閣螳螂は娯楽を求める   作:白月

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それにしてもクイーンは何処に出かけたのだろうか。
冬眠したあとに何処に行くかを調べに行ったのだろうか……
いや、流石に定住のはずだ。これだけの規模で毎年毎年住処を変えるならハンターからも絶対狙われるからな……


※会話が多く、非常に読みにくいです。内容も薄いです。
※結局やりたい放題やってます。


年越しの宴(頂点捕食者)(※閑話)

樹海頂部

 

アマツマガツチが嵐を消し飛ばす。赤い流れ星が落下してくる。飾り付けに極龍がオーロラを作る。

そしてバルカンが地面を乾かし、地を隆起させる。そこにルーツが降り立つ。

 

 

 

「えー皆様、今年はどうでした?」

 

 

 

盛り上がる者、不満を漏らす者、死んだ者を弔う者がいた。

 

「しかし今ここにいるという事は無事に生き延びたという事。次回もまた会えるように祈りましょう……」

 

静かになる。いつ己が死ぬか分からない。そんな重い空気が漂い始め――

 

「しかぁし!今年は今年!後少しで終わりよ!はいっ!いつも通りドスランポスからの食料提供があるわ!もぉりあがっていきましょー!!」

 

その空気を吹き飛ばす数々の咆哮が重なる。

樹海頂部。周囲の気球、ハンターを全て吹き飛ばした上で行われる戦闘狂を省いた強者の宴会。

大体がそれぞれの種類の古龍の中で選ばれた者だが、強い上にかなりの知能がある場合は呼ばれる事があるのだ。

 

「いやぁ、グランさん!いつもお疲れ様です。」

「あぁこれはこれは。ナズチさんじゃないか。」

「ささっ一杯。」

「お前が飲むんだよ!!」

「クオッ!?」

「い つ も の」

「じゃあいつもとの区別の為にクシャ、お前も飲め!」

「やっやめろー!?」

 

 

「やぁクイーン。」

「あぁ、ジンオウガさんお久しぶりです。」

「……いつまで猫被ってるんだ?敬語使うようなキャラじゃないだろ。」

「酔うまで。ふふふ……」

「じゃあ私が酔わせてあげる〜♪」

「おい馬鹿祖龍。首を突っ込むな!」

「『首を突っ込む』が字面通りですね……」

「ほら、飲め!飲め!」

「(属性打ち消しで、もしかして酔わずにすむか?)で、では頂きます。」

 

「バル殿。アマツ殿。シャン殿。お久しぶりでございます。」

「そうだなーいやー違うかー?」

「………確かに違うわ。」

「呼びにきたのアンタだろ。」

「しかし伝令のため飛び回ってたので拙者は各々の話を聞くことが……」

「………会うと会話は違う。」

「あぁ。その通りだな。」

「まーでもナル君のー言うこともー合ってるー?」

「………間延びするねバル。」

「昔からーこんなー感じだしー」

 

さっそく騒ぎだす。吹っ切れる事も大事だ。

 

しかしここにいる者が持つ力を、有効活用する為に議論する者もいる。

 

ハンターがモンスターによって生態系が崩れないように狩る様に、

自分達が自然にとって危険な人間を間引く。モンスターも裁く。それがこの群れ(チーム)の方針だ。

 

「あぁ。最近おかしいよな。」

「アトラル・カを筆頭とした大量生存。異常な能力を持つハンターの大量誕生。モンスター全体的な強化。これはおかしい。」

「だよなだよな!!非常に違和感を覚えます。」

「……はぁ、ティガ先輩は狂竜化したせいで理性が無くなってしまった。しかもあの実力なら絶対極限化するよ……そしたら知性戻るかな。」

「…ティガ先輩とは?誰なんだいそいつは!?」

「あぁ、去年まで俺達は ディス、ドゥレ、ルコ、レビ、キリン、ラ・ロ、ミ・ル、ティガでやってたんだ。」

「だが異常な能力のハンターのせいでキリンは殺られた。それを受けてレビは特訓の為に世界を回ってる。そしてティガ先輩……ティガレックス希少種は1匹で同時に3匹のシャガルマガラを相手にしたのだが、やはり古龍じゃないから感染したんだ。」

