戦闘中~刻の城に集いし戦闘者たち~   作:丹田二百ヶ池 阿蓮

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今回も予選です。

※未クリア者のミッション状況

・指紋認証
マリオ
一条寺
石川梨子
ネス
銀介
ピーチ
西園信助
saya
ワリオ

・カード入手
越後竜太郎(ボタンを押した犯人)
大江和那
クッパ
菊地真
土方十四郎
志村新八
桃美
松風天馬
リンク

・ミッションなし
しら
60B
我那覇響
坂田銀時

『赤い門残り5名、青い門残り6名、黄色い門残り6名』


狭くなりゆく門

越後がサード通路で発見したボタン…

それにより18名に追加ミッションという条件が追加されてしまった。

 

一気に有利となったミッションなしのプレイヤーはそれぞれ近い場所にある門を目指して進んでいた。

 

銀時「まあ余裕だわ。アイツはどうであれ新八の葬式代は出せるだろ」

 

赤い門を目指す銀時の元に土方…

 

土方&銀時「あ」

 

2人は鉢合わせすると突然ガンのつけあいを行い始めた。

仲がいいのやら悪いのやら…

 

土方「テメー何をのらくらとやってんだ甘党コルァ」

 

銀魂「あんたもせいぜいミッションでドッカンとなっちゃってくださいよ~マヨネーズよりかは糖分がよっぽどいいぜ」

 

土方「あー!テメー今マヨネーズ馬鹿にしたな!先生に言ってやっぞ!」

 

…まるで子供のケンカだ。

しかしその言い合いに気づいたのか、1体の忍が2人の元へ駆けつけてきた!

 

銀時「んあ?おいオメー…あれ見ろよ…」

 

土方「あ?…チッ…来ちまったか」

 

2人は1体の忍を迎撃する体制に出たようだ。

 

銀時「一時休戦だ!来るぞ!」

 

土方「おう!…うお!?」

 

銀時は一時休戦と言いながら土方の両脇腹をつかむと、銀時自身の前に彼を突きだした。

いわゆる盾である。

 

土方「オイイイィ!!!テメー何のつもりだコラ!は・な・せ!」

 

銀時はうつむいていた。

土方はその様子に気づいた。

 

銀時「すまない…だがこれも立派な作戦なんだ…誰一人…誰一人…」

 

彼の熱意ある声に土方は一瞬敵であるということを忘れていた…

銀時の目には涙のようなものが見えていたようだ…

 

土方「オメー…」

 

だが、彼は突然声色を変えた。

その声は熱意のある声ではなく、悪人のような声だった。

 

銀時「俺の邪魔はさせない…じゃあまた来週~♪」

 

銀時は悪人のする顔を土方にしてみせると土方を忍の前に突きだした。

彼の表情はまさにゲスいと言えるだろう。

 

土方「銀時貴様ぁー!!!」

 

土方は急に突き出されてバランスを失い派手に転んだ。

忍は土方に対して容赦なく球を彼の腰にぶつけて去っていった。

土方がやられた時、銀時はすでに逃げていた…

 

土方「誰かアイツをぶっ潰してくれ…」

 

『土方十四郎 撃破』

 

一方の銀時は赤い門を見つけてそこに余裕綽々と入り込んだ。

 

『坂田銀時 本選出場決定:赤い門残り4名』

 

また、ミッションのない他のプレイヤー達も続々と門を見つけて突破していた。

 

『我那覇響、60B 本選出場決定:青い門残り4名』

 

『しら 本選出場決定:黄色い門残り5名』

 

これで残ったのは追加ミッションを課されたプレイヤー17名。

 

皆不満気にミッションへと向かっているようだ。

特にカード入手組は製造機の設置場所が三塁スタンドの客席にあるため、ライト通路やファースト通路にいるプレイヤーにとってはかなりのリスクが伴うのだ!

 

ここで梨子がピッチャーマウンドにある指紋認証機にいち早くやってきた!

 

梨子「おっ!あれが認証機だね!いっくぞー!」

 

梨子は忍の様子を伺いながら認証を開始した。

 

『石川梨子:MISSION COMPLETED!』

 

梨子「よし!後はホーム側の青い門を目指そう!」

 

梨子はサードベンチのドアを開けて駆け出すと一目散に青い門へ向けてダッシュを開始した。

 

その後も指紋認証機に続々とプレイヤーたちが集まり、ミッションをこなしていった。

これによって梨子の他にマリオ、ネス、銀介、信助、saya、ワリオがミッションをクリアしたことになった!

