BLOOD&Magical HELLSING機関異世界放浪記 作:鴉@地獄よりの使者
全くもって筆が乗りませぬㄟ( θ﹏θ)厂
週一を目標にしてたのに早速破る始末。
てことで今回はグールとの戦闘+αです。
どうぞー
あとUA500突破しました。
こんな駄文を読んでいただき感謝します。
機動六課隊舎内に突如響き渡ったアラート。
俺、ロランを始めとしたヘルシング組の4人。そこに六課部隊長八神はやてと実働部隊長の高町なのは、フェイト・T・ハラオウンを乗せたヘリはこの世界の首都クラナガンの繁華街に向けて出撃していた。
俺は少ない移動時間の中でフリークス戦が初めての六課組にレクチャーをしていた。
「早速ですが時間がありませんので、グール戦のレクチャーに入ります。と言っても要点は二つしかありません。」
「そんなに少ないんですか?」
なのはがキョトンとした顔でこちらを見てくる。はやて、フェイトも同様だ。
「はい。【撃つなら確実に頭か心臓を狙う事】と、【迷わず撃て】と言うことだけです。おそらくこの世界には祝福儀礼済の銀の弾丸なんて無いでしょうから確実に頭を撃ち抜くのが定石ですね。グールの場合はさほど動きも遅くはないので狙いやすいと思います。あっ、あと一つ言い忘れてましたが絶対に噛まれたりしないようにしてください。危ないと思ったら直ぐに下がってください。そうしないと奴らの仲間入りをすることになるので。」
「説得の余地とかはないんですか?それに仲間入りって……」
はやての質問に対して俺が口を開く前にインテグラが口を開く。
「あれはもうすでに人間ではなく【人間だった者】だ。あれはただ己の腹を満たすために人を喰らう肉袋とかした何かだ。それがただ人の形をとっているだけだと考えろ。せめて苦しまぬよう逝かせてやる為に一撃で仕留めてやれ。それと八神部隊長、上層部のバカが言っていた事は恐らく守れんだろうが気に病むなよ。吸血鬼の事件と関わった時点で無理なことだ。それと仲間入りに関してだが言葉の通りだ。【グールに喰われた者はグールになる】それだけの事だ。」
その会話を聞きセラスがインテグラに質問する。
「そう言えばインテグラ様、八神さんの何をいわれたんですか?何となくは想像できますけどね。」
「【暴徒はすべて捕縛】だそうだ。これが元の世界ならば確実にブチ切れでいたぞ。まぁその指示に対しては既に軽く切れたがな。知らぬ事とはいえ抑えられなかった。」
「まぁやはりそうなっていたか。それでこそ私のマスターという所か。」
従者陣はまぁいつものことだといった感じの対応である。
そんな雰囲気の中なのはが俺達にある質問をしてきた。
「そう言えばロランさん達の武器って何なんですか?」
「俺たちのですか?そうですね、教えておいた方がいいでしょうね。アーカードの旦那、セラスさん。なのはさんがあなた方の得物を確認したいそうです。」
俺が声をかけるとセラスは床に置かれた獲物に手を触れる。俺は1丁の拳銃、アーカードは懐から2丁の銃を取り出す。
「そうね、一緒に戦うならその方がやりやすいかもね。私のはこの子。ハルコンネンって言うキャノン砲。今回は普通の徹甲弾しかないけどね。」
「ロラン、相手の許可なしに呼び方を変えるのは少し驚くぞ。まぁ気にせんがな。私のはこれだ。絶対に私の射線には入るなよ。少なくとも普通の人間に当たれば遺体はバラバラになるほどの威力はあるからな。」
「いきなり俺の呼び方変えた旦那には言われたくないです。俺はこいつとあとは近接用の小太刀が2本。あとは隠し玉が一つかな。」
こんな感じでお互いの得物を確認しているとはやてが口を開く。
「みんな、降下ポイントまであと1分ほど。その間に作戦と配置、コールサインの確認するよ。作戦としては東西に別れて挟撃。西側に私、アーカードさん、フェイトちゃん。東側にセラスさん、ロランさん、なのはちゃん。インテグラさんはヘリに残ってロングアーチと地上本部から通信の伝達をお願いします。コールサインに関してはなのはちゃんとフェイトちゃん、私はそのままとします。ヘルシング組をブラッドと呼称、インテグラさんを0、アーカードさんを1、セラスさんを2、ロランさんを3とします。ここまでで何か質問等はありませんか?」
