らき☆すた〜変わる日常、異世界冒険ウィザードリィ5の世界〜 作:ガイアード
異世界からの来訪者!仲間に加わる異旋律
連戦を制し、1階でのアイテム探索もほぼ終え、新たな武器も手に入れて、俺達はいよいよ更に次の階へと向かう為に心構えを新たにした。
意気揚々と、ダンジョンへと向かう準備を進めて行く俺達だったが、ここに新たに異世界からの訪問者と邂逅するというその事に、俺達の誰もが気付かずにいた。
とにかく、俺達は探索パーティを編成し、ダンジョンの入り口までやってきていたのだった。
今回のパーティは、俺、かがみ、龍兄、こなた、あやの、みゆきの6人だ。
みさおとつかさには今回は留守番をしておいてもらう事となった。
「さあて、いよいよ2階への探索も始めるぞ?俺達が元の世界に帰るために更に先へと進まないとな。」
俺の言葉に皆も頷いて
「そうね・・・でも、緊張するわね。今の私たちで戦えるのかもちょっとだけ不安だわ・・・。」
「なあに、心配はいらないさ。皆で力を合わせて乗り切っていく、それだけだからな。」
「とりあえず、無理はしないようにして行こうよ。慌ててもいい事ないからさ。」
「そうね。危なくなったらすぐに戻りましょ。それが生き残る事にもきっと繋がるわ。」
「頑張りましょう。まだまだ私達のするべき事はたくさんあるのですから。」
と言う皆に俺も頷くと、俺は
「そうだな。とにかく頑張るしかない。よし、それじゃ気を取り直して行くぞ?皆気を引き締めてな?」
そう言ってダンジョンに降りていく。
そんな俺の言葉に皆も頷き、俺の後に続いて皆もダンジョンへと降りてきた。
一度キャンプをして再度自分達の装備品等を確認している時、通路の奥から悲鳴と共に誰かが飛び出して来た。
「くっ!!こっちにこないでくださいな!!」
その声に俺達は一斉に振り向き、そして、俺達は顔を見合わせて頷きあうと、その声の主を助ける為に走り出したのだった。
そして、俺達は素早く戦闘陣形を整えると、それぞれの行動に移った。
相手はスティレット4匹とアコライト3匹。
俺は素早くアコライトを狙って剣を抜きながら突っ込んでいく。
かがみと龍兄も俺に続いて走りこんだ。
「うおおっ、食らえ!!」ズバッ!!
と、袈裟斬りに剣を振り下ろす俺。
「ええいっ!!」ビシュッ!!
かがみもまた相手の側面へと回り込みつつ横薙ぎに剣を振るう。
「そりゃっ!!」ドシュッ!!
龍兄も一瞬で相手との間合いを詰めると、相手の急所へと剣を突き入れた。
次々に俺達の斬撃がアコライトを捉える。
その攻撃になすすべもなく次々と倒れていくアコライト。
そして、その後ろでは・・・・・・。
「もらった!!」ビシュビシュッ!!ドカッドカカッ!!
とクロスボウを放つこなた。
「えーい!!」ゴスッ!!
目の前に迫ったスティレットにメイスを振り下ろすあやの。
「行きます!メリト!!」キュキュキュンッ!!ドドンッ!!
