シリアス ネタ 7:3
ホラー
残酷な表現
キャラが死亡
ゲームのネタバレ
以上の成分で大丈夫だ。問題ない。という方はこのままお進みください。以上の成分で大丈夫じゃない。大問題だ。という方はブラウザバックをお願いします。ゆっくり読んでいってね!
秘封倶楽部の活動で、ゲルテナ展にやって来た蓮子とメリー。そこで出会ったのは、少女、イヴ。彼女は家族でゲルテナ展に遊びに来たそうだ。蓮子とメリーの2人がイヴを親元に帰そうとした途端、美術館に異変が……!閉じ込められてしまった3人は、青い文字に導かれるまま、「深海の世」に入っていった……
「雰囲気が変わった……」
深海の世の下は階段のようになっており、そこには青いインクをぶちまけたような真っ青な世界が広がっていた。そこには、美術館には無かった絵もある。
「水の中……ってことなのかな?」
「うーん、わかんないわね……」
蓮子とメリーは小さく会話を交わす。そして2人は、一つの絵に目がいった。
「………「幾何学模様の魚」ねぇ…」
「あれって「きかがく」って読むんだ……」
イヴは蓮子の独り言を聞いて絵のタイトルの読み方を知ったようだ。
すると、メリーが2人に声をかける。
「ねぇ、扉があるけど……」
メリーが指差した方には、景色とマッチした水色の洋風な扉があった。
「………ダメね。カギかかってる」
蓮子がドアを押し引きするがドアはビクともしない。
「んじゃあ、反対側でも探してみる?」
「カギがあればいいんだけど……」
蓮子とメリーはサッサと反対側に歩いていってしまった。
「………あっ、待ってください!」
しばらく「幾何学模様の魚」を見ていたイヴは慌てて2人についていった。
「………ホント、気味悪いわね。ま、神隠しにあったか否かってんなら、今、私たち神隠しにあってるわよね」
蓮子は壁に水色の子供のような字で沢山書かれた「おいで」という文字の前で呟く。
「蓮子ーっ、ドアあったよーっ」
すると、十数メートル先からメリーがこちらに叫んでいるのが聞こえた。
「はぁっ、はぁっ、れ、蓮子さんもメリーさんも速すぎですよぅ…」
蓮子にようやく追いついたイヴは膝に手を当て呼吸を整える。
「あ、ゴメンね。私たちこういうのみるとどうしてもワクワクしちゃうのよ。」
蓮子は悪びれる様子もなく水筒の水を飲む。
「さ、メリーがドアを見つけたらしいから行きましょ?」
「は、はい。」
「蓮子、なにかしらこれ。……薔薇?」
メリーが指差した机の上に花瓶が乗っており、その中には薔薇が3つ活けてあった。
「………せっかくだから貰っとこうか。みんな好きな色せーので指差して。せーの……」
3人は見事に別々の色の薔薇を選んだ。
蓮子は白、メリーはピンク、イヴは赤だ。
「そういえば薔薇って色ごとに花言葉あったよね。確か……赤は「愛情」「美」「情熱」とかで、白は「純潔」「深い尊敬」とかで、ピンクは「しとやか」「上品」「感銘」とかだった気がするよ」
「ふーん。蓮子って大学での成績はそこまでじゃないくせにそんなことは知ってるのね。」
「失敬な!雑学だよ!ざ、つ、が、く!」
「情熱……かぁ…」
イヴは手元の赤い薔薇を見つめる。
「ってゆうか蓮子って純潔のイメージがないわ」
「むかっ」
「あの、2人とも、その奥のドア、行かないんですか?」
イヴが痺れを切らしたのか、2人に催促する。
「………蓮子、空いてるわ」
「カギがかかってないほうが開ける時ドキドキするわよね。さぁて、行きましょうか」
蓮子はノブに手をかけ、ゆっくりと扉を開いていく。
部屋の中には、巨大な絵があった。そこに広がっていたのは、女性の顔だった。
「うわっ!顔っ!!こわっ!!!」
「何よその三連コンボ」
思わずメリーが突っ込む。
「「そのバラ 朽ちる時 あなたも朽ち果てる」ねぇ。」
「蓮子。バラって私たちが持ってる薔薇ってこと?」
蓮子は少し考える仕草を見せて、かもね、と返した。
「あ、カギだ…」
その時、イヴが絵の下に落ちているカギを見つけた。
「よし、これであのドアが開くといいんだけど…」
蓮子がカギを拾い上げた途端、
絵の女性の顔が歪んだ。
「うわぁぁーーーーーっ!!」
3人は慌てて部屋から退避する。
「はっ………はっ………、な、なんで絵が動くのよ……!」
「わ、わかんないよそんなの……っ!!」
「と、とにかく早く逃げましょう!」
イヴの一声で3人はスタコラサッサと部屋から離れた。
「って!おいでの文字がかえせになってんだけど!」
蓮子は走りながらそう叫ぶ。
「無視よ蓮子!早く逃げないと!」
メリーの一言で蓮子ははっとして、走る速度を上げる。
3人は先程のカギ付きのドアの前で3人仲良く左足でブレーキをかける。
「早くっ!早くカギっ!!」
「ちょっと黙っててよ!」
もたつく蓮子をメリーが急かす。
「開いた!!」
がちり、と鈍い音がして、ドアが開く。
3人はドミノ倒しになり、ドアに駆け込む。
「あ、危なかった………」
「もう戻りたくないわね……」
「はい……」
3人は各々の感想を述べる。
