ゼロから始まる俺氏の命   作:送検

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復讐には準備も時間も必要だ
第4話 準備 (前)


『復讐』

 

それは、仇を返す。仕返しをするという意味で成り立っている言葉である。1度だけ調べた人間からして見ると『復讐』って漢字で見ると一見怖そうだけど、意味的にはそれ程怖くないじゃないか...と肩透かしを食らう奴もいるかもしれない。

 

しかし、その考えは大きな間違いだ。そもそも復讐というものは人によって程度が変わる。復讐を敢行しようとする人物の怒り、恨みが大きな程復讐という言葉の持つ怖さも、意味も、はたまた強度すらも違ってくる。

『やられたらやり返す』もあれば『倍返し』や『100倍返し』まであるのが良い例だ。それを考えたら復讐なんて滅茶苦茶恐ろしいものだとは思わないだろうか。

 

俺は、前世や今の世界で憎しみや、怒り、復讐の感情を持つ人物をそれなりに見てきた。そして俺は今、恐らくこの世界で誰よりも憎悪の炎を燃やしている人物と親友になっている。

 

その名を真壁政宗、彼は復讐者だ。そして俺はその手伝いをする理解者、若しくは従者的なポジションに位置している。

 

その事実を踏まえた上でこれからの話を聞いてほしい。

 

この先の話を一つのテーマで区切るとするならば...

 

そうだな、『準備』といった所だろうか。

 

 

 

 

 

 

 

梅雨なんぞあっという間に終わり夏至を過ぎて、そして7月が到来した。灼熱地獄と形容してもおかしくないほどの暑さと喧しい蝉の声が余計に登校中の俺を暑くする。ここで冷房でも付けて涼むことが出来るのなら是非ともやりたい。しかし、今は外。勿論そんなエネルギー理論を無視したかのような行為が俺に出来る筈もない。そして、暑い暑いと呪詛のように言葉を呟いた所で暑さが変わるわけでもあるまい。俺は考える事を放棄して黙って、てくてくと歩いて行く。

 

暫く歩いていると学校のてっぺん、屋上が見えてくる。それを見上げると同時に誰かが俺の肩をトントンと叩く。

 

「おはよう、幸村」

 

肩を叩いた人物の正体は俺の唯一の男友達であり無二の親友である真壁政宗だった。俺は隣を歩く政宗を一瞥してまた真っ直ぐの方向を向く。

 

「よう...」

 

頑張って声を張りあげようとするも、ここぞという時に俺のめんどくさい病が出てしまったのか、気のないだれた返事になってしまう。それを政宗は苦笑いしつつ言葉を返す。

 

「ははっ、流石の幸村も暑さには負ける?」

 

「...寧ろ、この暑さに負けない奴なんかいたらそいつは相当の夏男か馬鹿だぜ?」

 

長野でこれだけの暑さを誇るんだ。京都や東京なんか更に暑いのだろう。藤ノ宮の体調が心配だ。アイツ夏とか冬とか極端に季節が変わる時意外と弱いからな。夏風邪とか引かなければいいのだが...

 

「そういえば、政宗は夏に強いよな。何かコツとかあんのか?」

 

こんなに暑いのにも関わらず、真壁政宗は何一つだれた素振りを見せない。コツがあるのなら是非とも聞きたいものだ。

そう思い、問いかけると政宗は立ち止まりエヘンと胸を大きく張る。

 

「心頭滅却、火もまた涼し!!...ってちょっと!置いてかないでよ幸村!?」

 

ならば、その自信満々なドヤ顔を即刻止めていただけないだろうか。異様に親父のデジャブを感じて腹が立つから勘弁して欲しい。

 

「ええ...?俺そんなドヤ顔してた?」

 

そう言って、とぼけようとする...又は本当に自覚がないのか政宗は駆け足で俺に追いつき右隣を歩く。

 

「ああ、俺の親父みたいになってたから警告はしておく。くれぐれもあの人のようにはならないようにな」

 

