めるとは一体仮面ライダーとは何者なんだ?

 

「そろそろメインの時間ですよ」

「ぐふっ。何だと!?」

「ようするに、とどめです。僕にも用事があるので」

 

連続でパンチを決めた後そんな恐ろしい言葉を(仮面で見えないがおそらく)笑顔で言ったメテオはベルトのスイッチをオンにした。

 

≪メテオ・オン・レディ?≫

「終わりです」

 

そう言って天球儀?を回転させるとまばゆい光が天球儀?からあふれ出す。

 

≪メテオ・リミットブレイク!≫

 

電子音が鳴り響いた後、メテオの右足が流星のような青い光に包まれた。何をする気だ?

 

「馬鹿め。自分で言っただろう。俺の甲羅にはどんな技も効かないんだよ!」

 

そう言ってカメもどきは手足を甲羅にひっこめ高速回転し始める。まるでポケモンの技、高速スピンみたいだ。

 

「だからこれを使うんですよ」

 

そう言ったメテオは飛び上がる。それはカメもどきには想定外だったようで一瞬動きが止まる。

 

「ホワチャアアアア!」

「ぐおおお!?」

 

そこに空中で飛び蹴りの体制を作っていたメテオの飛び蹴りが炸裂した。まともに喰らったカメもどきは吹っ飛び爆散する。

 

「メテオストライク。決まりましたね」

 

その言葉と共にメテオは変身を加除し、ハヤテの姿に戻った。

 

「お前はいったい何者なんだ?」

 

俺は真っ先に尋ねる。隣を見てみるとゴールドも首を縦に振っていた。俺と同じ考えなのだろう。

 

「う~ん、教えてもいいですが、僕にも用事があるので…」

 

ハヤテはそう言うが何かを思いついたのか、ポンと手を打った。

 

「だったら門矢士という人を探してくれませんか。コトブキシティという所にいると思います」

「ゴールド、頼めるか」

「OKだぜ、シルバー」

「頼んだぞ」

「でしたらズイタウンに連れて来てください。できれば他の所有者も全員呼んでもらえませんか」

「何故だ?」

「…そこに会わなきゃいけない子がいるので」

「そうか分かった、では移動するぞ。クリスや先輩たち、ホウエンの所有者にも連絡しなきゃな」

 

俺はそう言ってポケギア(この世界の携帯電話みたいなもの)で連絡を取った。クリスたちは今ヨスガシティにいるらしく、ズイタウンに来いと伝えた。それと同時にゴールドは手持ちのマンタインに乗ってコトブキシティに向かった。

 

 

 

元の時間帯:ズイタウンの北

俺たちは話を終えズイタウンから北に向かった。ハヤテはそこにある喫茶店『カフェ・山小屋』に用があるらしい。名産品好きのゴールドも寄った店でミルタンクのミルクが最高らしい。入ってみると中々な店だった。ハヤテの執事服が目立っているらしく、俺は赤面した。そんな視線を気にしないハヤテは店員のメイドに何か話をして奥の席に向かう。俺も着いて行くとそこには、黒髪の頭に白いソフト帽をかぶっている探偵のような服装のミルクコーヒーを飲んでいる(俺と同い年くらいの)少年がいた。

 

「お待たせしました、テルさん」

「遅いですよハヤテさん。それより何の用で呼んだんですか?」

 

テルと呼ばれた少年はハヤテの知り合いらしい。テルは俺に気づきハヤテに尋ねる。

 

「ハヤテさん、こちらは?」

「ああ、テル君は知らないでしたっけ。彼の名はシルバーといって、ジョウト図鑑所有者の一人です。あっシルバーさん紹介しますね。彼の名は奈良山テル。僕の後輩です」

「後輩ってことはお前もか?」

 

俺がそう聞くとテルは懐から青いバックルを取り出して笑った。

 

「初めまして奈良山テルだ。探偵で、二人で一人の仮面ライダーでもある」

「二人で一人?」

「相棒は士さんに会いに行っています」

「士さんのところにですか。あ、それと今日君を呼んだのは・・」

 

そういってハヤテはカバンから深紅のUSBメモリらしきものを取り出し、テルに渡す。

 

「テル君。貴方にこれを」

「ハヤテさん、これってもしかして四つ目の・・・?」

「はい。パイレーツメモリっていうらしいです。僕はこれをフィリップさんから預かってきました」

 

フィリップという奴はしらんがそのメモリにすごい力があるのが何故かわかる。一体なんなんだ?

