狩人奮闘記 ~骸龍への挑戦~   作:hina Mk-1

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ささ、第1話ですよこれが!

ほんっとに書くの難しい…自分の文才のなさを痛感しました…。文才ください!

では、どうぞ~!




第1話 当然の如く命の危機

《モンスターハンター》

 

無限に広がる荒野を駆け抜け、極寒の銀世界を耐え抜き、灼熱の大地を渡る。

 

時に空を翔け、時に海を航り、雄大な自然の中で巨大なモンスターに立ち向かう。

 

そんなかっこよくて美しい、私の最高の英雄(ヒーロー)

 

純粋に憧れた。そうなりたいと、そうなろうと渇望した。

 

きっとハンターになれば、彼らのように、英雄になれると。

 

必死に勉学に励み、訓練を行い、

 

ついに私はハンターとなった。

 

こうして私の有意義なハンターライフがはじまっt…

 

「ぁぁぁあああああ!?」

 

始まったはず……なのだが……

 

 

「うああああああああああああ!?」

 

古代林に大音量の悲鳴が木霊する。

 

「ヤバイヤバイヤバイこれはホントに死ぬやつだって…!」

 

そんなあながち冗談でもなさげな言葉を口走りつつ、口と同様に悲鳴をあげる足を無理矢理動かす。

 

そんなハンター(謎)の様子にアイルー達は驚き地中に潜り…

 

いや、地中に逃げた原因はおそらく、そんなハンター(謎)をストーカーよろしく追いかけている、モンスターであろうか…。

 

『グルオオオオォォォォォ!!』

 

「だあああもうっ!なんでこんなことになちゃったんだよぉぉ!?」

 

 

ーそして時は数時間前に遡るー

 

 

…Now loading…

 

「ほら、ギルカの更新終わったよ。」

 

ギルドマネージャーの手に握られているのは、私がハンターであることを示すギルドカード。

 

そこには、「HR(ハンターランク)4」…私が上位ハンターになった印が、しっかりと刻まれていた。

 

「~っ!やった!やっと私も上位に…!」

 

<上位ハンター>

 

一定以上の下位個体モンスターの討伐や、自らの所属するギルド、私の場合は龍歴院にこれまた一定以上の貢献を行うことで、ギルドから一流と認められた存在。

 

下位個体よりも更に危険性や狂暴性の増したモンスターと戦う、困難な上位クエストを受注することが可能となるのだ!

 

私もこれで上位ハンター…!うん、実にいい響きだ!もう一回言っておこう。

 

私も、これで、上位ハンター!

 

ふわふわと妄想の彼方へ飛んでいってるなか、ギルドマネージャーは正反対に「はぁ…」とため息をついた。

 

「ったく…なにが()()()だよ。こんな馬鹿みたいな速さで上位になりやがって…。危なっかしいったらありゃしない!」

 

「ふふん!これが私の努力の結果と言うわけで…ってうぇえ!?」

 

ギルカを返してもらおうとしたら、ひょいっとそれを引っ込められた。

 

こ、この野郎…!なんの恨みがあるってんだ…!

 

「ちょちょちょ、返してくださいよ私のギルドカードぉ!」

 

「うっさい!いいから黙って聞きな!」

 

「サー!イエッサー!」

 

まずった…!この人を怒らせることは死に繋がる…!

 

頭上に雷が落ちる前に、シュバッっとその場に正座。

 

竜人のおばあちゃんの前に女の子が全力(?)の正座…

なんともおかしな状況である。

 

「な、なんでございましょう?」

 

「いいか、よく聞きな。」

 

真剣な眼差しでギルドマネージャーは語りだす。

 

「私はあんたがひよっこはんたー…とはいえ4ヶ月くらい前のころから世話してるんだ。あんたが今までどんだけ努力してきたかもわかる。」

 

「だ、だったら!」

 

「でもね、上位ってのは下位とは話が変わるんだ!今上位ハンターになったことであんたは絶対油断してる。その油断、慢心は死を招くと心に刻んどきな!」

 

ギルドマネージャーからありがたぁいお言葉をもらってしまった…。

 

だが、そんなことは百も承知だ。下位で死にかけたことも何度かある。死線はある程度くぐってきた。だから、大丈夫!