「まぁキリンの代わりにエルゼ君が来てくれて良かった。」

「あ、はい。よろしくぅ!お願いします。」

「ラ・ロとミ・ル遅いなぁ……まぁいつもの事か。」

「ドゥレは体を冷やし続けたせいで体調崩したから火山に行って温泉に入ってる。」

「アイツ本当に謎だよな……戦闘中は絶対零度に近くて戦闘が長引く程活発になるのに、普段は-20℃に二日間いるだけで体調崩すからな。」

 

 

 

「ゴオアッ!」

 

くしゃみをした一瞬で温泉も周囲のマグマも凍てつく。その氷は少し紫がかっていてマグマの中に浮いていた。氷の中のマグマは段々光を失う。

 

「んん……噂されてたかしら。あぁ……凍っちゃった、他の温泉に向かわなきゃ……うぅ……」

 

温泉の周りを流れるマグマが段々光を失っていくのを無視し、他の温泉に飛翔する。

 

 

リオレウス豪火種とリオレイア灼熱種が島が凍っていくことに触発されて暴れ回るのはまた別の話。

 

 

 

大砂漠巨体宴会場

 

「はい、皆様今年が終わろうとしてますわ。巨体、強大だからこそ狙われるのに生き延びる貴方達は来年も会えますよ!まぁ今日ぐらい騒ぎましょう!ドスゲネポスとナルガクルガが食料提供してくれましからね!かんぱーい!」

 

ミラルーツが挨拶を終える。

ハンターから見たら樹海頂部より地獄絵図だろう。

 

「かんぱーい!」

 

地盤を固めなかったら砂漠が傾く程の咆哮が響く。

 

「いやー今年はバルバレを攻める必要が無くて良かったー。」

「ウチも周りが攻めてくれたからな。」

「いいのう。千剣山なんてもうハンターをとめどなく送ってくるから安心して脱皮もできんわい。」

「俺は熱線で砦壊したいけどまぁ耐えてる。」

「……(激しく頷く)」

「シェン……今度一緒に攻めない?」

「……(鎌を組み悩む)」

「でもラオさん。連合組んだら高確率で異常なハンターが来るから……」

「それを越える連合にしたら人竜大戦まっしぐらだな。やだわー辛いわー」

「また人竜大戦起きたら今度こそどっちかが破滅しそう…」

「本当に年齢を重ねると毎年毎年が短く感じるのう……」

 

 

時が経ち……

 

 

樹海頂部

 

「バタバタバタバタ!!(あーおしゃけー!)」

「クイーンっ!普段より飲み過ぎだぁっ!?死んだ虫みたいだぞ!」

「こっちもヤバい……グラン殿が酔っ払って周りの皆様も飲まされて凄いヤバい。」

「……まさかまともなの私達だけ?」

「なんと……」

 

その時、四匹の竜と龍がくる。

 

「ゼルレウスの肉を持ってきたのだけど。」

「おい飛竜?それじゃぁこいつら腹満たされねぇぜ。おらっ、ガムートとウカムだ。」

「年末が人生の終わりとは…区切りがいいとはいえ複雑です。」

「我々は余り飲まないように心がけないと歯止めが効かなくなるであろう……?一度は狂うまで飲んでみたいものだ。」

「あぁみんな!待ってた!テオ夫妻もこんばんは!」

「拙者達はストッパー……。」

 

こうして六匹の監視下の元、宴会は進行していった――

 

 

再びミラルーツが隆起した所に立つ。

 

「皆さん!盛り上がってるかしらぁ!!」

「「イェーイ!」ふうぅぅっ!!」

「はい、はい!次はジンオウガとクルペッコの闘争よ!ポボル!」

「呼ばれて飛び出てじゃじ――酒くさっ!?」

 

寝る事が好きで普段から地中に潜っているポボルバルム。

彼の本気の演奏は20kmまで効果と共に届くという。近くにいると衝撃波のため戦闘中にしても本人以外にはただの攻撃である。

 

 

ラ・ロが樹海の端に足を叩きつけて新たに黒い円形のフィールドを作る。

 

