永夢side
家の地下にCRを発見した日から数日。
部員を集めるために、チラシを配ろうとして、校舎裏に来ている。
なぜかというと・・・・
こ「ふぇぇぇぇ♪」
この学校には白と茶色のアルパカがおり、今現在ことりちゃんがアルパカに夢中だからだ。
穂「ことりちゃん、最近毎日来てるよね?」
永「そうだね・・・・」
海「急にハマったみたいですね。」
穂「ねぇ、チラシ配りに行くよ〜?」
穂乃果ちゃんがことりちゃんに声をかけるが、
こ「後、ちょっと〜♪」
駄目だね。全然動こうとしないや。
穂「もう〜」
海「5人にして部として認めてもらわなければ、ちゃんとした部活はできないのですよ?」
こ「う〜ん。そうだねぇ〜」
永「海未ちゃん、これ絶対聞いてないよ。」
海「はぁ〜、困りましたね。」
穂乃果ちゃんがアルパカをみて、
穂「う〜ん。可愛いかな?」
と呟く。
その言葉に茶色の方のアルパカが反応し、唸る。
穂・海「「ひっ!?」」
ことりちゃんが穂乃果ちゃんに抗議する。
こ「え〜!?可愛いと思うけどな〜、首の辺りがフサフサしてるし〜♪」
穂・海「「う〜ん・・・・・?」」
やっぱり2人は納得できないみたいだ。
こ「はぁ〜、幸せ〜♪」
ことりちゃんはそう言いながら、アルパカの首を撫で回す。
穂「ことりちゃん、駄目だよ!!」
海「危ないですよ!!」
注意する2人。
こ「えぇ〜?大丈夫だよ〜・・・・・はぁう!!」
そういった瞬間、アルパカがことりちゃんの頰を舐める。
こ「うわぁぁぁぁぁ!!」
尻餅をつくことりちゃん。
穂「ことりちゃん!?」
海「あぁ!?どうすれば・・・・・そうだ!ここは一つ弓で・・・!」
永「駄目だよ海未ちゃん!?」
ここでまた茶色のアルパカが唸る。
それもさっきよりも大きく。
「ブルルルルルルルル!!」
穂「海未ちゃんが変なこと言うから!」
穂乃果ちゃんが海未ちゃんに文句を言う。
そこに、体操服を着た花陽ちゃんが来た。
そして、茶色のアルパカを優しく慰める。
穂「大丈夫?ことりちゃん。」
こ「うん。嫌われちゃったかな?」
花「平気です。ただ、楽しく遊んでただけだと思うから・・・・」
そう言って、アルパカの水を替える。
穂「アルパカ使いだね〜。」
花「あっ、私飼育委員なので・・・」
穂「ふ〜ん・・・・・あっ!ライブに来てた花陽ちゃん!!」
永「今気づいたの!?」
花「へ!?あっ、あの・・・その・・・・」
こ「駆けつけてくれた1年生の!」
永「ことりちゃんも!?」
まさか気づいていなかったとは・・・・・
すると、穂乃果ちゃんが花陽ちゃんの肩を掴み、
穂「ねぇ!」
花「は、はい!」
穂「アイドルやりませんか?」
こ「穂乃果ちゃん、いきなりすぎ・・・・」
ほんとにね。花陽ちゃん怯えちゃってるよ。
穂「君は光っている!大丈夫!悪いようにはしないから!」
永「それ悪者がいうセリフじゃない?」
穂「でも、少し位強引に行かないと・・・」
花「あ、あの、西木野さんが・・・」
花陽ちゃんが何かを言ったが、声が小さかったため聞き取れなかった。
穂「ごめんね。もう一回いい?」
花「に、西木野さんが、いいと思います。すごく、歌、上手なんです・・・・」
穂「そうだよね!私も大好きなんだ!あの娘の歌声!」
永「だったらスカウトしに行かないの?」
穂「行ったよ〜。そしたら『お断りします!』って断られちゃって。」
花「ご、ごめんなさい。私、余計なことを・・・」
穂「だ、大丈夫だよ!気にしないで!」
凛「かーよちーん!早くしないと授業遅れちゃうよー!」
声がした方を見ると、花陽ちゃんのお友達の星空凛ちゃんがいた。
花「今行くね。し、失礼します・・・」
そう言って、花陽ちゃんは凛ちゃんの方に去って行った。
永「僕達も教室に戻ろうか。」
そう言って、僕達も教室に戻って行った。
永夢side out
・・・・・・・・
◎side
凛「かーよちーん!決まった部活?今日までに決まるって、昨日言ってたよ?」
帰りの支度をしていた花陽に、凛が話しかける。
花「そ、そうだっけ?・・・明日決めようかな?」
凛「そろそろ決めないと、みんな始めてるよ?」