やがて校門前に辿り着き、その校門を通過しながら俺はそう言う。

 

「参考ついでに、幸村のお父さんってどんな人なのか教えて貰ってもいい?」

 

「自らの趣味に異様な執着心を持つ親父」

 

「そ、即答だね...」

 

そう言って乾いた笑いを浮かべる政宗。自分でも抽象的な人物像だと分かってはいるが、仮に『幸村のお父さんってどんな人?』と聞かれるとそれしかイメージが湧かないのだから仕方ない。

 

人の、他人に対するイメージは簡単には払拭されないものだ。俺は赤子の頃から親父の他人に対するコミュニケーション方法を知っている。

 

あの親父は先ずファーストコンタクトとして『やあやあ!ボクの名前は上田昌幸!早速悪いけどゴルフしません!?』という爆弾発言をする。しかし、その爆弾は未だに爆発することも無く、そのノリの良さと確かな技術で有名な医師として名が通っている位なのだから恐ろしいものであるのだが、親父のゴルフに対する愛が垣間見えるのはそれだけではない。

 

俺がまだまだ赤子だった時、乳児用のベッドで上をぼーっと見ていると突如として親父の顔面が俺を覗いてきた。果たして何をするのかと内心呆れていると、親父は見るもの全てをドン引きさせるかのような笑顔でこう喋った。

 

『ああ、いつかこの子も大人になったら俺と同じゴルフ好きになるのかなぁ...?ゴルフは楽しいぞ幸村?何時か俺と共にゴルフ、やろうな?...ぐふっ』

 

それをドヤ顔で言って見せたのだ。それ以前に『疑問形が3つ並んでいてひたすらに気持ち悪い』とか『語尾のぐふっ★がとにかく気持ち悪い』とか言いたいことはあったがこの件のお陰で俺はゴルフを死ぬほど嫌悪してしまうようになってしまった。

 

世界のゴルファーさん。いや、ゴルフの神様。申し訳ございません。俺はゴルフブームが来ようと、日本がゴルフ1色になっても、ゴルフだけはガチで好きになれなさそうです。今でもゴルフ中継を見ていると吐き気が催す時があります。ゴルフという単語を聞くだけであの時の親父の顔を思い出してしまうんです。悪いのは親父、はっきり分かるんだね。

 

以来、俺の頭の中ではゴルフ×親父=変態という構図が出来上がってしまった。成長して自由に家の中や外を歩ける様になり、藤ノ宮寧子と知り合った頃から時々本業をしている親父を見るが、時すでに遅し。俺の頭の中からその構図は今も離れていない。

 

「...ま、まあ、家族の事は好きなんだよね?」

 

校舎に入り、靴から上履きに履き替える最中にそれを聞いた政宗は乾いた笑いを浮かべながらもそう尋ねる。

 

「そうだな...まあ、ああやって好き勝手物申せるのは仲が良いって事なんだろうな」

 

但し、勘違いするなよ。俺はファザコン、マザコン、シスコン等ではない。俺はノーマル!ここテストに出るからな。

 

「...ファザ...コン?シス...何だって?」

 

廊下を歩きながら無表情でそう言った俺に政宗はジト目で俺を一瞥する。

 

「親父や、母親がどうしようもなく好きな奴らの事だ」

 

まあ、詳しく知りたいのなら調べろ。俺はそれを生徒がちらほらいる中で詳しく話せるほどの精神力なんぞ持ち合わせていないからな。

 

「...幸村ってさ、時々突拍子もない事言うよね」

 

親友が出来て浮かれているんだ。許せ政宗。俺は喜びは隠さずにクールに無表情で表現するタイプなんだ。

 

さて、次の曲がり角を曲がったら教室だ。俺はこれから始まるであろう退屈な授業に向き合うために息を大きく吸って、吐き出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