と、仕上げに魔法を叩き込むみゆき。
こなたたちはそれぞれにスティレットに攻撃を仕掛け、全てを仕留めていた。
もはやこの程度の相手では今の俺達にとっては敵ではなくなっていたため、簡単に処理する事が出来た。
そして、俺達の後ろでへたり込む人に俺は剣を鞘に収めながら声をかけたのだった。
「大丈夫か?怪我はないか?」
そう声をかけると、その人は俺達を見て怪訝な表情を見せつつも、緊張した表情をゆるめつつ、その人は俺に
「一応、お礼は言わせていただきますわ。ありがとうございます。あなた方はお強いのですのね?私が組んだ方々とはどうやら実力はかなり違うようですわね?」
そう言いつつ、その人は被っていたフードを外した。
そして、その姿を見たこなたは驚いて思わず
「あ!?ねえ!!ひょっとして白井黒子?」
そう問い掛けるこなたに、俺とかがみもまた、驚きつつその顔を見ると、こなたの言うとおり、その人は小説やアニメの中のあの人、白井黒子その人だった。
白井さんはこなたを見て
「あなた方は私の事をご存じですの?」
と言う白井さんにこなたは目を輝かせて頷き、俺とかがみもまた、おそるおそるではあったが、頷いたのだった。
黒子side
ジャッジメントの仕事の最中、能力を使用している時に何が起きたのか、私は気付いたら見たことのない世界へと1人飛ばされてしまったようだった。
そうだと気付いたのは、見たことのない町並みと、見た事のない人達、そして、あまりにも旧式と言える武装をしている人達の姿が多く見受けられた事、そして、町の人達が口をそろえて噂をしている、魔女ソーンとゲートキーパーの名前を聞いた時、元の世界においてそのような名前など存在しない事が、この世界が異世界であるというその確信へと繋がった。
私は困惑しつつも、この世界の事に関する情報を集めるべく奔走した。
散々に元の世界へと帰るための情報を探した私だったが、結局有力な手掛かりを見つけられなかった私は、いちるの望みを託してこの世界に存在するというダンジョンの探索をする為にギルガメッシュの酒場で仲間を募った。
そして、ダンジョン探索に乗り出したものの、私の入ったパーティの実力は明らかに不足しており、結果、パーティはダンジョン内でほぼ全滅に近い状況に陥り、その中で一人生き残った私はダンジョンの出口へと逃げ帰る途中に敵と遭遇してしまい、敵から逃げ回っていた所に私を助けてくれたパーティの一団に出会ったのだった。
パーティのリーダーらしき殿方が敵を掃討した後、私に駆け寄り、「大丈夫か?怪我はないか?」と声をかけてくれたので、私はその殿方にお礼を言いつつ、被っていたフードを外した時、メンバーの1人らしい小柄な背丈で蒼い髪の女の子が私の顔を見て、「あ!?ねえ!!ひょっとして、白井黒子?」と私の名前を言ったことに驚きつつ、「あなた方は私の事をご存知ですの?」と先程の女の子に問い掛けると、その子と共に、リーダーらしき殿方とその横に控えていた紫の髪の私と同じようなツインテールの女性が神妙な表情で頷いたのを見て、私は驚いたのだった。
私はその方々に、私の事を知っている理由について尋ねてみた。
「それで、あなた方が私の事を知っていると言う事ですが、その理由についてお伺いしたいのですけど?」
そう質問を投げかけると、殿方とその女性は少し考え込んでいるようでしたが、蒼い髪の女の子がそんな私を見て口を開きかけた時、殿方がその女の子に慌てて声をかけたようだった。
「待て、こなた。この場で話すのは安全面的にも問題がある。一端冒険者の宿まで戻ろう。えっと、白井さん。君さえ良ければ事情を説明したいから一緒に来てくれるかな?皆。すまないけど、一度戻るよ?」
そう言うと、蒼い髪の女の子もその殿方の提案に頷いて
「わかったよ、慶一君。それじゃ白井さん、一緒に来てくれる?」
