IS 好きな人は一個上。   作:春の初音

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突然の内容変更すいません。
第四話、スタートします。


第四話 俺の"一人"部屋

セシリア、一夏との対戦が決まった日。俺は練習メニューなどを立て始めた。先程、ダッシュでアリーナ申請を出すと第三アリーナがギリギリ1日だけ取れたのでそこで感覚をつかみたい。だが対戦相手が欲しいな…でもISをちゃんと扱える生徒はほとんどいないしな…

 

「白石君!白石君!」

「は、はい!」

 

考え事をしていたらいつの間にか一夏が隣に、山田先生と織斑先生が前にいた。

 

「大丈夫ですか?思いつめた顔してましたけど…」

「え、えぇ。大丈夫です。」

 

あ、山田先生に対戦相手頼めないかな?元代表候補生なら対戦相手としていや、戦術の参考、アドバイスをしてもらうにはぴったりだけど…さすがに無理?

 

「まず、織斑。お前の専用機は用意するのに時間がかかる。動かせるのは本番の1回だけだ。ぶっつけで感覚を掴め。」

「…分かりました。」

「…ったく、あいつと倉持は手間をかける…」

 

ちなみにこの世界の一夏、なんと教本を捨てていなかった。しかも全部という訳じゃないがある程度はしっかり覚えていた。どうやら歪みはいい方向にもはたらくらしい。ますます何が起こるか分からなくなってきている。

 

「それでですね!織斑君、白石君二人の寮の部屋が決まりました!」

「あれ?まだ自宅からの登校じゃなかったんですか?」

「政府からの要請もあって急遽用意した。山田先生の苦労を考えて、感謝しろよ。」

 

山田先生が鍵を渡す。アレ?この番号…

 

「間違ったりは………してないですね!じゃあこの部屋に向かってください!」

「「俺達は同じ部屋じゃないんですか?」」

「えぇ。二人部屋があいてなくて…2人は別々の一人部屋になります。」

 

そこは原作と変わっちゃうのか…歪みのせいかな…

 

「先生、俺達の荷物は…」

「織斑、お前のは適当に持ってきてやったぞ。まぁ、着るものとケータイ関連のものがあれば十分だろう。」

「なんて雑な…俺の荷物の扱いひどい…」

「白石の荷物は実家から送られてきていたぞ。」

 

そう言って織斑先生は二つのバッグを置く。

 

って待てい!このバック3次元の俺の旅行バッグじゃねーか!とすると中身も…やはり!3次元の俺の物だ…着替え、充電器、シャンプー…この能力は物の取り寄せまで可能なのか…

 

「まぁ、そういう事だ。二人共、寄り道せずにいけよ。」

「あ!山田先生!」

 

俺は賭けに出る。

 

「何ですか?」

「俺、今度第三アリーナで訓練するんですけど…その…相手をしてくれないでしょうか?一夏は対戦相手だから頼めないし…かと言って親しい人もいなくて…」

「…わかりました!やりましょう!なんてったって私は先生ですから!」

「ありがとうございます!」

「白石、山田君はこう見えても元代表候補生だ。油断するとやられるから気をつけろよ。」

「わかりました!」

「じゃ、気をつけてな。」

 

 

 

 

 

 

とりあえず荷物を持って部屋に向かった。

 

「一夏、お前の部屋は何号室だ」

「俺は…1042室だな。朱鷺は?」

「俺は…1043室だ。」

「そうか。てか隣じゃん!!」

 

そう。俺の部屋は1043室。多分原作では出てこなかった部屋だ。一人部屋ってどんなんだろう?

 

「じゃあな〜」

 

そう言って一夏は行ってしまった。さて、隣の俺の部屋に…あれ?なんか違う気が…

 

 

 

俺は部屋の扉になにか違和感を感じた。察知。奥に人がいる気配。一応ノックしてみた。

 

 

 

 

 

 

…何も反応がない。俺は逆にいる人を確信し、扉を開ける。

 

「お風呂にします?ご飯にします?それとも…わ・た・し?」

 

…楯無さん、探す手間が省けたのはありがたいですし、目の保養になるのですが反応に困ります…

 

「おぉ〜!ここが俺の"一人"部屋かぁ〜!ちょー綺麗!」

「ちょ、ちょっと!スルーしないで!?」

「いや、一人部屋だなと思ってきたら朝あって名前も聞いてない人が部屋にいるとかふつうないでしょう!?」

 

名前も性格も分かるけど言わない。矛盾出ちゃうからね!

 

「いや、でもこんな美少女が部屋にいるのよ!?」

「いや、だから初対面に近いでしょう!?」

 

数分後…同じようなやり取りが続いた。何を言ってるかわからなくなるくらい同じことを言った気がする。流石更識楯無…

 

「まぁいいわ。私は生徒会長、更識楯無よ。よろしく。」

「知ってると思いますが1年1組、白石朱鷺です。よろしくお願いします。更識さん。」

「あら、苗字だなんて硬いわね。楯無でいいわよ。」

「えっと、楯無さん。なんで僕の"一人"部屋にいるんですか?」

「…いや、ここ、私の部屋だから。」

「えっ!?」

 

俺は慌てて部屋の番号を確認する。やはり1043室だ。間違ってない。

 

「まさか…一人部屋で同室!?」

「そうよ?何か問題でも?」

「いやいや!問題すぎるでしょ!二人部屋ならまだしもここ一人部屋なんですよ!?シングルベッド一つですよ!?布団ないんですよ!?」

「一緒に寝ればいいじゃない?」

「それが問題なんでしょうが!!」

 

数分後…同じようなやり取りが続いた。何を言ってるかわからなくなるくらい同じことを言った気がする。デジャヴ。

 

「もう…いい反応するんだから!楽しくなっちゃったじゃない!うそよ。うそ。ここは君の一人部屋よ。ご安心を〜」

「…っ!は、はめられた!」

「ふふ〜ん!その顔が見たかったのだ〜!」

 

やられた…性格は分かっていたはずなのに…!

 

「ま、個人的に二人目の男性操縦者って言うのは気になるし朱鷺君が面白いのも分かったからまた来るわ♪」

「はぁ…わかりました…」

 

そう言って笑顔で去っていった。してやられた。いやね?やっぱ個人的キャラランキングでは1位だから楽しかったよ?嬉しかったよ?でもここまで完璧に騙されるとは思ってなかったわ!




ヒロインは楯無にへんこうです。
うまく持っていけましたかね?
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