レヴォルフの男の娘・・・おい!   作:クッペ

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この小説ではシルヴィの扱いはすっごく雑ですが中の人は俺的に結構好きですよ

千菅春香さんの歌声って雨宮天さんの地声に似てません?


孤児院行ってきます!

「いやー、昨日は本当に申し訳なかったね。まさかパーティー会場にテロリストが潜んでるなんて流石に予想外だ」

 

 ヨル何とか王子が昨日パーティーでキマイラの相手をしていた僕たち、六花組を部屋に呼び出して昨日の件について説明をしていた。

 

「主犯はギュスターヴ・マルロー、昔あった『翡翠の黄昏』の生き残りの一人だ」

 

 『翡翠の黄昏』?なんだっけそれ?聞いたことはあるんだけど概要が思い出せない。

 そんな僕の表情を見て、クローディアさんがその『翡翠の黄昏』についての説明をしてくれた。

 

「『翡翠の黄昏』というのはアスタリスク史上最大のテロ事件です。犯行グループは学生シンパを含んだ七十七人、この事件についてはヘルガ・リンドヴァル警備隊隊長が単独で解決しましたが、七十七人のうち七人が逃走、そのうちの一人がギュスターヴ・マルローということです」

 

「すごいね、クローでディアさん!詳しいんだね」

 

「あの……これくらいは通常の講義で扱うことなんですが……」

 

 ……へ?なにこれ、六花ではこれが一般常識だって言いたいの?嘘でしょ……

 

「……話を戻そう。それで、現在ギュスターヴ・マルローは逃走中。国の兵を用いて厳重に警戒をしているけど、未だに見つかっていない。残念ながら手がかりもなしだ」

 

 これってギシュターヴ・マルローの逃走能力が高いの?それともこの国の兵が単純に探すのが下手なの?まあテロリストが今になって出て来たってことは、単純に相手の逃走能力が高いんだろうけど。

 

「そこでだ、未だに見つかっていない犯人、狙われているのはユリス達だ。それは理解しているかい?」

 

 ヨル何とか王子がこちらを見ながら問うてきた。失礼な!それくらいは理解しているって!

 

「余り人数は割けないけれど、君たちに護衛を付けようと思うんだが、どうだろうか?」

 

「必要ない」「はい、お願いします」

 

「「……は?」」

 

 星導館側を代表したのだろう、ユリスさんの答えと僕の答えが重なった。思わず顔を見合わせる。

 

「何を言っているの、日向……言っては悪いけれど、この国の兵たちよりも私たちの方が強いじゃない。護衛なんているだけ足を引っ張るだけよ」

 

 オーフェリアさんが中々に辛辣なことを言っている。ヨル何とか王子もあまりの言い種に苦笑いしている。

 

「いや、だって僕戦うの苦手だし。モーリッツ君なんて、僕のことオーフェリアさんとかシルヴィの金魚の糞程度にしか思ってなかったからね?」

 

 冒頭の十二人に入る時の決闘で言われたことだ。シルヴィはともかく、オーフェリアさんの金魚の糞は言い得て妙だと思う。『鳳凰星武祭』に優勝できたのは殆どオーフェリアさんの御陰だ。

 

「……モーリッツ・ネスラーには今度説教するとして、ならあなたは私と一緒に行動しなさい。そうすれば護衛は必要ないじゃない」

 

「あ、はい、分かりました」

 

 僕の腕をつかみ、オーフェリアさんの身体に引き寄せられ睨みつけられるように言われたら、肯定するしかありません……僕は自分の命が惜しいんだ。

 

「そういうわけだ、兄上。護衛は必要ない。こいつも含めてだ」

 

「まぁ分かってはいたけど、突然必要と言われたら手配し直さなくてはならないところだったよ」

 

 呆れた目でこっちを見るな。必要なものは必要っていうって小学生のころ習わなかったの?あ、王族って小学校とかあるのかな?そもそもリーゼルタニアに小学校とかあるのかどうかすら知らない。

 

「話はこれで終わりだ、皆お疲れ様。あぁ、ユリスと綾戸君は残ってくれるかい?」

 