という蒼い髪の女の子の言葉に私は、その殿方の名前が私と同じような日本人のような名前である事に内心驚いていたのだけど、ここは事情を聞くのが一番だと思った私は
「わかりましたわ。どんなお話が聞けるのかが楽しみですわね。それでは・・・ええと・・・慶一さん、でしたかしら?私をその冒険者の宿へと案内してくださいな。」
先程蒼い髪の女の子に”慶一”と呼ばれた殿方にそう言うと、”慶一”さんは頷いて
「わかった。それじゃ俺達の側を離れないようについてきて?それじゃ皆、行こう。」
と言う慶一さんの声に廻りの皆さんも頷くと、皆さんは私を守るような陣形を取りつつ、ダンジョンの出口まで連れ行ってくれた。
そして、無事ダンジョンの外へと脱出し、私達は”慶一”さんの言う、冒険者の宿へと案内されたのだった。
慶一side
これからダンジョンの2階へと挑戦しようとしていた矢先、俺達は1人、通路の奥から逃げてくる女の子を助ける事になった。
俺達に助けられた事のお礼を言いながら、つけていたローブのフードを取って俺達に顔を見せてくれた子の姿を見て、こなたと俺とかがみは驚いたのだった。
何故ならその子は俺達もよく知る、俺達の世界でアニメや小説となっているあの作品に出ている女の子だからだった。
とりあえず、俺達に自分ことを知っている理由を聞きたいと言ってきたその子に俺は、この場所ではゆっくりと話をする事も出来なそうだと思ったので、一度、冒険者の宿へと戻る事にした。
そして、冒険者の宿についた時、俺達がやけに早く戻って来た事に首を傾げつつも出迎えてくれるつかさとみさおに、さっき起こった出来事を話してから俺はその子を伴い、部屋へと案内した。
そして、その子を部屋のテーブルの所に座らせると、俺は改めてその子に事情を説明し始めた。
「そこに座ってリラックスしてくれ。それじゃ改めて。俺は森村慶一。君も何となく気付いたとは思うけど、俺達もまた、この世界の人間じゃない。」
と言うきっかけが始まりで、他の皆もそれぞれに白井さんに自己紹介をしていく。
「私は泉こなた。こなたって呼んでよ。」
「私は柊かがみ。呼びやすいように呼んでくれていいわ。」
「わたしは柊つかさだよ?かがみおねえちゃんとは双子なの。」
「私は高良みゆきといいます。どうぞお見知りおきを。」
「私は日下部みさお。まあ、好きなようによんでくれ。」
「私は峰岸あやの。私も呼びやすい呼び方で構わないわ。」
「俺は龍神龍也だ。そこの慶一とは義兄弟間柄だ。俺が兄で、慶一が弟って訳だ。」
と言う俺達の自己紹介を聞いて、白井さんも
「丁寧な自己紹介、痛み入りますわ。改めまして、私は白井黒子と申します。ところで慶一さん、でしたわね?先程あなたがおっしゃられた事ですが、あなた方もこの世界の人間ではない、そうおっしゃっていましたわね?確かにあなた方は私がこの世界で知った方々とは雰囲気がまるで違っているのはわかりましたわ。ですが、俺達もまた、という部分が気になりましたの。先程の言葉はどういう意味なんですの?」
そう聞いてくる白井さんに俺は頷きつつ
「うん。それが、俺達が君の事を知っている理由でもあるんだ。何故なら君もまた、俺達と同じように異世界からこの世界に連れてこられた来訪者らしいからね。」
そう説明すると、白井さんはその言葉に首を傾げつつ
「異世界、ですの?私もそうだと今おっしゃられていましたわね?あなた方も、なんですの?」
その言葉に俺は頷いて
「そうだよ。俺達もまた、俺達のいた世界から何の偶然かこの世界へと連れてこられたんだ。そして、こなたや俺やかがみが君を知っていたのは、君が俺達の世界ではアニメや小説に出てくる物語の登場人物の1人だったからさ。」
そう言うと、白井さんはその言葉に驚きの表情を見せながら
「わ、私があなた方の世界でのアニメや小説に出てくる登場人物なんですの?そ、そんな事が本当にありえますの?」