「さて、今年は樹海の管理者ジンオウガvs眠りを撒き散らすヒプノック!どんな勝負を見せてもらえるでしょうか!」

 

ポボルバルムは叫ぶ。

 

 

いきなり引っ張り出された知能が低い辿異ヒプノックは自らの実力を過信しジンオウガに威嚇をする。

通常種のジンオウガの色をした彼女は威嚇に呼応する様に咆哮し、金雷公の色を纏う。

 

「まず仕掛けるはジンオウガ!不死種の様に金色の雷光虫を空中に漂わせます!二層!三層!なんと四層!!さぁ初手からキツい!」

 

次々にヒプノックを狙う様に飛ぶ雷光虫を舞う様に回避し、時に翼で受け流す。

その勢いのまま触れるだけで深い眠りに落ちる泡を大量に飛ばす。

 

ジンオウガは体色を白色に変えて触龍虫をレーザーの様に放ち泡を貫く。

 

「流石ジンオウガ!自らの体毛に飼育している虫を使い分けている!おや…ヒプノックが歌いだしたぞ!?」

 

ヒプノックが自分を泡で包みながら歌いだす。段々動きが弱まっていく……しかし泡を破裂させたその姿は先程より威圧感があった。

 

「どういう事でしょうか解説のボレアスさん?」

「はい、おそらく最近みられるモンスターの知能上昇による新たな技ですね。多分……『自己催眠』でしょうか。」

「つまり?」

「あらゆる戦闘に関する力が上がっているでしょう。」

「なんと……おや!?ジンオウガも吠えて雷光虫、触龍虫を集めているぞ!短期決戦かぁぁ!!」

 

 

黒雷と雷が大量に落ちる。

 

「ストレス発散だゴラァァァァ!!」

 

そんな叫びと共に集めきった力を一度解放する。二色の旋風が天を貫く。

姿は黒ずんだ極み吠えるジンオウガだ。

 

 

地を滑る様にヒプノックが飛行してジンオウガに突進を仕掛けるが、姿が揺らいだ瞬間には背後から前脚を叩きつけようとしていた。

それを更にヒプノックは回避し、泡を振りまく。

 

背中から直接泡に触龍虫を放った後、右腕に雷光虫を集めながら電光石火をする。

ヒプノックは後ろにバックジャンプするがアッパーが腹に決まる。

雷が花火の様に大爆発する。ラ・ロが作った龍属性のフィールドさえ少し貫通する。

 

「「おおぉーっ!」」

 

更に腕に纏った雷が爆発し、柱となり、吹っ飛んだヒプノックを追撃する。

 

「決まった!多段攻撃!根性貫通!果たしてヒプノックは根性札を持っているか!?魂の再燃は発動したか!!」

 

ヒプノックは羽ばたく。なんとか耐えた様だ。再び自分を泡で覆いながら歌う。

 

ジンオウガは背中に黒と蒼が混じった球体を生成する。周りを取り巻くように金と緑の膜が張られる。

 

「うぉぉぉっ!きたぁぁぁっ!」

「ジンオウガの必殺技!我が道は雷と共にありだぁぁぁ!?」

 

再びヒプノックが急降下してくる。

ジンオウガは反動で己がフィールドに少し沈む程の光線を放つ。

しかしヒプノックは先程二連撃を食らったような生物とは思えない動きで避ける。

 

「おおっ!…まさか先程の自己催眠ですか?」

「はい。恐らくは強力な自己催眠で痛覚を遮断したのでしょう。」

「あの短時間で本能を遮断ですか!?流石は辿異種…いえ、彼だから出来ることでしょうか。」

「ええ、痛覚を遮断すると大体は体の感覚が無くなり上手く動けなくなります。しかし痛覚と触覚、温度覚は厳密には違います。そう……彼の本能は余りにもおかしい!この時代を顕著に表しているといえますね。」

「なるほど……さて、こっそり超音波で知覚速度をとてつもなく早めた上で早口で送らせて頂きましたが、ヒプノックはジンオウガに強烈な体当たりと睡眠をぶち込みました!さぁどうする!!」

 