 退出していいといわれたので、ユリスさんと綾斗君を残して僕たちは部屋から出た。各自が自室に向かっていくので、その流れで僕も自室に戻ろうとした所、オーフェリアさんに腕を掴まれた。

 

「どこに行くの?」

 

「いや、特にこの後やることもないし、自室で寛ごうかと……」

 

「つまり暇なのね?」

 

「そうともいうね」

 

「なら、私に付き合ってくれないかしら?」

 

* * * * * * * * * *

 

 雪が深々と降っているリーゼルタニアの街。昨日のパーティー、もっと言うなら凱旋パレードをやっていた国と同じ国とは思えないくらい、この国は困窮している。

 雪が降る中碌な防寒具を着られず、おいてあるドラム缶に火をともし暖を取り、頬が痩せこけている人たちばかりだ。

 

「助けようと思っては駄目よ。辛いかもしれないけど、一人に手助けをすると全員を救わなくてはいけなくなる。今のリーゼルタニアには、そんな余裕はないわ」

 

「……うん、分かってる」

 

 僕は正義の味方ではない。目に入るものすべてを助ける力も財力も無い。分かってはいても、どうしても罪悪感は拭いきれないものだ……

 こちらを縋る様な視線を何とか振り切り、到着した先はユリスさんが大量の金を寄付した孤児院だ。

 オーフェリアさんは無意識に毒を放っており、それを抑えることはできない。短時間ならともかく、長時間それを吸ってると体調に異変をきたしてしまう。

 僕?僕は実家の関係で毒には慣れているからある程度は我慢できる。それに常に星辰で体を常に覆っているからオーフェリアさんが無意識にはなっている程度の毒ならば防げる。戦闘中の毒?無理無理、二回気絶してることから分かるでしょう?

 

「あのー……すいません」

 

 オーフェリアさんは外で待っていて、孤児院を訪ねたのは僕だ。

 

「あらあら、貴方は……」

 

「えっと、初めまして。花園日向って言います」

 

「ええ、知ってますよ。オーフェリアと鳳凰星武祭で優勝して、オーフェリアを解放してくれて、ありがとうございます……!」

 

 瞳に涙をにじませながら、出てきたシスター風の女性は頭を下げている。扉の陰でそわそわしている子供たちも、こちらの様子が気になっているようで

 

「すっげー!本物だ!」「ねぇねぇ、オーフェリアは?」「小っさ!小っさ!ホントに高校生かよ!」

 

 僕に群がる子供たち。揉みくちゃにされるのは分かってました。ちょっと、シスターさん?止めてくれないんですか?

 

「こーら、そこら辺にしてあげなさい、日向さんが困ってますよ」

 

 はーい、という返事をすると、皆が僕から離れて行ってくれた。この子たちシルヴィよりも強いんじゃなかろうか?

 

「それで日向さん、オーフェリアはどちらへ?」

 

「オーフェリアさん?外で待ってますよ」

 

 シスターと子供たちをオーフェリアさんが待っていた場所まで案内する。久々の再開だがオーフェリアさんの発する毒のことを考え、話せる時間はごく限られていた。

 双方それは理解しているが、やはり感情と理性はは別物だ。哀しそうな表情を浮かべながら、シスターたちは孤児院の中へ戻っていった。

 

「……ねぇ、少しついて来てくれるかしら?」

 

 オーフェリアさんに手を引かれ湖畔沿いを歩き続ける。森に入ったと思ったらすぐに更地に出て来た。更地に出てきたというよりも、盛だった場所が更地になったと言うべきか……

 

「オーフェリアさん、ここは?」

 

「ここは私とユリスが最初に再会した場所、そして、ここをこんな風にしたのは私」

 

「…………」

 

「……ねぇ、日向」

 

「どうかしたかい?」

 

 オーフェリアさんは躊躇いがちに指をもじもじとさせ、やがて顔を上げてこちらを見据え、

 

「貴方って『戦律の魔女』が好きなの?」




久しぶり過ぎてヤバい、感覚忘れとる

なぜこれを投稿したかって?そりゃこれが一番楽だからだよ


その場のノリで書いてるから設定継ぎ足し継ぎ足し出来るしな。そうすると、大体駄作が出来上がるんですけどねwww
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