 

「わかっております!肝に命じさせていただきます!」

 

「だったらさっさとソロガンナーなんていう愚行はやめな。」

 

「ぐっ…。」

 

これはまた痛いところを疲れてしまった…。

 

「が、ガンナーだって火力でます!火力モリモリです!」

 

「だからそういうことをいってんじゃ…!はぁ、もういいよ…。」

 

この言い争いは何度したかわからない。そして毎回、ギルドマネージャーが折れる。

 

「あんたがパーティーを好まない理由はわかるよ。でも、心に止めておくんだね。いつか限界は来る。」

 

「う……はい、わかりました…。」

 

わかっている。今の自分がどんなに無茶な戦い方をしているのか。

 

でも、できない。それだけは、今の私にはできない。

 

だって、私は…

 

「ま、とにかく!」

 

「っ!」

 

「とにかくだ。あんたは少なくとも上位ハンターであることは認められてんだ。上位で生き抜いたソロガンナー…あたしゃ見たことないけど、あんたが初の体現者になってもおかしくないのかもね。」

 

しんみりとした重い空気を吹き飛ばすごとくギルドマネージャーは笑う。

 

「とはいえ、心には止めておくこと!いいね?」

 

「はいっ!」

 

そうだ、私は上位ハンター…この程度で怖じ気づいちゃいけない!

 

そうして、私は気合いをいれてクエストに向かったのだが……

 

 

 

どうやら私は、油断、慢心を取り除くことはできなかったらしい。

 

…Now loading…

 

 

「はぁっ…はぁっ…!走れ!走れ!」

 

足に乳酸が溜まり、だんだんと言うことを聞かなくなっている。

 

強走薬でもあればなんとかなるのだが、そんなものは持ち合わせていない。

 

そりゃあそうだ。誰が「()()()()()20()()()()()」なんてクエストに強走薬を持っていくというのだ。

 

なんとかモンスターのこれなさそうな林のなかに逃げるも、〈それ〉は自分の身体の半分もあろうかという尾を振り回し、草木を切り裂いて追ってくる。

 

そう、あれは斬竜ディノバルド…

 

いや、だがおかしい。

 

切り裂かれた草木は何故か空中で爆発したかのように霧散し…違う!本当に爆発している…!?

 

考えてみれば下位個体に比べて一回り…いや、一回り半は大きく、その尾には黒煙が渦巻き粉塵がまとわりついている。

 

自分の知識とモンスターの特徴を一致させていきでてきた答え。

 

それは、恐怖という感情と共にじんわりと浮き上がった。

 

「二つ名モンスター…なんでこんなとこにっ…!」

 

燼滅刃ディノバルド…斬竜ディノバルドの中でも強力、かつ特異な性質を持つことから二つ名を得た個体である。

 

その脅威はかの金獅子ラージャンや恐暴竜イビルジョーに比肩すると定められているほど…なのだがっ!!

 

なんでそんな化け物がこんなところに!?

 

……っ!?

 

殺気!それも非常に強大な!!

 

狩人の本能が悲鳴をあげる。

 

「うああああああっ!」

 

ズドオオオオオオンッ!!

 

即座に右に回避すると叩きつけられた尻尾により私がもといた場所は既に灰燼と化していた、そしてー

 

ドオオオオオオンッ!!!

 

「あああぁぁぁっ!!」

 

遅れてやってきた爆風によってまるでごみのように吹き飛ばされる。

 

なんでっ!なんでこんなっ!?

 

襲いかかる凶悪なモンスター(圧倒的理不尽)。なんで今…っ!いやでもアイテムを充実させていないのは自分の油断によるもの…、それでもっ!!

 

恐怖を覆い隠すように、怒りと憎しみが沸き上がる。

 

絶対に、絶対に生き残って見せる。

 

それこそあの化け物に一泡吹かせるための唯一の手段!

 

それにはただ逃げ回っているだけではダメだ。ネコタクを呼ぶにしてもそこにモンスターがいたらネコタクもろともやられてしまう。

 

それに、たしかあいつの特徴のひとつは…〈()()()()〉。

 

たいして自分はもう限界寸前…このままではただ逃げまわっているほうが自殺行為なのだ。

 

なにかないか…なにか…!あいつを足止めする方法…!

 

罠なんてない。そもそもあっても仕掛ける時間がない。

 

閃光玉?ご察しの通りだ。

 

なら…、っ!そうだ!ここはどこだ!?

