亜種聖杯戦争 ~God's penalty~   作:あいますく

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4話 団体戦?

「裏口から入ろう。」

そう言って、永治先輩は裏口の鍵を魔術で開けて、入っていった。

「先輩。教授のとこに行くんですか?」

「いや、教授のとこには行かない。大学に結界が張ってあるからそれを使うだけだ。」

すると、霊体化していたセイバーが出てきた。

「ライダーのマスター。あなたに聞きたいことがあります。」

「なんだい?」

「大学側とは何ですか?」

「そのまま。俺は大学に協力してもらってライダーを召喚した。お前もそうだろ?」

「まあ、そうですね。砂木教授に触媒を用意してもらいました。」

「あー、やっぱり砂木教授か。」

「どういうことです?」

「いやね、俺に協力してくれたのは梵地教授なんだよね。」

「つまり敵ですかそうですね。」

セイバーは刀を抜こうとした。

「待ってくれセイバー。先輩、教授によって何か違うんですか?」

「ああ。砂木教授と梵地教授はライバルでな、セイバー争いをしていた。どっちがセイバーを召喚出来るかってな。」

「ってことは砂木教授が勝った…?」

「そうなるな。まあ俺はライダーでもセイバーの性能だから気にしてないけど。」

「…マスター。いいでしょうか。」

「ああ、セイバー。いいよ。」

「大学側ということは別の側もあるということですか?」

「その通り。聖堂教会側とどちらでもない奴らがいる。」

「それぞれの数はわかりますか?」

「残念ながら大学側に3騎ってことしか分からない。」

「では、あのバーサーカーは…?」

「多分どちらでもないだろうな。大学側のサーヴァントはアサシンがいるらしいし。教会がバーサーカーを使うのは考えにくいし。」

「こちらはアサシンですか。1度3騎で話し合うのも良いですね。あなたの話が本当なら。」

セイバーは明らかな殺気を放っていた。

「僕のマスターにそんなに殺気を向けるなんて…ひどいサーヴァントだな。」

そう言ってライダーが出てきた。

「よせライダー。今は戦うべきじゃない。俺たちは協力しよう。アサシンのマスターも紹介してもらう。」

「…マスター。どう思いますか。」

「個人的には先輩のことは信用してる。でも、セイバーが信用したくないんだろ?だったら味方だっていう確実な証拠がないと信用出来ない。」

「…そうか。じゃあアサシンのマスターを呼んでくる。明後日、22時この場所だ。いいな?」

「わかりました。」

 

 

「面倒だ…教会と大学のチーム戦になっている…」

少年は水晶玉を見ながら呟いた。

「僕は…どちらに着くべきか…否。僕はどちらにも敵であり続けよう。」

右手に宿る令呪を見ながら彼は呟いた。

「この魔力、いかに使うか…」

 

 

2日後、俺はネット上で出社した。

「ぱそこん?とやらで働けるとはなかなか便利な時代ですね。」

「ああ、気が進まない…」

「どうしてですか?」

「この奥にライダーのマスターがいるんだよ。」

「ああ、そう言えばそう言っていましたね。実体がないのは非常に惜しいです。」

[佐々見]「おはやっぴー(`・ω・´)ノ」

[滝原]「おはようございます。」

[永治]「おはよー。」

[佐々見]「二人とも、ちょっとこちゃ\( ˙꒳​˙ \三/ ˙꒳​˙)/」

 

「…聖杯戦争の件だろうな。」

「でしょうね。」

 

[滝原]「なんです?」

[佐々見]「アサシンのマスターは大学の講師なんだ。」

[滝原]「…はぁ。」

[佐々見]「だから君たちに出張命令だ。その講師にあってきなさい。」

[滝原]「はあ。」

[佐々見]「よろよろー(`・ω・´)ノ」

 

「…こんなに早くアサシンのマスターと会うことになるとは…」

「私も流石に予想外です。この社長軽薄そうに見えてかなりの手練…?」

「この形態の会社を設立したってのもあるし、ほんとはすごい人なんだよなこの人…」

 

数時間後、俺たちは三須華大学に着いていた。もちろん、セイバー、ライダーもいる。

「予定時間より早くなっちまったな。」

「そうですね。」

「このクソ忙しい時期に仕事に影響与えるようなことするなっての…」

「もしかしてこうなることを見越して社長は寝ずに仕事を…?」

「…ありえるな。そうなると社長は聖杯戦争について知りすぎてる。」

「…」

「…」

暫く経つと、そこに一人の男性が現れた。スーツにメガネのいかにも真面目そうな男だ。

「どうも。私が件の院津竜です。」

「どうも。」

「ここでは何ですので私の研究室へ。」

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