 

一方のカード入手組も、カード製造機めがけて走っている。

 

桃美「あ!あった!」

 

一番乗りしたのは桃美だ。

 

桃美は自分の選ばれた数字である『7』のボタンを押した。

そして取り出し口から自分の名前が書いてあるカードを手に入れ、一気に走り去っていった。

 

彼女とすれ違うかのように他のプレイヤーたちも自分の番号を押してカードを入手していく…

それによりカードを入手できたのは和那、クッパ、真、新八、桃美、リンクの6人となった。

 

未だにミッションをクリアできていないのは、それぞれ残り2人。

指紋認証組は一条寺とピーチ姫、カード入手組は越後と天馬だ。

 

一条寺「マズイぞこれは!」

 

焦る一条寺だが、重い鎧と元々の足の遅さが邪魔をして上手く動けない。

それとは対照的に青い門へと猛ダッシュで向かう梨子が軽々と一条寺を抜き去って行った。

 

一条寺「くっそー!」

 

一方のピーチ姫はマウンドへ行くための出入口を探していた。

 

ピーチ「ここは…客席しかいけません…ああもうどうしましょう…」

 

その出入口が、見つからない!

 

その間に梨子は青い門を見つけた。

 

梨子「OK!これで行ける!」

 

梨子は門の扉をくいっと開けてその中へと入って行った。

 

『石川梨子 本選出場決定:青い門残り3名』

 

梨子「やっほー!美女のリコちゃん到着♪」

 

梨子は嬉しそうにポーズを決めた。

 

60B『「微女」との間違いだろうと思ったけども口に出さないでおこう…多分殺される…』

 

ここでカード製造機のところにボタンの当事者、越後が到着した。

 

越後「よーし!…なんでボタンが9個もあるんだ?えーっと?『自分の選ばれた番号を押してカードを入手』…やれやれだぜ。俺はいつでもナンバー1だぜ」

 

越後は得意げに『1』を押した…つもりだった。

彼は間違えて1個下の『4』を押してしまっていた。

 

そのためカード製造機からは『菊地真』と書かれたカードが出てきた。

 

越後「よっしゃ!これで後は余裕だろ」

 

越後は確認もせずにそのままダッシュで門のある方へと向かってしまった。

 

天馬もカード製造機に到着してカードを発行したが、彼も越後同様間違ったカードを手にしていた。

これがタイムロスとならなければいいのだが…

 

一方ミッションをクリアしたプレイヤーたちは続々と門をくぐり抜けていた。

 

saya「あ!あった!黄色い門だ!まだ大丈夫だよね?…よし!それっ!」

 

ネス「よかった!これで決まりだ!」

 

『saya、ネス 本選出場決定:黄色い門残り3名』

 

新八「よーし!ひとまず助かった!!!」

 

真「ほっ!やーりぃ!予選通過しました!」

 

桃美「やったあ!やりました!」

 

『志村新八、菊地真、桃美 本選出場決定:赤い門残り1名』

 

ワリオ「ハッハッハ!俺様は最強だ!」

 

和那「ふぃー助かったー」

 

『ワリオ、大江和那 本選出場決定:青い門残り1名』

 

続々と勝ち上がってゆくプレイヤーたちに他のプレイヤーたちは慌ててそれぞれの目的へと走っていた。

 

ピーチ「よかった!ここなら…キャアッ!」

 

ピーチはマウンドへのドアを見つけたが、後ろから追ってくる忍に気づいた!

忍は着々とピーチを追いつめて狙いを定めている。

 

ピーチ「負けるわけには…負けるわけには…!」

 

しかしその気合とは裏腹に忍は彼女の足めがけて球を放った。

 

ピーチも一度はひらりと身をかわすもそこで万事休す。拾った球で反撃を試みるもピーチの力も虚しく忍に軽々とキャッチされてその反動攻撃を食らい、撃沈してしまった。

 

『ピーチ姫 撃破』

 

ピーチ「そんな…ぐすん…」

 

これで残るプレイヤーは8名、本選へ出場できるプレイヤーは残り最大5人。

 

果たして誰が生き残るのか!?




残るプレイヤー

銀介
一条寺(ミッション未クリア)
マリオ
クッパ
リンク
松風天馬(ミッションクリアと勘違い)
西園信助
越後竜太郎(ミッションクリアと勘違い)

赤い門:残り1人、青い門:残り1人、黄色い門:残り3人

次回予選は終わる予定です。
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