その真相はこの話を読めばわかると思います。
三つの門
大きな野球場へと連れてこられた30人のプレイヤーたち…
現在プレイヤーたちにはホームベースの前での待機が命じられている。
今回戦闘中の主な管理人を任されたTは全員がいることを確認すると、キーボードで何かを入力し始めた。
その後ろでは新たにサブ管理者として配属されたCとWの2名がTの様子を見守っている。
野球場で待機していた60Bがあることに気づいた。
60B「あれ?今回お金とかは配布なし?」
確かに戦闘中は賞金は前もって配られるはずであり、加えるならば女性にはハンデとして盾が配られるはずである。
一条寺「後で配られるんじゃないか?しかしまあ30人とは多いなあ…」
一条寺の言葉に60Bはゆっくりと頷きながら会場を見回した。
しかし60Bは会場がどこかおかしいと感じていた…
確かに戦闘中を行うにしては場所が狭すぎる。
その時、野球場のバックスクリーンにTが打った文章が表示された。
~スクリーン内~
諸君、戦闘中の世界へようこそ。私は今回の戦闘中でメインの管理人を務める『T』である。
諸君には賞金を懸けたゲーム、戦闘中の一プレイヤーとしてぜひとも楽しんでもらいたい。
だが、今諸君がいるこの場所は『本選が行われるフィールド』ではない。
というのも、今から諸君には『予選』に勝ち抜いてもらう。
…
スクリーンを見たプレイヤーたちは動揺を隠せないでいた。
真「ええっ!?」
ワリオ「オイ!聞いてねえぞそんなこと!」
マル「だと思ったさ…世の中そんなに甘くないからな…」
スクリーンの文章は続く。
…
今から『予選』のルールを説明する。
ルールはいたって簡単だ。このエリア内にある門をくぐり抜ければよい。
ただし門は3つに分かれており、それぞれ『先着7名』と決まっている。
つまり、本選に出場できるのは『最大で21名のみ』である。
…
マリオ「21人…」
一条寺「裏を返せば最低でも9人は落ちるということか…」
ソニック「Cool!簡単だね!」
足の速いソニックは余裕を持った態度だ。
一方クッパや一条寺などの足が遅いグループは不満気だ。
確かに各門先着7名ともなれば足の速いグループが断然有利だと思われる。
だがマルマスクはそれとは別の事を考えているようだ。
マル『足が早い者が有利とはいえ門を見つけられなければ終わりだ…要するにだ…如何に早く門を発見すべきか…それであれば足の遅いものでも充分勝ち目がある…』
隣ではその様子を悟った響が何かを閃いたようだった。
しかしスクリーンの文章はまだ続いていた。
…
しかしただ門を見つけてくぐり抜けるのも面白くないだろう。よって私は君らに試練というプレゼントを与えよう。
今から3分後に『忍』を1体放出する。諸君は忍の攻撃をかいくぐりながら門を探し当てて脱出してもらう。見事脱出に成功した者が本選に出場できる。ただし忍の攻撃にやられた場合はその場で『撃破』とみなし失格とする。
…
その文章が現れて間もなく野球場のセンター辺りの方で噴煙が起こり、忍の入ったボックスが現れた。
浜野「おー!カッコいいねー!」
一条寺「あれを仲間にすれば勝てるんだな…」
ゲムヲ「アレノコウゲキデオレガコナゴナニナラナイカガシンパイダナ…」
驚くプレイヤーたちの前に最後のスクリーンの文章がタイマーと共に現れた。
…
この予選には制限時間はない。終了時刻はプレイヤーの結果すべてが決まったときだ。
今回は忍の攻撃に対してキャッチからの反撃も認める。もし反撃に成功した場合、忍は3分間その場で動きを停止する。
では健闘を祈る…
忍放出まで残り3分
…
錦「おー!始まるのか!楽しみぜよ!」
信助「逃げればいいってことだよね?よーし!頑張るぞ!」
ネス「よし…行くぞ!」
放出まで1分を切ったとき、マルマスクはスタートラインのギリギリまで進み出て構えている。
他のプレイヤーも我先にと押し寄せているようだ。
そしてゲームが始まった…
煙と爆音と共に忍が放出され、プレイヤーたちは門を探しに走り始めた!
リンク「門を見つけなくちゃ…!」
ワリオ「どけどけー!ワリオ様のお通りだ!」
桃美「頑張りますっ!」
果たして本選に出られるのは誰だ!?
=(蛇足ながら)ルールのまとめ?=
球場内に置かれた赤、青、黄の門(それぞれ先着7名)にプレイヤーたちは忍の攻撃を避けながら到着すればよい。
忍には反撃が可能で成功すれば忍の動きを3分間止めることができる。