その言葉に俺も苦笑しつつ
「本来ならありえない事、なんだろうけどね・・・はからずも俺達はとある科学者の理論を身をもって体験する事になったらしい。世界は無数に存在するという、パラレルワールドのね。恐らくはこの世界も、君の世界も俺達の世界も俺達が気付かないだけで今みたいに存在していたのかもしれない。そして、今回、何らかの偶然で俺達はそれぞれの世界からこの世界へと集まる事となった。という事みたいだね。」
そう説明すると、白井さんはまだ納得しきれないと言う表情をしていたが、俺に顔を向けると
「あなたのおっしゃる事は一応は理解しましたわ。ですが、私はあなた方のいる世界というものを知りませんわ。それなのにあなた方は私の事を知っていた。こちらはどういう解釈をなさっていますの?」
その言葉に俺も苦笑しつつ
「それは、恐らくだけど、そちらに俺達の世界の事に関する物がなかったか、あるいは俺達の世界に関する物があっても白井さんがそれを目にする機会がなかったから、と言う可能性もあるかもしれない。そして、俺達はたまたま君の世界に関するアニメや小説を目にする機会があって、それを知った。という事じゃないかな?って思ってる。上手く説明ができないんだけどね。ともあれ、俺達が君の事、そして君の世界の事を知っているその証拠を君に話すよ。まずは・・・・・・・・・・・・で、君たちの周りにいる人達だけど・・・・・・・・・という人達がいるよね?そして、その世界で起こった事件等だけど・・・・・・・・・・・・で間違いないかな?」
と俺は、作品を読んだときに得た知識や人物名を白井さんに話す。
白井さんは俺のあまりにも自分の世界の事情に詳しすぎる事に終始驚きっぱなしだった。
そして、散々に話した末に
「・・・なるほど、わかりましたわ。確かにあなたは私たちしか知らない、私たちの世界で起きた様々な出来事等も知りすぎていますわ。これは本当にあなたの言うことを信用するしかないみたいですわね・・・。」
どうやら白井さんは俺達の話す事を信用してくれたようだった。
しばらくの間、考えに没頭していて黙りこんでいた白井さんだったが、ふいに俺に
「慶一さん。あなたにお聞きしたい事がありますわ。あなた方は、元の世界へと帰るためにこの世界でその手掛かりとなる情報を集められましたの?」
そう聞いて来たので、俺は少し困惑の表情をしつつ
「うん。俺達は元の世界に帰るためにこの世界である程度の情報は集めたよ。そして、俺達なりにその為の方法を試してみようとしている。けど、その方法が確実かどうかは俺にもまだ確信を持って言うことはできないんだ。」
そう言うと、また白井さんは短く「そうですの・・・。」といった後、再び考え込み始めた。
そして、また白井さんは俺のほうに顔を向けると
「慶一さん、あなた方は、私が最後に元の世界に戻る為の手掛かりを探そうと潜ったダンジョンにいましたわよね?という事は、あなた方もあのダンジョンに何らかの答えがあるかもしれない、そう思っている、そう解釈してもいいんですのね?」
と言う白井さんに俺は頷いて
「まあね。だけど、さっきも言ったようにこの方法が確実かどうかははっきりとは言えない。けど、他に選択肢もない事も事実でもあるね。」
俺の言葉に白井さんはしばし沈黙していたが、やがて意を決した表情で俺に
「慶一さん、お願いがありますの。」
そう言う白井さんに俺は「お願い?」と短く聞き返すと、白井さんはコクリと頷いて
「ええ。あなた方さえ迷惑でなかったら、私をあなた方のパーティに加えていただけません?私から見ても、あなた方の方が頼りがいもありそうですし、他に私を知る方がこの世界にいる可能性は少ないですわ。ならば、私の事を知るあなた方と共に行動する方がずっと良い、そう思いましたの。それに、あなた方のように私の事を知っている方と出会えた事に何らかの意味があるような、そんな気がしますの。」
