kanon~冬の奇跡~   作:和泉柳斗

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今回はデート回後編です。
少し短めで描写とか少ないなと思うかもしれないですがまだ僕の技量ではこれが限界なので許してくだしあ
最初に言うとそこまでイチャイチャするわけではないので悪しからず

次回はそこそこ早く投稿出来たらなぁって感じです

誤字脱字や変な文章があると思いますが出来るだけなくす努力をしていくので見つけたら教えて下さい。
あと感想は随時募集してるのでストーリーの内容もしくはアドバイスなど貰えたら嬉しいです
今後ともよろしくお願いします ペコリ


第8話~デート回後編~

昼食を取り店を出る。

現在の時刻は1時40分 くらい、次のところへ行くのは大体2時の予定だけど時間が中途半端だし少し早いが次のところに移動した方がいいだろう。

 

 

「ねぇ裕一、これからどこに行く?」

「少し早いがこれから映画館に行こうと思う」

「うん。でも何を観に行くの?」

「えーっとだな」

 

 

と話していると「あら、相沢くんに名雪じゃない」と声が聞こえてきたのでその方向に振り向くと凛に桜、そして士郎が居た。

まさかこんなところで鉢合わせるとはとは思ったがまぁこんなに賑わってるわけだし居てもおかしくはないかと思った。

 

 

「凛に桜と士郎か。ここで会うとは偶然だな」

「3人とも久しぶり~」

「お久しぶりです。裕一さん、水瀬先輩」

「おぉ久しぶりだな。二人はどうしてここに?」

「うん、それはね...」

 

 

と名雪が本来の目的を言うんじゃないかと思い(流石に知り合いにバレるのは少し恥ずかしいので)平静を装い

 

 

「俺の買い物に付き合ってもらってるんだよ」

 

 

と名雪の声を掻き消すように話した。

すると士郎は

 

 

「あぁ成る程。確かに裕一はこっちに戻ってきて日が浅いしな。それにここもそこそこ広いからなぁ。そりゃあ案内頼むか」

 

 

うんうんと、一人で納得をしている士郎。

すると凛が

 

 

「な~んだデートじゃないのね」

 

 

と言った。

すると桜も同調して

 

 

「デートなのかなと思ってました」

 

 

と言った。

ここで初めて「デート」という単語が出てきた。

俺と名雪は従兄弟同士だが端から見たらどうだろう。

まず俺達が従兄弟同士とは知らないから確かにデートと見られていても可笑しくはないだろう。

 

 

「確かによく考えてみればそうかも」

 

 

と名雪

 

 

「よく考えなくてもわかることでしょ!?」

「流石水瀬だな。なんて言うかやっぱり少しずれてるよな」

「俺もその辺はよく考えてなかったな」

 

 

この様子だと俺達二人全く意識してなかったのかぁ。

と考えていると「貴方たちねぇ」と凛がため息をついていた。

こちらの話題しかしないのもあれだし(俺的には)あっちのほうもどうなのか聞いてみるか。

 

 

「んでそっちの方はどうなんだ?」

「ん?あぁ俺はさっき呼ばれたなぁ。どうしてかは分からんが」

「それ多分荷物持ちってことじゃないか?」

「成る程そういう見方もできるか。まぁその程度で助けになるならこっちとしても嬉しいし女の子に重たい荷物を持たせるわけにもいかないよな」

 

 

なんて言えば良いだろう。

士郎紳士過ぎるぜ。

俺が女なら絶対惚れてるな。

まぁそういうことは置いといて

 

 

「私達は姉妹水入らずで買い物ね」

「はい。さっきまで服を見ていてこれから昼食を取る予定です」

「姉妹でなか良いんだね。良いなぁ私も兄弟欲しいなぁ」

「なに言ってるのよ。名雪には相沢くんが居るじゃない」

「そうだけど、同性同士で色々話せるのも良いな~って思っただけだよ」

「でも兄弟が居るって結構大変ですよ。何せ毎回の如く比べられますから」

「確かにそれは大変かも」

 

 

士郎たちと談笑していてふと腕時計を見てみると丁度2時になろうとしてるところだった。

今からだと丁度観に行く映画が始まる5分前には着けるはずなので一旦士郎たちと別れるか

 

 

「おっと時間来たからすまんがここで別れるか」

「あらごめんなさいね時間取っちゃって」

「いや、中途半端だったから逆に助かったよ」

「そう?なら良かったわ」

「んじゃまた明日な」

「また明日ね~凛と衛宮くんと桜ちゃん」

「良い一日を」

「また明日会おうな」

「さようなら裕一さん、水瀬先輩」

 

