性格濃いめの女子が戦国BASARAにトリップした場合。   作:藤 都斗

12 / 25
おじゃおじゃ

 

 

 …これはかなりの痛手だ。

 

 こんな怪我まで負ってしまって…これでは次の雇い先を見付けるのも難しいだろう。

 

 溜息を吐きたかったが怪我のせいかそれは極小さな吐息にしかならなかった。

 ぼんやりとしていた意識がきちんと覚醒して、始めに視界に入った物は見知らぬ天井だった

 

 …可笑しい。

 

 確か自分は森の中に居た筈だ

 それが何故室内に居る?

 

 痛みに気を取られ気付かなかったが現在布団に寝かされていて、しかも何故か、多少雑だが手当までされている。

 

 何故だ?

 だが、意識を手放して居たから解らない。

 

 しかし辿った記憶の中に、記憶が途切れる寸前で明智光秀以外の人物が居た気がする事に気付く。

 

 織田の魔王に、あのじい様が勝利出来るとは思えない

 

 だとすると北条の人間とは考えられない。

 

 そこまで考えて、不意にこちらへ誰かがやってくる気配に気付いた。

 

 襖の開く音がして、軽い足音が小さな振動と共に聞こえる

 

 

 「あ。起きた?アンタ大丈夫?

 すっげー血出てたから無理しない方が良いわよ」

 

 軽い振動と共に視界に入った顔と耳に入った暢気な声に軽く面食らった。

 

 それは、美しい少女だった。

 

 端正に整っては居るものの幼さの残る顔立ちに、サラリと流れる細い髪、長い睫毛。

 纏う雰囲気は姫のそれとも武人のそれとも違う。

 

 戦国の世にはまず居ないような、不思議な雰囲気の娘だった。

 

 

 「あ、悪いけど兜?外させて貰ったわよ。邪魔だったから」

 

 

 言われてから、いつも顔を覆っていた物が無い事に気付く

 

 

 「…安心して。アンタの素顔見たの今の所アタシだけだから。

 だから、不都合なら怪我が治った時にでもアタシを殺せば良いよ。」

 

 その言葉と共に、兜の代わりだろう。

 手ぬぐいを顔の上半分に掛けられた。

 

 ...いや、それ以前に、今、この娘はなんと言った?

 

 不都合なら殺せば良いと、そう言ったか?

 

 一体、何だこの娘は。

 

 意味が解らない

 

 「あ。そうそう、聞きたいと思うから言っとくね。

 ココは甲斐、上田城。そんでアタシはカズハ。アンタを拾いました」

 

 ............は?

 

 「……これじゃ解んないか。…えーとアンタは森の中に落ちてた。

 で、アタシが通り掛かって、ほっとけなかったから拾って帰った。解る?」

 

 

 要約すれば、この娘が自分を保護したと、そういう事になる、らしい。

 

 とりあえずは、傷に響かない程度に頷いておく事にした。

 

 が…意味が解らない。

 忍を助けて何か意味でもあるのか?

 

 よっぽどのお人よしか、それとも偽善者か。

 

 しかし、この娘には敵意を感じられない。

 

 …ならば傷が治るまで利用しない手は無いだろう。

 此処に居れば衣食住には事欠かないと思われる。

 せいぜい利用させて貰うとしよう。

 

 しかし、甲斐、上田城…だと?

 

 この娘はわざわざ甲斐から小田原城付近にまでやって来て、何もせず、ただ自分を助けただけ、と?

 

 駄目だ、やはり意味が解らない。

 

 「…あとは…、えーと…あ、北条負けたよ。で、あとアタシ、アンタと同業者だから。」

 

 …は?

 

 北条が負けた事は予想をしていてやはりか、としか思わないが…それよりも、この娘が忍?

 普通それは隠すものじゃないのか?

 馬鹿なのか?

 

 いや、それ以前にこの娘が忍だとは不覚にも全く思えない上に、この娘が何をしたいのか解らない。

 

 …これでは風魔一族失格、いや、忍失格だろうか…

 

 この娘、一体何者で、何を考えて自分を助けようとしている?