その言葉に俺は頷いて
「俺は構わないよ。君さえ良ければね。それに、同じ目的があるなら、協力しあうほうがいいだろうしね。」
と、俺が言うと、こなた達も
「賛成ー!白井さんさえ良かったら一緒に頑張ろうよ。」
「まあ、仲間は多い方がいいかもね。私も賛成よ?」
「わたしも賛成~。」
「私も賛成です。白井さん、一緒に頑張りましょう。」
「私も構わないゼ?賑やかになって楽しいじゃん。」
「私も賛成。一緒に頑張ってお互いの世界へと戻りましょ?」
「及ばずながら俺も力にならせてもらおう。安心してくれ。」
そう言う皆を見て俺は白井さんに向き直って
「だ、そうだよ?白井さん、一緒に頑張ってみるかい?」
と言う俺の言葉に白井さんは嬉しそうに頷くと
「ありがとうございます。皆さん、よろしくお願い致しますわ。」
と言う白井さんに俺達も力強く頷いて応える。
かくして俺達は思いがけず、俺達以外の異世界人との共闘をし、お互いにこの世界からの脱出を図る事となったのだった。
ちなみにあの後、俺達の年齢を聞いた白井さんは、自分の呼び方を名前で呼んでも構わないと言うと共に、かがみやみゆき、あやのらを、あのアニメの時同様に”お姉さま”と呼ぶようになった。
俺は、生でその様子が見れた事が夢のようにも思いつつも、俺や龍兄は上条さんのようにはどうやら嫌われてはいない感じだな、と言うのが感じられたが、その時ほどに上条さんは本当に不幸なのかもしれない、と改めて思う俺とこなたとかがみだった。
その後は、黒子の職業を尋ねた所、みゆきと同じような魔法使いである事がわかった。
力量的(レベル)には俺達よりも低かったのもあり、2階へと降りる前に黒子を俺達との差があまりない所まで鍛える事となった。
その時に俺は黒子にふと疑問に思っていた事があったので、その事を尋ねてみる事にした。
冒険者の宿とダンジョンを何度か行き来し、何回目かの往復をした頃、俺は黒子に声をかけていた。
「なあ、黒子。お前は今、”能力”は使えるのか?」
そう尋ねると、黒子は俺に
「ええ。不思議な事ですが、何故か私の能力が学園都市にいないにも係わらずこの世界でも使えますの。私もその事には驚いてはいたんですけどね。でも、慶一さん、私の能力が何か?」
そう聞いてくる黒子に俺は頷きつつ
「これは俺の懸念でもあるんだが、お前に言っておこうと思ってな。一応、忠告として頭の墨に置いておいてくれればいい。」
そう言うと、黒子は首を傾げつつ俺に「忠告、ですの?」と聞いて来たので俺はその問いに頷いて
「お前の能力はテレポート能力だよな?実はこの世界の魔法にもそう言う魔法があるんだよ。そして、その使い方を誤った時の危険性も知っている。だから、ダンジョン内ではなるべくお前のその能力を使わないようにして欲しいんだ。」
俺の言葉に黒子は少し不満気な顔で
「どうしてですの?私のこの能力はこの先のダンジョン探索においてもきっと役に立つと思いますわ。だから、納得の行く説明をしていただかなければ慶一さんの”忠告”には従いかねますわよ?」
そう返してくると俺は予想していたので、俺はその理由を黒子に話す。
「だろうな。とりあえず聞いてくれ。この世界の事、ダンジョンの事、トラップや魔法等に関しては俺の知っている限りの情報を黒子に教えたのは覚えてるよな?」
そう言うと、黒子は俺の言葉にコクリと頷く。
それを確認した俺は、更に話を続ける。
