レヴォルフの男の娘・・・おい!   作:クッペ

17 / 31
タグ変えました

タグが全く仕事していなかったので


バトルセレモニア③

 

 今日はバトルセレモニア本戦の二回戦だ。一回戦の後?決闘しましたよ?なんか初めて本気で戦った気がするよ・・・結果は僕の勝ちでした。

 次の相手は黎沈雲、黎沈華さんたち、界龍の双子だ。『鳳凰星武祭』で綾斗君とユリスさんたちを苦しめていたから油断はできない。というか本戦に残ってる時点で油断できる相手ではない。

 そして現在、控室で時間が来るまで待っているのだが、ペアのシルヴィがさっきから、というか本戦の一回戦の後からずっと不機嫌だ。理由は恐らく僕に負けたからだろう。

 

「いつまで機嫌悪いのさ?いい加減機嫌直したら?」

 

「君がそれを言うのかぁ・・・君に負けてこんなにいじけてるのに、その原因作った君がそれを言うのかぁ・・・」

 

(めんどくさい!)

 

「第一喧嘩売ってきたのは君じゃないか?ていうか今まで僕に負け続けてたのになんで今回は勝てると思ったの?戦闘中にペアの妨害してくるとか普通にありえないでしょ。今回は君の自業自得だね」

 

「うるさいよ」

 

「逆ギレすんなよ」

 

 いけない。つい語尾が荒れてしまった。

 

「それよりも、次の相手、どうするの?」

 

「いつも通りでいいんじゃないの?君と私が一人ずつ相手をすれば」

 

「それでいいならいいんだけど、前回それで失敗してるんだけど?」

 

「いざとなったら狙われるのは多分君だから大丈夫・・・私よりも強いくせに序列入りを全くしていない、自分の実力を隠している君が狙われるからね・・・」

 

(うぜぇ・・・)

 

「もうそれでいいや。君が狙われたら僕はそっちを援護する。それでいい?」

 

「私が狙われるわけないじゃない。私これでも『王竜星武祭』準優勝者なんだよ?君には全く勝てないけど」

 

(しつけえ・・・)

 

 そんな感じの作戦会議でした。

 

* * * * * * * * * * 

 

 

『皆さまお待たせいたしました!バトルセレモニア本戦二回戦、いよいよ開幕です!それでは出場ペアのご紹介をいたします!まずは界龍第七学院の黎沈雲、黎沈華ペア!『鳳凰星武祭』ベストエイトの実力者です!今回も見事な幻術のコンビネーションが見れるのでしょうか!?片やレヴォルフ黒学院の花園日向選手、そしてクイーンヴェールの世界の歌姫!シルヴィア=リューネハイム選手です!本戦一回戦でどうやら仲間割れみたいなことをしていたのですが、それはもう終わったのでしょうか?ああいったのはあんまり見たくはありませんね!!』

 

 僕たちの紹介文酷すぎない?会場中笑ってるし、目の前で双子さんたちも大爆笑してるし。

 

「ちょっと、笑い過ぎじゃないの?」

 

「いやこれは失礼、まさか仲間割れを起こしたペアがここまで勝ち上がってくるとは」

 

「全く思っていなかったもの」

 

 うん、それはそうだろう。というかあんなの前代未聞だろう。

 

「『王竜星武祭』の準優勝者と『鳳凰星武祭』の優勝者のペアだと聞いて期待はしていたんだけど」

 

「どうやら連携に関しては点でダメみたいね」

 

「「僕(私)達には勝てないよ」」

 

 やっぱり双子だから息ピッタリだね。ここまで息ピッタリなものなの?というか性格悪いな!

