レヴォルフの男の娘・・・おい!   作:クッペ

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これが30分クオリティ・・・


邂逅

 

「綾斗君!助けて!」

 

「え!?日向!?」

 

 オーフェリアさんから逃げていた僕は、ファーストフード店で昼食を取っていた綾斗君に助けを求めた。綾斗君は僕よりもすっごく強いから、何とかしてくれると信じてる!

 

「おい!お前いきなり何なんだ!?」

 

 綾斗君と一緒にいたピンク髪の女の子が話しかけてきた。

 

「えっと・・・もしかしてデート中だった?」

 

「違う!どうしてそうなるのだ!?」

 

 顔を赤くして否定してくる。

 いやだって、休日に男女が二人で出かけてたらそれはもうデートなんじゃ・・・ってそれどころじゃない!

 

「綾斗君助けて!」

 

「ちょっと落ち着いて、何があったの?」

 

「見つけたわ」

 

 ギャーーー!!追いつかれた!?まずい、殺される!

 

「オーフェリア・・・?」

 

「・・・ユリス・・・」

 

 あれ?なんかいつもとオーフェリアさんの様子が違う?なんか悲しそうな表情を浮かべてる・・・

 オーフェリアさんは僕を追いかけるのを中止して、その場を去ってしまった。

 

「待て、オーフェリア!」

 

 そう言ってユリスさん?もオーフェリアさんを追いかけてしまった。もしかしなくても、二人って知り合いだったりするのかな?

 

「ユリス!ちょっと待って!」

 

 そう言ってユリスさんを慌てて綾斗君は追いかける。僕もその場に止まるわけにも行かず、追いかけることにする。

 

* * * * * * * * * *

 

 ここは再開発エリア。昔なんかテロ事件みたいなことがあって、そのまま放置されている。ここにいる学生はほとんどがレヴォルフだ。

 やっとオーフェリアさんたちに追いついた僕と綾斗君だったが、そこではユリスさんとオーフェリアさんが戦っていた。

 ユリスさんは炎を操る魔女らしい。強力な技を次々と放っているが、オーフェリアさんはそれをすべて星辰力だけで防いでいる。星辰力は確かにガードに回せばダメージを減らせるが、星辰力だけでガードをするのは、一体どれだけの星辰力が必要になるのだろうか・・・いや!そうじゃない!

 

「オーフェリアさん!ちょっと待って!」

 

「ユリス!いったん落ち着いて!」

 

 何とかして止めなくちゃいけないという結論に至った僕は、オーフェリアさんの前に立ちふさがる。綾斗君も同じ結論に至ったらしく、ユリスさんの前に立ちふさがっていた。

 

「オーフェリアさん、一体どうしちゃったのさ?」

 

「どいて、あなたには関係ないわ。ユリスとはこうなる運命なの・・・」

 

「とりあえずいったん落ち着いてよ。そんな悲しそうな表情で運命とか言われても、そんなの受け入れられないよ」

 

「あなたに受け入れられなくても、これは私の運命。私が受け入れればいいだけなの」

 

「だから、そんなの納得できない!ユリスさんの事は、僕は知らないけどオーフェリアさんの知り合いなんじゃないの?なのに、こんな殺伐とするのは、間違ってる」

 

 オーフェリアさんと話をしていると、後ろで万能素の揺らぎを感じた。咄嗟にブレード型の剣を抜いて、後ろからの攻撃を切りつける。何とか火球を切ることに成功したが、急に攻撃されたら、警戒せざるを得ない。

 

「ユリスさんだっけ・・・?どういうつもり?」

 

「貴様らこそどういうつもりだ?なぜ私とオーフェリアの決闘の邪魔をする?」

 

「急にこんなことになったんだ。放ってはおけないな」

 

「私はオーフェリアに勝たなくてはならないんだ!そうしなきゃ、オーフェリアはいつまでたっても・・・」

 

 なるほど、オーフェリアさんに勝って、うちの会長さんの支配から解き放とうとしたのか。そこまでの事情を把握しているかは分からないが・・・

 

「ユリスさん、君の目的ってオーフェリアさんを助けることでいいのかな?」

 

「そうだ」

 

「だったらここは引いてくれない?オーフェリアさんとユリスさんがここで戦う理由は無いよ」

 

「お前に一体何の関係がある!?レヴォルフの元序列一位のお前に!」

 

「ここでオーフェリアさんに勝ったからって、それはオーフェリアさんを助けることにはならないって言っているんだよ。そんな簡単にオーフェリアさんを助けられるんだったら、僕がもう助けているからね。それに君のその願い、僕の願いと同じなんだ」

 

「どういうことだ?」

 

「次の『鳳凰星武祭』に、僕はオーフェリアさんと出場する」

 

「何!?オーフェリアは『王竜星武祭』に出るのではないのか?」

 

「オーフェリアさんが次に出でる星武祭は『鳳凰星武祭』だよ。もうすでに出場登録は済ましてある。僕とオーフェリアさんはそこで優勝して、僕は僕の願いをかなえる。そしてその願いは、君の願いでもある」

 

 その言葉にユリスさんとオーフェリアさんが同時に驚愕する。そういえば、僕はオーフェリアさんに僕の願いを言っていなかったな。

 

「だからここは引いてくれないかな?頼む」

 

 そう言って僕は頭を下げる。ここでユリスさんとオーフェリアさんが戦う理由は、僕たちが『鳳凰星武祭』に優勝しない限りないんだから。

 

「・・・分かった、ここは引く。一つ、聞いていいか?」

 

「何?」

 

「さっき貴様は私の炎を切ったが、どうやった?」

 

「普通に切り払っただけだよ。でも僕は戦闘とかそういうことがあんまり得意じゃないからね、あんなことができたのは正直驚いてる」

 

 そういうと綾斗君が苦笑いしている。なんでや・・・

 

「ふん、まぁいい。お前も存外食えないやつだな。私も『鳳凰星武祭』には出るつもりだ。もしぶつかったときは、本気で行かせてもらう」

 

「勘弁してよ・・・」

 

 そう言ってユリスさんと綾斗君はその場から立ち去った。

 

* * * * * * * * * *

 

「ねぇ、さっきの話、本当なの?」

 

「ん?さっきの話って?」

 

「私を解放するっていう・・・私はこの運命を受け入れているわ。なのに、あなたはどうしてこんな私を・・・自分のために願いを使おうとしないの?」

 

「さっきも言ったけど、これは僕の願いだよ。オーフェリアさんが自分の運命ってやつを受け入れていても、僕はそんなの認めない。だって、受け入れているとか言っても、そんな悲しそうな表情で言われても説得力が無いよ。だからこれは僕の願いなんだ。会長さんには内緒にしてね。今日はもう遅くなっちゃったし、帰ろうよ」

 

「えぇ、そうね」

 

 そう言ったオーフェリアさんは微笑んでいた。

 

「うん、やっぱりオーフェリアさんはいつもの悲しそうな表情じゃなくて、笑っている方が似合ってるし、かわいいよ」

 

「!」

 

 あれ、どうして顔が赤くなってるんだろう・・・?夕日の所為かな?

 




この前3DSの思いで記録帳でFEifのプレイ時間見たら1357時間くらいでした・・・
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