「魔法使いの魔法もそうなんだが、宝箱のトラップもまた強制テレポートさせられる罠がある。そして、その飛ばされ先はトラップの方は予想もつかないんだ。そして、下手をすると、ダンジョンの壁や床の一部になって命を落とす。通常でもそうなる事があるあのダンジョンで、お前のテレポートが変に作用しないとは言い切れないんだよ。そうなると、下手にあの場所でテレポートを使った場合、最悪は自らの力によって命を落とす事も考えられる、って事さ。だから、なるべくならあまり、ダンジョン内でのテレポートは使わないで欲しいって事なんだ。まあ、自爆して死にたい、と言う事なら止めはしないけどさ。」
と、黒子の疑問の理由について話すと、黒子は顔色をサーッと青くして
「そ、そういう事ですのね?わかりましたわ。ダンジョン内ではなるべく自重はしますわ。でも、街中等は大丈夫ですわよね?」
その言葉に俺は頷いて
「街中は問題ないと思う。あくまでも怖いのはダンジョン内部だからね。まあ、分かってくれるならそれでいいさ。さあ、黒子、もう一頑張りだぞ?そうしたら次は2階へと挑戦する。」
その言葉に黒子も頷いて
「わかりましたわ。それでは慶一さん、皆さん。お手柔らかにお願い致します。」
と言う黒子に俺達も頷くと、黒子を更に鍛える為にまた何度か宿とダンジョンを往復する事となった。
ここで、思わぬ足踏みをしてまう事となった俺達だが、悪い事ばかりではなく、更に少し俺達のレベルもアップし、2階への探索に向けて、少し余裕が出来たのだった。
改めて準備を済ませた俺達。
いよいよ更に奥へと乗り込もうとしていた。
後書きと次回予告
あやのよ?突然私たちの前に現れた白井黒子さん。
慶ちゃん達はあの子の事を知っているみたいだったけど、何にしても新しい仲間が増えたわね。
次回、らき☆すた〜変わる日常、異世界冒険ウィザードリィ5の世界〜
悪霊を追い払う薬の調合の手掛かりを入手しろ!!前編
「皆で揃って元の世界へ帰りましょうね?」
現在のパーティの装備。
慶一:ヘルム、プレートメイル、ヒーター、レザーグローブ、ロングソード+1
かがみ:ヘルム、プレートメイル、ヒーター、カッパーグローブ、ロングソード
龍也:ヘルム、プレートメイル、ヒーター、レザーグローブ、ロングソード
こなた:レザーアーマー+1、ターゲットシールド、レザーグローブ、クロスボウ、ダガー
つかさ:チェインメイル、レザーサレット、スモールシールド、レザーグローブ、ホーリーバッシャー
みゆき:ローブ、杖
みさおはかがみと同上
あやのは武器のみがメイス
黒子は魔法使いなので、みゆきと同じ。
今回黒子を鍛え直すために再度経験を積みに行った事により、全員が能力を少しアップ。
魔法使い系の職業が魔法を覚えた。
今回覚えた魔法
魔法使い系
カリフィック:隠された扉を発見する。
コルツ:魔法やブレスを防ぐ魔法の盾を作り出す。重ねがけも可能なので、複数かければ効果増大。ただし、パリオスという呪文に打ち消される。
カンティオス:敵1グループの精神を混乱させ、呪文やブレス、仲間を呼ぶと言った特殊行動を使えなくする。
ラハリト:マハリトの強化版、ダメージはかなり高い。
ツザリク:魔法の槍で敵1体に高いダメージを与える。
僧侶系
ラツマピック:未確認の敵の識別ができる。かけておけば、呪文を打ち消されるか、町へ戻るまで有効。
ディアルコ:麻痺を治療できる呪文。
ロミルワ:ミルワの強化版で、持続は町に戻るか打ち消されるか、ダークゾーンに飛び込むまで有効。
バマツ:味方全体の防御力アップの魔法。重ねがけができる。
ハカニド:敵のMPを消費させ、強力な呪文を使えなくする。効果は敵1体。
ディアル:傷治療呪文のディオスの次のレベル。回復力も微妙。
今回出て来たモンスター
スティレット:トンボのやたらとでかい姿の昆虫型モンスター。数は多く出現する事は多いが、特殊攻撃等もない、数だけのモンスター。
アコライト:前回にでていたメイジレベル1と同じで、プリーストのレベル1と考えてもらえればいいかもです。
呪文も使ってきますが、所詮はレベル1なので、それ程怖い相手ではありません。
今回はここまでです。