 

 「…まぁ、まだほぼ一般人だけど、一応忍なんだって。アタシ」

 

 いや、自分の事だろうそれは。

 何故他人事のように話す?

 

 ……駄目だ。

 今まで生きて来てこんなに深意が読めない相手に出会った事が無い

 

 不可思議にも程がある。

 なんなんだこの娘は。

 

 思わず、手ぬぐいで見えないにも関わらず凝視してしまった。

 久し振りに此処まで混乱したせいか珍しく思考が追い付かない。

 

 「でさー。アンタって北条に仕えてた忍でしょ?」

 

 不意にペラリと手ぬぐいをめくられ、澄んだ黒い瞳と目が合った。

 

 それに少々驚いて、一瞬何を言われたのか解らず、反射的に頷いてしまった事に気付くのが少しばかり遅れてしまった。

 己は一体何をしているのだ。

 

 「じゃあ…アンタ、仕えるなら北条じゃないとダメ!北条以外考えられない!ってクチ?」

 

 もしかすると…これは、勧誘、か?

 怪我が治った時にでもこの甲斐の国、つまり武田で働かないか、と。

 

 そう言いたいのか

 

 もしそうだというなら、雇い先が無くなった今としては凄く有り難い。

 

 先程頷いてしまった手前、次こそは反応すべきではないのだろうが、怪我のせいで判断力が鈍ってしまっていたらしい。

 いつの間にか己は、首を左右に振り否定を示していた。

 

 「ふーん。成る程ね。じゃあさアンタ、アタシに仕えてみる気無い?」

 

 

 ...........................は?

 

 

 「実はね…アタシ、夢があるんだー。ありきたりの天下統一、なんだけどね」

 

 

 …意味が解らない

 

 

 「それで…天下統一したら、逆ハーレムを作りたいの!

…あ。逆ハーレムって、男版大奥って意味ね!」

 

 

 えーと。

 

 …男版大奥はかなりムサ苦しくないだろうか。

 

 

 「という訳で、アタシ天下統一の為の仲間が欲しいのよ。

 …今はまだ報酬とか払えないけど、これから目茶苦茶頑張る予定。

 だからアタシは結構将来有望株よ、どう?」

 

 一体、何処からそんな自信が出て来るのかと首を傾げたく成る程、自信満々にそう告げられた。

 

 …なんとも不可思議な娘だ。

 

 そして、…面白い娘だ。

 

 この娘は、目の前にいる男の名さえも、どんな奴なのかも知らないのに、そんな輩に自分の背中を預けようという気らしい。

 

 なんという無防備さだろうか

 

 そして、なんという自信。

 

 そんな態度をされてしまっては、不覚にも信じてみたくなってしまうではないか。

 悪戯っ子のように笑う楽しそうなこの表情を、守ってみたいと思ってしまうではないか。

 

 脳裏には、楽しそうに笑う北条のじい様の顔が浮かんでしまっていた。

  渋めの茶を淹れると嬉しそうに笑って、それから、先祖の話を何度も何度も、とても楽しそうに語っていた、じい様。

 

 あの表情が見られない事は、忍だから悲しいとは思わないが残念だとは考えてしまうくらいには、情が移っていた。

 

 

 「…仕えるのは怪我が治って本調子になった時からで良いし。

 ………どう?アタシに仕えてくれる気はある?」

 

 

 その言葉に反応して、思わず頷いてしまった己に、己が一番驚いてしまった。

 

 良く考えなくとも、かなり浅はかな決断だと言わざるを得ない。

 こうなれば、助けて貰った恩返しだとでも思えば良いだろう。

 

 忍である俺が恩返しなど 滑稽ではあるが…だが、たまには良いかも知れない。

それに、北条に仕える事が決まった時よりも後悔の念や迷いが無い。

 

 何故なのかはよく解らないが、初めて自分の意志で仕えてみたいと、そう思った相手に出会えたのは良い事なのでは無いかと思った。

 

 

 「んじゃ怪我治ったら宜しくね!

