IS 好きな人は一個上。   作:春の初音

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実技。一夏が原作通りやらかします。
今回、刀奈は出ません。あ、声は出るよ?本体は出ません。
刀奈 「ちょっ、なんでよ!?」

仕方ないじゃろ…ちょっと…な?


第九話 実技授業。一夏、何故そうなる?

「次は実技だ!支度してグラウンドに集合!」

 

 

 

ある日。ついに実技授業となった。まぁ、原作通り一夏がやらかしてくれてるんだろうけどさ…あ、やば。もう女子が着替えに行った。

 

「一夏、俺らも早く着替えて出ちゃおうぜ。」

「そうだな。行くか。」

 

ちなみにもう女子が追いかけてくることはない。不用意に俺たちに近づこうものならどこからかランスが飛んでくるからである。時々かするのでどうにかして欲しい。

 

 

その気持ち…怖っ………

 

〜ロッカールーム〜

 

俺らはISスーツに着替える。制服の下に着ている人も多いが俺はガッツリ身体に張り付く感じが嫌なので下には着ていない。一夏も同じなようだ。

 

「朱鷺…お前のISスーツ…着やすそうだな…」

「ん?これか?うちのISスーツだけど…まぁ、楽ではあるぞ。」

 

俺のISスーツは白石重工製…ということになっている。ホントは作られてないからね。本来ならこの世界にないしね。

 

このスーツは黒色の上下別のもの。お腹が見えるタイプ。着心地と動きやすさ、着やすさ重視というもはや完璧なISスーツである。さすが存在しない、作り上げられたスーツ…

 

一夏のは…原作通りか。上下別の藍色のヤツ。

 

「じゃ、一夏お先〜!」

「あ、おぃ!待ってくれよ!」

 

織斑先生に怒られたくはないからね。俺はもう脳しんとうまがいになることはゴメンだ…

 

 

 

〜グラウンド〜

 

「今日は急降下からの完全停止をやる。織斑、オルコット、白石。ISを展開しろ。」

 

俺達は…いや、俺を含めた2人は慣れた手つきでISを展開する。

 

「一夏ぁ?お前遅すぎだろ…」

「うっ…びゃ、白式!」

 

一夏もようやく白式を展開する。あれはどうにかしないとな…

 

「よし。ある程度の高度まで飛べ。追って指示する。」

「「「了解。」」」

 

俺とセシリアは速度を出しつつ上昇。一夏も遅いながらも着いてきている。

 

「やっぱうまく飛べないな…角錐を作る感じ?わかんねーよっ!」

「一夏さん?それはあくまでイメージ。自分なりの形でいいんですわよ?」

「そうか…朱鷺は?」

「もはや慣れかな…数こなしてるし…」

 

嘘。パッケージの全領域補完がだいぶ仕事をしてくれている。これが無ければ今すぐにでも落ちている。だが今は落ちそうだ。何か強烈な視線が校舎側から…やばっ…寒気がっ…

 

「頑張るしかないのかぁ…」

「3人とも着いたな。ではそこから急降下と完全停止をやって見せろ。完全停止は地表から5センチだ。」

「では、お先に。」

 

セシリアが先に落ちていった。確かに10センチくらいで止まるんだっけか。俺できる気しねぇ…あ、もうセシリアついた…行かなきゃ…

 

「白石朱鷺、落ちま〜す!」

 

力を抜く。だがスピードは上げ続ける。地表までの到達予想時間と自分への負担を考えて一思いに落ち続ける。何なら五センチと言わず1センチで止めようか?その方が…あとの一夏が面白いだろ?そう言えばこの身体って骨折とかするのか?やばいやばい。集中…

 

あと3秒…2…ここっ!

 

「地表2センチ。流石だな。」

「ありがとうございます、織斑先生。」

 

あ、セシリアが恨めしそうな顔でこっちを…諦めろ。お前は代表候補生というプライドがあるんだろうが…元々違うんだよ、俺らはw

 

「さて、そろそろか…」

 

おっ?ついに?一夏君がぁ?

 

 

落ちたぁぁ!あぁあぁクレーターが…

 

「おーい、大丈夫かぁ?なんでそうなる?」

「一夏!たるんでるぞ!また鍛えなお「大丈夫ですか!?一夏さん?」

「大丈夫…一夏さん!?」

 

気づくの遅いわ。上で言ってたわ。

セシリアが一夏に手を出す。箒が上から視線で殺そうとしている。あれ、脳内で3回は刺してるな…

 

さて、セシリアと箒が口論を始めたあたりで俺はとある視線の元に連絡を入れる。

 

「おい。授業中までこっち見るなっ!危うく落ちるとこだったんだぞ!」

「あら、バレてた?」

 

そう、張本人 更識刀奈である。

 

「バレるわっ!ちょっと寒気したわ!仕事しろ、仕事!」

「あら、休憩ぐらいいいじゃない?」

「休憩ってレベルの視線じゃ…」

「それに?私たち?カレカノでしょう?」

 

「…酒でも飲んだか?冷蔵庫のラム酒は飲むもんじゃないぞ?」

「失礼ね、飲まないわよ。ちょっと女の子と飛んでてヤキモチ焼いただけよ?本格的には付き合ってないけど、唐変木じゃない朱鷺くんは気づいてるんじゃないの?」

「…わかったよ…帰ったらなんか作るから。一旦…な?」

「分かったわ。じゃ。」

 

ふぅ…あんなこと言われると心臓が持たない…可愛すぎかよ…

 

トンっ

 

ん?肩になにか…

 

「白石、誰が授業中に通信をしていいと言った?」

 

や、やばい…殺気が…それと…周りのリア充死ねみたいな視線が…特にセシリアと箒の…一夏、お前も大変だな…

 

「これは…やむを得ず…ですね…視線が気になったので…」

「…察してやろう。だが、バツとしてグラウンドの端の荒れてるとこをトンボがけだ。あとクレーターを埋めておけ。朝から甘ったるくするな。聞いててイライラするレベルだ。」

「す、すいません…」

 

結局俺はグラウンドのトンボがけを大人しくやった。

ちなみに刀奈にはラム酒入のチョコを作りました。

 

今日も今日とて甘い。

 

 

 

 

 

 




もはや何も言うまい。甘いのはいつもの事じゃ。
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