転生ウルキオラ物語   作:ほんさん

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やっと投稿できます。戦闘描写は難しいですね。少しオリジナル要素入ってますので原作とはだいぶ違います。


第6話 シャルロットVS水の精霊、ウルキオラVSガーゴイル

俺達は城を出てトリステインとガリアの国境近くにある湖、ラグドリアン湖にきていた。

 

 

 

ラグドリアン湖はトリスタニアとガリアの間にある面積600平方キロメイルほどの湖で、ハルケギニア随一の名勝と謳われる水の精霊の住処であり、精霊の前でかわされた誓いは決して破られないといわれている。

 

 

 

 

この湖ではかつて今はなき王子と恋に落ちたとある姫様が誓いを結んでいたがそれはまた別の話。

 

 

 

「ここを越えればガリアだな」

 

 

 

「はい、この地図通りであれば問題ないかと」

 

 

 

ウルキオラ達の目の前には広大な湖が広がっている。だからといってキャッキャウフフな展開にはならない。いろんなアニメのように水着回を求められない。なぜなら

 

 

 

「わたるぞ」

 

 

 

ウルキオラがいるからだ。中身は転生者だが破面となった彼らはそういうことに興味はないのだ。足元に霊子を形成し湖の上を歩いていく二人。幸いにも人は一人もいなかった。人は。

 

 

 

「下だ」

 

 

ウルキオラとシャルロットは探査回路にこちらに放たれた霊圧に似た何かを感じその場を離れる。

 

 

 

ウルキオラ達が立っていたところに巨大な水しぶきが上がる。

 

 

 

「なんのつもりだ」

 

 

 

ウルキオラは水面に話しかける。それは一見独り言にも思えるがウルキオラとシャルロットの目にはそれがしかと見えていた。

 

 

 

「あれを避けるとはやはり単なるものではないようだな」

 

 

 

水だったものが徐々に姿を変えていき、その姿を見たウルキオラは目を見開く。

 

 

 

「ばかな」

 

 

 

それはどっちの呟きであったのだろうか。黒金当夜としての言葉かそれともウルキオラの記憶から本能としてでた本当の彼の言葉なのかそれはわからない。だが目の前の人物をみて驚かないわけにはいかないだろう。シャルロットは別として。

 

 

 

なぜならオレンジ髪の青年、黒崎一護が現れたからだ。しかし裸。

 

 

 

「貴様何者だ。黒崎一護ではないな」

 

 

 

「ウルキオラ様。ここは私が引き受けます。ウルキオラ様はガリアへ」

 

 

 

「いや、!?」

 

 

 

ウルキオラは黒崎一護に目を奪われたがよく見ると似てるのは姿だけで霊圧が違うことに気づく。そして気にはなるが構う必要なしと判断し、言葉を聞かぬままシャルロットと分かれることとした。

 

 

 

 

「逃がすと思うか?」

 

 

 

突如大量の水が津波のごとくウルキオラにせまるが響転を使い簡単にさけ、向こう側、ガリアへと足を踏入れた。だがその水が方向転換し、ウルキオラのいる場所へとせまる。

 

 

 

 

「あなたの相手はこの私よ」

 

 

 

シャルロットが響転で間に入り、腕を向け虚閃で津波を打ち破る。

 

 

 

 

「ぬ!?」

 

 

 

勢いの止まらぬ虚閃はそのまま偽黒崎一護にせまる。

 

 

 

「そんなもの」

 

 

 

偽一護は左右から水を盾のように展開し、虚閃を防ぐ。

 

 

 

「っち」

 

 

 

 

偽一護はウルキオラを探すがその姿はすでになかった。

 

 

 

 

「わたしの虚閃を防ぐなんてあなたやるわね」

 

 

 

腰に斬魄刀をさしたまま偽一護に問う。

 

 

 

「それで、いきなり不意討ちしてきていったいなんのつもりかしら?」

 

 

 

すると偽一護は姿を変え、水の姿をした人になった。

 

 

 

「われは水の精霊。ここラグドリアン湖にすむ精霊だ」

 

 

 

「その精霊様がいったいどういうつもりかしら」

 

 

 

「とられた指輪を探そうと湖を広げようとしたがちょうど二人が現れたからな。襲ったまでだ。そしてかえせ」

 

 

 

どうやらウルキオラ達はどっかの二人組の盗人と勘違いされてたみたいだ。

 

 

 

「返すもなにも盗んでないから返しようがないわね」

 

 

 

水の精霊はその言葉を聞いて怒り、水鉄砲を発射する。もちろん威力は木などを貫通する。

 

 

 

「話をききなさいよ!」

 

 

 

そういいながら鋼皮をまとった手刀で水鉄砲をはじいていく。鋼皮をしっかりまとえば傷はあまりできないみたいであった。

 

 

 