 あ、アタシ何か食べれる物持って来るわ、ちょっと待ってて。」

 

 

 満面の笑みを浮かべて、新しい主は部屋から出て行った。

 

 そのあと頂いた粥は、なんだか凄く、美味かった。

 

 

 

 

 *****

 

 

 

 

 …あの人、一言も喋らなかったなー。

 まぁ、あれだけの怪我だし仕方ないとは思う

 きっと喋るだけの気力が無いんだろう

 

 少しでも怪我が治ったらとりあえず名前を教えて貰おうと思う。

 いつまでも“アンタ”って呼ぶ訳にもいかないし。

 

 「まさかカズハちゃんにそんな壮大な夢があったなんてねー」

 「盗み聞きなんて趣味悪いわよ佐助。」

 

 気付いたらまた佐助が隣でニヤニヤしてた。

 

 「ンな事言ったって、怪しい奴が居るんだから監視するのは当たり前じゃん?」

 「アタシが居るんだから必要無いでしょーが。

 …ったく、…無駄に気配無く潜みやがって」

 

 「…気付いてたんなら話さなきゃ良いのに。」

 「どうせいつかは言おうと思ってたし、手間が省けて逆に良かったわよ」

 「ふーん?」

 

 どうせ佐助達は武田さんの部下だから手伝ってくれないだろうし、一応誰かにいつかは武田軍から出てく事を言っといた方が良い、そう思った。

 

 「カズハちゃん、武田を出ていくの?」

 「…いつかはね。まだ具体的に決めて無いけど。」

 「なんで?」

 「……は?」

 

 「折角俺様の部下になったのに、なんで出てくの?」

 「…え、だって…」

 「男版大奥だって、このまま武田に居て武勲を上げれば

大将に作って貰えるかもしれないのに」

 

 それはそうかもしれないけど…でも。

 

 「夢って、楽して手に入れて嬉しいもの?、少なくともアタシはそんなのヤダ。」

 

 真剣な様子の佐助に若干驚いていたけど、それでもアタシは真面目に佐助の言葉に質問を返して、告げた。

 

 「…それにさ、アンタ独眼竜から聞いたでしょ?、アタシが何処から来たか」

 「異世界から来たってヤツ?聞いたよ。…まさかそれが理由とか言わないよね」

 

 「…理由のうちの一つではある。」

 

 「…どういう意味?、異世界の人間だから、武田に居たら迷惑が掛かるかもって?」

 「あー…それはなんかもう今更って感じがするのよね。…そうじゃなくて。」

 

 「何?」

 「…折角異世界に来たのに同じ場所にずっと留まって居るのがなんかヤダって言うか。」

 

 そう言ったら佐助が思い切りズッコケた。

 

 そんで思い切り立ち上がって

 

 「そんな理由!!?」

 

 と、焦った様子でツッコみを入れて下さいました。

 

 …うん、見事なツッコミ有難う御座います。

 

 「…だってそうじゃん。夢とかただの口実だけどさ、やっぱりあちこち行ってみたいのよ。」

 

 「だったら武田に居ても出来るじゃん!なんでわざわざあんな得体の知れない奴連れて出ていくのさ!」

 「…だって佐助達は旅なんて出来るような暇無いでしょ。」

 

 「それはそうだけどさ…でも…!」

 「大丈夫!アタシは武田の敵になる気は無いから。それにさ…」

 

 「…何?」

 

 アタシはのんびりと佐助を見据えながら告げる

 

 「あの人、きっといい人よ。」

 

 「…そんな自信どっから出て来るんだよ…」

 「目は口程に物を言うのよ、知らないわけじゃないでしょ、佐助。」

 

 軽い調子で暢気に言ったら、佐助は思い切り溜息を吐いていた。

 

 「まぁ大丈夫よ佐助。

 次に戦があるなら、ちゃんと出るし、まだ暫くは武田に居るつもりだから。その間アタシはまだアンタの部下よ」

 「…どれくらいの間?」

 

 「…アタシの気が済むまで?」

 「すっごい曖昧だね」

 「うん、だって具体的に決めてないもん。」

 

 だって、ねぇ?

