タグを一新しようかとさえ思ってしまうレベル
あの後、僕とオーフェリアさんは星武祭実行委員に呼び出しを受けた。星武祭の優勝特典の願いをかなえるための確認だ。
道中黒猫機関?とかいう連中に襲われたけど、返り討ちにした。多分僕の願いを叶えないための、うちの会長さんからの妨害だろう。オーフェリアさんはうちの会長さんの最大の戦力だって言ってたから・・・
そんなことは置いておいて、僕は僕の願いである『オーフェリア=ランドルーフェンのディルク=エーベルヴァインからの解放』を訴えた。オーフェリアさんの方はどうやら思いつかなかったらしく保留。バトルセレモニアの時に改めて叶えたい願いを言うらしい。
次の日、僕は会長さんに呼び出された。やっぱりオーフェリアさんの解放を望んでいるわけがなかった。でも統合企業在体には逆らえないのか、最終的には解放を認めた。
そして目下問題なのはバトルセレモニアだ・・・『鳳凰星武祭』の優勝者は強制出場らしい。ペアは誰でもいいらしいんだけど、オーフェリアさんはどうやら組む人を決めたらしい。僕は綾斗君と組もうかな・・・
prrrr――prrrr――
ん?電話?誰からだろう・・・?
「もしもし?日向君?」
アイドル会長さんだった。即切り!
prrrr――prrrr――
同じ番号なんですが・・・
「ねぇ!何で切るのさ!」
「宗教、新聞及び勧誘は一切お断りしていますので」
うん、これで良し。というか僕は君にナンバーを教えた覚えはないんだけど。押し付けられた記憶はあるけれど・・・
prrrr――prrrr――
しつこい!
「ちょっと、いい加減話聞いてよ!」
「いや、ほんと何なの?というか何で君が僕の電話番号知ってるのさ?僕は君に電話番号教えた覚えが無いんだけど?」
「綾斗君から聞いた」
綾斗君!何勝手に教えてるのさ!これ絶対厄介ごとの種持ち込んでくる電話でしょ!
「はぁ・・・で、用件は何?僕これからバトルセレモニアのペアを綾斗君と組もうかと思って電話しようと思ってたところなんだけど」
「思ってたってことはまだ組んでないんだよね?ねぇ、私と組まない?」
「え、何でさ?」
「私にもバトルセレモニアの出演依頼が来ててさ。誰と組もうかと思ってたんだけどね?」
「それでどうして僕と組むことになるのさ?」
「最初は綾斗君と組もうと思ってたんだけどね?なんか綾斗君、バトルセレモニアに出る気が無いみたいなの・・・」
つまり僕が誘ってたとしても断られていたわけか・・・
「それで私と組もうとして騒がない人って言ったら、もう君しかいないってわけ。ほら、私世界の歌姫だから。それに私と組んでくれたら、いいものあげるよ?」
「そんなお菓子につられていく子供じゃあるまいし・・・で、ちなみに何をくれるの?」
「私の次のライブのチケット」
うん、ぶっちゃけどうでもいい。何なら転売して一儲けしたいとさえ思う。
「開催地は?」
「欧州!」
「ふざけろ」
電話を切る。欧州まで態々興味が無いライブなんて行くわけ無いでしょ・・・つい語尾が乱れたが、仕方がないと思う。
prrrr――prrrr――
ここまで来ると執念さえ感じる。
「ねぇお願い!私と組んでください!ぶっちゃけ『孤毒の魔女』に勝ちたいの!君が『孤毒の魔女』と『鳳凰星武祭』出ちゃったから『王竜星武祭』でリベンジできなくなっちゃったし・・・」
「分かったよ、君と組めばいいんでしょ・・・ここまで言われて断るのは無理だと思うし、確かにこのまま行くと僕もペアが見つからなさそうだし。言っておくけど僕戦闘苦手だから、オーフェリアさんに勝てるとは限らないからね?それでもいいんだね?」
「星武祭優勝者が戦闘苦手って本気で言ってるの?ていうか君充分強いから。『王竜星武祭』でもベスト4位は行けるんじゃないの?」
「暗に僕が君に勝てないって言ってるのかな?泣かすぞ」
「おお怖い怖い。それじゃ出場手続きとかはこっちでやっておくから。それじゃまたね」
こうして、バトルセレモニアには世界の歌姫『戦律の魔女』、クイーンヴェール女学院序列一位、前回の『王竜星武祭』準優勝者のシルヴィア=リューネハイムと組むことになった。
どうしてこう僕と組む人って『王竜星武祭』でいい成績残してるんだろう・・・
主人公口悪いなwww