1日は滞りなく終えることが出来れば、何時かは終わりがやってくる。ということは昔から親父や母さんに言われていたことだ。そして、今日もその不変の事実を以てして滞りなく1日を消化していた。そして、本日最後の授業を終えて、政宗と途中まで帰路を共にして家に帰りシシャワーを浴びて家族とメシを食べて、適当に談笑して、それに飽きたら自室に入り即就寝する予定だった。

 

しかし、本日ばかりは滞りなく、とはいかなかったらしくベッドに潜り込んだ瞬間に着メロと共に俺のスマホが振動した。

 

「...こんな時間にどちら様ってんだ」

 

そう呟きつつ名前を確認すると、『藤ノ宮』と表示されていた。俺のスマホに登録してある中で藤ノ宮といったらアイツしかいない。俺は躊躇う事もせずポップアップで出た着信の通知の緑ボタンをタップして通話を始める。

 

「...はい、もしもし?」出始めに俺が電話に応答する時に1番初めに使う常套句のような言葉を使うと、電話越しからクスクスと笑い声が聞こえた。

 

『こんばんは、幸村様』

 

そして、藤ノ宮寧子は俺に挨拶をする。そんな藤ノ宮の声は何時もの変わらない声色であり、朝に抱いた心配は見事に杞憂に終わった。

 

「...ああ、こんばんは藤ノ宮」

 

俺が内心自分の先を読むセンスの無さを恨みつつも、とある事を思い出し無機質な声でそう言うと、電話越しから疑問の声が上がる。

 

『どうか致しましたか?』

 

どうしたもこうしたもないわ。藤ノ宮、お前さんは何時になったら俺の愛読書である『薔薇の瞳のステロイド』を返却してくれるんだ。

 

『あら、バレてしまいましたか』

 

悪気もなさそうにそう言う藤ノ宮に少し顔が引き攣ってしまったのは非常に仕方の無いことだと思う。というか、それを文句として口に出さないだけ偉いと思う。家族から短期短気と囃し立てられている俺にしてはよく持った方だと自分で自分を賞賛したい。

 

...ナルシストではないからな?

 

「...まあ、薔薇ステ借りパク事件はまた後々ということで、今日はどういった御用で?」

 

俺が改めてそう藤ノ宮に問うと、藤ノ宮はあら?と首を傾げている姿が容易に想像できるような声を出して逆に問いかける。

 

『まさかとは思いますが、昌幸様からお聞きになっていないのですか?』

 

「...何がだ」

 

途端、電話越しからでも聞こえる溜め息の音が俺の耳を襲う。

 

『...昌幸様は普段は仕事が出来る方ですのに、家の事になると本当に何か抜けているお方になりますのね』

 

それは仕方ないと思う。だってそれが上田昌幸だから。それが親父クオリティだから。

 

「お前も薄々気づいてはいるだろ?それが上田昌幸だって」

 

仕事は出来て、その割に大雑把過ぎて、ゴルフジャンキー。それが上田昌幸だと。

 

『...ええ、そうですわね』

 

それが昌幸様ですわね、と締める藤ノ宮。俺はベッドに座り、隣接されてある壁にもたれかかった。

 

『昌幸様は知っていると思われますが、夏休み初日に大阪で名家が集まる社交パーティがあります。それに幸村様もお行きになされると昌幸様から聞きましたのでこうして電話をさせて貰っているのですが...どうやらその調子ではお聞きになさってはならない様ですわね』

 

お聞きになさってはないというか初耳だぞ...勘弁してくれよ親父。一体何週間前の出来事なんだ?

 

「今、猛烈に聞かなかったことにしたいのだが...」

 

こめかみをを片手で押さえながらそう言うと藤ノ宮は止めと言わんばかりに言葉を叩き込む。

 

『幸村様がパーティ嫌いなのは存じ上げておりますが、こればかりは名家に生まれたものの宿命の様なものです。諦めてください幸村様』

 

そんな事は昔から分かっている。だが、理解をするのと納得するのとではまた違ってくるのだ。

 

「...ま、お前さんが居てくれるのなら多少は楽しい宴にはなるだろうな」

 

正直、それくらいしか楽しみがない。

 