 

≪緊急ニュースをお伝えします。今朝、コトブキシティに謎の列車が現れ、続けて謎の怪人集団が現れて市民を襲った模様です。市民はクロガネシティやソノオタウンなどに避難しましたが、目撃情報によると一人の少年と仮面をつけた二人組が逃げ遅れた人々を助け、戦っているとのこと。一ヶ月前の事件(ギンガ団事件)と同じ最悪の事態ということで国際警察もコトブキに向かうとの…≫

 

するとそんなニュースがカフェのテレビに放送される。コトブキってゴールドが向かった場所じゃないか?

 

「俺、ミライの事が心配なので行ってきます!」

 

テルは焦った表情でここを出て行った。俺とハヤテも追いかけると、そこで見たのは白と黄色でカラーリングされたサイドカーに乗って走り去っていくテルの姿だった。

 

「僕たちも行きますよ」

「うん?」

 

そう言ってハヤテはさっきのスイッチ(メテオスイッチというらしい)を取り出しオンにし、語りかけるように喋り出す。今気づいたが通信機になっているみたいだ。

 

「あっ、お嬢様ですか。急で悪いですがキャッスルドランで送ってくれませんか。え、もう向かっている?さすがお嬢様です。お願いしますね」

「おいハヤテ。どこにかけたんだ?」

「それはですね」

 

そう言うハヤテの背景に城とドラゴンを合体したような生物が飛んできた。アレは一体・・・?

 

「僕のお嬢様にです」

 

笑顔のハヤテの後ろにドシン!と【それ】は降り立った。        

 

 

 

 

 

 

 

 

三人称side:コトブキシティ

場面変わってコトブキシティの戦いは終わろうとしていた。

 

「コウモリ野郎、くらいやがれ!」

 

電王はそう叫んでパスをベルトにもう一度セタッチする。

 

≪フルチャージ≫

「必殺、俺の必殺技パート2」

 

ベルトから剣先にフリーエネルギーがたまり、電王はデンガッシャーを上空に向けた。それを見たバットイマジンは空に逃げ出すが

 

「逃がすかああっ!やけくそバージョン!」

 

その叫びと共にデンガッシャーの刃の部分だけが外れフリーエネルギーの鎖で繋がり飛び回り、バットイマジンにダメージを与えると最後に一刀両断、爆散した。

 

「決まったぜ」

 

電王は嬉しそうにデンガッシャーを担いで満足そうに笑った。

 

 

「こっちも決めるか」

≪ファイナルアタックライド・ディディディディケイド≫

 

残り一体のモールイマジンを目前としたディケイドはとどめのカードを投入する。ちなみにハルヒは時間切れで元の世界に戻っている。

 

「はっ!」

 

そう叫んでディケイドは飛び上がり飛び蹴りの体制を作る。

 

「弟たちよ。すまない、仇は取れなかった」

 

号泣するモールイマジン。

 

「はあああああああっ!」

 

ディケイドはカードの幻影を通り号泣しているモールイマジンに飛び蹴り『ディメンションキック』を決める。泣いているというのに容赦なく。

 

「ひど―――――!」

 

そんな悲痛の声を出してモールイマジンは爆散した。

 

「俺を攻撃するからそういうことになる。ハルヒ、ありがとよ」

 

 

 

「バクたろう、決めるぜ。ブラストバーン!」

 

一方、ゴールドのその叫びと共にバクたろうは巨大な炎、ほのおタイプの究極技『ブラストバーン』を放ち、ショッカー軍団は全滅する。

 