花「う、うん・・。」
花陽は狼狽える。
花「凛ちゃんは、どこに入るの?」
凛「凛は陸上部かな〜。」
花「陸上・・かぁ〜。」
そこで、凛は閃いたように花陽に質問する。
凛「もしかして〜、スクールアイドルに入ろうと思ってたり?」
花「え、ええぇぇぇ!?」
どうやら図星らしく、慌てる花陽。
花「そんなこと、ない・・・」
指先を合わせる花陽。
だが、凛は嘘だと気付き、
凛「ふ〜ん。やっぱりそうなんだ〜!」
花「そんな事・・・・」
凛「駄目だよ〜かよちん。嘘つく時、必ず指先合わせるから、すぐわかっちゃうよ〜!」
花陽の口を人差し指で塞ぎ、指摘する凛。
凛「凛も一緒に行ってあげるから、先輩のところに行こう!」
花「え、えぇぇぇ!?」
花陽の腕を引っ張り、連れて行こうとする凛。
花「あっ、ち、違うの!本当に・・・・・私じゃ、アイドルなんて・・・・」
凛「かよちんそんなに可愛いんだよ?絶対人気出るよ〜!」
そう返して、凛は連れて行こうとする。
花「待って、待って!」
花陽は凛を止める。
凛「う〜ん?」
花「あ、あのね。凛ちゃんに我儘言っても良い?」
凛「しょうがないな〜、なに?」
花「もしね?私が、アイドルやるって言ったら・・・一緒にやってくれる?」
凛「うん?凛が?」
花「うん・・・」
凛「無理無理無理無理!凛はアイドルなんて似合わないよ〜。ほら、女の子っぽくないし、髪もこんなに短いんだよ?」
花「そんな・・・凛ちゃんは可愛いよ!」
凛「そんな事無いよ!ほら、昔も・・・」
昔の事を思い出す二人。
<回想中>
花「うわぁ〜!すごい似合ってるよ!可愛いよ凛ちゃん!!」
凛「えへへ//そうかな?」
花「うん!!」
二人が小学生の時。
この日、凛は珍しくスカートを履いてきていた。
花陽はそんな凛をみて、可愛いと褒めていた。
そんな時、二人の後ろからクラスメートらしき男子が数人きた。
「あっ!?スカート履いてる!」
「いつもはズボンなのに!」
「スカート持ってたんだー!!」
スカートを履いた凛をからかう男子達。
凛「や、やっぱり・・・着替えてくるね?」
そう言って凛は家に帰って行った。
花「凛ちゃん・・・」
<回想終了>
凛「アイドルなんて・・・凛には絶対無理だよ・・・」
凛は頭を掻きながらそう言う。
それを見た花陽は、
花「凛ちゃん・・・・」
としか言えなかった。
◎side out
・・・・・・・・・
飛彩side
俺がこの学校に入学してから数日。
俺は学校の廊下を一人で歩いていた。
・・・・・別に友達がいないわけでは無いぞ。
少なくとも永夢さん達スクールアイドルのグループや、真姫とは仲良くしている。
廊下を歩いていると、前に辺りを見回している少女を見つける。
確か、あの子は同じクラスの・・・・・
飛「おい。」
花「は、はい!!・・・・あ、あなたは確か・・・」
飛「鏡飛彩だ。お前は確か、小泉花陽だったか?」
花「は、はい。そうです。」
飛「そうか。こんなところで何をしている?」
花「あ、あの・・・これ・・・」
そう言って手に持っている物を見せてくる。
飛「これは・・・・真姫の・・・」
それは真姫の生徒手帳だった。
花「この場所に、落ちてて・・・」
真姫のやつ、生徒手帳を落としたのか。
ここにはμ’sのチラシやポスターがあった。
まさか、真姫は・・・・・いや、今は生徒手帳の方が先だ。
飛「小泉。悪いが、今からこれを真姫のところに届けないか?」
花「え!?」
飛「都合が悪いんなら、良いんだが・・・」
花「い、いや・・大丈夫だけど・・・」
飛「そうか、なら頼む。」
花「う、うん・・・」
よし、なんとかなったな。
学校に来て分かったが、真姫は普段一人でいる。
真姫に聞いても、
真『別にいらない!!』
って言われたしな。
だが、さすがに高校生で友達がいないというのはどうかと思う。
これを切っ掛けに真姫にも友達が増えると良いんだが。
飛「よし。それなら行くぞ。」
花「え?行くって、どこへ?」
飛「何を言っている?真姫の家に決まっているだろう。」
花「え、ええぇぇぇぇ!?」
俺の言葉に驚く小泉。
・・・そんなに驚くことか?