『...それは口説き文句、ですか?』

 

「どうだかな、そう思ってくれても構わないし、本心だしな」

 

俺は先程の『薔薇ステ借りパク事件』の仕返しも兼ねて、からかうようにそう言うと、藤ノ宮は一拍置いた後ふう...とまたしても溜め息を吐く。

 

『...からかうのはお止め下さいませ幸村様』

 

珍しく辛辣な言葉が返ってきた。些か調子に乗りすぎたかな、と反省していると藤ノ宮はコホン、と咳払いをする。

 

『とにかく、お伝えしておいて良かったです。何をするとしても『突然』というものは気が乗りませんから』

 

「ああ、ありがとうな藤ノ宮。...それと最近暑いから熱中症対策に気を付けろよ」

 

『はい、ではまたパーティでお会いした時にお話致しましょう』

 

「お互い都合が良かったらな」

 

そう言うと、俺は電話を切り、ベッドに横になる。

 

さて、これは面倒なことになったな。夏休み初日、よりにもよって俺の貴重な睡眠時間となる筈の土曜日に、俺は見事に社交パーティの日程を組まされてしまっていた。まあ、俺がする事といったら家族と共にお偉方に挨拶をして、長話を軽く聞き流し、一人で美味い料理に舌鼓を打っていればいい。何せ、普段目に余る程の豪勢な料理を食べている訳では無いのだ。パーティの時位、ご馳走に舌鼓を打っても構わない。寧ろ出された食べ物に感謝してやるべきだ。

 

「...少女A、か」

 

俺は政宗の復讐対象について考える。俺がその少女について知り得る情報は、政宗の事を『豚足』と呼んでいたいたことに、彼女が以前政宗が住んでいた東京都にいること。

 

「仮に、彼女の家が大金持ちだとすれば...」

 

今回のパーティに参加する可能性は十分に有り得る。今回のパーティは藤ノ宮曰く大阪で開かれる。大阪は過去に『天下の台所』と呼ばれていたこともある日本の主要都市。今の時代では東京から大阪に行く事など難しくは無いため、政治的に影響を持ち、更に少女Aの家が大富豪の家ならば可能性はあるはずだ。

 

しかし会えるという訳でも無いし、そもそも俺は顔を知らないし、仮にその少女に会ったとしても事情も大して知らない俺が言えることなんてたかが知れている。

それでもだ。俺は真壁の爺さんに『政宗の復讐の手助けをする』と言ったんだ。可能な限りの情報は知らなければならないし、その情報を自分で調べなければならないということも知っていた。

 

「...明日、母さんにでも聞いてみるか」

 

母である薫は持ち前の美貌と、立ち振る舞いから非常に上流階級の人々に関しての顔が広い。身元を完全に特定できる可能性は低いが、『東京に住んでいる』事を話せれば苗字位は分かるかもしれない。

 

僅かながら光明が見えてきた。後は実行あるのみ、そしてその光を何としてでも掴む。そう決心して俺はベッドに体を埋め、意識を暗転させた。

 

 

 

 

 

 

「それなら、安達垣さん家ね」

 

朝、一人でお茶を啜っている筈の母さんと話をするために普段の起床時刻より幾分早めに起きた俺は母さんに『東京』、『大富豪』をキーワードにしてその二つを持っている上流階級の人について話してもらっていた。

 

「安達垣...?」

 

「あら、ユキって安達垣グループって知らない?」

 

ああ、あの大企業の。

 

「そこなら、大富豪だし。東京にも居を構えているからユキの言ってたキーワードに該当するのよねぇ、というかそのキーワードならそこしかないんじゃないかしら?」

 

やはり、母に聞いたのは大正解だった。持ち前の美貌と、顔の広さで知識、見聞に非常に強い。内心コロンビアガッツポーズをしながらそう思っていると母が不意に口を開く。

 

「それにしても、安達垣さんかぁ...あの子元気かなぁ...」

 

「あの子って?」そう言うと、母はお茶を啜るのを止めて正面を向く。

 