「どうだこの野郎。うん?」

 

ゴールドはその時、その爆発の後ろに禍々しい模様の電王ソード―フォームがいてこちらにデンガッシャーガンモードの銃口を向けているのを見た。

 

「死にな、所有者。お前らは目障りだ」

≪フルチャージ≫

 

デンガッシャーにフリーエネルギーが溜まり撃ちだそうとされたその時

 

「おらあ!」

「せい!」

「ぐは!?」

 

電王とディケイドがそいつ・・・ネガ電王を切り裂き、フリーエネルギーの弾丸は明後日に飛びビルに炸裂した。

 

「無事か、ゴールド」

「おう士、何とかな。それよりもアイツはなんだよ?」

「アイツはネガ電王。電王の偽物で自称悪の軍団の首領だ」

「悪の軍団?マジかよ」

「ああ、マジだぜ。だけどアイツは前俺たちが倒したはずなんだがな」

 

電王が言う通り、ネガ電王=ネガタロスは電王とキバが力を合わせて倒したはずなのだ。するとネガ電王は自慢するようにふんぞり返る。

 

「俺様があんな攻撃(クライマックス刑事砲)で死ぬはずねえだろ。あの時ぎりぎりで脱出したんだ。それでも消えかかっていたがある人物が助けてくれてよ。この世界を俺の悪の軍団のものにすれば良い、てな。おらよ」

「「「ぐはっ!?」」」

 

ネガ電王の銃撃がゴールドたちを襲い、ディケイドと電王は変身が解けてしまう。

 

「とどめさしてやるぜ、所有者。ディケイドはこいつに任せるか。電王は最後にゆっくり殺してやるよ」

 

その言葉と同時に灰色のオーロラが出現し、そこから以前時を破壊しようとしていた電王の強敵で、ワニをモチーフとした銅色の戦士『仮面ライダー牙王』が出て来る。

 

「牙王だと!?」

「アイツも俺と同じである人物に蘇生してもらったんだよ。なあ、牙王」

「ああ。ディケイド、お前も俺が喰ってやる」

「喰われるわけにはいかないな」

 

士がそう皮肉ると同時に、テルの乗ったサイドカー『NEWハードボイルダー』がやって来て牙王を吹っ飛ばす。

 

「そうだぜ、士さん。ミライ行くぞ」

≪クライマックス!≫

 

その腰にはもうダブルドライバーが付けられており、リボルライナーの陰から出てきたミライの腰にもすでにダブルドライバーが付けられいる。

 

「やっと出番ですか。遅いですよテル」

≪サンダー!≫

「「変身!」」

≪サンダー・クライマックス≫

 

メロディーが鳴り響きテルはNEWダブルに変身、同時にゴールドを襲おうとしていたネガ電王を蹴り飛ばす。

 

「また仮面ライダーかよ?」

いい

ゴールドはやはり驚き、NEWダブルはネガ電王と牙王に向けてお決まりのポーズをして決め台詞を言い放つ。

 

「「さあ、クライマックスに/バチバチとお前らの罪を数えろ」」

「良いぜ。最初に言っておくがなあ、俺の強さは別格だ」

「だったらお前から喰ってやる」

 

ネガ電王と牙王は攻撃しようとしたが、上空から飛んで来た火球が炸裂、爆発する。

 

「今度はなんだ!?」

「あれは・・」

 

士がふと上空を見てみると、西洋の屋敷とドラゴンが合体した生物『キャッスルドラン』が飛んできていた。その頭上には三つの影が。

 

「無事かゴールド!」

「大丈夫ですか?皆さん」

 

それはシルバーとハヤテ、そして

 

「ふん。無事のようだな、士は」

「素直じゃねえな、ナギは」

「うるさいギバット」

 

黄金のキバが立っていた。




ゴールドキバとNEWダブル、僕が初期に考えたオリライダー総登場。ついでに電王の強敵であるネガ電王と牙王も。次回はさらに強敵が。こんな駄文ですみません。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。