BLOOD&Magical HELLSING機関異世界放浪記   作:鴉@地獄よりの使者

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お久しぶりです、鴉です。
知らぬ間にUAが4ケタ乗っててびっくりしてるこの頃です。

なんでこんなに投稿遅れたかって?
仁王やらEDF5やらやってました、正直に言うとちょっとサボってましたごめんなさい。

てことで前回までの整理回になると思います、ではどうぞ。


過去の因縁、未来の可能性

六課へと戻ってきた俺たちは出撃前にいた会議室へと戻ってきていた。

 

「ほんなら話して貰えますか?あのミレニアムとかいう連中のことについて。」

席に座るや否やはやてが早速質問を投げかけてくる。そこにインテグラが答える。

 

「その前に質問だ。こちらの世界で起こった第二次世界大戦は分かるか?それによってはそこから説明しなければならん。」

「それについては大丈夫です。私と高町一尉は地球出身、フェイト執務官も幼少期は地球で過ごしてますので知識としてはあります。」

「なら話は早い。簡単に言えば第二次世界大戦戦時下のドイツ軍残党だ。」

 

その言葉を聞いたなのは、フェイト、はやては驚愕の表情を浮かべる。

そのあとなのはが口を開く。

「ドイツ軍って、あのドイツ軍だよね?ヒトラーが率いてたナチス・ドイツの。」

 

「その認識で間違いない。話を続けるぞ。我らとミレニアムは過去に大きく分けて2度交戦している。1度目は1942年ワルシャワ。2度目は1995年ロンドン。ワルシャワに関しては奴らの人造吸血鬼の研究施設を完膚なきまでに破壊。作戦は成功した。だがそれだけでは終わらなかった。50年の歳月を超えて奴らはロンドンへと侵攻した。その際ロンドン市民370万人が犠牲となった。これがヘルシングとミレニアムの因縁だ。」

 

 

「だとしたら分からへんなぁ、なんでまたこっちの世界にわざわざインテグラさんたちを呼び寄せたか。そもそも地球にの技術自体あらへんのに。」

 

「母体の戦力との分断じゃないかな?それと次元移動に関しての可能性としては恐らくこちら側から転移するパターン。狙いは人造吸血鬼の製造技術。それなら説明が着くと思う。」

 

 

各々がそれぞれの見解をのベ合うところにロランはこう発言した。

 

「それなら分からないことが一つ。ミレニアム側からは人造吸血鬼の製造技術の提供。ならその対価です。あいつらも釣り合わない対価で動くほど馬鹿じゃない。」

 

「プロジェクトF………、可能性としてはおそらくこれが高いだろうね」

フェイトが俯きながらそう答える。

その様子を見たアーカードがこう発言する。

 

「その様子だとお前達とは深く関係しそうだな。差し支えなければ教えて欲しい。」

 

「………通称『プロジェクトF.A.T.E』人造魔導師計画と呼ばれるもので、クローンを使って後天的に強い魔力を持った魔導師を生み出そうとするものです。」

フェイトがそう言うとセラスはハッとした表情を浮かべる。その後ロラン達ヘルシング組の顔を見る。全員が渋い顔をしてその話を聞いていた。その後暫くの沈黙が流れる。それを打ち破るように言葉を発したのはインテグラだった。

 

「とりあえず大筋の話としてはこんな所だろう。おそらくこちらの組織がミレニアムに接触。時期的にはワルシャワでの作戦後からゼーレヴェ作戦までの間だろうな。自分達の持つクローン技術の供与を持ちかけ、代わりにミレニアムから人造吸血鬼の製造技術を欲し、そしてその交渉は成立した。そしてミレニアムはその時にこちらへと本拠を移したのだろうな。万が一33年前の事件が失敗した時のことを見据えて。まぁ今となってはあの時の少佐と今日現れた少佐、どちらか本物でクローンかなど分からんがな」

 

セラスが決意した表情で発言する。

「それじゃあ今度こそ止めないといけませんねこの連鎖。でないとあの時死んでいった人達に申し訳ないです。」

そう言い終えると誰かの腹の虫が盛大に声を上げた。

声の主の方へと全員が目を向けると顔を赤くしたロランが居た。

 

「すいません……、朝から何も食べてなくて……」

「ほんなら会議はこの辺にして食事にしましょうか。あんまり根を詰め過ぎてもええ事ありませんし。」

「そのようだな、では食事にしよう。それと八神部隊長、お開きにする前に一ついいか?」

「はい、何でしょうか?」

インテグラが真剣にはやての顔を見つめる。さっきまで微笑んでいたはやても表情を引き締める。

 

「ここを出撃する前に我らの目的は元の世界に帰ることと言っていたがあれを一時撤回する。」

「「「えっ!?」」」

なのは、フェイト、はやては素で驚いていた。しかしヘルシング組は眉一つ動かさなかった。

「現時刻を持って、大英帝国王立国教騎士団は時空管理局機動六課に協力し、憎きナチの亡霊ミレニアムを殲滅することを第一目標とする。諸君、異論はあるか?」

「ございません、マイマスター。」

「俺はお前の従者だ、どこまでもついて行くさ。」

「局長が行かれるならばお供いたします。」

セラス、アーカード、ロランの順で肯定の意を示した。

 

「分かりました。では明日臨時局員雇用の手はずを整えてきます。そのためアーカードさん、セラスさん、ロランさんは食事の後検査室まで来てもらえますか?ちょっと調べたいことがありまして。」

