学園一の美少女達は何故かヤンデレで学園一のイケメン達に何故か兄と呼ばれる件について   作:白黒モンブラン

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思い付きです。
戦闘描写とかないから、少し楽だと思いたい。

取りあえずよろしくお願いいたします。



新幡君と美少女とオタク

春が散るこの頃。

親の転勤で田舎から都会に引っ越してきて早二か月。

これから世話になる高校の教室で新参者の俺 新幡 峻はクラスの皆の前で立っていた。

え?それだけかって?

仕方ないだろ、あんまり前置きが長いとネタが尽きるんだよ。察してやれ。

まぁそんなことは置いておき、だ…。

 

―――これは想定していなかったな…

 

このクラスのイケメンと美少女率、妙に多くね?

どうしたらこんなクラスになるんだよ?意図して狙ってるとしか思えねぇぞ。

あんまりにも濃すぎるクラスでやっていける自信なんざほぼ皆無に等しいんですがねぇ…。

てかなんかのギャルゲーか何かしか思えねぇよ。

 

「今日から同じクラスになる新幡だ。皆仲良くするんだぞ」

 

俺の横で担任はそう言ってるが…いやいや、無理ですって。

こういうのは似た者同士で仲良くするのが当たり前になってるんだよ。

こんな普通野郎に関わる奴が居ると思いますかね、先生。

言っていて悲しくなってきた。もうヤダ、お家帰りたい。

 

「新幡、挨拶を」

 

「あ、はい」

 

挨拶ってねぇ…。

特に目立ちたい訳じゃないし、適当に言うか。

俺は目指すのは平穏な高校生活だし。

新幡 峻は静かに暮らしたいってか? …何言ってんだろう、俺。

 

「新幡 峻です、宜しく。田舎から引っ越してきたので、今の環境に少し戸惑ってますが、何とか慣れようと思います。どうぞ宜しく」

 

「なんか、普通だなぁ…。ここはビシッと皆に印象付けないと」

 

普通のどこが悪いんだ、普通の。

シンプル イズ ベストって言うでしょ。

だから俺は悪くない。

 

「まぁいいか。新幡の席はそこだ」

 

担任が指さす方向。

そこは窓際の最後の席。

前の高校でも同じ場所だったな。

俺としてはベストポジションだし、何より目立つ事がない。

最高の場所だ。これなら堂々と寝れる。

 

…と思っていた時期が僕にもありました。

 

「学校の事とかは隣の席の上宮に聞いてくれ。ほら、あいつだ」

 

俺の隣の人…は?

何か同じ同世代とは思えない女子が居るんですが?

もしかしてあの人が上宮さん?

色々とやばいのですが?

てか来るとこ間違えてません?絶対あの人大学生でしょ。まさか…年齢詐称?(適当)

容姿端麗、出てるとこは出てるし、雰囲気が確実にお姉さん。

一言で言えばエロい。このクラスの男子、良く耐えられるな…尊敬するわ。

てか先生、普通は男子に任せるもんじゃないですかね? え、確定事項?そっすか…。

 

 

 

 

 

先生に指定された席に着き、ホームルームが終わる。

少しだけ時間が空き、各々が隣の奴や近くの奴と話し始める。

こんな時、俺は何してったけ…?

そんな事を考えていると…

 

「新幡君だったかしら?」

 

うえみやさん が はなしかけてきた!

 

いやいや、待てよ。

何でいきなりRPGみたいな感じになるの?

いつからファンタジー世界になってる訳よ。

 

「そうだけど…えっと上宮…さんで良いんだよな?」

 

「ええ、そうよ。私は上宮 渚。宜しく新幡君」

 

「こちらこそ。てかなんか悪いな、新参者の面倒なんか任せて」

 

別段誰でも良かった訳だし、態々上宮に任せる必要もないのに。

え?何でかって? 上宮みたいな奴には人が集まるんだよ。良くも悪かれだが。

単純に仲が良い奴もいるだろうが、自身の強さ誇示の為に近寄ってくる奴とか。

まぁ憶測に過ぎないけどな。

 

「ふふっ、優しいのね。でも気にしないで?私基本的に暇だから」

 

「そうなのか?」

 

「ええ。だから大丈夫よ」

 

そう微笑む上宮。

本人がそう言うのならそうなのだろう。

そう思いつつ、俺は一限目の準備を始めるのだった。

しかしだ。

さっきから周りがジロジロ見てきている様な気がするんだが、気のせいかと思いたい。 …気のせいだよな?

 

 

 

 

 

 

 

 

「ああ~…疲れた…」

 

昼休みに入って早々体が痛い。

こっちに引っ越してからというものの、生活必需品とかそろっていたし、二か月間家でゴロゴロするか、自宅周辺の散策ぐらいしかしてなかったから、学校の環境に体が本調子じゃない。

直ぐに慣れると思うが…今日はしんどくなりそうだ。

てかもう昼休みか…飯どうすっかな?

購買にでも言って…あ~、場所知らねぇんだった。

上宮に聞くか、今隣にいるし。

 

「なぁ、上宮さん。購買ってどこにあるんだ?」

 

「購買ね、教室近くの階段を下りたすぐそばにあるわ。もしかしてお昼ご飯でも買いに行くのかしら?」

 

「ああ。弁当の準備をすっかり失念していてな。適当にパンとかで済まそうかと」

 

親が共働きで、基本食事関連は自分でこなす。

しかし昨日は食材を買い忘れていたせいもあって、弁当の準備を失念していた。

二か月怠けていたせいかなぁ…、歳かなぁ…な訳ないか。

 

「そう。なら一緒に行きましょ。言葉だけじゃ分からないとこもあると思うから」

 

「良いのか?」

 

「ええ、問題ないわ。折角だし購買でパンを買ったらお昼一緒にしましょ?こうして新幡君と仲良くなれたのも、何かの縁だし。良いわよね?」

 

まぁ断る理由はないんだが…何だかなぁ…。

前の高校じゃ昼は男と一緒だったし、こういうのは慣れてねぇんだよな…。

てか女子と飯なんて一度もねぇんだが…。多分生まれて初めてじゃね?

