描写とか考えるのに一苦労(上手く書けてない)なので上手く書けるよう努力していく予定です。
今回も楽しんでいただけたらと思います。
また、誤字脱字、可笑しな文章があると思うので指摘してもらえれば直していく所存です。
感想ももらえると嬉しいです。
朝目を覚まし、時計を覗き込む。
どうやら今日は何時もより早く起きたようだ。
体を伸ばしベッドから抜け出すと同時に目覚まし時計がいつも通り間抜けな声を出しながら鳴る。
目覚ましを止め、カーテンを開き太陽の日差しを浴びる。
いつものように窓を開け外の空気を体に取り込み、窓を締める。
そして、自分の部屋から出て、(不本意ならがも)すっかり日課となってしまったこれから行く部屋の主を起こしに行く。
ここに来てから当たり前になりつつはあるが本来は良くないことなのだろう。
というのもいつまでも一緒に暮らす訳にはいかないからだ。
でもまだそういう時期でもないし、不都合があったこともないから今はまだこのままでいいだろう。
いずれは自立してもらおう。
そう考えつつ部屋のドアを開け入る。
ベッドを見ると何時も通りこの部屋の主は眠っていた。
それを確認すると同時に目覚まし時計が合唱を始める。
俺はそれを慣れた手付きで一つずつ止め、この部屋の主を起こす。
「名雪、起きろ。朝だぞ」
「う~」
「う~じゃない起きろ」
「お~、うん?」
名雪が目をこすり、周囲を確認する。
どうやら起きてくれたようだ。
というか今日は記録更新したぞ!
いつもならもう少し遅く起きるはずだが今日はいつもの半分の時間で起こすことに成功した。
コツを掴めて来たのかわからないがいい傾向だろう。
「おはよう名雪」
「ん?うんおはよう祐一」
朝の挨拶を終え俺は身支度をするため自分の部屋に戻る。
制服に着替え、教科書を準備して、したに降りる。
秋子さんに挨拶をして、準備してもらった朝食をいただく。
今日のメニューはサラダ、ベーコンエッグ、トーストにコーンスープだった。
「いただきます」と合掌して朝食を食べ始める。
俺がトーストの一枚目を食べ終えたところで名雪が降りてきた。
そして、向かい側の席に座りトーストにたっぷりいちごジャムを塗って食事を始めた。
食事を終え荷物を取り学校へと向かう。
靴を履き玄関から出る。
「行ってきます」
「行ってきます」
「いてらっしゃい二人共。あっ祐一さん頼み事をしてもいいですか?」
「はい、大丈夫ですよ。それで頼み事ってなんですか?」
「買い物に行ってほしいんです」
「分かりました。何を買いに行けばいいですか?」
「今日の夕食はグラタンにしようと思っているので、鶏肉とマカロニ、チーズ、ブロッコリーをお願いします」
「分かりました。帰りに買って帰ります」
「ありがとうございます」
そのまま秋子さんに見送られ学校へ登校する。
今日は余裕持って学校に行けそうだ。
「名雪、今日も部活あるのか?」
「うん、あるよ。でも今日は早めに追われるかも」
「そうなのか?」
「いつもバリバリ練習してるわけじゃないから」
「具体的には今日はどんな練習をするんだ?」
「うんと、アップして50分くらいジョックしてダウンして終わりかな」
「なら、終わるまで待つとするか」
「良いの?」
「俺はどれが良いかよく分かってないからな。特に野菜の選別」
「なら待っててね。終わったら直ぐに行くから。でも待ってる間どこにいるの?」
「そうだな、八幡のところにでも行っておくか」
「わかったよ。終わったら直ぐに行くね」
今日の放課後の計画を立てていると、学校に到着した。
靴を履き替え教室に向かう。
教室に行くと、既に八幡と士郎が教室に来ていた。
席に着き八幡に名雪と話していたことを相談すると了承をもらえた。
なので今日の放課後は八幡のところに行くことになった。
二時限目を受けていると八幡が俺に話しかけてきた。
「なぁ相沢、外にいるあの女子知ってるか?」
「ん?だれだ?」
と言って八幡が指さしている方を見る。
窓の外に映る景色じゃいつもと変わらない白銀の世界だが、確かに誰かいるようだ。
目を凝らして見るとどこかで見たことのある顔だった。
つい最近も見たあの少女が今日も来ていた。
八幡には「知らないな」と返事をして、そのまま授業を受けた。
昼休み、流石にいないよなと思い外を見るとまだそこにいた。
流石に少し気になるので外にでて会ってみるか。