 そして隣のシルヴィは特に何も言わずに煌式武装を起動している。

 僕も剣型の煌式武装を起動させて構える。相手は呪符?を使うらしいからまだ何も出していない。

 

『それではバトルセレモニア本戦二回戦、試合開始!』

 

* * * * * * * * * *

 

 早速敵が呪符を取り出した。なんか唱えてるけど何を言っているのかはわからない。

 そう思っていると沈華さんの方の姿が消えた。そして沈雲君の持っている呪符は見えなくなっていた。

 これは綾斗君たちと戦っていたときの、触れると爆発する呪符と、見えないところからの攻撃だね。

 

「シルヴィ、闇雲に突っ込んじゃだめだよ?多分見えない呪符に触れると爆発する仕組みだから。それとどこからか沈華さんの方が攻撃してくると思うから注意を・・・」

 

 そう言いながら”識”の境地を使う。そうすると沈華さんがどこにいるのかわかるし、沈雲君がばらまいた呪符の位置も全部が見えてしまった。

 

(・・・あれ?これって・・・)

 

「日向君、急に黙ってどうしたの?」

 

 僕は剣型の煌式武装を仕舞い、弓型の煌式武装を起動させる。

 

「予定変更だよ。君は沈雲君に突っ込んで。援護は僕が全部やるから任せて。それと、星辰力を防御に回しておくことを強くお勧めするよ」

 

「ねぇ、不意打ちとかしてこないよね?というか君はなんで援護なの?」

 

「僕と(彼ら)の相性が最悪なんだ・・・」

 

 本当、このまま僕が突っ込んでいったらすべての呪符を切り裂きつつ、沈華さんを倒して、沈雲君を倒してそれで試合終了だ。いくら何でも味気なさすぎる・・・

 

「・・・後で聞かせてもらうからね」

 

 そう言ってシルヴィは沈雲君に特攻する。途中で沈雲君が仕掛けた呪符があるが、喰らう直前に僕が矢を放ち、それを起爆させる。

 

「あっはっはっはっは!どうしてこう何も考えずに突っ込んでくるかな『戦律の魔女』!君みたいに何も考えずに突っ込んできたのは君が初めて・・・」

 

 どうやら僕が矢を放ったことには気が付かなかったらしい。爆風から出てくるシルヴィは全くダメージを受けていない。

 そのことに沈雲君は驚愕している。その後もシルヴィは距離を詰める。途中である呪符は僕が全て処理をしている。

 

「花園、日向ぁ・・・!」

 

 なんか沈雲君の怒りがこっちに向いている。そりゃあそうだろう。

 僕が援護に徹していると、姿を隠していた沈華さんが距離を詰めて攻撃を仕掛けてきた。しかし”識”の境地でそれが見えているため、その攻撃は危なげなく躱す。

 

「まさか、見えている?」

 

 見えないものを幻術で見えるように錯覚させる、見えるものを見えないようにする。これらは”識”の境地の前では完全に無力だ。

 

 追い詰められていることを自覚したのか、沈雲君が大量の呪符を取り出し、一つにまとめる。それを幻術で数を増やし、どれが本物か分からないようにしている。どうやら綾斗君にやったやつと同じやつらしい。

 いったん弓を仕舞って剣を取り出し、沈華さんを迎え撃つ。体術はそこまで得意ではないのか、あっさりと校章を破壊できた。

 

『黎沈華、校章破損』

 

 シルヴィは僕がいるところまで下がってきており、飛びながら何か歌を歌っている。どうやら彼女の能力の何かを使うつもりらしい。

 シルヴィが歌っていると、大量の水が出現し、全ての呪符を水浸しにして使えなくする。最後の切り札みたいな攻撃をしようとしていた呪符も例外なく、全ての呪符が水にぬれて使い物にならなくなる。

 ところで、ステージ全体の呪符を流すための大量の水を出して僕を巻き込まないだろうか?答えは否。つまり僕もその大量の水に巻き込まれた。そしてそんなことを全く予期していない僕と沈雲君は回避も出来ない。そしてステージ端にいた沈華さんも巻き込まれた。

 シルヴィ絶許!!

 

『花園日向、意識消失』

 

『黎沈雲、意識消失』

 

『勝者、シルヴィア=リューネハイム、花園日向ペア』




終わらせ方雑すぎる!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。