「こ、こら!!いきなり来てなんなのよ!!全く!!」
バクバク
「美味しいわぁ。」
「すみません、すみません。」
料理の腕を磨くため、自主的に料理をしていたエリナはいきなり来た和服の女にご飯をねだられ、出したらバクバクと勢いよく食べられ、更にお代わりを要求したことでついにキレた。
奉公人っぽい側仕えの白髪の少女はそれに対して謝り続け、対価は払うのでと繰返し謝っていた。
「・・・あ、魂魄。」
「にとりさん!!」
「にとり知り合いならこの人達何とかしなさいよ!!」
「・・・あぁ、この人は普通に対処したら無理だよ。」
「はぁ!?」
「いや、この島だと誰も逆らえないから。この島の姫様だよ。」
「えぇぇぇ!?」
「まぁ」
ゴチン
ヘブ!?
「この人の父親が住民の迷惑になるなら殴ってとめていいって言ってるから加減してなら力で解決だけどね。」
「ん~、お姉さんを殴るんじゃありませんよにとり。妖夢も守ってくれても良いじゃない。」
「幽々子様、いい加減姫として慎ましい行動をしてくだされば私達は拳骨で止めたりしませんから。」
「幽々子様~、お願いしますからふらふら出ていって皆からたかるのやめてくださいよ!!」
「え~。」
「私の料理はダメですか。そんなに・・・。」
「あぁ、妖夢の料理も美味しいから泣かないで。」
「みょん・・・。」
「・・・ねぇ、妖夢だっけ?側仕えの白髪さんは?」
「はい。そうですが。」
「ここの料理を教えてはくれませんか。それで彼女のお代にしますので。」
「良いじゃない妖夢、受けなさい。」
「ですが・・・半人前の私なんかで教える立場に立つのは・・・。」
「やってみることが大切よ。不器用な子だけどそれでも良いわね?えっと・・・」
「エリナです。」
「・・・エリナさん、私は半人前なので教えるのは上手くないので・・・それでも良いなら幽々子様のお屋敷に来てください。・・・住み込みで借りますよ。にとりさん。」
「エリナ行ってきなよ。ちひろには私から言っておくから。」
「はい!!」
各々が修行をする中、航海図を見ながらちひろは線を引いていく。
「ここから金の島に直行して、そこからトオツキルートか、ドーン島ルートで航海するのが稼ぎやすく、安全ですね。・・・来年の春に1ヶ月の期間に航海すれば夏の初めの嵐の期間前には帰還できるかな。たまたま人材が確保できましたが、これ以上は期待しないでおきますか。・・・幻想郷のちびっ子を航海に出すわけにもいきませんからね。」
追試終わったのでまたちょくちょくと