 世話になってる訳だしさ。

 

 すぐに出てくのもアレじゃん?

 なんか武田にとって役に立ってからにしようと思ってる訳ですよ。

 

 「…そっか。カズハちゃんはいずれ武田を出てく予定なのか…」

 「うん。まぁいずれね。」

 「…そんなん俺様が許すと思う?」

 

 「…え?」

 「俺様が、そんな勝手を許すと思う?」

 

 いや、うん、思わないけどさ。

 でも、一応言っといた方がいざ出て行った時武田を裏切った訳じゃない、って事の意志表示になると思ったんだけど

 

…もしかして早まった?

 

「…言っとくけど、俺様全力で阻止するからね。…もし出てったとしても、全力で探して連れ戻す。」

 

 え…エエェェー…

 

 「…いやいや…、何もそこまで止めようとか捜そうとかしなくても良いでしょ…、厄介払い出来ると思えば…」

 「…あのねカズハちゃん。

 君は俺様の部下よ?しかも武田の内部情報を知ってる。誰に捕まるか解ったもんじゃない」

 

 いや、どんだけアタシを甘く見てんだコノヤロー。

 

 「だから一応護衛にあの人付けたじゃない!!」

 「裏切らないとも限らないでしょーが!!!どんな奴かも解んないのに!!」

 「あの人はそんな奴じゃないよ、多分!!!」

 

 

 売り言葉に買い言葉で、そう断言したら、突然両肩を掴まれた

 

 「…なんでそんなすぐに人を信用出来んのさ、なんでそんなに平気なの君は…、俺は心配してんだよ!?」

 

 初めて悔しそうに、悲しそうに、そんな言葉を掛けられてしまって、ようやく気付く。

 

 あぁ、そういえばココは現代の日本じゃないんだ。

 

 ココは、戦国の世だ。

 

 今まであんまり意識した事無かったけど、今もどこかで戦が起きて、そうじゃなくても沢山の人が死んでいる。

 

 城を出ればいつ巻き込まれるかも知れない。

 一度旅に出れば、二度と会えるか解らない。

 

 また会える、大丈夫、なんて保証は何処にも無い。

 それどころか、佐助達だっていつ戦で命を落とすかも知れない。

 

 だから、佐助はこんなにも真剣なんだ。

 

 忍がこんな感情出して良いのかとか、そんなどうでもいい事を考えてる場合じゃ無かった。

 

 …自分の浅はかさに吐き気がする。

 

 でも、このまま甲斐に留まって、アタシは我慢出来るか?

 

 毎日幸村と手合わせして、佐助とスパルタな鍛練して

 佐助の色んな愚痴聞いたり、武田さんの肩揉んだり

 幸村と団子食べたり、三日月男のセクハラを回避したり

 

 あれ、そういやいつ帰るんだコイツ、まあ、いいか。

 

 小十郎さんの愚痴聞いたり、三日月男の夜這いを回避したり

 たまに来る慶次のクサーイ台詞に砂吐きそうになったり、幸村と三日月男の争いに巻き込まれたり

 そんな毎日…って意外とデンジャラスだなこの日常。

 

 …でも、あちこちで戦が始まってるから、こんな毎日ももう続かないだろう。

 三日月男もいい加減国に帰るだろうし、慶次だってきっと他の国へ行く。

 

 いつまでも皆で楽しく気楽になんて居られない。

 

 ならばアタシはどうするべきだ?

 

 知識が足りない。

 アタシには、まず学ぶ事が必要だ

 

 知りたい

 どうすれば良いのか。

 何をすべきなのか

 

 どうすれば皆で気楽に暮らせるのか

 

 それに、今この世界がどうなっているのかも気になる。

 アタシが来た事で何かどこかで歪みが生じていたりするかもしれない。

 

 この世界の人々がどんな状態なのかも気になるし、どんな国があって、どんな人が治めているのかも気になる。

 

 …それに

 

 「…アタシはアタシがこの世界に来た意味を知りたい」

 

 口をついて出て来た言葉に佐助が驚いた表情を浮かべた

 

