レヴォルフの男の娘・・・おい!   作:クッペ

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完全にその場のノリで書いてるんで正直めちゃくちゃすぎるかと思われる


勘弁してほしい…

 

 オーフェリアさんから連絡が入り、リーゼルタニアには明後日から行くことになった。ユリスさんと綾斗君とクローディアさんと紗夜ちゃんと綺凛ちゃんもリーゼルタニアに行くらしくて、向こうで合流することになったらしい。

 そこでふと思い出す。リーゼルタニアに行くための旅行鞄を持っていないし、そもそも僕すっごい高所恐怖症で乗り物酔いも酷いと来た。飛行機なんて言う飛ぶ乗り物なんて大っ嫌いでしたまる。

 旅行鞄に酔い止め薬、その他諸々準備しないといけないものとかあるから、今日はその買い出しに行こう。商業エリアのデパートに行けば揃えられるし、今から出かけることにする。

 そう、買い物を今日行かなければこんな面倒なことに巻き込まれずに済んだというのに、後悔後を絶たずだ・・・

 商業エリアに向かっている最中とある幼女から声をかけられる。

 

「うぬ、そこのうぬ、ちと待ってくれんかえ?」

 

「・・・?」

 

 うぬ?うぬって誰の事を言ってるの?

 

「そこの周りをきょろきょろしているうぬじゃよ」

 

「ええっと・・・僕の事?」

 

「そう、うぬじゃ。うぬの名は確か・・・花園日向だったかえ?」

 

「ええ、レヴォルフの花園日向ですが・・・何か御用でしょうか?」

 

「なに、大したことではない。ちと儂に付き合ってくれんかのう?」

 

「付き合うって、買い物か何かですか?それくらいなら構いませんが・・・」

 

「ああ、違う違う。儂とちょいと戦ってくれんかのう、ということじゃ」

 

「お断りさせていただきます」

 

 なんなんだこの幼女。僕は今から買い物があるっていうのに、戦えって?いやだよそんなの。第一戦闘は苦手なんだってば。

 

「ほう、誰の誘いを断っているか、分かっておるのかえ?」

 

「第一僕君の名前知らないし。中華服着てるってことは界龍の生徒さん?・・・そう言えばどこかで見たことあるような・・・!」

 

「その表情を見るに、やっと気づいた様じゃな。では改めて聞くが、儂と戦う気は――」

 

「全力でお断りさせていただきます!」

 

 この子あれだ!界龍の生徒会長で序列一位の茫星露、『万有天羅』っていうやばい人じゃん!

 これは勝てない以前に厄介ごとの匂いしかしない。厄介ごとに関する嗅覚はシルヴィのせいで異常に発達したけど、今だけは全力で感謝してあげよう。ありがとうシルヴィ!愛してる!

 その場から全力で逃げるために”識”の境地を展開し、星辰力のブーストを全力で使って逃げる。多分オーフェリアさんに追いかけまわされているときよりもガチのスピードだこれ・・・

 だがしかし”識”の境地に何やら引っ掛かる。なんか高速で僕の事を追いかけてくる。

 

「なぜ逃げるのじゃ?一戦だけ戦ってくれればそれでよいのじゃ!」

 

「勘弁してよ!僕じゃ勝てるわけないじゃん!僕の序列分かってるの!?十二位だよ十二位!君はあの規模が最大の界龍で一位なんでしょ!?勝てるわけないじゃん!」

 

「別に儂はうぬに勝ちたいから戦うのではない、ただうぬと戦いだけじゃ!」

 

「こんの戦闘狂がー!!!」

 

 さらにスピードを上げる。これ以上スピードを上げると正直コントロールが効かなくて危ない。

 

「ふむ・・・この追いかけっこも飽きてきたのう・・・疾く諦めよ!」

 

「ちょっと!?」

 

 なんで!?さっきまで後ろにいたよね!?なんで急に前に出てくるのさ!全力で走っていたため急に止まることも出来ずに、星露ちゃんに突っ込む。しかし星露ちゃんは自ら後ろに飛んで衝撃を殺し、僕を抱きかかえながらどこかへ向かっていく。

 

「ちょっと放してよ!第一どこに向かってるのさ!?」

 

「少し黙っておれ、舌を噛むぞ」

 

「何ならここで舌噛んで自殺してやろうかちくしょう!」

 

 ここまで来ると最早自棄だ。言動もおかしくなってくるが、星露ちゃんは全く意に介さずに移動を続ける。

 この方角って・・・

 

「着いたぞ、界龍第七学院じゃ」

 

「やっぱり・・・」

 

「では早速行こうかのう」

 

「・・・どこへ?」

 

「我が学院のコロシアムじゃ。そこで思う存分やりあおうではないか」

 

「・・・はい」

 

 うん、これは逃げきれない。諦めるしかないな・・・

 

「師父ー!どちらに行ってらっしゃったんですか・・・え!『思考の魔術師』!なぜ師父と一緒にいるんですか」

 

『思考の魔術師』。それが僕に着いた二つ名だ。無難で助かった。魔女や魔術師は『〇〇の魔術師』とか『〇〇の魔女』とか呼ばれることが多いから無難な二つ名で助かった。

 そして今僕に突っかかっているのは・・・誰?

 

「ええっと・・・どちら様で?」

 

「虎峰よ、こやつは儂の客人じゃ。怪しいものではないから、通してやれ」

 

「申し訳ありません、師父。界龍第七学院序列五位、『天苛武葬』、趙虎峰です。先ほどは失礼をいたしました」

 

 なんだろう、この子の容姿といい声といいすっごく女の子っぽいんだけど、なんだか同じ属性に属するというか、同じ境遇な気がする。

 あれ?そう言えば・・・『天苛武葬』?何かシルヴィがバトルセレモニアの決勝前に控室で言ってた人ってこの人・・・?

 

「『天苛武葬』?六花最速って言われてる?」

 

「最速かどうかは存じ上げておりませんが、恐らくその『天苛武葬』かと・・・そう言えば師父、なぜ彼がここに?」

 

「儂と戦うためじゃ。そやつも了承しておるぞ」

 

「嘘をつくな嘘を。逃げてるところを追いかけて捕まえて来たじゃないか!」

 

「細かいことを気にする出ない、禿げるぞ?」

 

「もう一偏黙れよ」

 

「師父に何という口の利き方を・・・!許しませんよ!」

 

 だーもう!ややこしすぎる!救世主!救世主早よ!

 




次回へ続く・・・
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