Fate-LoveLive!sunshine!!   作:ルアード

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すみません。更新めちゃくちゃ遅れました。いや、いいわけは山ほどあるんですけど…まぁ、終わったことだからいいとしましょう。さあ、今回ついに花丸ちゃんが出ます。


最後のマスター

まさに旅の道、それ故に人影は一切見えず。国木田花丸はこれを夢だと仮定する

 

 

(ここは…どこずら?)

 

 

周りを見渡すことも出来ない。ただ、自らの足で前に前にと進む

 

 

「そろそろ休憩しねぇか?法師様」

 

 

後ろにいるであろう男性の言葉を聞き、目線が止まり、後ろを向く

 

 

(法師様?)

 

 

「そうね。悟空、じゃあ水くんできて水」

 

 

「ちっ、しゃあねぇな」

 

 

目線が振り返る。そこにいた衣服をまとう猿の化け物が頭の髪を掻きながら水を汲みに行く

 

 

(なんて、和やかな旅なんだろう。まるで、本の世界みたい…そうずら、確か、あれ、何かを召喚して?…ずら?なんでマル、善子ちゃんみたいな事を…)

 

 

自らの意識を絞り出す。だが、出かけては消えてしまう。なにか、薄い膜が記憶を覆っているような

 

 

花丸「う…」

 

 

花丸は目を覚ます。まだ完全に目が開かず、んんーっていう言葉と共に背筋を伸ばす。

 

 

お婆さん「丸、えらく遅かったね。今日は練習ないのかい?」

 

 

うすい意識で時計を見る。もう11時をまわっている

 

 

花丸「ずらぁ!?」

 

 

花丸はドタバタと音をたてながら行く準備をし始める。むろん、今日もAqoursの練習がある。このままではダイヤさんに説教されてしまう

 

 

花丸「まずいずらぁ!!」

 

 

お婆さん「おや、もう行くのかい?行ってらっしゃい」

 

 

花丸「いってきまーす」

 

 

スマホには親友のルビィから何件も通知が来ている。花丸は学校に向かった

 

 

お婆さん「よかったのかい?」

 

 

unknown「ええ、お婆さん、私のこと内緒にしてくれてありがとう。私も少し出ます」

 

 

お婆さん「花丸のこと、任せますよ。キャスターさん」

 

 

キャスター「ええ、御仏の加護ある限り、私と花丸は誰にも負けません」

 

 

キャスターは花丸に暗示をかけた。一つは自分を召喚したことを忘れされた。もう一つ、聖杯戦争の一切の情報を忘れさせた。よって、花丸の記憶は薄い膜のようなもので覆われることとなった

 

 

キャスター「私も行きます」

 

 

お婆さん「いってらっしゃい」

 

 

お婆さんは二人の少女を見送り家へと入っていった

 

 

ー浦の星女学院ー

 

 

ルビィ「花丸ちゃんが来てくれたー」

 

 

部室にはルビィ一人しかいない。まだ誰も来ていないようだ

 

 

花丸「あれ?ルビィちゃんだけ?」

 

 

ルビィ「うん。今日練習ないのかなって思ってて帰ろうとしたところ」

 

 

花丸「今日練習だよね?」

 

 

ルビィ「多分…」

 

 

花丸「なにか、昨日あったような…」

 

 

ルビィ「ルビィ昨日頭痛で学校休んでたから分からないけど何かあったの?」

 

 

ルビィが花丸のリングを見て言う

 

 

ルビィ「あ、花丸ちゃんもそれ付けてるんだね」

 

 

花丸「…?おらはいつも付けてるよ」

 

 

ルビィ「え?」

 

 

花丸「え、おらは…付けてる…よね?あれ?」

 

 

ルビィ「いつもは付けてないよ。お姉ちゃんも昨日から付け始めたんだ」

 

 

花丸「そうずらか…たまたまだね」

 

 

ルビィ「うん…」

 

 

花丸もルビィもなんとも形容しがたい違和感を感じている。しかし、心の薄い、薄い膜により、花丸は真実を思い出せない。ただ何となく、なんだかいつもと違うな…その程度なのだ

 

 

花丸「ルビィちゃんも手、どうかしたの?」

 

 

ルビィ「ちょっと怪我しちゃって…」ハハハ

 

 

ルビィの手の甲をまるで隠すように包帯が巻かれていた。

 

 

ー黒澤家ー

 

 

ダイヤ「複雑に見えて簡単に紐解ける。願う願いは皆一つ、なぜ戦わなければ、私達が戦いをし向けなければいけないのか。聖杯に導かれた時点で終着駅は絶望…そう決まっていますのに…」

 

 

キャスター「面白い独り言ね」

 

 

誰でも入れる訳では無い。ルーラーによって結界が作られている現在の黒沢家。そのダイヤの部屋の前にキャスターは立っていた

 

 

ダイヤ「これはこれは、監督役の私の前に来る一番はじめの人間がキャスターさんとは」

 

 

キャスター「あなたが監督役…なのね?」

 

 

ダイヤ「はい。時計塔からの支持も頂きました」

 

 

キャスター「時計塔?てのはわかんないけどあなたが監督役なのはわかったわ。監督役さん。この聖杯戦争やめさせることは出来ない?」

 

 

ダイヤは口元を緩ます

 

 

ダイヤ「何かと思えば…」

 

 

キャスター「呼ばれてわかったわ。すぐね。彼女が魔術師ではないってこと。それと、人の血、それも戦いで流す血を見たこともないような平和な地で暮らしていたこと」

 

 

キャスター「ここまでいえばわかるでしょ。彼女たちにとって聖杯戦争は危険すぎます」

 

 

ダイヤ「いえ、聖杯戦争は続行します。終わらしたいならばあなたが頑張れば良いでは無いですか」

 

 

キャスター「確かに道理ね」

 

 

ダイヤ「でしょう」

 

 

キャスター「…無理してない?」

 

 

ダイヤ「私は、学校を救いますわ。そのために、この聖杯戦争に必ず鞠莉さんか果南さんに勝たせねばなりません。そのためなら、私は修羅にでもなります」

 

 

キャスターは黒澤家の扉の前で一度立ち止まり、言った

 

 

キャスター「あなたはマスターではないのね。可哀想です」

 

 

ダイヤ「…」

 

 

ダイヤは唇をかみしめて出ていくキャスターを見ていた 。ダイヤは令呪を宿せていなかった

 




本当に遅れてすみませんでした。あ、前回2、3話花丸編が続くと言いましたね。あれは嘘です。聖杯戦争も進めないとね
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