するとアーカードが口を開く
「では私から一つ忠告だ。機動六課のお嬢さん方は戦闘が始まったら決して地面には降りないように。少なくともこれで上から降ってくるグール以外からは攻撃を受けることもないだろう。これから先にも奴らと戦うこともあるかもしれん。その為に対処法を見ておくといい。もっとも参考になるかは分からんがな。では諸君、行くとしようか。」
アーカードが立ち上がって不敵な笑みを浮かべると同時にパイロットのヴァイス陸曹から呼びかけがある。
「八神部隊長、降下ポイントに到着!」
「了解や、ほな行こか!ヴァイス陸曹、インテグラさんのこと頼んだよ!」
「分かってますよ。隊長方、それに客将の兄さん方、ご武運を!死んでもこのヘリは落とさせませんよ!」
インテグラが降下の準備をする全員の方を向いてこう言い放つ。
「これはブラッド、特にアーカードとセラスに対してだ。親玉の吸血鬼を見つけ次第殺れ。ほかの者が見つけたらすぐにアーカードかセラスに連絡するように。いつも通り私のオーダーを完遂して見せろ!」
「認識した、マイマスター。」「了解です、マスター。」
「やっぱりこうなるのかァァァァ!!!!」
そう答えるとアーカードとセラス、前回同様小脇に抱えられ絶叫するロランが降下していく。
「それじゃ私達も行こうか。スターズ1、高町なのは!生きます!」
「ライトニング1、フェイト・T・ハラオウン!行きます!」
「アーチ1、八神はやて!行くで!」
アーカード達が降下したのを皮切りに六課組も降下していった。
ところ変わってセラス、ロラン、なのはが受け持つ東側。
眼下には闊歩する大量のグールの群れが見える。進む先には武装隊が張ったであろうバリケードがある。その中から魔導師達が応戦しているが数が多いため捌ききれていない。
「まずは私が切り込んで突破口を開きます!ロランとなのはさんは私が撃ち漏らした奴をお願いします!とりあえずロランは一旦バリケードの中に降ろすよ。」
「「了解です!」」
「さて、久々に暴れるとしますか!」
そう言ってロランを乱暴に降ろすとそのまま上空に飛び上がるとグールの群れに向かっていく。着地するまでの間に左腕を偽装した普通の腕から影に変化させる。
「でぇりゃあぁぁぁあ!!!」
着地と同時に腕の影を鎌のように展開し、的確にグールの首を刎ねる。
そのまま一旦バリケードの近くまで戻ってきて
「ロラン!私とツートップで行くよ!なのはさん、背中は任せました!」
「了解です!」
「分かりました!背中は任せてください!」
俺はバリケードを飛び越えてセラスの右側に周って腰から2本の刀身が黒い小太刀を抜き、セラス方を向く。視線に気が付いたようでセラスがこちらを見てニヤリと笑う。
「じゃあおっ始めますか!神楽、虎徹!久々に暴れようじゃねぇか!」
「そんじゃこっちも負けてらんないわね!」
そう言って自分を奮い立たせるとセラスも乗ってきた。
そのまま二人して群れに向かって突っ込む。俺は小太刀で首を刎ねてセラスは腕の影を自在に変化させ首を刎ねたり心臓を貫いたりして対応していた。その様子を見ていたなのははこう言った。
「何この地獄絵図………、って言ってる場合じゃないね。私も働かないと!アクセルシューター、シュート!」
ロランとセラスの背面と側面にいたグールの心臓を片っ端からアクセルシューターで撃ち抜いて言った。
「スターズ1からブラッド2および3に通達!収束砲で焼き払います。私の後ろまで退避してください!」
「「了解!」」
そう言ってなのははロラン達を戻し、自分は収束に入った。
「なのはさん、退避したわよ!」
「分かりました!行くよ、レイジングハート!」
[了解です、マスター。いつでも撃てます!]