 

がむしゃらに走ったせいで曖昧だが、この見た感じ…エリア8…!

 

なら、行ける!大丈夫!私と、武器を信じろ!

 

キッと顔をあげ、今自分の出せる最大の力で走り出す。向かう先は、エリア5に繋がる崖!

 

それを見た燼滅刃ディノバルドは、さすがの動体視力で私を追いかけてくる。

 

きっとこう思っていることだろう。

 

なにをやっている、崖など登らせるわけないだろう、と

 

だが、いい。

 

()()()()必要など、ないのだからーー!!!

 

がっっと蔦をつかみ、猿のごとく登り始める。

 

させないと言わんばかりに噛みつき攻撃を仕掛けてくる燼滅刃。

 

ーーーーここ!!!

 

タイミングを合わせ、バッと蔦から手を離し崖を蹴る。

 

自殺ーーなどではない。私は自分の持つ唯一の武器、ボウガン(鈍器)を振りかぶった。

 

「うああああああああっ!!!!!」

 

「ッッグォオ!?」

 

突然のハンターの行為、そしてそれに含まれた異様なまでの殺気に燼滅刃はなんとか止まってバックジャンプを試みる。

 

でももう……遅いんだよっ!!!!

 

空中で向きを変え、その遠心力を利用して全力で殴りにいく。

 

狙うは顎。脳震盪(スタン)を起こせれば、その隙に逃げることは可能!!

 

「いけえええええええっっっ!!!」

 

あたれええええええ!!!

 

ガシャアアアアアアンッッ

 

音が、響いた。

 

燼滅刃の顎の甲殻が砕け散る音

 

 

()()()()

 

「………あ」

 

目の前に写るバラバラになった金属片。

 

私の武器が文字通り、砕け散った。

 

現実を理解できない。なにが、起きて、どうして、何故、

 

様々な感情が浮かんでは消え浮かんでは消え…真っ白になった頭に残った感情は

 

 

絶望

 

 

「っうああっ!」

 

あまりのショックに着地ができず、滑って転んでしまった。

 

……まずい、この場所は…

 

自分の右から迫る巨大な尾。これは、よけられな

 

「っあああああっ!!!」

 

薙ぎ払われた尾により吹き飛ばされる。襲う衝撃。遅れてくる痛み。

 

意識が吹き飛びそうになるが、なんとか装備のお陰で耐え………!?

 

「っあ!ふ、粉じっ」

 

ドオオオオオオンッ!!!!

 

装備に付着した粉塵の爆発で、更に吹き飛ばされる。

 

「あっ、がっ…!!」

 

壁に叩きつけられ、息ができなくなる。すると目の前がいきなり真っ赤に染まった。

 

「あ……!う、あああ!」

 

それが自分の頭から流れる血だと悟り、パニックに陥る。装備は破壊され、体は1mmも動かせる気がしない。

 

ああ、だめだ、これは

 

このままでいたら、例えとどめを刺されなくても死ぬ。

 

いやだ、いやだ、

 

いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ!

 

死にたくない!まだ何もできていない!

 

まだ、まだ…!

 

「っあ……。」

 

ギイイイイイインという金属音が鳴り出す。見ると、燼滅刃は自らの尾を口で加えていた。

 

知っている。あれは尻尾による大回転攻撃。

 

でも、避けられない。知識があっても、体が動かない。

 

とどめを刺さない訳がない燼滅刃は、全力で尻尾を振り放つ。

 

まるで圧倒的理不尽の中自分に少しでも立ち向かった勇敢なハンターに称賛を与えるかの如く。

 

景色が遅くなる。

 

目の前に迫る巨大な大剣(尻尾)。あれは私を形が残らないくらい破壊することだろう。

 

ああ、まだ……死にたくない、な…

 

ガイイイインッ!!!

 

 

悲鳴がなり叫び、火花が、散ったー。

 

 




さて、どうだったでしょう。

戦闘シーンって書くの難しいですね…そもそもモンスターハンターって難しい…!

そしてお気づきのかた…そうなのです、特産キノコの納品クエスト…ほんとは遺跡平原なのですよね…。

今回は無理矢理古代林ってことのしちゃいました。てへ(真顔)。

感想などあれば是非是非!(だから感想稼ぎが露骨)
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