「了解しました。」

と言ったところで会議は終了し、全員で食堂へと向かう。

 

_______________________________

 

 

ところ変わって食堂。

頃合がいいのも相まって食堂はごった返していた。その中でも一際目立つテーブルが一つ。

テーブルの上には山盛りのパスタ。機動六課フォアード陣のテーブルである。

 

「それにしても今日のスクランブルって何だったんだろうね。」

「単に私たちじゃ役不足って判断されたんじゃない?一応まだフォアード内のコンビネーションも完全とは言えないし。というか物食べながら喋るなバカスバル。」

 

そう言ってスバルの頭に軽くツッコミを入れるティアナ。

その様子を苦笑いで見つめるエリオとキャロ。

 

「でも確かにおかしいですよね、出撃どころか現場待機ですらないなんて。」

「きゅくるー」

「ただの暴動なら武装隊か警邏隊だけで対処できたような………」

「なんや、気になるか?」

後ろから声をかけられる。振り返ると会議を終えて来たはやて達が食堂に到着していた。

その姿を見るなり四人は立ち上がり敬礼する。

 

「「「お疲れ様です八神部隊長!!!」」」

「そんな固くならんでええよ。で、今日のスクランブルについて気になるんやったら後で会議室まで来てみ。その代わりちょっと気分悪なるかもしれんから気ぃつけてな。」

 

その言葉を聞いて四人は顔を見合わせて目配せするとはやてに向き直る。

そこでティアナが口を開く。

 

「分かりました。では1時間後に会議室に伺います。」

「了解や。インテグラさん、状況説明とか諸々のことお願いしてもいいですか?」

「了解した。では、一時間後に先程の会議室でことの次第を話すとしよう。その前に名乗っておこう。私達は大英帝国王立国教騎士団、その局長を務めるインテグラだ。」

そう名乗ると俺たちの方に視線を向け、意図を察したアーカードが一番に口を開く。

 

「同じく大英帝国王立国教騎士団所属のアーカードだ。」

「同じくセラス・ヴィクトリアです。」

「同じく大英帝国王立国教騎士団捜査課所属のロラン・T・ブルックスです。」

 

「あなた方がそうでしたか。機動六課スターズ分隊所属、ティアナ・ランスター二等陸士です。」

「同じくスターズ分隊所属、スバル・ナカジマです。」

「改めまして機動六課ライトニング分隊所属、エリオ・モンディアル三等陸士です。」

「同じくライトニング分隊所属、キャロ・ル・ルシエ三等陸士です。」

 

自己紹介を互いに終えると談笑しながら食事に入る。気づけばあっという間に時間は過ぎ、現在の時刻は午後7時半となっていた。

その間に食事を終え、インテグラはフォアード陣への説明の為会議室へと向かっていった。

 

そういう俺たち3人はと言うと八神部隊長から連絡があった通り検査室まで来ていた。ノックすると優しそうな女性の声で返答が来たので中に入る。

そこにはCTスキャンに使用するような機械のセッティングを行う金髪ショートの女性がいた。

 

「あなた達がはやてちゃんの言ってた方達ね。私は機動六課の医務担当のシャマルと言います。」

「ご丁寧にどうも。自分は大英帝国王立国教騎士団捜査部のロランと言います。早速なんですが私たちはここで何をすれば?」

「あなた達を臨時局員として抱えるに当たってそれぞれの魔力量と適性を見ようと言うことになりまして。それでここのスキャナーで検査しようということになったんです。早速なんですがロランさんからやっていきましょうか、準備は整ってますんで。あと機会の中では目を瞑っててくださいね。」

そう言ってロランの手を引くシャマル。抵抗することなく機械の上に寝転がると台座が動きロランを飲み込む。30秒ほどすると再び台座が動きロランが出てくる。その一連の流れをセラスとアーカードも受け、検査は終了する。

 

「お疲れ様でした、検査の結果は私が精査して明日の朝お伝えします。今日のところはこれで終了です。今から寮の空き部屋までこの二人がご案内します。」

 

そう言うとシャマルの後ろの男女二人が敬礼してくる。

 

「機動六課ロングアーチ所属、タツヤ・シノノメ二等陸士です。」

「同じくロングアーチ所属、ミユキ・シノノメ三等陸士です。」

「部屋には必要最低限の日用品は揃えさせていただきましたので自由に使ってください。あと興味がありましたらフォアード達の朝練等の見学も自由にしてもらって構わないとはやてちゃんから聞いてます。じゃあ二人とも、案内宜しくね。」

 

タツヤとミユキはシャマルに了解の意を示すとロラン達を連れて検査室を後にした。残されたシャマルは自身のデバイス、クラールヴィントに送られてくる。

 

「さて、どんな結果にn………、嘘でしょ……!?

全員揃って魔力量オーバーSS、しかもアーカードさんに至ってはSSS?!おまけに全員変換基質持ち?!」

予想をはるかに超える計測値に頭の処理が追いつかず座っていた椅子に全体重を預けて天井を見上げる。

 

「これはとんでもない拾い物しちゃったわね…、戦力強化出来たことには変わりないけど。速攻でリミッター掛けないとほかの部隊から叩かれかねないわね……。ってそんなこと言ってる場合じゃなかった、早くはやてちゃんに報告しないと!」

 

そう言ってシャマルは資料を纏め、部隊長室へと急ぐのであった。




やっぱり自分の文才の無さに腹が立ちますね。

まぁそんな事は置いといて次回からロランたちをビシバシ鍛えていきますよー、お楽しみにー。
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