 「…カズハちゃん。…ホントに行きたい?」

 

 佐助からの静かな問いに、つい無言だけを返してしまった。

 

 「もう会えなくなるかもしれないよ?」

 

 「…それでもアタシは…」

 「大丈夫なんて保証無いんだよ?」

 

 「……アタシは死なない。だからアンタ達が死なない限りまた逢える。」

 「…どっからそんな自信出て来るのさ」

 

 「…だって、アタシの師匠は佐助、アンタよ?」

 

 ニヤリと笑って佐助を見据えたら佐助は一瞬目を見開いて、それから笑った。

 

 今まで見た事無い、普通の人がするような優しい笑顔で。

 

 「…っとに、仕方のない部下だねェ…。どうなっても知らないよ?」

 「大丈夫よ。なんとかなるって。まだ先の事だし」

 

 アタシはそう言って一緒になって笑った。

 

 

 

 

 

 それから一週間程して、今川に武田、伊達の連合軍が攻め込む事が決まった。

 何故今川なのかというと、弱い所から攻めて領地を増やし、織田や豊臣と戦う時の為に力を蓄えようと、そういう事らしい。

 

 アタシにしてもこれはレベル上げにちょうど良さそうで、実は意外と楽しみだったりする

 

 …いかんいかん、人の命が掛かってる筈なのに何考えてんだ自分。

 ゲームの中だからって麻痺しているんだろうか。

 

 とりあえず考える事を止めて、まずは出陣前に標準武器を手裏剣やクナイから鎖鎌に変えてみた。

 ホントはビリーバンドにしたかったんだけど、よく考えたらこの世界、まだゴムが無いんだよね。

 ありそうなもんだけど、戦国時代だからか、無かったので仕方ない。

 

 出来れば鎖鎌じゃなくモーニングスター的な鈍器にしたかったんだけど、アレ重そうじゃん。

 振り回せる気がしないので、両手に鎖鎌、に落ち着きました。

 

 「うん。意外と大丈夫そう。

 無双の方の服部さんとカブりそうだけど…まぁ良いや。背に腹は変えられないし」

 「服部さんってもしかして服部半蔵?」

 

 「そうそう。こっちの世界の人の方の、じゃないけどね。…で、佐助、なんか用?」

 「カズハちゃんの世界にも居たの?服部半蔵」

 「あー…えーと五百年くらい前にね。とりあえず質問に答えなさいよ」

 

 某無双の説明が面倒だったから、とりあえず歴史上の方を説明しながら用件を早く言えと促す。

 

 「ふぅん。まぁ良いや、えーとそろそろ出陣するよ、桶狭間まで大分掛かるけど、…準備出来た?」

 「うん。特殊攻撃の技名も考えたし、仕込み暗器も持てるだけ持ったし…」

 「いや、そうじゃなくて、心の準備」

 

 一瞬意味が解らなかった。

 

 「心の?」

 

 「うん。初陣だし相手がアレだし…」

 

 アレって…一体どういう意味だ?

 

 イマイチよく解らなかったけど、その時は無双の方の今川義元を想像してあんまり気にしなかった。

 

 今思えばもう少し気にしておけば良かったと心底後悔している。

 

 

 って言うかコレ有り得ないでしょ

 

 

 寧ろ佐助だってこんな状態だなんて予想すらしてなくて、顔が引き攣ってるもん。

 

 こんな戦略反則でしょ。

 

 …武田、伊達連合軍が桶狭間に到着して見たものは、

 

 物凄い沢山の今川義元でした。

 

 いや、佐助の様子から今川義元は無双の奴みたいに白塗りなんじゃないかなーとは思っては居たけどさ

 だからちょっとくらいは心の準備っぽいものはしといたんだけど、でもいくらなんでもコレは無いんじゃない?

 

 ハッキリ言って気持ち悪い

 

 何がってそりゃ全員が全員『おじゃ、おじゃ』とか言ってるし

 

 しかも白塗りで、しかもすごい数で、しかもキンキラな衣装で。

 

 ヤバイ。

 なんか目がシパシパしてきた

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。