私、ベルゼルグ王国第一王女ベルゼルグ・スタイリッシュ・ソード・アイリスは今日も王宮の奥深くで立派な王族になるために日々精進しています!
私には、付き人をしてくれているクレアとレインがいます。クレアは貴族シンフォニア家の出身でわたしを常に護衛騎士をしてくれています。時々かなり過保護なんですが私に忠誠をすごくしてくれているとても大切な人です。レインは魔法使いで私の付き人をしてくれていて、クレアの暴走を止めてくれたり世間知らずな私やクレアをいさめてくれたりしています。そんな二人はとても存在です。でも最近私の周りの世界が一気に広がりました!その一番の理由は新しくできたお兄ちゃんの存在です。お兄ちゃんに会うまでは、教育係の言うことをしっかり聞き、自分のわがまま言わない王女としての立ち振る舞いを大事にしていましたが、お兄ちゃんに出会って、お兄ちゃんが今まで体験してきた冒険譚を聞いたり、一緒にチェスで遊んだり、お兄ちゃんがパーティーを組んでる人と話したりして、私の世界が急激に広がったのです!私には、本当の兄がいるのですが、ある年から疎遠になってしまい、今は、魔王軍と戦うため前線に常に父と一緒に出ています。そんな時にお兄ちゃんが来てくれてよかったです!そんなお兄ちゃんが大好きです。
ここベルゼルグ王国は、魔王軍と戦う最前線の場所になっていて、様々な物資や冒険者、商人の人々がいます。
教育係「では、本日の授業はこれまでにします。」
アイリス「ありがとうございました」
教育係「では失礼します」ガチャバタン
アイリス「…ではクレア!レイン!今日は何して遊びましょうか!お兄様が教えてくださったばれぇーというものをしたいのですが!」
クレア「分かりましたアイリス様!早速準備してまいります!おい!騎士たち!アイリス様がばれぇをしたいそうだすぐに準備をしろ!」ダダダ!
騎士「はっ!分かりました」ダダダ!
レイン「ではアイリス様私たちも庭に向かいましょうか?」テクテク
アイリス「はい!」テクテク
クレア「アイリス様準備が整いました!」
アイリス「ありがとうございます!騎士のひとたちも!これから始めるのですが絶対に手は抜かないでくださいね!」
クレア「ハイ!分かりました!」(お前ら姫の顔にぶつけてみろ後でどうなるかわかっているな)ギロ!!
騎士「了解しました」(怖え~~
アイリス「では私のさーぶからですね!」 打つ瞬間にドゴーン!!
「何の音ですか!?」
クレア「アイリス様!!すみませんが遊びは後にしましょう!早く王宮に!!」
アイリス「はい!」
一同中に入る
クレア「一体何事だ!!」
騎士「クレア様魔王軍の奴らがここベルゼルグに攻めてきました!」
クレア「馬鹿な!ベルゼルグと魔王軍の領地は国境沿いにあったはず!前線で戦っている精鋭部隊やアイリス様の兄ジャスティス王子も戦っているんだぞ!それで常に防衛ラインを守っていたのになぜいきなりこんなことになるのだ!!」
騎士「突然前線に現れた四人の人間によって、このような事態になったそうです!奴らは自らを魔王四天王と名乗り、私たちが見たことのない魔法によって、巨大な岩石を部隊に向かって落としてきたそうです!そのたった一発の攻撃で部隊を半壊にし、二発三発と部隊が壊滅状態にしました。それでもジャスティス王子は部隊のみんなを守ろうと岩石を止めました。しかし..........」
クレア「..........」
レイン「..........」
アイリス「..........」
騎士「やつらその止めた岩石の上からさらに倍大きい岩を落として王子を…」
騎士の彼は何も言ってないのだけれど、その沈黙で私でも嫌でも察してしまった。
アイリス「嫌…いや…い..や」
クレア「アイリス様!!」
騎士「現在、王国はその四人とその部下からの襲撃を受けています!!そしてこの王宮に王子を葬った岩の倍以上の岩をこの王宮に落とすと犯行予告が出されました!!」
クレア「なんだと!!」
ほかの騎士「伝令!!王宮にも部下と思われる敵が入ってまいりました!!」
クレア「なんだと!警備はどうなっている!!」
ほかの騎士「それがやつら切っても、つぶしてもすぐに再生したり倍の数になってくるので、警備の数が圧倒的に足りていません!!」
クレア「再生能力のあるモンスターは知っているが、それとはまったく違う形ではないか!!なんだ奴らは!!」
???「これはこれは…王女とその護衛の騎士とお見受けする。どうも初めまして私自称魔王軍四天王の1人ルシフェルと申します。」
クレア・アイリス・レイン・騎士「!!?」
ルシフェル「何を驚いていらっしゃるあなた方にも使える人間がいるでしょう
クレア「お前たちは何者だ!?」
ルシフェル「さっきから言っているでしょう。魔王様に忠誠を誓っている者ようするに魔王軍ですよ」
アイリス「あなたたちがジャスティスお兄様を殺したのですか?」
ルシフェル「ジャスティス?ふむ…確かに部隊の中に他のものとは比べ物にならない人間がいましたね。ハイ殺しましたよ今は岩の下にいると思いますよ」
アイリス「..........」
クレア「アイリス様!!」
レイン「アイリス様!!」
アイリス「許せない…っ絶対にゆるせない!!」
クレアの腰にある剣を奪う
