ゼロに呼ばれ部屋に入るとC.C.さんがソファでゼロ以上に偉そうな感じで座っていた。未だにこの人のことがよくわからんけどあんまり逆らわない方が良いということだけ本能的にわかっている。
ゼロから改めて礼を言われた。カレンとゼロを見つけ出す為に色々やったことについてのようだが、そこまで感謝されると困ってしまう。向こうがどう思っているかは知らないがこちらからすれば大事な仲間であり友人であるのだから。命を懸けるのは何の躊躇もないし、当然のことだと思う。
「では本題だ……が」
少し言い淀んでいる。そんなに言い辛いことなのだろうか?
「ここまで来てまだ迷うか? 腹を括れ」
「わかっている……。単刀直入に聞こう、お前は俺の正体に気付いているな?」
……わーそう来たかー……こないだのあれのせいか。気持ちが昂っていたせいでついポロっと出てしまった言葉、それだけで気付かれると思わなかった。やっぱ頭良いなぁ。
「えー? 何のことやらさっぱり……」
とか下手に誤魔化してみようかと思ったけどまぁ無理だよね。正直に本当のことを話すべきかどうか。消されそうになったりしないと良いけどね。そんなことになったら抵抗しないといけないし。
「まぁ誤魔化せる雰囲気じゃないよねぇ……。気付いているともさ、ルルーシュ」
「やはりか……」
そう言いながらマスクを外すと見慣れた、整った顔立ちのブリタニア人の青年がやれやれといった風にこちらを見ていた。
「驚いたよ。正体が露見する要素を極力排除してきたつもりだったんだが……。どこで気付いた?」
「ほとんど勘みたいなものかなぁ。僕鼻が良いからさ、最初はにおいが似てるなぁって思って」
さすがにそこまでは気が回らなかったみたい。というかまさかにおいでばれる可能性とか普通考えないよね。昔から鼻は良く、そのせいで『だからお前は獣扱いなんだよ』と言われダンにからかわれたりした。うん、今思い出してもあの時蹴りをくれてやったのは間違いないと言える。
「やはりまだまだ詰めが甘いな坊や。自分では完璧だと思ってもどこかに穴がある」
「お前は黙っていろ……!」
2人の上下関係がなんとなく見えた気がする。何て言うか、ルルーシュは誰を嫁に貰っても間違いなく尻に惹かれ……おっと違う、尻に敷かれる気がしてならない。
「確信したのは藤堂さんの救出作戦の時かな。スザクを見て言動が止まっていたからさ、『あーやっぱり』ってなった」
色々ゼロとルルーシュが似通った点はあったけどそれを裏付ける決定的な証拠はなかったが、あの作戦の時に同一人物だろうと自分の中で確信した。そんなことを話すとルルーシュは不思議そうにこちらを見て言った。
「それで、お前は聞かないのか? ブリタニア人である俺が母国に対して何故テロ行為なんかしているのか」
「そりゃ友人としては聞いた上で力になりたいとは思うけどさ、言いたくないことは聞かないよ。それに雇われ者があれこれと詮索するのはあまりよろしくないことだよ、だからやらない」
無駄に首突っ込んで死んだら笑えない。実際そうやって命を落とす馬鹿もいるらしいし。
「それでどうする? 僕は最も知られてはいけないゼロの素顔を知ってしまったわけだけど、安全の為に殺しとく?」
まぁただ殺されてやるつもりもないが。個人的にはここから出て行きたくはないので大目に見てもらえると非常に助かる。
「いや……お前は重要な戦力だ、切り捨てるわけにはいかない。ゼロの正体を知ったんだ、最後までとことん付き合ってもらうぞ」
そう言って意地悪そうに笑った後、『それに……大事な友人だしな』と付け加えた。
友人……か。その言葉は本音なのか、それとも……。
どこを見渡しても人、人、人。辺り一面人だらけ。たくさんの人が行き交い皆楽しそうにはしゃいでいる。先ほどナナリーの猫の鳴き真似により開始が宣言されたアッシュフォード学園の学園祭には多くの人が来場している。生徒の家族や友人、近隣住民だけでなく日本人までも来場出来ているのはオープンな校風ならではといったところか。人によってはこの騒がしさや人込みを嫌う人もいるだろうが僕はこの賑やかさが大好きである。楽しそうな人々の顔、そこらの屋台から漂う食べ物の匂い、やっぱり祭りは最高だね!
