俺は異世界転生してまで戦いたくない! 作:AugustClown
UAが1500を突破しました。嬉しいかぎりです。
今回は前回とは違いザック視点に戻っています。前回はお知らせせずすいませんでした。読まれた方は…ん?とはなったとは思われますが何卒御容赦ください。
それでは本編どうぞ
あれからどれくらい経っただろう?そんなことを考えられる位には余裕が出てきたのは少し前の事だった。自分でも出来が良すぎるんじゃないかとは思っていたが7倍でここまで苦戦するとは思っていなかった。高速移動しながら攻めてくるロッティの軌道には津沙とステラグリーブの濃い青色が光の線として見えるほどだった。ロッティに合わせてカスタマイズしたとはいえ、相性が良すぎるんじゃないんだろうか?そんな事を思いつつ右歯噛咬(ザリチェ)と左歯噛咬(タルウィ)でロッティに剣道の突きの様な形で攻撃を繰り出した瞬間だった。
「甘い!」
「何っ!」
ロッティは攻撃が当たる前にしゃがみ、体を捻りながら右足で右歯噛咬と左歯噛咬を俺の両手諸共蹴り飛ばし武器を吹っ飛ばした。そしてその勢いそのままに地面に着いた両手と右足で体重を支えながら左足で裏回し蹴りを顔面に放ってきた。
「もらったぁ!……はぁっ!?」
俺はロッティの蹴りを顔のギリギリのところで後ろに反ることで避け、左足を軸に体を回転させながらワープで手元に落とした右歯噛咬と左歯噛咬をキャッチすると同時にロッティへと投げつける。
「残念だったな、喰らえ!」
しかし右歯噛咬と左歯噛咬がロッティに当たることはなく、カランカランという音と共にロッティの目の前に落ちる。ロッティは何が起きたか全く分からないと言う顔をしていた。まあ、そうだろう。これはまだ説明してない能力だからな。
「ロッティ、スマンが能力を説明したいから訓練は一時中断な?」
「ん、分かった」
「それで、さっき起きたのは緊急防御って言う能力だ。」
「へぇ、発動条件は?」
「ロッティが防御出来ない時。でも確率性だから出たらラッキー程度に考えといた方がいい」
「その確率って?」
「20%だよ。最低五回に一回は防いでくれる」
「ん〜、こう言っちゃザックに悪いけど何とも微妙な数値だねぇ……」
実際それは作った俺が一番思ってるからね?これでも緊急防御の出現パーセンテージ上限なんだから!まず緊急防御つく自体奇跡なんだから!そんな愚痴を言っても仕方ないので言わないが…。
「そ、それで他の能力についてなんだがロッティ、お前どれ位魔力ある?」
「ザックの半分位じゃない?」
「じゃあ中級パーティーの魔術師レベルってとこか」
「まあ、そんなもんでしょ。元より私は魔法使わないし…」
「今から説明するのは魔力使うからな?」
「でも私魔法使ったことないよ?」
「大丈夫、魔力通すだけでいいから」
「そうなんだ」
「じゃあ津沙とステラグリーブに魔力を通してみてくれ」
「うん、分かった」
そう言うとロッティは目を閉じて武器に魔力を通し始める。そうすると津沙とステラグリーブの濃い青の部分が発光し始め、綺麗な色を放つ。そして十分に魔力が通っている事を確認するとロッティの名前を呼ぶ。ロッティが目を開いた瞬間、目の前に炎の柱が飛んでくる。咄嗟にガードをしていたがダメージも無く、全く熱くないだろう。
「あれ?どういう事……熱く…ない?」
「驚いたか?」
「うん……て言うか何で何も言わずに魔法使ってくるのよ!びっくりしたじゃない!」
「でも何ともないだろ?その武器の能力だよ。
「へぇ〜、でもこの状態って魔力込めて使うんだよね?もし戦闘中効果切れたらどうするの?それに何回も使えたとして、一日の上限は?」
「上限はないし、クールタイムの5分後なら魔力込めれば使えるようになるよ。それに使ってる途中でも魔力は込められるし」
「分かった、でも特大魔法を相手が打ってきたら私、死なない?」
「いや、基本誰でも特大魔法受けたら死ぬぞ?死なないのお前の『暴走』状態ぐらいだからね?」
「あの状態でも結構ダメージ来るよ?」
「うん、フツーは跡形も無く消し去られるんだよ?」
「…?そうなんだ?」
少し前に話題にも出たがロッティは2つのスキル持ちだ。1つは『強化』、もう1つはさっき言った『暴走』だ。この『暴走』が発動すると三十分間本物の
「それに特大魔法の対策もちゃんとある」
「…?…対策?」
「ああ、津沙に思いっ切り魔力を込めて津沙同士をぶつける様にしてみろ。」
「分かった。こうかな?ハァァアア!」
ロッティが津沙に魔力を込め始めると津沙の光っている部分の光がどんどんと強くなっていく。そしてロッティが拳同士を合わせるようにぶつけると光っている部分と同じような淡い青色の丸い盾のようなものが空中に現れる。
「おお!なんか出た!」
「能力の絶対防御が具現化した物だ。じゃあ試しに打つぞ〜」
「えっ、何を?」
「特大魔法」
「…はっ?」
「えい☆」
ズドゴゴゴゴォ!!
