あと、続き等を書いてあるノートが見つかったので亀更新をしていきます。
それは友人の一言から始まった。
「寺尾ってさぁ、恋姫無双の呂布そっくりじゃん。だからコスプレしようぜ!」
「意味がわからん、却下だ」
「そんなこと言わずにさぁ!」(バサッ!)←なぜか友人のクローゼットから呂布のコスプレ衣装
「やけにクローゼットを気にしていると思えば、いつの間に買ってんだよ」
「買ってない作った!」
「やっぱりお前バカだろ」
「イエス!」
「イエスじゃねーだろーが」
そんな会話を皮切りに押し問答になり押し負ける。
「しゃあねぇ、今回だけだかっな」
「ウィー!勝った!第三部!完!」
「何にだよ」
そんな会話をしながら渋々着ることになった。
数☆分★後
「やっぱり俺の見立てに間違いはなかったな」
「うるせぇ、律儀に男用に作り替えまでしてるとかお前本当にバカだよ」
「これを見れれば本望!」
「ハイハイ、じゃあ着替えるから出てけよー」
「ウィッス」パタン
「ったく、しち面倒クセェことしやがって。
つか、これ何よ。『恋姫で学ぶ後漢・三國時代』?これが元ネタかよ」
彼が着替えの手を止めパラパラめくっていると彼の背後で強い光が発生する。
「ンだこれ!マブシッ!」
その一言を最後に彼は気を失う。
そこに友人が入ってくる。
「やっと彼も
でも、死なないでね錬君」
数分後彼は目覚めた。
但し、荒野のど真ん中で。
「あのヤロー、やりやがったな」
そこに空気を読まない(読めない)三人組が現れる。
「アニキ!ヤケに身形のいい女が立ち尽くしてますぜ!」
「お?マジじゃねぇかこりゃ一晩、いや、もっとツき合ってもらおうぜ!」
「そ、それはいい考えなんだな」
(女?呑気だなぁ)
「ネェちゃん、俺等と一杯どうよ」
そう言い、アニキと呼ばれた男は立ち尽くす彼の肩に手を置く。
「まさかとは思うが、ネェちゃんってのは俺のことじゃあネェよなぁ?」
と、彼は意識して少し低い声で問う。
「あ?おめぇ男か?」
「だったら?」
「なら用はねぇ!」
「ヤっちまいましょう!アニキ!」
「テメェ等がくたばれ!」
数☆分★後
「「「マジでスミマセンしたぁ!」」」
「これに懲りたら盗賊なんて面倒くせぇ事をから足洗えよ」
「「「わかりましたぁ!」」」
「ならよし」
そのまま三人組と別れ、聞いた集落がある方へ歩く。
そして、集落まで後30分ほどの距離でと錬と同じくらいの身長の女の子と腰ほどまでの身長の女の子の二人組と出会う。
「恋殿がお二人⁉」
「誰?」
「あんたこそ誰だ?」
「呂布奉先」
「そうか、俺は寺尾錬」
「そう、話がある着いてきて」
「ウース」
「チョ!?恋殿?さっき集落から出てきたばかりですぞ!」
「私の兄弟かもしれないから話を聞く」
「わ、わかりましたぁ」
三人は集落に向かって歩き出す、チビッ子が錬を睨み付けたまま。