レヴォルフの男の娘・・・おい!   作:クッペ

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はいはい、二つ名に考えた時間は五秒くらいです

何も面白みのない二つ名になったことを今更後悔しています・・・


本来の目的・・・?あ・・・

 

「虎峰~帰るの遅いけどどうしたのー?」

 

 また誰か来た・・・正直これ以上状況をややこしくしないでほしいから、まともな人であることを切に願う。そう思ってた時期が懐かしかったです・・・

 

「うわー!何でこの子がここにいるの!?私セシリー・ウォン!よろしくね、『思考の魔術師』君!」

 

 そのまま僕を抱きしめてくる。まただよ・・・この学校って碌な奴いないんじゃないかな・・・というか星導館とガラードワース以外まともな人がいないんじゃないかと思えてきました・・・

 いや待てよ・・・この状況うまく使えれば・・・この際恥は捨てよう。一刻も早くこの場から離脱したい。

 

「助けてセシリーお姉ちゃん!この人たちが僕のこと虐めてくる!」

 

「お、お姉ちゃん・・・!よーし!お姉ちゃんに任せて!!」

 

「「な!?」」

 

 ちょろい・・・なんか逆に申し訳なくなってきた・・・

 

「ちょっと虎峰と師父、何でこの子虐めてるの?」

 

「ちょっと日向さん!猫被るの辞めて下さいよ!このままだと僕が被害を被ることに・・・」

 

 知らんな、こっちは被害者だ。特に星露ちゃんの

 

「問答無用!急急如律令!」

 

 呪符を出したかと思うと何やら呪文を唱えた。すると雷が降ってきて危うく虎峰君に直撃しそうになっていた。ギリギリの所で回避する辺りすごい反射神経だな・・・

 

「セシリー、話を聞いて――」

 

「こんなかわいい子虐めるなんて最低だよ!それにお姉ちゃん・・・うふふふふ・・・!」

 

 なんか危なくなってきた・・・自分で引き起こしておいてなんだけど、そろそろ止めたほうがいいのかな?

 

「止めるのかえ?こんなに面白いことになっておるのに」

 

「君からしたら面白いのかもしれないけど、流石にここまでなるとは思わなかったよ・・・」

 

「あそこまで怒ってるセシリーを見るのは初めてじゃわい。それに、あの二人は前回の鳳凰星武祭の準優勝ペアじゃし、うちの水派と木派のトップでもあるのじゃ。なかなか面白い戦いが見れると思うが?」

 

「君って本当に戦闘狂だね・・・というか本当に小学生?喋り方とかはまあいいとして、小学生でここまで戦闘狂だとこの先苦労しかしないと思うんだけど・・・」

 

「余計なお世話じゃ、それに儂は長生きしとるからのう。楽しみと言ったら強者との戦いくらいしかないのじゃ」

 

 そんな雑談をしているうちに向こうもすごいことになっている。雷が次々に落ちてくるが、虎峰君はすべて躱している。しかもその速さはとんでもない。六花最速って言われるのも頷ける気がする。

 

「飽きたわい」

 

「え?」

 

 突然何言いだすんだこのガキ・・・じゃなくて!

 

「そこいらにしておけ、そもそも儂がこやつと戦うためにここにこやつを連れてきたというのに、なぜおまえらが戦っておるんじゃ?」

 

 わーお怖い怖い、何でここまで威圧感を出せるのか不思議だ。

 

「も、申し訳ありません、師父!でももとはと言えば・・・」

 

「いやいや、僕完全に被害者だからね?連行されて来ただけだからね?」

 

 僕に罪を擦り付けようとする虎峰君に先立って釘を刺しておく。虎峰君は言い返せずにうぐ・・・!と黙ることしかできない。

 

「そう言えば、何でここに彼がいるの?」

 

 さっき来たばかりのセシリーさんが疑問に思ったのか、この場にいる全員に訊ねる。

 

「連行された」

「戦いたいから連れて来た」

 

「らしいです」

 

「師父、師父って部屋に買い置きしていた茶葉が無いからって商業エリアに言ってたんじゃないんですか?」

 

「・・・おお!そう言えばそうじゃったのう!」

 

 しばらく思案し、思い出したというかのように手をポンと叩く。お頭弱すぎ・・・あれ・・・そう言えばぼくも何か忘れているような・・・

 

「あ・・・」

 

 僕も明後日のリーゼルタニアに行くための準備のために買い物に行くんだった・・・まずい、人のこと言えない・・・

 

「じゃあ僕は用事を思い出したのでこれで失礼しますね」

 

「うむ・・・儂も買い物に行くとしようかの」

 

 星露ちゃんはお頭が弱い。おかげでこの場を離脱することに成功した。

 帰る直前にその場にいた全員からアドレスを渡された。別にもう会うことは無いと思うんだけどな・・・




かなり短めですね、これなら前回の所に突っ込んでも問題レベル
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