最近は色々あったから疲れがたまっているのでここいらで息抜きしておきたいところ。ルルーシュの正体云々の他に、中華連邦とかいうのが九州地方に攻めてきたっけ。こっちはあんまり面白いことがなかった。せいぜいガンルゥとかいうMTもどきがうじゃうじゃいて面白かったくらいか。でも所詮塵が積もったところでゴミの山でしかなかったけどね。アルドラ製のグレ撃ち込んだら跡形もなく消えてしまった。有澤製ならもっと酷いことになっていたのだろうか。あとは一緒に来てたルルーシュのガウェインと先に来て数に押されてたスザクを助けて共闘して、中華連邦に亡命してた日本人とか取っ捕まえて終わった。
そんなこんなで今に至るわけである。そして今現在何をしているのかというと、絶賛逃亡中である。本当なら生徒会の企画である巨大ピザ作りというのやクラスの出し物を手伝ったりしなければいけないが、全部皆に丸投げしてあっちへふらふらこっちへふらふらと気の向くままにこの祭りを満喫している。だって仕方がないじゃない、向こうの世界では学校なんて行ってなかったから学園祭なんて縁がなかったし。色んな出し物を見て、食べて飲んで、色々体験したいじゃない。本当は誰かと見て回りたかったけどそれは叶わない。だって連れが居たら生徒会やクラスの誰かに見つかった時に咄嗟に逃げれないかもしれないし。でも巨大ピザというのは心が動かされるので完成した頃にこっそり行って貰ってこよう。食べ物に対してこんな気持ちになったのはバケツプリン以来だろうか。食い終わった後胸焼けが酷かったけど。
いやいや、それにしても祭りというものは本当に楽しいね。クラスの人や生徒会の誰かに見つかりそうになったら他の人に不審に思われないように自然に隠れたりしているが、こんなお祭りの最中だとそれすらも楽しく思えてくる。こんな気持ち初めてだ、もう何も怖くない。そんなことを考えていたら会長に捕まり軽くお説教を受けた。幸福の時間は長くは続かないものなのね。
会長に仕事を回されブーたれていると少し疲れた様子のルルーシュが現れ顔を合わせた途端に怒られた。どうも僕の分の仕事までするハメになったらしい。一応謝罪はしておいた。反省は一切してないけどな!
ルルーシュと一緒に仕事をしながらも時間があれば買い食いをしてお腹と心を満たす。だって仕事するとお腹が空くしね。いやぁ、お金稼いどいて本当に良かった。おかげでこういうところでたっぷり食って楽しめる。これで仕事がなければ最高なのに。
「お前には感謝しているよ」
料理を頬張りながら一応真面目に仕事をしているとルルーシュから感謝の言葉をかけられた。何か感謝されるようなことをしただろうか、むしろ仕事押し付けたことで恨み言を並べられても不思議ではないと思うんだけど。
「お前が居なければここまでスムーズに事が運ばなかった」
どうやらこちらの仕事ではなくもう一つの方の仕事の話だったようだ。
「僕が居なくても君らなら問題なくやってのけたと思うよ。正直あんまり役に立ってないし」
実際あまり役立ったとは言えない。極力目立たないよう努めてきたため機体能力の半分も出せていないと思われる。コジマ兵装は一切使っていないし、飛行もほとんどしなかった。これでは前時代の兵器となんら変わらない。
「謙遜する必要はないさ。実際、お前に命を救われているし、俺のことを話したことで幾分か心が楽になった」
そう言って彼は笑った。
「今後も……頼りにさせてもらうよ」
「上手く使ってちょうだいな」
しばらくするとルルーシュは別の場所の仕事を任されたようでそちらに向かうことになったらしい。
「さぼるなよ? またこちらの仕事が増える」
「へいへい」