「今度は緑……単調ね。」
メリーははぁとため息を吐く。
「虫の絵ばっかり……」
イヴも先程の疲労で消沈している。
「ま、行かなきゃ出られないんだからさっさと行きましょ」
蓮子はさっさと行ってしまう。
「「はし に ちゅうい」……?はしってなんだろ」
蓮子は深く考えず進もうとする。が、
「痛っ!!」
蓮子の右肩を激痛が走る。
蓮子が右を確認すると、黒い手が壁から伸びてきていた。
どうやら肩を引っ掻かれたようだ。
「いてて………ってあれ?」
蓮子はそこである不可解なことに気づいた。
あれほど強く引っ掻かれたにもかかわらず、蓮子の肩からは全くといっていいほど傷がついていない。
そのかわり、薔薇の花びらが少し散っていた。
「ちょっと蓮子、大丈夫?!」
騒ぎを聞きつけたメリーとイヴが蓮子のもとに駆け寄ってきた。
「大丈夫。ただ薔薇の花びらが散っちゃってただけだから。」
「でも、さっきのメモに……」
とメリーが言いかけたとき、蓮子も何かを察したかのようにはっとする。
「「そのバラ 朽ちる時 あなたも朽ち果てる」……」
蓮子は先程のメモの真意を理解した。
「怪我したときはこのバラが身代わりになってくれるけど、そのかわりこのバラが全て散ったら持ち主も死ぬ……ってことか」
蓮子の言葉に、その場の全員が戦慄する。
「あ、そうだ。カギ見つけたの。どこかで使えない?」
メリーは蓮子にカギを手渡す。
「緑色のカギ……」
蓮子が周りを見渡すと、そこには緑色のドアがあった。
「あれじゃないですか?ドア……」
「かもね。行こっか」
蓮子は立ち上がり、ゆっくりと歩みを進める。
「………開いた」
再びがちり、と鈍い音がして、ドアが開く。
そして、3人は躊躇わずドアを開ける。
「猫………なの?これ………」
「ねえ蓮子、鼻の部分が魚の形に凹んでるけど………」
「魚を持ってくればいいんでしょうか?」
3人は辺りを見回す。そこには2つの道があった。
「どっち行く?別れる?それとも一緒に行く?」
「別れて探索しましょう。その方が効率いいでしょ?」
蓮子は自慢げに答える。
「じゃあメンバー分けは、じゃんけんでいいわよね。負けた人が1人ってことでっ!」
メリーの提案に全員が賛同する。
「「「じゃーん、けーん………ポン!!」」」
勝負は一回でついた。……蓮子の敗北である。
「はぁ……なーんであそこでチョキを出したんだ?ついてないなぁ……」
蓮子は大きくため息を吐く。
「いたっ!!」
その時、何かにつまづき、蓮子は転倒してしまった。
「なんかにつまづいた………?って、ヒビ入ってるし。」
蓮子の足元にはつまづきそうなヒビが入っていた。
その時、チカチカと照明が点灯する。
「なに?また停電?」
直後、5つ並んでいた像の1つが動き出した。
「うわっ!!うっ、動いた?!」
像はどんどん蓮子に近づいてくる。が。
「………コケた……」
像は先程蓮子がつまづいたヒビにつまづき、転んでしまった。
像はがちゃん、という音を立て、崩れ落ちる。
「あ、花瓶……水も入ってる。……薔薇入れてみようかな?」
蓮子が薔薇を差し込んだ瞬間、薔薇は凄い速さで水を吸い上げ、花をつけた。
「うわっ、花びらが戻った……あ、水無くなっちゃったな………って、ん?何これ……」
蓮子が像の破片の近くに落ちている何かを拾い上げる。
「………木でできた魚の尻尾……?さっきのとこのカギにできそうだけど、頭が無いからなぁ…」
蓮子はしょうがない、と付け加えもと来た道に戻った。
「あ、蓮子。魚の頭見つけたんだけど、尻尾持ってたりする?」
「え、うそ…メリー頭の部分持ってんの?」
メリーとイヴは頷く。
2人がパーツを見せ合うと、魚はぴたりと合わさり、1つのカギになった。
「あっ、カギになった……。じゃあはめ込んでみようか」
魚は壁に吸い付くように、しっかりハマった。
すると、ニャア、という声が反響し、奥へ続く道が開いた。
「………まだあんのね。……行ってみますか」
3人は更に奥へと進んで行った…
いかがでしたか?act.2は以上です。
〜〜〜タミの現在報告〜〜〜
「あー、久しぶりにこの作品書いたな。ま、ウチのメインは悟空さんですから………」
「ちょっと待てこの野郎!!」
「え?あ?れ、蓮子さん?ど、どうやってここに………」
「なんか来てた!」
「ええ…(困惑)……それで、なんの用ですか?」
「もう少し私たちにかまってよ!まあ確かにお前のメイン作品は「世界を救ったサイヤ人が幻想入り」だけど!だけど!書いたんなら責任持てよ!失踪とか絶対許さないからね!どっちも完結させるまで!キチンとやること!」
「あー、はい。わかりやした。えーっと、皆さまこれからもよろしくお願いします………」
〜〜〜次回予告〜〜〜
「メリーです。薔薇………不思議な薔薇ですね。これからの秘封倶楽部の活動はこの薔薇の研究にしようかしら。っと、ここ、まだまだ続いてますね。いろんなものが……絵本?……なんだろう?次回、秘封倶楽部と行く恐怖の旅、
「うっかりさんの物語」
次回もよろしくお願いしますね。」