IS 好きな人は一個上。   作:春の初音

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お久しぶりです。
春の初音です。大変申し訳ございませんでした。
相変わらず日常を過ごし、こうしてきまぐれに更新しています。にしても遅すぎました。ほんとすいません。
今後共々よろしくお願いいたします。

それでは第十四話、開幕です。



第十四話 とんでもないことなんて起こせばいい

簪と話をし、本音に課題を教えて数日。今日はクラス代表対抗戦の日である。

さてさて、同居中の俺と本音は・・・

 

「・・・本音~、早く起きないと対抗戦間に合わないぞ~」

 

「・・・あと5時間・・・zzz」

 

「長いわ!馬鹿!さっさと起きろっ!」

 

「ふぁ~い・・・」

 

同居してからこんな朝を迎え続け、この時間帯だけは弁当を作りつつ、本音を起こし、自分の支度をするため毎日大変である。

簪は毎日こんなことしてたのか?主人は簪なのに?

 

「・・・さっさとしないと弁当やらんぞ~」

 

「それは~・・・まずいっ!」

 

こういって着替えに行くまでがテンプレとなってしまった。

ほんと簪はどうしていたんだろう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

支度を済ませ、2人で寮を出て、対抗戦の観戦へ。

対抗戦が行われるアリーナはかなりにぎわっていた。

 

「さすがにすごい人だな・・・」

 

「ねぇ~」

 

俺は本音との会話が途切れないように予定の席まで向かう。

ここで俺へ注意を惹き付けさせておかなければ台無しなのだ。

 

「ねぇとっき~」

 

「どうした~本音~?」

 

「今どこに向かってるのぉ?」

 

「ひみつ。ついたらわかるよ。ほら。」

 

着いたのは簪の席だった。

原作で描写がなかったから会話しながら席をずっと探していたのだ。

よく会話が持ったと思う。まぁ、楽しかったし。

 

簪の左右は二席づつ開いていた。仕方がないことだろう。一夏に心を開いた後ならまだしも、このころの簪は教室で打鉄弐式のプログラミングをし続ける少女。言い方が悪いかもだがはたから見たらヤバい技術オタクなのだ。簪自体もこのころ友達はいなかったはずだから隣に座りたがる人なんかいるはずがなかった。

 

「やあ、更識簪さん。隣良いかな?他空いてなくてさ。」

 

「…また来たの、あなた。」

 

まぁ…そりゃそんな冷たい言葉かけられますよね…

 

「いやいや、ほんとに空いてなかったんだって。一夏と凰の戦いは誰もが見たい戦いだからさ。隣座ってもいいかな?」

 

「…勝手にして。」

 

だいぶ素っ気ない一言だが了承は貰った。とりあえず俺は席に着くとして…

 

「本音?せっかく席空いてるんだから座ろう?歩き疲れたでしょ?」

 

その一言に本音も簪も両方反応を見せた。

かたや俺をにらみつけ、いつもののんびりした雰囲気をなくし完全に戦闘モード、

かたや俺の言葉に顔を上げ、驚いた顔で従者に目を向けている。

本音は俺の後ろをずっと着いてきていたので簪は本音を目視出来ていなかったのだ。驚くのも当然だ。

 

「とっきー、これはいくらなんでもひどい仕打ちじゃない!?」

 

「いいから!とりあえず座れって!話は後でいくらでも聞いてやるし好きなだけボコッてくれて構わないから!」

 

そう言うと不服そうではあったがなんとか座ってくれた。ここまでは予定通り。本音の着席と同時に試合が開始された。

 

 

試合展開は原作通り、射角無制限、砲身不可視の衝撃砲によって一夏はかなり押されていた。

実際見てみると、アニメとは違い本当に何も見えない。撃った際に音は聞こえるのだが、どれくらいのスピードで飛んできているのか、更にはどこを狙って撃っているのかも分からなかった。

 

あれは戦う時に対策ですかね…

 

しかし、一夏の動きも初回の代表決定戦よりずっと切れているためくらいつけてはいた。零落白夜も発動タイミングを考えているみたいだ。

 

そしてついに、一夏が零落白夜を1発、鈴の隙をついて当てた。

動揺し、動きが止まる鈴。そこを一夏は逃さなかった。

 

そしてこのタイミングがやっと訪れたのである。

 

突如アリーナを激震が襲った。

 

「ちょっ、地震!?」

「何事!?」

 

「所属不明ISが出現!生徒は直ちに避難、教員は各自緊急配置へ!織斑、凰は機をみて離脱しろ!」

 

そう、ゴーレムⅠの出現である。

 

「なんか、やばそうだね。とりあえず二人とも逃げようか」

 

「うん、そうしyー」

「危ないっ!」

 

逃げようとしたその瞬間、ビームが客席に撃ち込まれた。俺は咄嗟にビームに近かった本音を庇う。

瞬時に状況を察した俺は本音へ告げる。

 

「本音!更識さん連れて逃げろ!」

 

「とっきーは!?」

 

「俺はアリーナに出る!教員が間に合ってない上に一夏達が避難できてない!あいつら多分息切れするから!」

 

「でも、かんちゃんが…それに今私達は…」

 

そこには完全にうずくまってしまった簪が。根は怖がりなためダメなのである。

 

でも、俺としては予定かなり狂っちゃったから連れて行って欲しいな!!

アリーナ出る予定ではなかったっ!

 

 

「いいか本音!今喧嘩なんか気にしてる場合か!従者なんだろ、主人を守るのは仕事だろうが!目ェ覚ませ!」

 

 

本音はハッとして直ぐに簪をつれて避難して行った。

 

「これであれは解決かなぁ、予定とはだいぶ違うけど。さて…」

 

俺はFXを起動し、"本来飛んでくるはずのないビームによってぶち抜かれた穴"からアリーナに出た。

嫌な予感が胸にたちこめていた。




ほんっとうに申し訳ございませんでした!
頑張って更新しますのでこれからもどうかよろしくお願い致します!
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