八幡と士郎に断りを入れ外に出る。
「確かこの辺だったよな」
急いで外に出て探す。
まだいるとは思うんだが
少し探し回っているとやはりいた。
今は木の近くで休んでいるようだった。
「今日はどうしたんだ?」
「あっ今日も会いましたね。今日は学校休んでいたのですが暇だったので来ちゃいました」
「来ちゃいましたじゃないだろ。お前なぁ休んだんだったらちゃんと家で薬飲んだり寝るなりしないといけないだろ」
「でも眠れないしすごく暇だったんです」
「ならせめてもう少し暖かい格好をしろ」
「これでも寒くないですよ」
「見てるこっちが寒いんだよ。分かったら次来るときはもう少しなにか羽織ってこいよ」
「分かりました。次来るときはなにか羽織ってきます」
「それなら良し。そう言えば名前を聞いてなかったんだが名前は?」
「名前を尋ねるなら自分からって言うじゃないですか」
「確かにそうだな。俺の名前は相沢祐一だ。お前は?」
「今は内緒です」
「内緒ってお前から催促したんだろ?先にしろって」
「そうですけど、なんか良いじゃないですか。秘密を多く抱えてる女性って」
「ミステリアスでいいってか?俺はそうは思わないぞ」
「そうですか?残念です」
「それよりいつまでここにいるつもりなんだ?」
「決めてないです」
「ハァなら今すぐ帰れ」
「えーひどいです」
「病人はさっさと帰って早く病気を治せ」
「そういう事言う人キライです」
「キライでもなんでも良いから早く帰れ。今ならなにか欲しいやつ買ってやるから。でも高いやつは無しな」
「分かりました。今日はそれで手を打ちましょう」
「なら良かった。で?何にするんだ?」
「そうですね、ならアイス買ってください」
「アイス!?こんなに寒いのにか?」
「寒い日に食べるから良いんですよ」
「そういうもんか?まぁそれでいいならいいか」
要望通りアイスを買ってあげる。
少女は早速蓋を開けスプーンで掬(すく)い口に運んでいる。
傍から見ると美味しそうに見えはするが、自分が食べるとなると微妙な気分になりそうだ。
そのまま食べ終わるまで待ち、食べ終わるのを機に帰るよう促した。
「次来るときはちゃんと暖かい服装をするんだぞ。まぁ本来なら来るなというべきだけどな」
「分かってますよ。今日は有難うございました....」
「どうした?いきなり考え込んで」
「いえ、なんでもありません。それでは行きますね」
「あぁちゃんと体調整えろよ」
「はい」
そもまま行くかと思えばまた立ち止まった。
何事かと思えば
「栞です」
「は?」
「私の名前ですよ」
「そ、そうか。じゃあな栞」
「はい。さようなら祐一さん」
ようやく帰ってもらうことに成功した。
しかし時計を見るともう少しで休憩時間も終わる頃になっていた。
つまり、昼飯を食べ損ねたということだ。
正直これは辛いのだが仕方ない今日は昼食抜きで午後の授業を頑張るか
空腹に耐えやっとの事で放課後に入った。
でも人間空腹の状態でずっと居たらお腹空いたと感じなくなるものなんだな。
少し不思議ではあるが、名雪を部室まで見送った後、八幡と共に八幡の部室へと移動する。
正直八幡がどんな部活に入っているのか知らないが、取り敢えず付いて行く。
するととある部屋に案内され入る。
部屋に入って最初に目に入ったのは二人の少女。
しかもどっちも知り合いではある。
向こうもこっちに気付き目を向ける。
すると
「あら、珍しいお客さんね。何か悩み事でもあるのかしら?」
「こんにちはー、って久しぶりー。どうしたの?」
「あ、いや。その」
驚きの余り言葉に詰まってしまった。
まさか雪乃に結衣が居るとは思ってもみなかった。
つまり、ここが奉仕部と言うわけか。
と言うことは八幡の所属している部活も奉仕部であると言うことになるのか。
驚きを隠せないが取り敢えず用件を伝えておこう。
「ここに来たのは暇潰しだな」
「暇潰し?何故?」
「このあと名雪と一緒に買い物にいくからそれまで待たないといけないんだよ。そこで八幡に相談したらOKもらったからここに来たと言ったところだな」
「そう、分かったわ。それならここで好きに過ごすと良いわ」
「歓迎するよー」
「取り敢えず本読むか?おすすめの奴があるんだけど」
「そうだな。何も無いし貸してくれ」
という事で八幡から本を貸してもらい名雪が来るまで読むことにした。
名雪が来たのは17時半を過ぎた辺りだった。