そう言ってルルーシュはその場を離れ、また僕一人になったわけだが。ははは、いやいやさぼるとは心外な。きちんと仕事はするとも。色々な出し物がきちんとやっているかの視察をな! いやー本当は嫌なんだけど仕事なら仕方ないからね。うんうん、仕方ない仕方ない。そうと決まればこの仕事は一時中断して――。
「おやぁ? 首輪付きの獣さんは仕事をさぼってどこへ行くつもりなのかしら?」
ジーザス……。
畜生め。ルルーシュの奴、僕が早々に逃げるのを見越して援軍なんぞ呼んでいやがった……。 逃げる間もなく赤い悪魔にアイアンクローをかまされて捕縛されてしまった。もしKMFに乗ってたら間違いなく輻射波動撃ち込まれてるところだった。生身で本当に良かった。
「まったく! あなたがさぼったせいでこっちにしわよせが来てるんだから」
絶賛お説教中。今日で何回目だろう。
「反省してマース」
「もう一回いっとく?」
笑顔で右手を掲げられ全力で首を横に振っておいた。あたしそんなに命知らずじゃないわ。
「ほらほら、真面目に仕事する」
「へーい」
なんか彼女に一生勝てない気がしてきた。
「そういえば……スザクのことなんだけどさ」
一緒に仕事をしているとカレンの口からスザクの名が出た。
「あいつ……そう悪い奴じゃないのかもね」
話を聞いてみると以前行方不明になった際にスザクと同じ島に流され、その際に正体がばれたらしい。しかしスザクはそのことを誰にも話すことはなく、学校では普通に接してくれているそうだ。
「正直に言うとさ、スザクを殺すなという決断が下った時にはホッとした。当然友人を殺すことに抵抗はある、でも必要ならばやる。結局僕はそういう人間だから」
「もしかして以前にも似たようなことがあったの……?」
傭兵であるが故に昨日楽しく話していた相手が敵、なんてことはしょっちゅうだった。それでもダン、カニス、ロイさん、ローディーさん、隆文さん、リリウム、メイさんとは仲良くしていた。特にダンとは兄弟みたいに仲が良かったし、リリウムは妹みたいな存在だった。隆文さんに至ってはまるで父親のように尊敬していた。皆とても大切な人達だった。それを僕は裏切った。マクシミリアン・テルミドールに首輪を外されORCA旅団の一員となり、仲の良かった人々との関係を一切断った。記憶はないがもしかしたら仲の良かった誰かをこの手で抹殺したかもしれない。いや、下手をすれば全員を手にかけた可能性だってある。このことを彼女に話すべきか、一瞬考え――。
「いや……なんでもないよ。忘れてくださいな、あはははは……」
こんなことを話したところで何になるというのか。仲の良かった人々を裏切って反動勢力に加担した話をされて、その後も疑いもせず信用し続けることが出来る人間がどこにいるというのか。そういったことも含めて全てを話すことは関係を深めていく上では必要なことなのかもしれない。だけど話したことにより、今まで築いてきた関係が崩れることの方が僕にとっては何より恐ろしい。この世界でたった一人の異世界人、そんな僕が彼らとの絆を失ったら……果たして今のままでいられるだろうか。……おそらく無理だ、そうなれば僕はきっと……壊れる。
「辛かったら無理に一人で抱え込まないでね……、ちゃんと最後まで聞くから」
おそらく彼女はある程度察してこういう優しい言葉をかけてくれているのだろうと思う。
「あはは、ありがとう。もしそんなことができたらじっくり聞いてもらおうかな」
でも、だからこそ話せない。これだけ優しくしてくれる彼女に畏怖や侮蔑の眼差しを向けられることが怖い。
「待ってるからね……」
――怖いんだ。
会話もそれっきりになり無言で仕事を進めた。楽しいはずの学園祭がどうしてこうなってしまったのだろう。あぁ僕のせいか。ここは無理矢理にでもテンションを上げてみよう。いっそ彼女もさぼりに巻き込んでのんびり見て回ろうか。いやでも彼女は意外と真面目だし、提案したところでまたアイアンクローからのお説教コースが目に見えている。