「じゃあいくよ、久しぶりの全力全開!ディバインバスター!!!!!」
なのはがそう叫ぶと手に持った杖の先から桃色の光がグールたちに向かって迫っていく。地面に着弾するとそこに居たグール達は一瞬で蒸発する。そのまま奥に向けて薙ぎ払う。光が通ったあとにはグールは影も形も残ってはいなかった。それに対してロラン達はこう呟いた
「「何このチート……」」
「よし、片付いたことですし西側の援護に向かいましょう!」
「そうだな、とりあえず旦那には通信を……」
【こちらブラッド1アーカード、東側の殲滅は終わったか?こちらは終了したが援護は必要か?】
「こちらスターズ1、高町なのは。こちらの殲滅も終わりました。それと吸血鬼らしきものは見当たりませんでした。とりあえずそちらと合流したいのですがどうしましょうか?」
【残党を狩りつつ降下地点で落ち合おう。】
「了解です。と言う事なので行きましょうか。」
「そうね、とりあえずなのはさんは上空から警戒をお願いします。ロランは後方警戒、私は前方を警戒します。」
それぞれが担当する方向を見ながら合流地点を目指した。
時間を巻き戻して降下直後の西側。
アーカードは着地すると同時に懐から先程見せた白と黒の銃を取り出してグール達の頭に向けて正確無比な銃撃を浴びせる。両方のワンマガジンを打ち切るまでおよそ5~6秒のことである。すぐさまマガジンをリロードし東側同様に設けられたバリケードに目を向ける。こちらは西側よりも数が多かったのか突破される寸前である。既に殺られた武装隊員がバリケード内に転がっており起き上がるのも時間の問題、事実上バリケードは破られていた。そこでアーカードはフェイトとはやてに指示を出す。
「ライトニング1およびロングアーチ0、バリケードの反対側のグールを頼む。破られた私はバリケードに対応する。なに心配ないさ、ヘリで習ったところを撃ち抜けば良いだけだ。」
「「了解です!」」
そう言ってバリケードに向かっていく。
「相手はただの人形……、人の形をしとるだけ……」
「はやて、大丈夫?」
はやては大きく深呼吸して
「うん……、落ち着いた。ほないこか!フェイトちゃんは手前をお願い、あたしは奥を殲滅する!」
「うん!ハーケンセイバー!」
「ディアボリック・エミッション!」
フェイトが放った魔力刃は的確にグールの頭と胴体を泣き別れさせる。一方はやては少し奥に黒い球体を出現させる。それはどんどん広がりグールを灰燼へと変えていく。
「ほう、案外やるものだなあのお嬢さん方。あれなら援護は必要ないみたいだな。」
バリケード内とその付近を一瞬で壊滅させてフェイトとはやてを観察する。
およそ5分後殲滅が終了した。
「なんとか終わったね……」
「いくら人やなくなってるとは言っても精神的に来るなこれ。ましてや子供までおったし……」
はやてとフェイトが殲滅し終えたのを確認するとアーカードは東側に通信を試みた。「こちらブラッド1アーカード、東側の殲滅は終わったか?こちらは終了したが援護は必要か?」
【こちらスターズ1、高町なのは。こちらも殲滅は終わりました。それと吸血鬼らしきものは見当たりませんでした。とりあえずそちらと合流したいのですがどうしましょうか?】
「残党を狩りつつ降下地点で落ち合おう。」
【了解です。】
「さてお嬢さん方、そういう事だから行くぞ。私とロングアーチ0は前方、ライトニング1は後方の警戒を。」
「「了解です。」」
そう言って西側組も移動を開始した。
しばらくして合流した二組。残党自体はほぼ無く無事に合流することが出来た。
そこでアーカードがセラスに対してこう言う
「セラス、今回出たグール共。何か引っかからんか?」
「えぇ、というかそっちでも出たんですね。〈子供のグール〉。」
「えっ?こんな状況なら子供のグールが出てもおかしくないんやない?」
そう言ってはやてが疑問を投げかける。そこに俺が口を挟んだ。