ジンオウガはふらつく。辿異種ヒプノックの睡眠は強烈だ、抗えている時点で奇跡……いや、強者と言えるだろう。

 

「ォォォーーウェア!ォォォーーウェア!!」

 

「きたぁぁぉ!ヒプノック、最強の技!防御貫通!デビル・ドリーム・ソングだぁぁ!」

「眠るのを待たずに!?この博打は吉と出るか凶と出るか……」

 

ジンオウガは身をよじり、頭を振る。しかし抵抗虚しくその動きは弱っていく。体色も蒼に戻っていく……

 

「オォーン……」

 

最後の足掻きだと言わんばかりに地を踏みしめ小さく叫びながら頭をもたげ、虫を解放して集める。

解放された虫が呼び水となり弱まったジンオウガに集まり出す。

体色が蒼を通り越して緑色になる。

 

「ウォォォォンッ!!」

 

再び叫ぶその声は力強かった。

 

そう、彼女が呼んだ虫は幽明虫。

身体が傷ついた際に呼ぶと瞬時に治すというとんでもない虫。

それを呼び無理やり睡眠成分を体内から排除、フワフワする感覚も元に戻したのだ。

再び黒ずんだ極み吠えるジンオウガに変化した彼女はブチ切れ、本気を出す。

 

「よぉぉぉくもやってくれたなぁぁぁぁ!?」

 

ヒプノックが初めて怯む。しかしとてつもない敵だと認識するのが遅かった。

 

「ウォッ!!」

 

足を叩きつけながらの叫びと共に大量の虫達が解き放たれる。それは形をとり……

 

「おっと!ジンオウガ、マジギレだぁぁっ!はい、はい、ちょっとすみません……はい、夫のナルガクルガさん、あの状態はどういう感じでしょうか?」

「死にます。」

「な、なるほど。それは何故です?」

「見ると分かりますが体に電気を纏っているため全力で体を押し付ける攻撃をすると感電します。逆に体を当てに来たら避けないといけない、攻守共に揃ってます。そして――」

「そしてあの8つの大群。この自分、ミラボレアスが勝てない理由です。ジンオウガとの連携が凄まじいです。」

「解放された虫が剣の形をとりましたが……」

 

ジンオウガが雷を残して消える。

いや、消える前からヒプノックは吹き飛ばされていた。音速を軽く越える速度からの全力スイング。いきなりの速さに対応出来るはずがない。

スイングと同士に頭に一本刺さり、足が刃の一振りで二本とも切られ、二本で両方の翼膜が切り裂かれる。

吹き飛んだ先で四本の刃が腹を貫き、貫かれた衝撃で減速した体を再び追いついたジンオウガが地にたたき落とす。

そこから何度も腕を叩きつけ、刃で切り刻む。ヒプノックの形をしなくなっても続ける。

 

「勝者、樹海の管理者!ジンオウガぁぁぁ!」

 

「「流石ぁぁ!」」

「知 っ て た」

 

まだジンオウガは腕を叩きつけ、雷を流す。

 

 

 

最終的に死んだヒプノックはハンバーグになった。

龍達は自らの糧になろうがならまいが関係なく食べる。

それにより再びまだまだ残っている酒や食物に手を出し盛り上がる。

 

 

 

「よろしくね。どう?理解出来たかしら?」

「――俺にゃー簡単っすよ。へっ、ルーツの姉御ぉいつも新しい曲で飽きませんなぁ?」

「ウフフフフ……」

 

 

 

 

「今から私、何秒歌うぅ?」

『テレレレタラララウラララ』

「3500。そぉい!」

 

何かが大量に書かれた紙が撒かれる。

 

 

「………もう歌う時間なのね…」

 

 

『テテーテッテッテー』

「welcome、ようこそジャパリパーク♪今日もドッタンバッタン大騒ぎ!!」

『ウッホホホーホホウッホホホーホホウッホホホーホホウッホホホ』

『デンデケデンデケデンデケデンデケデンドンドドン』

 

 

「いっつもー飛び回ってーいるのにーあの曲ー聞いたことないー」

「そりゃ高いところを風を切るようにとんでんだから……」

 