光の塊の様な高エネルギー光線をロッティに対して放つ。まあ、大丈夫だろ絶対防御あるし。そして光の通り過ぎた先には宙に浮いた盾のようなものと少女の姿が見えた。さっすが絶対防御ォ!この世界において最強の守り。あらゆる攻撃を防ぐと言われていると聞いたが特大魔法を食らっても具現化した盾のようなものには傷一つ付かないか……。やばいなアレ。
「……死ぬかと思った…」
「死んでないから大丈夫だろ?」
「そういう問題じゃないでしょ!ザックのバカ!鬼畜!悪魔!」
「俺がそんなに節操ない人間だったならお前は確実に破瓜してるぞ?」
「…?……はか?」
「何だ、知らないのか。破瓜ってのはな…ゴニョゴニョ」
ロッティに耳打ちをして意味を伝えるとどんどん顔が赤く染まっていき、湯気が立っていく。そして説明し終わった後に付け加えるように「その時にロッティはどんな可愛い顔を見せてくれるんだろうなぁ」と言って耳に息をフッとかける。そうするといつもと時とは違う「アンッ!」と言う喘ぎ声にも似た声を上げた。ロッティは耳が弱いのだろうか?そんな事を思っていると息の吹きかけられた耳を抑えながらロッティは震えながら座り崩れてしまった。
「あ〜、なんだ。もう武器には慣れただろ?訓練はこれくらいにして帰ろうぜ」
「……ザック」
「どうした?」
「…腰抜けて歩けない、どうしよう…!」
「はぁっ!?ったく…しょおがねぇな」
そう言って俺はロッティを軽々と持ち上げ(実際軽い)お姫様抱っこの状態で運んでいく。さっきのことがあった手前、ロッティは顔を赤くしたままコチラをチラチラと見てくる。……ヤバい、可愛すぎるっ…!!まじでなんでこんなどこもかしこも柔らかいんだ?戦士とは思えないほどなんだが!確かに足とかは引き締まってはいるが引き締まりすぎておらず、特に太腿なんかは程よい柔らかさが残っている。足を持つ手に力を少し入れるとピクっと少し体が跳ね、目の端に少し涙を溜めながら上目遣いでこっちを見てくる。やめろ!俺の理性が持たなくなるだろ!家に入りロッティを部屋まで運ぶまでの数分間、俺はロッティからの精神攻撃とゴリゴリと削られていく理性と息子が変に反応しないように耐え忍ぶという大死闘を繰り広げることになった…。
ただただ文才が欲しい…特にバトル描写!バトル描写が上手い人(友人etc)はホントに尊敬します。なんか、書いてる途中でこんがらがって来るんですよねwww
はい…頑張ります。それはもう…はい。
お気に入りしてもらった人の中に書いてらっしゃる方もいらっしゃって驚きました。有難いことです。
サボり魔とは関係ありませんが、今こっちが行き詰まったら短編にしたやつを連載にしようかと考えております。その際は宜しくお願いいまします。
感想・批判どちらも待ってます。誤字脱字などもあったら知らせて頂けると嬉しいデス!
ではまたノシ