 

「まぁ構わねぇが…。ほんとに良いのか?後からお友達にあいつだれ?とか聞かれても知らねぇぞ?」

 

「心配しなくても大丈夫よ。そういう人いないから。さ、行きましょう」

 

「お、おう」

 

思いっきり重たい発言が飛び出た気がするんですが。

捉え方によれば、私に友達なんていないと言っているもんなんだが。

一人をあえて望むか、それとも…。

…いや余計な詮索はやめておこう。誰かが手を差し伸べても最後は自分が決めなきゃならない。

まぁ本人がそれを解決する気があるか、どうかにもよるが…。

 

「新幡君?」

 

「ああ、悪い。んじゃ案内頼む」

 

「任せて」

 

その姿からしてそう思わせない辺りを踏まえると、既に諦めているのか、あるいは…。

はぁっ…性格なのかね。自身のお人よしもいい加減、度が過ぎているのも理解してるんだが、どうもなぁ…。

自然と流れが変われば楽なんだが~……ねぇよなぁ…。

 

 

 

 

「そう、新幡君は今は一人暮らしなのね」

 

購買でパンをいくつか買い、教室で上宮と飯を一緒にしていた。

適当にこっちに引っ越してきた話などを話していた。

え?そこは屋上じゃないのかって?…別にどこでも良くね?

 

「ああ。両親二人とも転勤になってな。本来なら俺が残り、二人がそっちに行く話もあったんだが…」

 

「だが?」

 

「どうも今いる場所からだと都合が悪いみたいでな。特に交通面が」

 

「バスとかは走ってないのかしら?」

 

「あるっちゃある。けど本数が少ない。前の仕事場なら時間を合わせられるんだが、転勤先だと時間が合わせられないらしいんだ。なら全員引っ越そうとなった訳だ」

 

「実家を離れて一人暮らしというのはよくある話だけど、新幡君の場合は何となく珍しい気がするわ」

 

「かもな」

 

適当に返事を返し、少しだけ周りを見る。

相変わらず周りがチラチラと見てきている。

どうやらそれは俺にじゃなく、上宮に向いているみたいだが…。

こいつ、このクラスじゃ浮いた存在なのか?

にしては違う気がするが…。

う~ん…少し動いてみるか。

さっきから話しかけてきそうなやつがいる訳だし。

 

「わりぃ、少し手洗いに行ってくる。教室を出たすぐそこだよな?」

 

「ええ、そうよ」

 

「分かった。ありがとな」

 

席を立ち、教室を出る。

そのままトイレに向かい、用を足す。

そこに一人の男が入ってきた。

体格は少しだけ大きく、少し肥満体質に眼鏡。

 

「あの上宮氏とあそこまで仲良くなれるとは新幡殿はチャレンジャーですな」

 

「やっぱり釣れた。離れたら来ると思っていた」

 

「え、拙者、掘られるの!? まさか新幡殿はそういう…」

 

「馬鹿か。どうみたらそうなる。そんな趣味なんざねぇよ。で、おたくは誰?さっきから離しかけてきそうで、かけてこないアンタは」

 

「おっと失礼した。拙者は太田原 佐助と申す。皆から「オタク」と呼ばれているでござるよ」

 

「まんまじゃねぇか」

 

その口調からしてそうだと思っていたがな。

前の高校にもいたなぁ、こういうタイプの奴。

何故か嫌いになれなかったが。

 

「知っていると思うが新幡 峻だ。所でさっきの話どういう意味だ?」

 

「ん?何がでござるか?」

 

「あの上宮と仲良くなれるとは、だよ。あいつ、クラスで浮いてんのか?」

 

「いやいや、それはないでござるよ。只…」

 

「ただ?」

 

「高嶺の花という奴ですな。近寄りがたい雰囲気があるでござろう?」

 

近寄りがたい雰囲気ね…。

そういうのはあまり感じなかったが。

おそらくだがそれは男の目線から見た話だろう。

 

「男からしたら、な。女子から少なくとも恨み買ってんじゃねぇのか?それも相手が勝手に」

 

「良く分かったでござるな? 上宮氏は何もしていない故、周りが単純に嫉妬しているだけでござるよ」

 

「やはりか…」

 

この手のは放置に限る。

態々相手なんかしていると余計にめんどくさくなるだけ。

上宮はそれを知っているから、あんな風にしているのだろう。

 

「話は大体わかった。んじゃ、戻るぞ、太田原」

 

「む、承知した。それよりも新幡殿?」

 

「何だ?」

 

「新幡殿は好きなゲームとかあるでござるか?」

 

「好きなゲームか…ガンダムかアーマードコア」

 

「!! 拙者もやっているでござるよ、アーマードコア!何ら後で語るでござるよ」

 

「構わねぇぞ。放課後で良いか?」

 

「やっりぃぃぃぃ! やった!共通の話題が出来る友が出来たでござるよ!」

 

「ははっ、そりゃよかったな。取りあえず宜しくな」

 

ホントこういうタイプは嫌いになれねぇんだよな。

話は面白いし、何より退屈しない。

 

どうやら出だしは良い感じみたいだな。

さてさてこの先どうなるのやらか…少しだけ楽しみしておくかね。

 




取りあえずここまで。
どうやってヤンデレ描写入れるかな…?
色々資料をあさるとしよう。
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