「いや、馬鹿祖龍だし変な所から持ってきたんだろ。」

「ジンオウガさん……いつも馬鹿馬鹿言ってけど大丈夫なのですか?」

「ガチの戦いなら私が数時間抵抗出来たらいい方。」

「力の差をお互いに知ってるから出来るのですか……」

「生死をかけて戦った事あるし。」

「な、なるほど……」

 

 

「ひゃぁぁぁ」

「うぅー。らー!らー!」

「呂律が回らないとか……馬鹿ばかりね。限度を知らないのかしら。」

「飛竜、そーんなつれないことを言うんじゃねぇよ。」

「……ミ・ル、全員が貴方みたいにいつでも体内から毒が抜ければいいのにね。」

 

 

「けものはいても除け者はっ?」

『テテテテタララ』『テテテテトツト』

『デーーン』『タララトーン』

「「いない!」」「死んだ!」「化け物!」

 

 

「え、合いの手って配られましたか?歌詞のやつしか俺持ってねぇ!?」

「大丈夫、アイツらは直感で合わせてるだけだから。だからバラバラ。」

「な、なんと……余りやりたくないです…参加してやらぁぁぁ!」

「…行ったか。同時二重人格ってなんなんだろうか。」

「きっと余り考えてない方が行動の優先度高いな。」

 

 

 

 

大砂漠巨体宴会場

 

「そろそろワシらは抜けるわ。」

「あ、ダラさん、シェンさん、ラオさん、いい今年を!」

「良い今年を。」

「来年きっと一人は増えるじゃろうな。」

「ダラ・アマデラス?」

「ゾラ・マジオスラスだっけ。」

「ゾラ・マグダラオスのはず……?」

「今年の目標、地上生活だわー。」

「あはは、砂漠に来てくれれば迎えに行くぞ。」

「……(鎌をバイバイと振る)」

「……」

「……」

「そろそろ終了か。」

「始まりと言いますか。」

 

 

 

樹海頂部

 

 

『デケデケデケデンッテンテテンッテンッテンッテンッテテン』

『テン――ッテー!テレレレレレレレ、テッテレレーレレレレレレ↓』

「胸の中にある物ーいつか見えーなくなる物――」

 

「「はいっ!はいっ!はいっ!はいっ!」はいはいはい!」

 

「あーっはっはっはー!」

『チッチッチッチッ』

「アァァァー!!」

 

 

「………ポボルバルム忙しすぎない?」

「同時に2曲やるとは……流石だな。」

「拙者も習いたいかもしれない。」

『やるかいー?』

「「受け答えすんな!!」」

 

 

 

ミラルーツが数年前持ち込んだ歌唱という娯楽。終盤にかけて盛り上がりながら時間は更に経っていき……

 

「だからスーパーマーケットフィーバー宝島!」

 

「君の前前前世から僕は君を探し始めたよー!」

 

「この森羅万象を逃れよー」

 

 

『(……非常に楽しい…!!)』

 

「………」

「騒音竜の名は伊達じゃないという事か。」

「なんかーそうおんのー意味ー違わないー?」

「別に他意ないしー」

 

特定の世界の世新し界世音が界せかくd観nr――エr――

 

《想像してみて。―――の世界の猛獣が集まるのを。そして楽器を叩いて演奏するのを。それに合わせて吠えているのを。ウフフフフ……それは路上ライブというのかしらね?とりあえず町中で路上バンドとかされたらまじ騒音だわぁ。そう思わない?》

 

新しい音楽をミラルーツはヨくぅぐ地球yなz視滅n険なはいj―――

 

 

流石は我らの神を危険に落とす者。気づいたか。

精神が壊れた同士を機械に押し込み任せる。

 

『観察続行不可』

 

我らに神の加護があらんことを。

―――――――――――――――――――――――

 

 

 

朝早く起きた人間は森から聞こえるこの世の音楽とは思えないメロディに怯えていた。

実際にこの世界の音楽ではない上、複数の曲が混じっているため警戒するのは当たり前だが。

聞こえる歌詞も人間にはただの咆哮だ、誰も家から出たがらない。

 

 

 

 

太陽が顔を出す。今年の始まりだ。

 

