そのため前数話改編しております。
なのでガープ中将ではなく、ガープさんに変更しました。
つまりちひろとにとりはロビンと同じ年・・・
新たな仲間を加え、航海に出たちひろ達7名は中間貿易で栄える島に到着した。
この島は東の海の物なら何でも揃うと言われる島で、物価も高いので、売るのには最適であるが、買い物は厳しい島でもある。
正式名称はマルク島だが、金(カネ)の島と呼ばれている。
「いやぁ、数倍に売れましたね。あんなナマクラが10万ベリーに化けるとは。」
「まぁそこら辺の刀よりは全然良いものだからね。しっかしさ、ここ本当に物価高すぎじゃない。」
「・・・料理作るのも大変だわ。値段を気にしなければならないなんて。・・・燃費の悪い男どもが・・・。」
「「うっ・・・。」」
そんな風に私達は呑気に喋っていたが、文は暗い顔付きになっていた。
「・・・CP-9が500名の兵を殺害か・・・。」
(オハラのバスターコールから何も変わらない。・・・政府も海軍も。)
バスターコールの時は中佐だったが、一般兵として歴史的瞬間に立ち会っていた。
(赤犬の中将・・・民間人が乗る船の攻撃は・・・たとえ戦略のため、作戦成功のためとはいえダメではないですか。)
金の島を出港した直後、事件が起こる。
艦内で余っていたスクラップでにとりがエンゼルに工具の使い方等の技術の基礎を教えているときだった。
ガタガタっと荷が揺れたのだ。
最初はネズミかなとその場にいた2人は思ったが、荷の蓋がズレると、ネズミの大きさではないと身構えた。
現れたのは40代後半くらいの男性で、所々に打撲傷があるように見えた。
もしかしたら折れているかもしれない。
「密航したのはすまないと思っている・・・ただ、今だけで良い。助けてくれ・・・。」
それで力尽きたのか荷から体を半分ほど乗り出した形で倒れた。
「ひゅい!!エンゼルは皆に報告して。私はこの人を寝室に運ぶから。」
「わ、わかった。」
「ボロボロだけど命に別状はないと見て良いですね。あやややや、でも内出血の量はすさまじいですよ。」
「意識が戻らないとどうしようもないけど・・・このままあの島に戻る訳にもいきませんからね。・・・次の島に向かいますよ。」
「・・・次となるとドーン島・・・。」
「東の海で最も美しい国と聞いているわよ。」
「「・・・。」」
ちひろとにとりの表情が曇る。
「え?」
「あやややや、あの国は世界の縮図ですよ。そうですねぇ・・・シャボンディー諸島の縮小版と言えばエリナさんには分かりやすいのでは?」
「ひぃ・・・。」
「今回行くのは貴族街ではなくフーシャ村にしますから安心してくださいね、エリナ。」