波濤の彼方~炎の中の戦闘録~   作:ヨシ ヒロ

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7 前線

4月23日

 

「これは・・・酷い様だな。」

 

 マナドに到着した第5師団長、堤中将が街を目にして言った最初の言葉であった。

 口にこそ出さないが、船から降りた将兵は皆同じような感想を抱いた。街のあちこちから黒煙がもうもうと噴きあがり、焦げ臭いにおいが辺りに充満していた。海上にいる艦娘達ですら、戦場の異様な熱気を感じられるほどだ。

 降りて間もなく、第4師団長の小田中将が幕僚たちを引き連れて挨拶に来た。小田はここまで来たことへの感謝と労いの言葉を言うと、部隊長や艦隊の司令官に状況の説明を始めた。

 

「現在、我が師団はマナド市街のうちの敵勢力が立て籠もっている区画を包囲している。が、各連隊は戦闘能力を著しく消耗している。」

 

 と、小田が話していると、どこからか砲声が響いた。「伏せろーッ!」と誰かが叫ぶと、皆が反射的にその場に伏せた。そしてそれから間もなく、街のどこかに砲弾が着弾したようで、爆発音が響き渡った。

 

「・・・とまぁ、こんな具合でしてな。逆上陸してきた連中の一部が山の中に逃げてゲリラ化して、時折こうして弾を撃ちこんでくるんです。おまけに防空網を突破して爆撃を試みる敵機もいましてなぁ・・・。」

「なるほど、これは堪りませんな。後日うちの後続の部隊が到着しだい、1個連隊を掃討に向かわせるとしましょう。今回はとりあえず歩兵1個連隊と戦車と大砲を持ってきましたが・・・」

 

 鶴岡は戦場の異様な雰囲気に圧倒されながら両将軍の会話を聞いていた。小田中将の顔からは疲労と焦燥の色が溢れているが、それでも歴戦の将らしい貫禄を感じられた。一方の堤中将はというと、彼はこの期に及んで普段通りの悠然とした態度でいた。

 

 

 鶴岡たちは前線から南に数キロ離れたところにある映画館へと移動した。海沿いに立地するこの映画館が、現在の臨時の艦隊指揮所であった。

 同時にここは艦娘達の詰め所にもなっており、鶴岡らは休憩している艦娘達の姿を何回か目にした。その辺に雑魚寝している者や、艤装の手入れを黙々としている者、仲間と談笑している者、といった感じだ。パラオで目にする艦娘達と同じはずであったが、何かが違うように感じられた。疲労と憔悴に駆られているのは、彼女達とて同じなのだ。

 

 

 その夜、各師団や艦隊の指揮官達が集まってのミーティングが行われた。今後の方針としては、更なる敵の来寇に備えて海上封鎖をより強化し、第5師団の戦力がそろい次第ただちに総攻撃を開始し、速やかにマナド市街を攻略すべしということに固まった。

 

「マナド市長や政府、及び大本営からは、艦砲も含めた重火砲と航空機による市街への無制限砲爆撃の許可が下りた。火力を全面に押し出して一気に蹴りをつけよう。」

 

 堤中将が机上の地図を睨みながら言った。

「なるほど、深海棲艦の連中に渡すぐらいだったら灰にした方がマシという訳か。」

 

 小田中将がそれに応えた。

 

「歩兵部隊の最大の脅威は、敵の強力な砲兵火力です。敵は我々のように何トンもある機材を用いずに、我々が擲弾筒や無反動砲を撃つような感覚で砲撃を仕掛けてきます。これに対応するには、やはりこちらが先手を打って砲爆撃で敵を街ごと吹き飛ばすしか・・・。」

 

 部屋に重い空気が流れていると、窓の外が急にぼんやりと明るくなった。そしてそれに続いて砲撃と機銃の発射音が響き渡った。方向は海上からだ。

 すわ、敵襲か、と部屋の中は(というかパラオ泊地から来た指揮官達は)騒然となる。すぐに洋上の艦娘から無線が入り、敵の空襲だということが分かった。

 