 

アサヒ。ジョオウサマ。キタク。デス。

「ブブ………お……」

五匹に捕まれ飛んでいく。

 

「………騒がしかった。」

ゆっくり嵐を呼び寄せ、雲に入る。

 

「そーだねーじゃーねー」

雲を貫き宙へ飛んでいく。

 

「……はぁ。」

雲に空いた穴を塞ぎながら余分な粒子を撒いて泳いでいく。

 

「結局ドゥレム来なかったな。」

オーロラを消し電磁石を使い帰る。

 

「ドゥレム……絶対また島凍らせてるだろ。」

氷と炎の嵐を作り消える。

 

「!?ディスさん同じ……能力だったのか!?」

地に炎と氷の壁を作りながら駆け去る。

 

「あ、話をしなかった。」

黒の球体になり滞空したあととてつもない速度で飛び去る。

 

「……(´•௰• ` )一回しか…」

結晶を纏い屈折で視認できない状態になり去る。

 

「川がザル警備なんだよなぁ」

噴火を抑え、近くの川に向かっていく。

 

「あ、あ、おおくりまっす!」

透明になりきれないままついて行く。

 

「……そろそろ脱皮場所探さなきゃ。」

風を纏い雲を抜けドンドルマに飛んでいく。

 

「それでは私達も帰るとしよう。向かうぞ。」

一度体を爆発させてから飛ぶ。

 

「お掃除手伝いたいのですが…ルールが……」

体を揃え飛び去る。

 

 

「……帰れ。」

「「えーー?」」

 

無言で黒ずんだ極み吠えるジンオウガに変化する。

 

「わ、分かった!分かったから!心の狭い奴!」

「全力で逃げる!この恐妻がぁ!」

捨て台詞を吐きながら破滅と憤怒は飛び去る。

 

「では、ちょっと失礼させてもらいまっせ……よおーっ!」

「競走効果か。サンキュー。」

「ほんじゃまたなー。」

体を震わせながら地に潜っていく。

 

 

ジンオウガが声をかけようとミラルーツを見たら皆が去っていった方向をゆっくり首を振りながら見ていた。

 

 

 

――顔は笑顔だった。気配は泣いていた。

 

 

数回に一回、つまり数年に一度見せる黄昏たミラルーツ。

いつから生きていたのか。

いくら殺したのか。

関わってきた生物は何匹なのか。

 

もしかしたら毎年宴を開きたがるのは人と竜、互いの為だろうか……

一体彼女を作っている過去はなんなのだろうか。

ふと枯れかけた生物にジンオウガには見えた。

 

「……来年も場所提供よろしくお願いするわ。」

「イヤだ。」

「強情ねぇ。いいじゃない減る物じゃないし、」

「私の精神が減る。」

「ウフフフ……知らないわー!」

そういい、ミラルーツは雲に隠れた太陽に向き飛んでいった。

 

 

「……皆帰ったしやろうか。」

「嫌――」

「主導権はこっちなんだよなぁ!!」

 

黒ずんだ極み吠えるジンオウガは再び足を叩きつけ吠える。

 

 

酒臭い地に、雨が降り出す。

 

 

48本の虫の巨大な剣はナルガクルガを狙っている。

 

ナルガクルガの全身の毛が鉄のような冷たい色を放つ様になる。

 

「時を考え――」

 

ドガッ!!

 

お互いの右腕をぶつけ合う。

 

「そういや私、貴方に勝ったことないんだけど?」

「……それが実力差という事と思われる。」

「はっ!」

 

四方八方から剣が飛ぶがナルガクルガの姿は既になく、背後から地面に擦り付けて黄色に熱で変色した刃を叩きつけてくる。左手に雷を更に纏い、来るであろう位置に剣の照準を合わせ――

 

「ぐっ!」

「ここから始まる。」

 

刃が腕に触れた様に見えた時には右側から吹き飛ばされていた。雷が薄い所を感電するには満たない時間だけ触れる。夫だからこそ出来ることだ。

 

「とりあえず――ちょっ。」

「はぁっ!」

 

電光石火。瞬間移動。全体落雷。針の雨。

雷が見えない何かに衝突する。

頭をぶつけ合う夫婦が一瞬見える。お互いに笑顔だった。

 

 

 

 

 

???