「安達垣さんの奥様よ。私、あの子の色々な愚痴とか聞いたり相談に乗ってたりしたのよ...まあ、夫の事とか娘の事とか、色々ね」

 

そう言うと、母さんは窓の方向を向き黄昏る。どうやら母にとって安達垣家というものはそれなりに思う所が有るらしい。

 

「...その安達垣の娘、というのは俺と同年代の女、か?」

 

「あらあら?まさかとは思うけど幸村。その子が気になるの?」

 

「まさか」

 

初対面の女が気になる程俺は愛に飢えていない。

 

ともかく、そう言って否定するとクスクスと母は笑い話を続ける。

 

「ええ、貴方と同い年よ。もしかしたら何時かは何処かで会うかもしれないわね」

 

「その予想は一体どこから来るんだ...?」

 

そう言うと、母はニコッと擬音でも付きそうな笑顔で

 

「女の勘よ」

 

と、言い放った。

 

 

 

 

 

 

あの後、俺は何時も通りに学校に行く準備を始め、灼熱のサマーロードを歩きながら自称心頭滅却(笑)の政宗と登校途中に会い、学校に着くと終業式を迎えた。

 

終業式は兎に角眠かった。校長、教頭の長話をこれでもかという程に聞き、うつらうつらとしている間に終業式は終わっていた。学校の提出物を連絡袋に詰め込み、短縮授業という素晴らしいそれに感謝しつつ、政宗と途中まで帰路を共にする筈だった。

 

そう、筈だったんだ。

 

「筈だったんだよ松姉さん」

 

俺と政宗は、校門で黒いベンツに足止めを食らっていた。

 

「やほー、ユキ」

 

そして、開いている窓から顔を出してニコニコと母同様の笑みを浮かべる松姉さんが俺と唖然としている政宗を見ていた。

 

「お、女の人!?」

 

そして、松姉さんを見た政宗は先程から顔を赤く染めつつ、一歩引く。

 

「あー、政宗。この人は俺の姉の...」

 

「上田松華だよ。宜しくね政宗くん!」

 

そう言うと松姉さんは車から降り、政宗の前に立ち左手を差し出す。ふむ、このコミュ力は俺も見習わなければならない。

 

「は、はい。こちらこそ宜しくお願いします...えっと」

 

そう言って同じく左手を差し出す政宗。すると松姉さんはくつくつと笑い空いている手を口元に当てる。

 

「他人行儀過ぎるよ!普通にタメ口でいいし名前もお姉さんでも何でもいいから!」

 

「お、お姉さんはちょっと...」

 

「うわ...松姉さん、それはないわ」

 

「何故か弟にも引かれてるし!?」

 

政宗が松姉さんの『お姉さん』発言に難色を示し、俺が最大限の誠意を以てドン引きしていると、すかさず松姉さんからのツッコミが入る。

 

「さて、冗談はともかく普通に松さんでいいんじゃねえの?ていうか普通に皆そう呼んでるから」

 

俺の知る限り親父と真壁の爺さんが『松』母も『松ちゃん』と呼んでおり彼女の渾名は基本的に松率が高い。例に漏れず俺も『松姉さん』と呼んでいる。

 

「そ、そうだね。じゃあ...松さん、よろしく」

 

そう言って同じく左手を差し出し握手を交わす政宗。そして、政宗の松さん発言に苦笑いしつつも政宗と握手をする大学生の松姉さん。そして、それを見ている俺。車道には黒いベンツが1台──

 

 

さて、このカオス空間は何だろうな。

 

 

 

 




長期間空けてしまい申し訳ございません。

以後、このような不定期更新が続きますが息抜きに、気軽に読んで頂ければ幸いです。

※閑話 家族を一部修正しました。

主人公は父、母、姉の4人家族構成で、父方の方に一人兄がいることになっていましたがそこを修正して弟にしました。

閑話をご覧になって頂いた皆様。誠に申し訳ございませんでした。
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