「お前達は単なるものではないがわれは危険と判断した。ゆえに攻撃する」

 

 

 

「そういうこと」

 

 

 

シャルロットは覚悟をきめた。それゆえに、彼女のまとう雰囲気が変わる。そして水の精霊もその変化に気づく。

 

 

 

 

「なら容赦はしないわ。そして後悔なさい。ウルキオラ様の従属官、破面No.44 シャルロット。あなたを倒す名よ」

 

 

 

シャルロットは探査回路を広げどんな攻撃にも耐えられるようにし、響転を複数回使用し、まるで分身してるかのように3人の残像をつくる。

 

 

 

 

「双児響転(ヘメロスソニード)」

 

 

 

 

かつて第7十刃が使用した専用技である。シャルロットがなぜ使えるかというとひそかに練習していたとしかいえない。しかし、まだ3人にまでしか出せない。

 

 

 

 

「さて、3人での攻撃をどう避けるかしら?」

 

 

 

「やっかいな」

 

 

 

シャルロットは3人でまるで連携してるかのように斬魄刀を使わずに鋼皮をまとった手刀で攻撃する。それを水の盾をピンポイントでだし、ギリギリ防いでいく。

 

 

 

 

「こんなお遊びでついていけないなんてあなたじゃ私には勝てないわよ」

 

 

 

シャルロットは双児響転をやめ、水精霊の後ろでとまる。

 

 

 

「うしろか!?」

 

 

 

「遅いわ」

 

 

 

シャルロットは虚弾で水精霊を蜂の巣にしていく。その間抵抗もできずに身体がなくなっていく。だが

 

 

 

「おっと」

 

 

 

シャルロットは下から何かを察知し、上へジャンプし、空中でとまる。

 

 

 

そこには腕の形をした水がシャルロットを水の中に引きずり込もうとしたしていたところだった。

 

 

 

「われは水の精霊。水がある限りしなぬ」

 

 

 

「なるほど。つまりほぼ不死身ってわけね」

 

 

 

「そうだ。それにしても空も飛ぶと他の魔法が使えぬぞ?」

 

 

 

水の精霊はこの世界の常識でしかものをはかれない。ハルケギニアにはフライという魔法があり、それで空を飛ぶと他の魔法が使えない。つまり、2つ同時には使えないのである。

 

 

 

 

しかし水の精霊のそれは勘違いである。

 

 

 

「あら、何か勘違いしてるみたいだから教えるけど」

 

 

 

 

そういいながら空中を歩く。

 

 

 

 

「なに!?」

 

 

 

精霊に手を向けるシャルロットは霊圧を手のひらに収束させる。

 

 

 

「空は飛べないわよ」

 

 

 

そうして虚閃を放つ。水の精霊は何かを悟りその攻撃をもろに受けた。

 

 

 

 

 

 

▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

 

 

 

 

 

 

 

一方、ガリアの領土に入ったウルキオラはガーゴイルと呼ばれる謎の生物に囲まれていた。

 

 

 

「俺らの存在がばれたか」

 

 

 

水の精霊の襲撃があるとは予想をしていなかったため、こんなに早く侵入がばれるとは思わなかったのである。ただ思わなかっただけで対して問題にならない。

 

 

 

 

「邪魔をするな」

 

 

 

ウルキオラは霊圧を解放する。それだけで重圧が増し、ガーゴイル達は動きを鈍らせる。

 

 

 

腕をふれば視界にいた数十体ものガーゴイルが消し飛び指先を向ければ瞬く間にガーゴイル達の頭と胴体が別れる。

 

 

 

ガーゴイル達からすればまさに地獄絵図である。しかし彼らに感情なんてものはないので物量でウルキオラにせまる。

 

 

 

「めんどうだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何百体、何千と倒しただろうか。時間にすれば10分だが一向に進める気がしなかった。だが突如ガーゴイル達の動きが止まった。

 

 

 

「なんだ」

 

 

 

ウルキオラは妙な霊圧を感じていた。

 

 

 

ガーゴイル達が何かに吸い込まれるように次々と消えていく。そこに現れたのはなんとも不気味で今までとの比にならないくらいの霊圧を持ったガーゴイルらしきものがいた。

 

 

 

「ばかな。霊圧だけでいえばアジューカス並みだ」

 

 

 

まだこの世界に来たばかりだが女神の恩恵による若干の弱体化によりこの世界のレベルというのは少なからず把握していたつもりであったが

 

 

 

 

ガーゴイルらしきものは鎧を着ており、禍々しいオーラを放ってる。

 

 

 

 

「貴様が何者かは知らないが邪魔をするなら排除する」

 

 

 

「グォォォォォー」

 

 

 

「!?」

 

 

 

ウルキオラの目の前から突如姿を消し、後ろに現れる。探査回路で察知したことにより気づいたが

 

 

 

 

「響転だと!?」

 