 「窓から離れろ!」と誰かが叫び、全員が床に伏せた。鶴岡も床に伏せ、外の様子は耳で伺う他無かった。洋上の対空射撃は一層激しくなっているように感じる。すると、今度はとんでもなく近い距離から砲撃が始まった。思わず鶴岡は耳をふさいだ。

 沖合に展開する艦隊が取り逃がした数機の敵機は、市街目指して500ポンド爆弾を2つ抱えながら、猛スピードで飛行していた。これをただちに撃ち落とすべく、市街の一角に陣取っている師団高射砲大隊が射撃を開始し、更に詰め所にいた艦娘達も艤装を急いで身に付けて飛び出した。

 あっという間に夜空は無数の砲弾と機銃弾に包まれた。爆音や轟音の間隙からは艦娘達の叫び声が響き渡る。アイスキャンディーにも例えられる対空機銃の曳光弾がいたるところから伸びた。車両に搭載されているブローニングM2重機関銃が火を吹いているのだ。

 この時、沖合の艦娘達は市街へ向かっている敵機を狙って撃っている訳だから、とうぜん弾は市街にいる部隊へ向かって飛んでくる格好になる。

 鶴岡は、わずかに見える窓の外がこちらに向かってくる無数の曳光弾に埋め尽くされているのに気付いた。更に、頭上で高角砲の砲弾がいくつも炸裂しているのも感じた。炸裂した高角砲弾の破片は地上に降り注ぎ、屋根や車にしたたかに叩きつける。あらゆる騒音が一緒くたになり、もはや耳元での話し声すらも聞こえない様であった。

 やがて一機、また一機と爆弾を抱いた敵機は火球になって墜ちていく。市街の上空で叩き落されたある一機は、道路の真ん中に墜ちて爆発炎上し、騒乱の夜空を照らすかがり火の1つとなった。

 しかし全てを叩き落とすことはかなわず、高射砲大隊の陣地や、歩兵が詰めている建物めがけて爆弾がいくつか投下された。さらに敵機の中でも剛の者は、おまけとばかりに機銃掃射をお見舞いし、再び夜空へと消えていった。

 

 

「・・・毎晩のようにこんな調子です。ここはまだ良いが、前線では更に敵の斬り込みも同時に行われることもありましてな・・・。」

 

 床から立ち上がった小田中将が言った。それに応えるように、今度は市街の中心の方から散発的に銃声が響き渡る。

 それを聞いた鶴岡は、これが毎晩繰り返されることを想像してゾッとした。そして自分ができる事は何でもやり、少しでも早くここから出ていこうと決心した。

 

「いくつ墜としたー?」

「うーん、1つかな。最後に火吹いたやつ。」

「ちょっと、それ私がやったのだよ。」

「えー?いやいや確かに私がやったね。」

 

 どこからか、艦娘の誰かがそう話す声が聞こえた。しかし、鶴岡以外の者は気にも留めていなかった。

 

 

4月24日

 

 この日、前日に到着した第5歩兵連隊は、戦闘を続けて疲れ切った第4歩兵連隊と交代を行った。しかし第4歩兵連隊はこの戦場から逃れられる訳ではなく、北側に布陣する第11歩兵連隊の増援へと向かった。

 海上でも部隊の配置転換が進み、疲弊しきったタウイタウイ分遣艦隊は、つかの間の休息を過ごすこととなった。

 この時、鶴岡は出撃する自分の艦隊と入れ違いで帰投した、タウイタウイ分遣隊の一団を目にした。当然のことながら、初めて会う艦娘達だが、その容貌は見覚えがあった。特型駆逐艦だ。

