今日も僕は耳を澄ませる。
なのはに付けた盗聴器からは服が擦れる音が聞こえてくる。
夜も遅い時間だ。おそらく着替えているのだろう。
いかん、想像しちゃった。
鼻から愛が……。
!!
空気が変わったのを感じる。
ちょっと世界がずれたような感覚。
間違いない……結界だ。
なのはも感じ取ったようで、風を切る音が聞こえる。
そのまま戦闘に入ったようだ。
激しくぶつかり合う音が聞こえてくる。
でも……音だけだとよく状況がわからない。
優性なのか互角なのか、それとも劣性なのか。
こんな時、盗聴ということが少しもどかしく感じる。
まあ、こんなことを言ってても変わらない。
今は、いざという時に助けに行けれるよう。
集中して聞いておこう。
「カートリッジロード」
この言葉を敵の(おそらく)少女が口にした時からだった。
その時、その瞬間からなのはのやられる音しか聞こえなくなった。
だけど、僕の頭は別のことでいっぱいだった。
カートリッジ?何だそれは。
ふと、手元の蛍光ペンを見る。
『カートリッジ式蛍光ペン』
このペンにはそう書いてある。
おいおい、いつから魔導師は蛍光ペンを読み込んで戦うようになったんだ?
※古代ベルカ、つまりかなり昔からです。
そんなことを考えてるとなのはがやられたような音が聞こえた。
だが、今の俺は落ち着いてる。
吸血鬼の鼻が告げている。
この血の匂い、フェレットとなのはの親友だ。
復讐ならいつでもできる。
とりあえず、なのはの命は保障された。
安心していいだろう。
俺がやるべきことは二つ。
一つは、事件について調べること。
もう一つは、なのはと戦った奴の名前を覚えて、将来ボコることだ。
耳を澄ませて聞いてると、なのはと戦った奴の名前はヴィータと言うようだ。彼女の仲間たちが、彼女をそう呼んでいた。
にしてもvita。なのはよ。お前はソニーとでも戦ってるのか?
もしかして敵にポータブルとかいるのか?
でもそれなら納得できる。
確かにvitaはカートリッジ式だ。
ソフトを読み込んでたのか……。
今度の敵はソフトを読み込むとそのソフトの主人公並みの強さになれるとか?
ディスガイアとか読み込まれたら死ぬぞ。
普通の攻撃でスターライトブレイカーを上回るだろうからな。
まあ、どっちにしろヴィータとやらは俺が殺す……!!
ギャグになった気がしない。
それと、たぶんあと5,6話でA'S終わります。
え?展開早い?それが俺クオリティ。
……実際はストーリーに厚みを持たせるだけの腕がないんだけどね。
次回もよろしくお願いします。