「大人ならそうなります。吸血鬼になる条件として処女、童貞である必要があります。ですが今回の場合は子供がグール化しています。エリオ君くらいの子供たちが非処女、非童貞である確率はほぼありません。ここまで言えばあとは分かりますね。」
「………!そういうことか。本当なら子供はグールにならないはずなのに今回はそうなってる。そこがおかしいんだね。」
「そしてこの事案は俺達の世界で33年前に多発した事例と酷似しています。」
「まさかまたあいつらの仕業なんじゃ……」
「待ってください、ミレニアムは33年前に壊滅させたはずでしょ?残党にしたて別世界のこの場所にいる訳が……」
「ところが居るんだよ。こんな所に。」
俺が否定しようとしたのを遮るようにとある男の声が聞こえてくる。頭上に目をやるとビルの屋上からこちらを見下ろす小太りの男とレンズの多い眼鏡をかけた痩せ型の男。そしてあの夜、こちらの世界に俺達が飛ばされた夜に裏切った男、ウォルター(大悟)が立っていた。
「何の冗談ですかこれ………、なんでお前が生きている!〈少佐〉!!!!!」
「おいおい、酷いじゃないかセラス・ヴィクトリア。33年ぶりの再会だというのに。インテグラ局長はお元気かね?」
「余計なお世話だ少佐、また額に弾丸を貰いたいようだな。」
いつの間にか反対側のビルの屋上にインテグラが立っていた。
「あれは痛かったよ。でももう貰うことは無い。なぜなら君たちはこの世界と共に滅ぶのだから!あははははっ!」
「少佐殿、笑うのもいいですが目的を忘れないでください。」
メガネの男が少佐と呼ばれた小太りの男を制して
「おっとそうだったなドク。忘れるところだったよ。今日は君たちに挨拶と宣戦布告をしに来たんだ。ヘルシング諸君、並びに機動六課諸君。我らミレニアムは貴君らに対して宣戦布告をする!さぁ、戦争を始めよう。ヘルシング対ミレニアムの第2Rだ!」
「ほざくな!貴様らにどれほどの人々が悲しみを背負ったと思っている!」
「一度滅んでも足りないというなら今すぐ地獄に送り返してやる!」
「そんな事を言っていられるのも今のうちだけさ。だがまだ今はその時ではない。それに言ったはずだ、今日は宣戦布告をしに来ただけだと。ではドク、ウォルター。やることは済んだし帰るとしよう。」
「了解しました、直ぐに転移ポートを……」
そう言ってドクと呼ばれた男は懐からリモコンを取り出して操作する。背後に赤い光の壁が現れ、そこに向けて少佐とドクはポートに入っていく。
「待てっ!」
インテグラが素早く懐から拳銃を抜いて3発発砲する。しかし何も無い空間で弾かれたような火花が上がる。
「ウォルター……、貴様いよいよ本当にあいつらの犬になったようだな。」
「お褒めいただき感謝の極み。」
弾丸が弾かれたのはウォルターのせい。発砲された瞬間に自身の操る目に見えないほど細いワイヤーを幾重にも編み込んで少佐の前に展開し防いだのだ。
インテグラもそれ以上は発砲しなかった。それが分かるとウォルターは俺に向けて何かを投げて寄越しこう言った。投げて寄越されたのは弾丸の込められたマガジンだった。しかも全て銀の弾丸であった。
「ロラン、これで分かったろ。もうお前と俺は仲間じゃない。次会う時は確実に殺してやる。だからお前も殺す気で掛かってこい。」
「………あぁ。分かったよ。これで殺れってことだろ。首を洗って待っていやがれ大悟、いやウォルター!」
ニヤリと歪んだ笑身を浮かべるとウォルターもポートへと入り光の壁は消えた。
この状況に着いてこれていない六課隊長陣。
口を開いたのはなのはだった。
「とっ、とりあえず隊舎でお話聞かせてもらえますか?」
そこにインテグラが降りてきて
「あぁ、すべて話そう。奴らミレニアムと我々ヘルシングの因縁を。」
隊舎へ戻るヘリの中でヘルシング組の空気がピリピリしていたのは言うまでもない。
うん、我ながらグール戦雑い。
だけどこいつらで書くなら私の文才ではこれが精一杯ですごめんなさい┏○┓
引っ張っといてこの雑さはヤバい、次から頑張ります。
では次回をお楽しみにー