 その一団の中でも、ある一人の艦娘に特に目を惹かれた。特型駆逐艦のネームシップ、吹雪だ。自分が着任してから初めてまともに話をした艦娘で、思い入れがあったからかもしれない。

 しかし、それはパラオ泊地の吹雪であって、タウイタウイの吹雪は、その見た目は似ていても、個人として見れば、出自も戦歴も違う全くの別人であった。

 彼がこの日見た吹雪は、自分が今まで会っていたパラオ泊地の吹雪とは全く違っていた。まずよく見れば服装が違う。タウイタウイの彼女は改二に改装済みという訳だ。

 そして改二に改装できるという訳は、戦闘を幾たびも重ねたベテランという訳で、そのたたずまいは、自分と同じ新入りであるパラオの彼女とは全く違うものであった。

 何時間もぶっ続けで前線に立っていた彼女は、気力体力ともに激しく消耗しているようで、顔はやや俯き、髪は潮風で乱れ、足取りは一歩一歩がとても重いように見えた。しかし、鶴岡には、彼女の瞳はこの極限状態の中であっても、鋭く研ぎ澄まされているようにも見えた。

 彼女は鶴岡に近づくと、俯きがちであった顔を上げ、「お疲れ様です。」と、一言あいさつをすると、詰め所の奥へと消えていった。その小さな後ろ姿からは、確かに古兵の息吹を感じられた。

 

 

「久しぶり。」

 

詰め所の奥に入った軽巡の艦娘、五十鈴に由良が話しかけた。

 

「あら、パラオの由良?お久しぶり。鬼怒も来てるの?」

「鬼怒はここだよー!久しぶり!タウイの五十鈴姉!」

「ええ、ほんとに久しぶりね。確か最後に会ったのは・・・フィリピンだったっけ?」

「はい、レイテの時以来ですね。」

 

 五十鈴は由良の話を聞きながら、崩れるように重い腰を下した。壁にもたれ掛かると、周囲をはばからずに特大のため息をついた。

 

「どうですか、戦況は。」

「どうもこうも、ただただ最悪よ。」

 

 五十鈴は吐き捨てるように言った。

 

「敵さんもやたらこの街に固執してるようだけど、こんなところを取り合って何になるんだか・・・。潜水艦はずっとうろうろしてるし、毎日のように空襲があって、そして毎日大勢死んでるわよ。」

 

 五十鈴がそう話していると、旗下の艦娘の1人である吹雪が、「朝の配給分です。」と五十鈴に戦闘糧食と温かいココアを渡した。

 戦闘糧食の内容は乾パンであったが、海軍の大きな乾パンではなく、陸軍の小さめのサイズの乾パンであった。固いだけでなく大きくて食べづらい海軍の乾パンは艦娘達には不評で、こうして陸軍の兵士達と乾パンを交換することはよくあることであった。

 

「あれ、オレンジスプレッドまであるけど?」

 

 乾パンには陸海軍ともにスプレッドが付属するが、オレンジスプレッドは陸軍のみで支給されるものであった。この時五十鈴は、海軍の支給品であるチューブに入った水飴と陸軍の支給品であるオレンジスプレッドの二つのスプレッドを吹雪から手渡されていた。

 艦娘達には砂糖の味しかしない水飴よりも、やはりオレンジスプレッドの方が人気で、陸軍の兵士達と交換することはしばしばあったが、こうして二つとも貰うことは滅多になかった。

 

「4歩連の方から、この前の砲撃支援のお礼だそうです。」

「ならあなたが貰いなさい。撃ったのはあなたなんだから。」

 

 そう言うと五十鈴はオレンジスプレッドを吹雪へ投げ渡した。

 

 

 この日の日中は、普段と比べると不気味なほど静かであった。市街を包囲している日本国防軍の方は、部隊の配置転換を行っていたのだから、攻撃を仕掛けないのは当たり前のことであったが、包囲されている深海棲艦達や、山中に潜むゲリラ化した深海棲艦達も、この日は妙におとなしかった。