クレア「っ!?いけませんアイリス様!!」
レイン「アイリス様!!」
ルシフェル「今度は王女が私の相手か…うれしいな王族と勝負できるなんて」
アイリス「…っつせい!!」
アイリスは今までの剣の授業の成果を見せ一瞬でルシフェルの近くに移動し、首を狙い剣を振った。クレアも騎士としても称賛をあげたくなる早業だったしかし…
カス
アイリス「っ!?」
ルシフェル「何をそんなに驚いているんですか?」そう首をかしげる
アイリスはその後も何度も攻撃を繰り返し、剣の速度も徐々に上がっているがそれでも全く当たらない。
クレア(当たる気配が全くしない)
それほどまでにアイリスとルシフェルの間には圧倒的な差があった。クレアも主の助けに入りたいがあの速さについていける気がなく、たとえ入ってもアイリスの邪魔になることが分かっていた。いや分かってしまった。レインも今同じ気持ちだろう。
アイリス「はあはあ..........」
ルシフェル「もう終わりですか。つまんないなあ」
そう言うとアイリスからテレポートで一瞬で距離を取った
アイリス「!!?」
ルシフェル「正直すぎるよ王女様。魔法でも使って距離を取ればいいのに馬鹿みたいに特攻しちゃってさ怒って周りが見えなかったのかな?まあいいや自分の護衛の人たちと一緒にサヨナラさせてあげるよ」
そう言うと指で小さな魔方陣を描きそこに息を吹くだけで暴風の風がアイリス達の方へ向かってきた
クレア「姫を守れ!!」
そうクレアが言うと弾かれたように周りの騎士が王女を取り囲みその中でクレアとレインがアイリスを抱きかかえる少しでも威力を弱めようと騎士の周りを自分が出せる高密度の結界で囲むそれでも少し耐えたら結界は吹き飛びそのまま壁に激突した
ルシフェル「おおすごいすごい!!手加減したけどよく耐えたね」
アイリスは一番ダメージが少ないがそれでも王族の服はボロボロで本人もさっき戦闘の疲れもありもう動けない状態でいた。クレアとレインは意識が朦朧としていて言葉を話せる状態ではなかった。騎士はレインの結界の効果はほとんどなくもろに攻撃を受け、意識がなくなっていた。
アイリスは今までにない恐怖を感じていた。体が震える。手先が冷たく生きているのに冷たくなっていく感覚にとてつもない恐怖を感じていた。
アイリス「いやぁ!!クレア!!レイン!!お兄様!!だれか誰か助けて!!」
ルシフェル「いくら泣いて喚こうがこの状況は変わらないよ!!あと1分でこの王宮に隕石が落ちるよ!そして君たちベルゼルグ王国もその家系もすべてなくなるのさ!!では最後の時間を楽しんでね…」
そういってルシフェルは消えた
アイリス「クレア…レイン…」
クレア・レイン「なん…でしょうか…アイリ…ス様」
アイリス「クレア!レイン!生きてくれていたのですね!よかった..........」
クレア「そうは言ってももう虫の息ですが…」
アイリス「それでもいいのです!こうして一人で生涯を終えるよりはるかに寂しくないですから」
クレア「それは違いますよ姫様」
アイリス「え?」
クレア「レイン…テレポートの魔力は残っているか?」
レイン「一定の座標やポイントに落とした場所での狙ったものはできない」
クレア「そう…「でもランダムテレポートする魔力なら一人だけできる」…そうか。レイン!!アイリス様をランダムテレポートでこの王宮から脱出させろ!」
レイン「…了解」
アイリス「やめてレイン!!私はあなたたちと一緒に!!」
クレア「アイリス様…あなたがいなくなってしまえば勇者の血筋が完全に失ってしまいます。それは人類が魔王軍に負け、人類が屈服させられる時代が来るということ。それだけは絶対にあってはいけないことです。あなたは人類の最後の希望です。だから生きてください。生きなければならないのです!!」
アイリス「クレア…」
クレア「泣かないでくださいアイリス様…私はあなたの騎士になれその責務を全うして天界に行ける私はあなたに忠誠を誓って本当に良かった」
レイン「アイリス様…あなたに会えて本当に良かった言いたいことは全部レインが言ったから、テレポートの場所が悪くてすぐ死んじゃったらごめんね?クレアの忠誠心を無駄にするつもりはないけど、もし万が一があったらまたどこかで会いましょう」
アイリス「やっぱり嫌です!!もっとあなたたちと思い出を築いて生きたい!!」
レイン「すいません!!アイリス様あなたがこれからの日々に祝福を!!テレポートっ!!!」
ここでアイリスは王宮からの脱出に成功した
レイン「まさかこんな形であなたと人生を終えることになるなんてね」
クレア「ああ。まったくだ。何が起こるかさっぱりわからんだったな」
クレア「でも結婚もしてないし他にもやりたいこともあったはずなんだが不思議と充実感しか残ってない」
レイン「それ。私も同じ気持ちだ。でも…自分の心がもうすぐなくなるのが怖い。クレア最後の瞬間まで手、握っていい…?
クレア「それは私もお願いしたい」
そういって二人は手を握る もうすぐ約束の時間だ
視界が白くなる
レイン・クレア(ああ本当に良かった。アイリス様…あなたの人生に祝福を)
この日魔王軍の攻撃により最前線の王国ベルゼルグ王国 陥落
こんな感じで始まりました。というかまだ主人公出ていねえ!!次の話からアイリスと主人公出会います