アホな考えを巡らせていると何やら広場の方が騒がしい。巨大ピザが完成するにはまだ早い、問題でも発生したのだろうか。カレンと共に向かうと人垣の中心にピザの生地を大きくするために使用されていた古いKMFが佇んでいた。確かガニメデという名前で操縦者はスザクだったはず。そしてガニメデの右手には一人の少女が乗っていた。どこかで見たことがある気がするがどこの誰だったか……。あぁそうだ、エリア11の副総督やってるブリタニア皇族のお嬢さんだ、テレビで見かけた。お忍びでやってきてたのが見つかって騒ぎになってたのか。そういうやスザクを騎士にした皇族って確か彼女だったな、忘れてた。
気付くとカレンは僕の背中に隠れるような立ち位置に移動していた。流された島であの人とも会ったんだったっけ、スザクが秘密にしてくれたからといって彼女もそうだとは限らないし確かにこの方が無難か。
少しすると皇族のお嬢さんが何か喋り出したが何を言っているのだろうか? 遠くてあんまり聞き取れないが近付こうにも人が凄くて面倒だ。
「私――は――周辺に――ます」
その一言で周囲の人間が一斉にざわめき始めた。
僕の耳がおかしくなったかな。『行政特区日本を設立する』って聞こえた気がするんだけど。え……?
先日ユーフェミアの宣言した『行政特区日本計画』によって日本人は2つに分かれた。参加すべきか否か。多くの日本人はこの計画に賛同し、また騎士団の中からもこれに参加する者も多くいた。キョウトまでも向こうにつくらしい。もし参加すればいずれ騎士団は解体・吸収され、独立という夢も今までの努力も水泡に帰する。しかし参加しなければ自由や平等を望む者を敵に回すことになる。なんともまぁ八方塞ですこと。
特区日本の式典前日、僕は格納庫で機体の整備を行っていた。いつものARGYROSの機体構成に武器は左腕に真改タイプの月光だけ装備しておいた。式典にゼロの付き添いとして会場入りするため、相手を警戒させないように武装は最低限にしてある。これらからもわかるように僕らは向こうの誘いに乗ることになった。ただ特区日本に参加するか否かについては何も教えられていない。彼はどうするつもりなのだろうか。
格納庫で一人黙々と整備を進めているとゼロの恰好を身に纏ったルルーシュがやってきた。
「明日はお前のストレイドとC.C.にガウェインを操縦させて会場入りする。準備の方は出来ているか?」
「もうすぐ終わるよ。万全の状態にしてあるからどんな状況にも、どんな敵でも何機でも相手に出来るよ」
勿論戦闘することになるかはわからないが、それでも最高の状態にしておくのが良い。人生何が起こるかわからないから。
それからしばらく無言の時間が続いた。僕は調整を進め、彼はそれを黙って眺めている。それから10分も経たないうちに完了した。
「終わったか。では明日は頼む。……いざという時は頼りにしているぞ」
「ゼロ」
その場を去ろうとするルルーシュの背中に声をかけた。
「明日君がどんな判断を下しても、僕は君に最後まで従う。けど……後悔するような選択だけはしてくれるなよ。それじゃあ……また明日」
「あぁ……また明日」
式典当日。ストレイドのコクピットの中で目を覚ました。決して寝心地は良くないが大事な作戦の前日はいつもこうして寝ていた。寝にくい場所で睡眠をとり少し寝たりない位の状態で作戦に臨む。そうして作戦を速やかに、完璧に遂行し、帰ってゆっくり寝る。お呪いみたいなものだ。食事は水を一口以外は何も入れない。作戦後に寝て起きた後にたらふく食う為に。勝利の美酒ではないが、やはりそういう時の食事はいつも以上に美味しく感じる。そうとも。いつも通りきっちり仕事して、ぐっすり寝て、たっぷり食べよう。
