「ひーふーみーやー・・・けっこうボロボロ出てきましたね。まぁ正義の味方でもないですし、私達が気に入っただけで少女を助ける・・・ただそれだけですし。」
「ちひろー集まった?」
「えぇ、裏帳簿や違法取引の書類をバッチリ押さえました。いや~ザルでした。」
数日間この島に滞在することとなり、文さんも面白そうだと言って手伝ってくれることとなった。
(天竜人の奴隷か・・・あややや、最悪知らぬ存ぜぬで通すしかないですね。まぁここら辺は青キジさんの管轄ですし、多分なんとかなるでしょう。)
という裏事情も有るが、文さんは海軍を少し動かした。
「平民で、奴隷でもない自由民を奴隷扱いしてる店があるらしい。」
と・・・。
基本正義で動く連中なため、ちひろが集めた資料を私が彼らに渡せば即座に検挙しようと動く。
それでその店は潰れる。
店主は喚いていたが、その隙にちひろとにとりが少女を回収したようですね。
「今回限りですよ。・・・こんなことは・・・。」
「なんで・・・。」
「「?」」
「なんで助けたの!?私はあそこでしか生きられない。なんで皆私の居場所を奪うの!!ねぇ、なんで!!」
「私とにとりが必要だから。」
「!?」
「私はちひろと言います。商人を目指してましてね。勘が囁いたのですよ。あなたが欲しいと。」
「私はにとり。船大工兼発明家で私達は修行中だったんだけどコックを探していてね。私達はあなたに賭けた。」
「私達は強欲ですからね。あなたの名前も知らないのに欲しいと思ったからあなたを助けた。正義感もなにもありませんよ。・・・どうです?世界がついてくれば広がりますよ。」
「・・・。」
「天竜人の奴隷の紋章をなんとかできるかもしれないよ。」
「!?」
「さて、情報はここまでですよ。どうします?」
「・・・着いていくしかないじゃない。」
「はい。では用もすみましたので、出港しますよ。」
「文さんも船で待ってるって言ってたから早く行くよー。」
後に片腕1億ベリー、両手で3億ベリーの料理人と呼ばれるエリナは師と出会うまで名字が無い状態で船に脅されて乗ることとなった。
「経緯はともあれ料理人を仲間にしたようですね。」
「・・・エリナです。」
「えぇ、知ってますよ。若いのに大変でしたね。まぁ私がいる限りあなたの秘密は権力で押さえられるので、紋章を消すまで我慢してくださいね。」
「・・・はい。」
「さて、次の島は・・・。」
「孤島群・・・別命流刑地。」
「元々親か親族が罪を起こして、連帯責任となると連れてこられる島々ですね。」
「あややや、私が居るとき以外は普通は入れませんからね。」