IS 好きな人は一個上。   作:春の初音

3 / 18
第二話です。遂に入学!ここから本編、もとい学園生活スタートになります。


第二話 ミステリアスなレディ

「やっぱすげぇな…3次元じゃ絶対に有り得ない…」

 

IS学園入口。もはやそのバカでかさと綺麗さに空いた口が塞がらない。こりゃスゲーわ…総工費考えると…寒気。

 

「まぁいい。とりあえず入ろう。1年1組だから一夏達と一緒だよな…これから男子は2人か…現実に直面すると割ときついな…」

 

登校時間なのだが周りは見渡す限り女子、女子、女子。いやね?現世だとハーレムに憧れたこともあったよ?でもな?現実ってな?ぼっち感半端ないんだよちくしょう!(泣)

 

ちなみに持ってきたものは全て正常に作動した。だから腕時計で時間もわかる。通信も繋がっているのか問題ない。金も元のまま。

財布に割と入れてきたから後でしっかり保管しないと。

 

それにしてもホントに周りが…先が思いやられる…

 

(ふぅ…まぁいい。なるようになるさ…)

そんなことを思い、中にはいった。

 

1年1組に行く前にすこし中を散策した。どこを見ても欠陥は見られない。むしろ綺麗すぎて色んなところに目がいってしまう。壁に入っている光の筋だったりそのデザインだったり、惹かれるところばかりだった。

(内部構造は…漫画とかアニメと変わらない感じかな…ある意味馴染みのある風景だな…)

これなら特に困ることもないだろう。

 

「ねぇ、こんなにゆっくりしていて大丈夫?」

「…!?」

 

突如の後ろからの声。振り返るとそこには…

 

「大丈夫?もうすぐホームルーム始まるよ?」

 

見間違うはずがない。水色の外に跳ねた髪に赤い瞳。ロシア国家代表にして現生徒会長 更識楯無が後ろにいた。ちなみに時計を見るとあと五分でホームルームだった。

 

「あ、ありがとうございます。」

「いいのよ。二人目の男性操縦者さん。それじゃ〜ね〜」

 

楯無さんはすぐにいなくなった。

 

「あ、自動ドアだっけかこれ」

クラスのドアを手で開けようとして焦った。

忘れている部分もあるな…危ない危ない。

 

席につく。そしてわかった。

一夏、相当死にかけだな…顔がこの世の終わりかのように青ざめている。アニメでもこの描写あったけどここまでとは…まぁ、こうなるよな…周りはほぼ女子。男子は一人いるが見たことも聞いたこともない初対面の人。なんならこの世界にいるはずのない人である。そんなことまでは知らないだろうけど。

まぁ、一時間目が終わったら助けを求めてくるだろう。

あ、山田先生登場。

 

「皆さん入学おめでとう!」

 

おぅふ、歩くだけで目線が…っと危ない。あれは先生、あれは先生…

いや、心は20代だからさ?やっぱり致し方ない部分あるじゃん?不可抗力じゃん?

そう思っている間にも山田先生は話しつづける。

 

「私は副担任の山田真耶です!」

 

oh、全員黙ってるぜ!山田先生キョドってるな…

 

「あ、えっ!…あ、今日からみなさんはIS学園の生徒です!この学園は全寮制。学校でも放課後でも~」

 

知ってるって言うかほんとに生でセリフ聞くのなんか面白いな…

 

「…じ、じゃあ自己紹介をお願いします。」

 

ついに来た。あ、そういやさっきポケットに耳栓はいってたな…この能力ってシナリオに合わせた能力者保護もしてくれるのか?

とりあえず耳栓準備。

 

耳栓の準備が終わった。音響兵器がもうすぐやってくる…ついでに一夏へのゲンコツも…

 

「織斑くん!織斑一夏くん!」

「は、はい!」

 

周りから笑いがこぼれる。どうやら青ざめすぎて何も考えていなかったようだ。箒の方を向くが箒はそっぽを向く。終わったな一夏…

 

「織斑一夏です!よろしくお願いします!」

 

女子の目が光る。もう一回箒の方を向くが相変わらず知らんぷり。照れすぎじゃろ…

 

「以上です!」

 

そして全員コケる。ほんとにみんなコケてるし…あ、あれは…

その瞬間、一夏の頭から音が出るほどのゲンコツがふってくる。

 

「げぇ!千冬姉!?」

 

うわ、もう1発…生で見るとすげぇ痛そうだな…

 

「学校では織斑先生だ。」

「先生、もう会議は終わられたのですか?」

 

遂に来た…アレが…ラスボs「グェ!?」

「今、良からぬことを考えていなかったか?」

「いえ!そんなことは微塵も!」

 

思いっきり出席簿で1発くらった。なんだろう、雷が落ちるってこういうことって感じ。

 

「ならいい。済まないな、山田くん。クラスへの挨拶を押し付けてしまって。」

 

なんて痛さだ…脳天が割れる…あ、不味い、織斑先生が向き直った。準備していた耳栓をつける。来るぞ…音響兵器…

 

「諸君!私が担任の織斑千冬だ!君たち新人を一年で使い物にするのが仕事だ。」

「「「「「「キャァァァァァァァァ!」」」」」」

 

危ねぇ…女子の高音えげつない…なんだこの音響兵器は…耳栓してても聞こえるぞ…

ほら、織斑先生困ってる…

 

「静かに!今年は2人もイレギュラーがいるんだ自己紹介を続けろ。」

 

俺の番が回ってきた。あ、やるのね。俺も。

 

「白石朱鷺です。二人目として入学してきました。趣味はゲームとか。みんなと仲良くやっていけたらと思っています。よろしくお願いします。」

 

ま、平凡が一番。

 

「「「「「「キャァァァァァァァァ!」」」」」」

 

そうなるわな…耳栓してなかったから鼓膜一時機能停止。

 

そんなこんなでしばらくして一時間目が終わった。

 

俺はとりあえず一夏に向かう。やっぱ二人だけの男子だしね。仲良くしとかないと。

 

「よっ!織斑!俺はさっきも言ったけど白石朱鷺。二人だけの男子だけどよろしくな!」

「あ、あぁ…よろしく!俺のことは一夏でいいよ。俺、朱鷺って呼んでいいか?」

「あぁ、構わないぞ。悲しいな…二人って…」

「そうだな…」

 

その時、箒がこっちに来た。

 

「わるい、少し借りさせてもらうぞ。」

「えっと…一夏は俺の所有物じゃないから大丈夫だぞ。」

 

俺がそう言うと一夏と箒はどこかに行ってしまった。多分感動の再会だろう。原作のアレ。

 

(さて…俺はどうするか…とりあえず、楯無さんを探すか…)

 

俺は楯無さんを探す決意をした。原作でも一番好きな楯無さんだ。やっぱ仲良くならないとね!

 

 

 

 

 




ストーリーを変更しました。ホントは一番好きなのは楯無です。箒のは…なんとなく思いつきで書こうとしました。すいませんでした。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。