俺は異世界転生してまで戦いたくない!   作:AugustClown

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どうも!面倒くさいと言いながらも最近こまめに更新している作者です!えっ?それが普通だって?またまたご冗談をwww嘘です、すいません。
UA900突破しました!有難うございます!
今回は若干シリアスっぽい感じな気がします。


では本編どうぞ


飲み会

 

「よぉ、ザック。漸く来たか、今日の主役がいなきゃ始まんねぇだろ」

「お待たせしました、グラッドさん。って普通に飲み始めてるじゃないですか」

「俺らもいるぞぉ〜!」

「ウッドさん飲みすぎだよ」

「レオン、俺はまだ酔ってねぇ〜」

「馬鹿が、酒弱ぇ癖に強ぇ酒飲むからこうなるんだよ。ほれ、ザックは俺の隣な」

「俺もザックの隣行っていいか?ちっと話したい事があるんだよ。」

「ん?ああ、いいけど。」

 

今俺は城下町の酒場にて今更ながら作戦成功祝い兼、俺の新居完成祝いに来ていた。この時期になったのは俺が新居建築中は無理だろうと言うグラッドさんの配慮によってのものだった。しかしレオンから俺に話したいなんて珍しいな。レオンとは仲は言いがそこまで深い仲かと言えば違う感じだ。一体何の話だろう?

 

「それで、嫁さんには許可取ってきたんだな?今日は朝まで飲むからな?」

「嫁さん?ああ、ロッティのことっスね。それなら大丈夫です、めっちゃ拗ねてましたけどグラッドさんの名前出したらOK出たので」

「おいおい、俺を出汁にするなよ〜お前の嫁さんに恨み売るような感じになってるじゃねぇか」

「ロッティはそんなに嫉妬深くはないッスよ。それに平民の出であればグラッドさんに頼まれたって言われたら断れるやつなんていないでしょ?」

「確かに!親父の頼みを断る平民なんて俺も見たことねぇな」

「二人とも俺のこと買いかぶりすぎだろ?」

 

実際平民でグラッドさんの断ったやつなんてのがいたとするならば多分、1日で平民中に名前が知れ渡ることになるだろう。しかしグラッドのカリスマ性というのは凄いもので、別に何か上からの圧力で言うことを聞かせたということは一度もなく、全て彼自身の信頼によって皆は付いてきている。彼のパーティは半分以上が平民ではあるが、ウチのパーティ同様皆仲がいいことで有名でもある。普通ならば上級パーティ内ですら若干の身分差別的なことがあったりするのだが、ウチのパーティとグラッドさんのパーティでは全くといっていいほどそういうことが無い。だからこそ上級パーティだけに留まらず全パーティの平民のリーダーはグラッドさんの所に相談しに来ると言う。レオンもその1人だ。最近戦いの時以外でメンバー同士でのいざこざがあったらしい。そんな事を思っていたらタイムリーにグラッドさんがレオンに聞いた。

 

「そういやレオンの所のいざこざどうなったんだ?」

「いや〜、解決はしたんですけどそれ以来戦いの時ですら連携取らなくなってるんで困ってるんですよね〜」

「大変だなパーティリーダーってのも俺には向いてなさそうだったし断って良かったわ」

「お前は気楽そうでいいなぁ、ウチの所もザックん所と同じとは言わないから半分くらい関係を良くしてほしいよ…」

「いやいや、ザックの所はメンバー全員仲良すぎるんだよ。ウチでもああはならないからな。」

 

確かに、ウチは身分とか違っても仲良い気はする。何でだろう?変人が多いからかな?ジェイクとかギルとか?ん?大事な人が抜けてるって?誰のことだろう、ちょっと俺にはワカラナイナー。

 

「そ、そんなことないですよ、グラッドさんの所も仲いいじゃないですか!」

「まあな、アイツらとは長い付き合いだしな。些細なことなら許せるって思える様になってるってものあるからな。コレばっかりは時間の問題だろ」

「そういやウッドさんの所でもいざこざが起きたってのききませんよね?」

「…ウィ?そりゃそうらよ、おれがみんらの愚痴ぃ聞いてんらからぁ!大変なんらぞぅ!みんなあーでもない、こーでもないって言って!」

「「お疲れ様です」」

 

俺とレオンはウッドさんに対して合掌し、頭を下げた。しかしパーティリーダーってのも大変なんだなぁ。今度アーティに少し優しくしてやろうと思った。その後ウッドさんは酔い潰れ、グラッドさんがトイレに行くと席を立った時事だ。急に真剣な眼差しになったレオンが口を開いた。

 

「それで、始めに言った話したい事なんだけど」

「おう、どうしたん?」

「まだ確証がないから公に言えないんだが知り合いの平民が商人をやっていてな、隣国近くの街で商売していた時のことだったそうなんだが、隣国のヤツら再度ウチの国に攻めて来ようとしているらしい。しかもそいつの話じゃ前よりも兵を増やし、全軍で攻めてくるんじゃないかって話だ。」

「はぁ!?全軍だと?何十万、最悪100万を超える敵さんが来るかもってことか?」

「ああ、その可能性もある」

 

然し何故レオンはこの話を俺にしたのだろう?こんな大きな話はもっと上のやつにするべきだろう。公には言えないだろうが、別に俺じゃなくてもいいはずだ。何を考えているんだ?

「何を考えてるんだコイツはって顔してるな…」

「いや、まあそう思ったが、何故そんな話を俺にしたんだ?」

「よく考えろ、お前はあの国の大将一人屠ってんだぞ?狙われる可能性が高いってこったよ。だから、もしこの話が現実になった時のために準備をしとけって事だよ。お前には守るべき者がいるんだろう?」

「レオン…ああ、有難う。俺も少しその件について調べてみるよ。お前に借りを作っておくのは癪だしな」

「別に借りって訳じゃ…」

「それに、調べといて損はないだろ?大事な人を守るためにもさ…」

「ああ…そうだな」

「あーあー、やめようぜ!酒の席に沈んだ空気は似合わねぇ。飲もうぜレオン!」

「ああ!じゃあ今から勝負だ!」

「何だ何だ?人が小便から戻って来りゃ勝負とか言ってやがる。どれ、俺も参加さして貰おうか!」

「えぇ!?ジェイクさん酒強いじゃないっすか!」

「そうですよー!」

「男だったらグチグチ言うな!ほれ、今日は俺の奢りだ!飲め飲め!」

「「ゴチになります!」」

 

そしてこの後ホントに朝まで飲んで俺とレオンはもうノックアウト寸前だったが、グラッドさんはピンピンしており一生この人には敵わないんじゃないかと思った。

そして家に帰ると腰に両手を当てて、頬をパンッパンに膨らまして拗ねた様子のロッティが扉の前で仁王立ちして待っていた。何とか機嫌を直してもらったが、当面の間ロッティと一緒の時以外の飲み会を禁止にされた。最近マジでロッティが俺の嫁ポジションに定着しつつある。まだ嫁さんじゃないんだけどなぁ…まあ、結婚はするだろうけど…。

 

 

 




どうでしたか?なんかレオンがめっちゃ良い奴になってる!もうちょっとおちゃらけた感じだった筈なのに!まあ、いいや!
マジでロッティただの嫁やんって書いてて思う今日この頃…
感想・批判どちらも待ってます。誤字脱字などもあったら知らせて頂けると嬉しいデス!


ではまたノシ
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