 

「何故呼バナイ……トカゲェェ……コロスコロスコロスッ!!全員死ネ!全員死ネ!!オマエモ死ネ!!死ネ、殺ス!!」

 

悲鳴さえあげられなかったナマモノが煙と共に舞う。

 

 

今年の被害

死者 86人 行方不明者 13人 神選者 1人死亡




今回の樹海頂部での参加者

ジンオウガ
夫に対してのみ戦闘狂。口は悪いが手は出さない。電気抵抗で肉を焼くという器用な事が出来る。過去にアマツと戦った。

ナルガクルガ
妻に気圧されて戦い続けた結果、守ってあげたくなった。雑務だろうが嫌な顔せずに行う。モンスター界最速と言われる。

クイーンランゴスタ
群れを常に気にする女王。クイーンとしての責任感で知能が発達した。根は慎重な性格。人間が戦うなら戦争と表現すべき。

ポボルバルム
唯一この場にいる者で村等を滅ぼしたことがない。同時に20の様々な音色を出す事が出来る。爆音を出すと大きな畑が出来る。

アマツマガツチ
余り具体的に喋らない為、気が短い奴らに嫌われる。激昂すると山が風で更地になるが戦闘以外で怒るのはお腹を触り続ける事以外無い。

バルファルク
ルドロスを綺麗に捕まえれたら喜ぶ性格。暇な時はシャンティエンに良く会いに行くが、光るため位置ばれするとよく怒られる。

シャンティエン
火も使える様に努力した個体。アマツマガツチに時折会いに行くが大体留守で落胆している。アマツと間違われて闘った時もあった。

ルコディオラ
氷大好き。寒い所が好き。ドゥレムディラに乗っかって眠るのが夢。磁石の力でハンターを地に這いつくばらせ1人ずつ殺す。

ディスフィロア
冷静な方だが戦闘スタイルはかなり激しく動く。自分の能力を常に活用し続ける為、とてつもなく強いと言われる。甘党。

エルゼリオン
堅実に追い詰めてフィニッシュで決めポーズをとる。一時期捕獲され麻薬を打たれたが炎が強くなっただけで冷静さはそのままだった。

UNKNOWN(ラ・ロ)
相手が死ぬまで滞空しながらビームを放つタイプ。肺活量がずば抜けて高く、水中で寝ている姿も見られた。辛党。

UNKNOWN(ミ・ル)
良くいる雑魚の性格。自分より格下を軽率に扱い、格上を恐れ敬う。ラ・ロが好きだが全く気づかれておらず夜な夜な泣いてる。

グラン・ミラオス
ミラルーツに黒焉と呼ばれる強者。ちなみに体を動かすと噴火するため、それを抑える為に神経がよく擦り減る。キレると紅焉。

オオナズチ
なんでも奪うが、収集癖が酷く保管している場所に溜まっていく一方。調子者でよく手加減するため、瀕死になりやすい。

クシャルダオラ
白っぽい。風を纏う力は強いが自分の視界も悪くなる為、風の流れから相手の位置を知ることが出来る。喋るが会話が苦手。

テオ・テスカトル
愛妻家。普段は人の姿で雇われ傭兵をしているが、中身が古龍の為いるだけでモンスターはやってこない。貰ったエギュラスを従える。

ナナ・テスカトリ
夫が大好き。何故かナルガクルガ希少種が寄ってくる体質の為、三匹従えている。夫婦の必殺技は火山さえ燃やし尽くすと言われる。

ミラボレアス
口調が安定しないが、サイコパスと平常を行き来するため治らない。あらゆる存在に「破滅」をもたらす。火吹き芸が出来る。

ミラボレアス(紅、ミラバルカン)
火山遊泳し続け、いざ海に飛び込んだら全く違い溺れかけた事がある。生物に対して世界の「憤怒」を代行する。

ミラボレアス(白、ミラルーツ)
自由奔放、周りの生物を振り回す。余りにも強すぎる力により別次元の生物と言われる。実際に次元を歪め異世界によく行く。
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