 

 

ガーゴイルの突きを身体を横にそらすだけで回避し、ガーゴイルの胸元に指をたてる。

 

 

 

「だがこれで終わりだ。虚閃」

 

 

 

指先から放たれた虚閃は簡単にガーゴイルを飲み込む。

 

 

 

だがウルキオラは解せないと感じていた。

 

 

 

なぜこの世界に俺やシャルロットのほかにこんなにも虚に近いものがいるのかと

 

 

 

「ほぅ存外タフだな」

 

 

 

煙が晴れるとかなりぼろぼろになり鎧が剥げてるガーゴイルがいた。

 

 

 

 

「グルルラル」

 

 

 

「俺の虚閃をくらってまだ動けるとはな。だがそれまでだ。2発目は防げまい」

 

 

 

また指先に霊圧をためるウルキオラ。これで終いかと思いきやまたもウルキオラを驚愕させる出来事が起こる。

 

 

 

 

何故なら口の中から刀を取り出したからだ。

 

 

 

「まさか」

 

 

 

その刀は見たことがあった。そしてこれから何が起こるのかも。

 

 

 

 

「グォォォォォー」

 

 

 

 

人の言葉は話せないらしいがその刀が紫色に輝き出す。

 

 

 

 

「帰刀」

 

 

 

まさかこの世界に俺ら以外に破面がいたのか?いや、あれは破面でもなければ虚でもない。だが霊圧はまるで虚のような霊圧だ。それに斬魄刀。それが意味することはこの世界にもともと俺らのような同胞がいたのか

 

 

 

 

それとも

 

 

 

この世界のものでない誰かがあれを作ったのか。その時カオスの部下と言っていたやつの顔を思い浮かべる。

 

 

 

 

しかし考えは後にすることにした。目の前の敵に集中するためだ。

 

 

 

 

「グルルルルルルル」

 

 

 

帰刀が終わったのか姿は巨大になり、全身鉄の鎧、大剣をもっている鉄の巨人になっていた。霊圧も上がり、シャルロットには届かないが、それでも強くなってることにはかわりない。

 

 

 

 

「どうやらそれが限界らしい」

 

 

 

ウルキオラはポケットに手を突っ込んだままガーゴイルを見つめ、霊圧をさらに解放する。

 

 

 

 

所詮俺達虚の力を使おうと、それに伴う力がなければなんの意味ももたない。十刃である俺の前ではな

 

 

 

 

ガーゴイルは自分を越える存在に身構える。それは生物としての本能なのか。

 

 

 

 

「言葉を話せぬなら聞け。貴様ごときでは俺達破面には程遠いとな」

 

 

 

 

ウルキオラは響転を使い、ガーゴイルの真正面に現れる。ガーゴイルは即座に反応し、剣を振り下ろすがそれよりも先にウルキオラの手刀がガーゴイルの胸元に穴をあける。

 

 

 

 

「グォォォォォー」

 

 

 

 

それは痛いと叫んだのかわからないがガーゴイルの動きがとまる。そしてウルキオラに蹴飛ばされる。

 

 

 

数メートル飛び、周りの木々を破壊しながら倒れる。

 

 

 

「貴様の主に言え。貴様は殺す価値に値しないゴミでしたとな」

 

 

 

ウルキオラはガーゴイルに目もくれずガリアの宮殿を目指し響転でその場を離れる。

 

 

 

後に残ったガーゴイルは力を使い果たしたのか元の姿に戻る。

 

 

 

「あら、やられちゃったじゃない。これ」

 

 

 

「問題ないさ。彼の強さを考えればこれは当たり前だ。なにしろ僕の研究は始まったばかりだからね。ま、もうこの世界には用はないからまた戻らせてもらうよ」

 

 

 

 

「わかったわ」

 

 

 

謎の人物達はガーゴイルを回収し、黒膣らしきものの中に消えていった。

 

 

 

 

 

▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽

 

 

 

 

 

ガリアの宮殿では

 

 

 

 

「余のミューズよ。あれはなかなか面白そうじゃないか」

 

 

 

「はい。種族はわかりませんが、人間の強さを越えてるかと」

 

 

 

「ふはははははは、面白い、実に面白い。俺の心を満たしてくれそうなそんな感じがする」

 

 

 

「では、あれを使いますか?」

 

 

 

「好きにやってみろ」

 

 

 

シェフィールドはその場から消える。そして残った無能王ジョセフは外を見つめる。

 

 

 

満たされぬ心を溶かしてくれそうな存在に胸を踊らせて。

 

 

 

 

「楽しませてくれよ」

 

 

 

その呟きは部屋の中でただポツリと儚げに響いた。彼の表情はどこかスッキリしていなかった。




仕事の合間に書くんでなかなか難しいですね。下手くそですが読んでくださる皆様方ありがとうございます。
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