長名 なじみ。
一人称がどちらも、ボクのボクっ娘。
双方、不明点が多い。
スキルを持つ安心院さんと恐らくアブノーマルと見られるコミュ力を持つ長名。
これより、長名なじみは安心院さんの端末の一体であり、悪平等の一端であると考えられる。
___『ガバ理論 序』より。
私立伊旦高校。県内でも有数の進学校...であるけれど、なんと試験は面接だけ。(実際は体面上で筆記もあるらしいけれど)まぁ、ともかく。合格基準はズバリ「個性」
「なら、7932兆1354億4152万3222個の
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「あ、古見さん。おはようございます」
《おはようございます》
綺麗なノートに、綺麗に書かれた挨拶。彼女は
「あ、聞きました?なんでも転校生が来ると_____」
「なんだってぇぇぇぇ!?」
机の面がものすごい勢いで僕の顔にぶつかる。もちろん、痛い。この原因は考えられるのはアイツしかいない...!!
「なじみ!!いい加減になぁ!」
「そんなことはどうでもいい!どういうことだい!?只野くん!!なんで転校生のことを黙ってるんだ!君とボクの仲だろ!?まさか、ボクの体だけが目当てで...!!」
「うるさい、やかましい」
そんなこんなで、彼女(?)は幼馴染の長名 なじみ。いや、僕だけじゃない。親の転勤という理由、加えて強烈なコミュ力...!!その為にあらゆる人の幼馴染...そして、性別不明!言動不一致!ついでに虚言癖!!信用ならない奴が、このなじみだ。
「どうせ、お前の幼馴染じゃないのか?」
「只野くん....それがね、今回はボクでさえ知らない人だ」
「知らない?忘れてるだけだろ?」
「それなら、まぁ有り得なくもないけど。というか、ボクも転校生が来るって言うのは知ってた。でもね、ボクはおろか、《ボクの幼馴染》でさえ誰も知らなかった...って言えば事の大きさがわかるかな?」
「な、なんだって!?」
《どういうことですか?》
袖をちょいちょいと引っ張られ、ノートを古味さんから見せられる。
「あ、スイマセン。置いてきぼりにしちゃって...」
《いいですよ。それより、長名さんの幼馴染じゃないと、何がいけないんでしょうか?》
「そうですね、そこです。なじみはこの学校の生徒全員と幼馴染です。それは古見さんも含まれます」
《昔会ったことがあるのは覚えています》
「昔の話は止そうよ、只野くん....」
「まだトラウマなのか?まぁ、ともかくです....そんな凄まじく広い交友関係を持つコイツが知らないことも、コイツの幼馴染の誰か一人が知ってる。そう思いませんか?」
《そうですね。じゃあ、転校生というのは一体?》
「それは、僕から言おうか?」
「うおあ!?」
「うわ!?只野くんが盛大にスっこけた!写真撮らなきゃ!!」
突如僕の背後で聞こえた声に驚いてひっくり返してしまった。あぁ、なじみがそんな僕を撮っているのが聞こえる....古見さんもそんな心配そうに見ないでください、僕は大丈夫です...それと、ウチの高校とは違う制服の....
「誰!?」
「わー、やっぱり只野くんは普通だね....」
「やー、その噂の謎の転校生が僕だよ!
「あ、安心院さん?」
僕、