 

3人と別れ映画館に赴く。

昨日ここに来たときに予約を取っていたので受け付けに行きチケットを受けとる。

その後ホールに待たせていた名雪と合流する。

 

 

「さっきは聞きそびれちゃったけどどの映画を見るの?」

「それはだな『世界の狭間で君の名を呼び続ける』だな」

「え!?それ本当?」

「本当だ、その証拠にほれ」

 

 

と言ってチケットを渡す。

この映画は今現在かなり人気があるようで上映から3週間が経とうとしているが席は毎回の如く満席らしい。

俺は運良く真ん中の後ろがわの席を取ることに成功した。

この映画を選んだ理由は人気があると言うことと前食事をしてるときに話題に挙がったからだ。

この映画の内容は簡単に言えば悲恋ものらしい。

また最後のシーンは必見と見た人は全員言っているらしい。

少しおれ自身も興味が出たのでこれにした。

 

 

「凄い楽しみだよ~」

「そんなにか?」

「うん!だっていつもこの映画見たいねって凛達とはなしてたもん」

「なら悩んで選んだ甲斐があったな」

「ありがとう、裕一」

「もうすぐ入れるようだし並ぶか」

 

 

と言うことで二人で列に並び暫くすると席に着くことが出来た。

映画を観賞し終わった感想は評判通りと言うより期待してたもの以上のものだった。

正直かなり楽しむことができたのと名雪が楽しそうにしていたので結果オーライだった。

映画館から出て時計を見ると5時30分を回っていた。

名雪へのプレゼントもあるのでそろそろ帰るかとも思ったが

 

 

「どこか行きたいところはあるか?」

「え?えーっとそれなら服を見に行ってもいいかな?」

「分かった。なら早速行くか」

 

 

という事で服を見に行くことになった。

名雪が服を見て回ってる間、俺も近くで物色していたがどれがどんなのか全く分からないのもありぶっちゃけ名雪を見てる時間の方が長かった。

一時間位見た後名雪は「もう大丈夫だよ」と言ったのでそのまま帰路に着く。

 

 

帰り道、俺達は今日のことについての感想を語り合った。

丁度公園を過ぎたところで決心がついたので名雪に声を掛ける。

 

 

「なぁ名雪、受け取って欲しいものがあるんだ」

「う、うんなにかな?」

「まずはこれだ」

 

と言って猫のぬいぐるみをプレゼントした。

 

 

「これって私が買うか迷ってた方の猫のぬいぐるみ!本当に受け取っても良いの?今日、私はもういっぱい貰ってるのに」

「まぁなんだ。ちょっとした気まぐれってやつだよ。それと名雪、少し耳を貸してもらって良いか?」

「え?別に構わないけど変なことしないでね?」

 

 

と言って恐る恐る顔を近づけてくれた。

さっきのぬいぐるみは元々買う予定ではなかった。

目的の物を買うついでと言ってもいい。

俺の本来買いに行きたかったものはイヤリングだ。

デザインは雪の結晶をあしらったもので色は水色。

青だと名雪の髪の毛と余り変わらないし他の色だと目立ちすぎるのではと考えた結果水色なら問題ないだろうと考えた。

実は初めてイヤリングを着けるんだが意外となんとかなるものだなと思いつつ名雪を解放する。

そして鏡でつけた方の耳を写し

 

 

「どうだ?一応目立たないようにってこととデザイン気に入ったからこれにしてみたが...」

 

 

と聞くとしばらく名雪は声にならない声を発したかと思うと凄く顔を真っ赤にして

 

 

「ありがとう、大切にするね」

 

 

と涙を流しながらお礼を言ってくれた。

お礼を言ってくれたことは嬉しいのだがこれだと俺が名雪を泣かせたみたいな感じになるのかなぁと思いつつ名雪が落ち着くのを待ちまた家を目指した。

 

 

家に着くと秋子さんが既に夕食の準備を終わらせていて、俺と名雪は部屋に戻り着替えて下に降り、席に着く。

全員揃ったところで「いただきます」と合掌をした。

飯も食べ終わり風呂に入り部屋に戻ったところで今日の反省

大方上手く行ったと思うが上手くエスコートできてなかったよなぁ

名雪は気にしないって言ってくれるんだろうけどなんか優しさに漬け込んでいるようで卑怯な気もしなくはない。

もし次またどこかに誘う機会があれば今度はちゃんと入念に計画を立ててどこかいこうと決意し今日はもう寝ることにした。

また明日から学校ではあるのだが取り敢えず頑張ろうって思ったところで眠りについた。

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