 パラオ分遣隊は何も思う訳はなかったが、ずっと戦闘を続けてきたタウイタウイの艦娘達や兵士達は、一抹の不安を覚えた。なぜなら、過去に敵が逆上陸を仕掛けてきた時も、直前はこのような感じであったからだ。

 そしてこの嫌な予感は、果たして的中することとなった。

 師団司令部と艦隊司令部に、『輸送艦多数を伴った有力なる敵船団並びに艦隊がマナドへ向けて進行中』という連絡が入ったのは、もう日が傾きかけている頃であった。地上からは基地航空隊がこれを攻撃に向かったが、さしたる戦果は得られず、現地部隊で対処するように、というような文言がこれに続いた。

 

 

――こちら偵察分隊旗艦利根、ただいま索敵機にて偵察中じゃ。

 

 とりあえず即席の偵察隊が編成された。旗艦は航巡利根、以下筑摩、由良、鬼怒、朧、曙、漣、潮、吹雪、白雪がメンバーであった。

 日暮れまであまり時間はなかったが、それでもぎりぎりまで索敵機によって偵察を行い、日没後は夜間偵察機と電探などの電子の眼、そして目視によって偵察を行うという算段であった。

 しかし、航空巡洋艦の最大の特徴である、充実した航空兵装によって、なんとか日が完全に暮れる前に索敵機によって発見することに成功した。

 

――こちら利根、事前報告通りの大艦隊じゃ。戦艦6~8、正規空母もほぼ同じ数、軽空母が7~9、重軽巡以下は・・・数え切れん!

――こちら本部、了解した。直ちに・・・

――あ!あともう一つ!!

 

 

「えぇ!?ダイソンと空母おばさんもいんの?」

 偵察隊から伝えられた情報に、伊藤は思わず声をあげた。悪い情報をわざわざ大声で言ったためか、周りにいた将校や艦娘達の顰蹙(ひんしゅく)を少しばかり買うことになってしまった。

 

「あの・・・ダイソンと空母おばさんって何ですか?」

 

 鶴岡は小さな声で池上に聞いた。池上は少々驚いたような顔をした後に応えた。

 

「そっかぁ、知らなかったかぁ。ダイソンは戦艦棲姫、空母おばさんは空母棲姫のあだ名みたいなものだよ。」

「はぁ、なぜそのようなあだ名が?」

「さぁね。誰ともなく言い始めて広がっていったって感じだけど・・・。こういう話なら物知りの高橋中佐とかに聞くのがはやいよ。帰ったら聞いてみな。て言うか今はそれどころじゃないでしょ。」

 

 鶴岡はそう言われてハッとした。軽く聞き流してしまったが、戦艦棲姫や空母棲姫がいる強力な艦隊が、自分たち目指してやってきているのだ。想像しただけでも寒気がするような状況であることに気付いた。

 

 

▪深海棲艦第三次強襲隊

・第1群(水上打撃部隊)

 戦艦   戦艦棲姫(旗艦)

      ル級elite×4

 重巡洋艦 リ級elite×6

 重雷装巡洋艦 チ級elite×4

 軽巡洋艦 ヘ級elite×6

      ト級flagship×3

 駆逐艦  ハ級elite×18

      二級elite×12

 

・第2群(機動部隊)

 正規空母 空母棲姫(旗艦)

      ヲ級elite×6

 軽空母  ヌ級×4

      ヌ級elite×4

 戦艦   タ級elite×2

 重巡洋艦 リ級elite×3

 軽巡洋艦 ツ級elite×4

      ホ級flagship×2

 駆逐艦  イ級elite×8

      イ級後期型×10

      ロ級elite×10

 

・第3群(陸戦部隊+支援部隊)

 マナド特設陸戦派遣隊(1万3400人) 

  陸戦第87旅団(4000人)

  陸戦第88旅団(4000人)

  陸戦第89旅団(4000人)