ガウェインと共に飛行し会場へと向かう。他の面子は会場から少し離れた位置にて待機、何かあった際に直ぐに行動出来るようになっている。会場に近付くと中にたくさんの人々が来ているのが見て取れた。おそらく皆日本人。不味いな、人が多すぎる。下手に戦闘になれば大勢を巻き込む。そういう事態にならないことを祈るばかりだ。
会場に到着するとルルーシュはユーフェミアに話し合いを申し出て、向こうはそれを受け2人きりで話し合うことになりブリタニアの指揮用陸戦艇G-1ベースへと入っていった。僕とC.C.は地上に降りて待機することとなった。それにしても、良くもまぁこう易々とストレイドまで受け入れたものだ。だがさすがに護衛の兵士に武装の解除は命令された。
「断る。この式典そのものが罠ではないという確証がない。そちらが手出ししなければこちらも何かするつもりはない」
向こうは舌打ちをしてしぶしぶこれを認めていた。
ストレイドのカメラ映像にはスザクの姿もあり、こちらのことをじっと見つめている。敵対していた機体が目の前にあるのに白兜が傍にないのが不安で仕方がないのだろう。おまけに守るべきユーフェミアは護衛も付けずにゼロと2人きり、落ち着けと言われても出来るものでもない、か。
不意にガウェインのコクピットハッチが開きC.C.が機体を降りて出てきた。
「一体何をやっている、敵地のど真ん中で機体から離れるなどと」
そんなこちらの言葉も意に介さずスザクに何かを語りかけた途端、左目を抑えて蹲った。
「どうした!?」
スザクはC.C.の異変を心配して駆け寄り、彼女に触れた途端気絶してしまった。さらにそれを目の当たりにした護衛がC.C.に駆け寄り銃を頭に突き付けるが突如悲鳴をあげ倒れてしまった。おいおいおいおい、何が起こっている? ただ何かやばいことが起こっているということだけはわかる。とりあえずC.C.を回収しよう。
その普通とは思えない状況の横をユーフェミアが一人横切り走って行った。銃を持って。……銃? なんで、そんなものを……。まとまらない頭をさらに混乱させる、ユーフェミアのマイク越しの声が響いた。
「日本人を名乗る皆さん、お願いがあります! 死んでいただけないでしょうか?」
はっ……? 状況に頭が追い付かない。C.C.やスザク達が倒れて、ユーフェミアが……虐殺の宣言をして……。
「やめろ! ユフィ!」
ルルーシュが横切っていたのを見てようやく我に返った。そうかそういうことかよ。全部罠だったってか、なめやがって……。だが今はとりあえずC.C.とルルーシュを回収しないと。そう考えてC.C.に手を伸ばし――。
「っ! よせっ!」
彼女に触れようとした途端に形容し難い、何かおぞましい光景が頭に流れ込んできた。それにより頭を激痛が襲うと同時に……記憶が頭の奥底から浮かび上がってきた。
『だっせ――俺――』
あぁそっか、何で忘れてたんだろ。
『ユ――お前はっ――』
皆。
『ユウ兄さ――どうし――』
みんな。
『ユウ……』
僕が殺したんだった。
「馬鹿野郎が……」
どこかで、誰かが、泣きそうな声で、そう呟いた気がした。
――――――――――――――
【武装転送】
【MASS BLADE】
【不明なユニットが接続されました。機体出力、危険領域に到達しています。直ちに使用を停止してください】
なんとか年内に出せた……。
遅くなりました。
読んで頂けたのならわかるとは思いますが、九州地方編をばっさり切りました。
というのも、おそらく内容がグダグダになりそうだと感じたからです。なので思い切って展開を進めさせていただきました。九州編が好きな方、大変申し訳ありません。