劇場版(っぽいナニカ)
『フロンティア事変』から三ヶ月経ち、暫しの平和を満喫していた奏者達の前に現れた金褐色の髪の謎の少年。
「す、すいません。あの、裃龍也さんに会いたいんですけど……」
彼と龍也は出会い、そして――
「は、初めましてお父さん!」
「………………え?」
未知の戦いが始まる。
龍也の未来の息子と名乗る少年「リュウガ・M・裃」。その存在に「誰が母親だ!?」と騒ぐ奏者達。混乱する響、リュウガの身のこなしを気にする翼、気にしてない振りしながらかなり気にしてるクリス、「言われて見ると似てる」とリュウガの顔を観察する奏、表面上は冷静さを装うマリア、そんな姉を落ち着かせようとするセレナ、髪の色から「もしかして……」と隣を見る調、「ち、違うデース!? た、たぶん……」と頬を赤くして否定する切歌。
「何を騒いでいる?」
そんな状況に現れたキャロルにリュウガは声を掛けた。
「あ、お母さん」
「ん? ……ああ、未来か平行世界から来たのか?」
『お母さん!? ってか理解早!?』
母親が判明し更に混沌が増す奏者達。落ち着いた頃にリュウガは語る。何故、自分が未来から来たのかを。
「僕は悲劇を止めるためにやってきました」
それは今までに類を見ない最強の敵。
「ある実験が行われています」
「実験?」
「聖遺物と生物の混合、生まれながらの融合症例、生物でありながら聖遺物でもあるそれは感情に左右されず物事を合理的かつ冷徹に考える完全生物として生み出されました」
「その名は『ネオ生命体』。それが活動し始めるのが**月**日」
「明日じゃねえか!」
S.O.N.G協力の下、実験施設を破壊するために龍也、響、翼、クリス、セレナは出撃した。
「やあ、初めまして奏者の皆さん」
しかし、既に手遅れだった。
「今日から僕が人間達を管理して守ってあげる。君たちは休んでいいよ」
「あなたに人類を任せられない!」
研究員達を皆殺しにしたネオ生命体は最強の怪人を創り出す。
「な、なんだこいつは……!?」
「名付けるなら『ネフィリム・ドラス』かな」
黒い体色に黄色い目、炎の様な翼を持つ怪人のあまりの強さに倒れる響達。
「なら、こいつでどうだ!」
『タカ!トラ!バッタ! タ・ト・バッ・タトバ・タ・ト・バッ!!』
オーズに変身して立ち向かう龍也。しかし、それでもドラスには敵わない。
「お父さん!」
「リュウガ!?」
「僕も戦います!」
『ジクウドライバー』
「それは……!」
「変身!」
『ライダータイム! 仮面ライダージオウ!』
ジオウに変身するリュウガもまたドラスに立ち向かう。そこに更なる援軍が。
「シンフォギアの代わりに持ってきたデース! 行くデス調!」
『JOKER!』
「OK、切ちゃん」
『CYCLONE!』
「「変身!」」
切歌と調が仮面ライダーダブルに。
「妹が戦っているのに黙って見てる訳にはいかないわ」
「あたしも翼の相棒だし、じっとしてるのは性に合わない」
「「変身」」
『ドライブ! タイプスピード!』
『Complete』
マリアが仮面ライダードライブに、奏が仮面ライダーファイズに。
「私も響と戦う! 変身!」
『HENSHIN』
「キャストオフ」
『CAST OFF』
『Change Beetle』
更に未来が仮面ライダーカブトとなり共に戦う。
「そっちが数を増やすならこっちも増やすよ」
しかし、嘲笑うかのように現れる無数のドラスを前に全員のこころが折れかけた――その時
「なんだ? あのオーロラは?」
「え? ……まさか」
そこに現れた
「ここは……どのライダーの世界だ?」
「門矢士ぁぁあああ!?」
仮面ライダーディケイド現る。
「だいたい分かった。そいつを倒せば良いんだな」
「君は何者だ?」
「通りすがりの仮面ライダーだ! 覚えておけ!」
四人の奏者と七人の仮面ライダーがドラスを打倒していく。だが――
「無駄だよ。君たちがドラスを倒すよりも僕が創る作る方が早い」
無限と錯覚しそうなほど、ドラスは創られていく。
「こうなったらガタキリバで!」
「待て」
「士?」
「どうせならこれを使ってみろ」
「これは!?」
そう言ってディケイドが取り出した三つのメダル。そこに刻まれた絵を見て龍也は驚きながらも受け取る。そして三枚のメダルをオーズドライバーにセットして叫んだ。
「変身!」
『クウガ! カリス! 一号! ガ~タガタガタ・キリッバ・ガタキリバッ!』
そして誕生する『仮面ライダーオーズ レジェンドガタキリバコンボ』。
「負ける気がしねえ!」
そしてここから逆転劇が始まる――
「と言う夢を見た」
「夢オチで終わらせるな」
注:本編とは無関係です。