  独立陸戦第65大隊(elite)(700人)

  独立陸戦第66大隊(elite)(700人)

 支援部隊 

  戦艦   タ級改×1(旗艦)

  重巡洋艦 リ級elite×8

  軽巡洋艦 ホ級elite×6

  駆逐艦  イ級後期型elite×9

 

 

▪深海棲艦マナド守備隊(4月24日時点で3800人)

・第8根拠地隊(1500人→600人)

 陸戦大隊×2

 高射砲大隊×1

・陸戦支援分遣隊(3000人→1800人)

 陸戦大隊×3

 砲兵大隊×1

 高射砲大隊×1

以下は戦闘開始後に合流

・第9根拠地隊(1500人→400人)

 陸戦大隊×2

 高射砲大隊×1

・第一次強襲隊(700人→200人)

 独立陸戦第64大隊(elite)

・第二次強襲隊(2400人→800人)

 陸戦大隊×4

 

 

▪タウイタウイ分遣艦隊 比企亘中将

・第22戦隊 比企中将直率

 戦艦「長門」(旗艦)「陸奥」

・第23戦隊 〃

 戦艦「榛名」「霧島」

・第11航空戦隊 杉山良樹大佐

 正規空母「赤城」「加賀」

・第14航空戦隊 〃

 正規空母「雲龍」「天城」「葛城」

・第31航空戦隊 菅谷輝夫大佐

 軽空母「千歳」「千代田」

・第15重巡戦隊 小倉昌義中佐

 重巡洋艦「高雄」「愛宕」「摩耶」「鳥海」

・第16航巡戦隊 腰越薫中佐

 航空巡洋艦「利根」「筑摩」

・第19水雷戦隊 青山大輔少佐

 軽巡洋艦「五十鈴」「阿武隈」

 駆逐艦「秋月」「照月」「冬月」「初月」「吹雪」「白雪」「初雪」「深雪」

・第27水雷戦隊 上田幸治少佐

 軽巡洋艦「矢矧」「酒匂」

 駆逐艦「陽炎」「不知火」「黒潮」「時津風」「天津風」「谷風」「浜風」

▪海軍陸上警備大隊分遣隊

・第2中隊

 

マナド攻略支援部隊

▪第3艦隊分遣隊 齋藤昇一少将

・第32戦隊 椎崎忠雄大佐

 航空戦艦「伊勢」(旗艦)「日向」

・第33航空戦隊 草間昌之大佐

 軽空母「飛鷹」「隼鷹」「鳳翔」

・第35重巡戦隊 池上明美中佐

 重巡洋艦「古鷹」「加古」「青葉」「衣笠」

・第36水雷戦隊 伊藤即史少佐

 軽巡洋艦「球磨」「多摩」

 駆逐艦「暁」「響」「雷」「電」

 駆逐艦「睦月」「如月」「皐月」「文月」(第38水雷戦隊より分遣)

・第37水雷戦隊 鶴岡務少佐

 軽巡洋艦「由良」「鬼怒」

 駆逐艦「朧」「曙」「漣」「潮」

▪海軍陸上警備大隊分遣隊

・第1中隊 後藤茂明大尉

 

 

▪第4師団(4月24日時点で1万4000人)  小田直良中将

・第4歩兵連隊(3000人→1900人)

・第8歩兵連隊(3000人→2000人)

・第11歩兵連隊(3000人→2000人)

・第4野砲兵連隊

・第6独立重砲兵団第1、第2大隊

・第4飛行隊

・第4工兵大隊

・第4戦車大隊

・第4高射砲大隊

・第4通信隊

・第4偵察隊

 

▪第5師団先遣支隊(9000人) 堤剛智中将

・第5歩兵連隊

・第5野砲兵連隊

・第5戦車大隊

・第5高射砲大隊

・第5工兵大隊

・第5通信隊

・第5偵察隊

 

 

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