・・・・・・・・・・・・・・・
学校を出て数分。
俺達は今真姫の家の前にいる。
花「ふぇ〜・・・大きい!」
小泉は家の大きさに驚いている。
確かに真姫の家は大きい。
今でこそ慣れたが、俺も初めて来たときはその大きさに驚愕した。
飛「ここが真姫の家だ。」
花「へ〜。鏡君、迷わずついたよね?よく来るの?」
飛「来るも何も、俺はこの家に居候しているからな。」
花「えっ?」
飛「俺には生みの親の記憶がなくてな。最近まで独り身だったんだが、真姫の父親と会って、ここに居候する事になった。」
花「ご、ごめんね・・・いやなこと、思い出させちゃって・・・」
飛「謝る必要はない。もう吹っ切れたからな。気にするな。」
花「そ、そう?」
俺はインターホンを鳴らす。
すると、すぐに若い女性の声がする。
『は〜い。』
飛「ただいま帰って来ました、小姫さん。それと・・・」
花「同じクラスの小泉花陽だす・・・」
『あら飛彩君。お帰りなさい。』
インターホンが切れると門が開く。
俺達は中に入る。
飛「ほら、入るぞ。」
花「お、お邪魔しま〜す・・・」
俺達は家の中に入る。
「いらっしゃい。」
出迎えてくれた女性は美姫さん。真姫の母親だ。
「ささ、入って入って。」
小姫さんは俺達を中に誘導する。
花「トロフィーとか沢山あるね・・・」
飛「全て真姫のらしい。」
花「え!?そうなの!?」
飛「詳しい事は知らないがな。」
そう答えながら、リビングのソファーに座る。
すると、小姫さんが紅茶を淹れてくれる。
飛「ありがとうございます。小姫さん。」
花「す、すみません・・・」
「いいのいいの♪でもよかったわ。あの子、高校に入ってから全然友達連れてこないから、心配してたのよ。」
そう小姫さんが言ってると、真姫が帰って来た。
真「ただいま〜。」
「あら、おかえり〜。真姫。」
真「ママ、誰か来てるの?・・って・・・」
飛「遅かったな、真姫。」
花「こ、こんにちは・・・」
真姫は驚いた顔でこちらを見ている。
「真姫の紅茶淹れて来るわね。」
そう言って小姫さんはリビングに向かう。
真「何の用?」
飛「真姫、彼女はお前の落し物を拾ってくれたんだ。ちゃんとお礼をしろ。」
真「落し物?」
花「これ、落ちてたから。西木野さんの、だよね?」
小泉が生徒手帳を渡すと、真姫は驚いた顔をした。
真「どうしてあなたが持ってるの?」
花「ご、ごめんなさい・・・」
真「どうして謝るのよ。あ、ありがとう・・・」
俺は二人の会話を黙って聞いている。
花「μ’sのチラシ、見てたよね?」
真「うぇ!?ひ、人違いじゃないの?」
花「でも、手帳もそこに落ちてたし・・・。それ、μ’sのチラシだよね?」
真「ち、違っ、これは・・・!」
不意をつかれたのか、真姫は突然立ち上がり、机に足をぶつけ、座っていたスファーごと後ろに倒れる。
飛「はぁ。大丈夫か?真姫。」
俺は真姫に手を差し出す。
真「あ、ありがとう、飛彩。」
真姫は素直に手を取る。
花「ぷっ、・・・・・くすくす・・・」
すると、笑い声が聞こえて来た。
声の方を見ると、小泉が笑っていた。
真「も、もう!笑わないで!!」
花「ご、ごめんね。・・・・くすくす・・・」
真「むぅ〜・・・」
みた感じ、二人の距離が縮まったように感じる。
まぁ、よしとしよう。
しばらく立ち、小泉の笑いが止まったところで話出す。
真「私がスクールアイドルに?」
花「うん、私、いつも放課後音楽室に行ってたんだ。西木野さんの歌が聴きたくて。」
真「私の歌?」
花「うん、ずっと聞いていたいくらい、好きで、だから・・・」
真「そう・・・。でもね、私、大学は医学部って決まっているの。」
花「そうなんだ・・・」
真「だから、私の音楽は終わっているの・・」
そう言った真姫の顔には少し寂しさが見える。
確かに、真姫の家は大きな病院を経営している。
だから、一人娘である真姫が継ぐのは道理だが・・・・
真「それより、あなた・・・アイドルやりたいんでしょ?」
真姫は自分の話題を打ち切り、小泉の話に移す。
花「ふぇ?」
真「この間のライブ、夢中で見てたじゃない。」
花「えっ?西木野さんもいたの?」
真「うぇ!?い、いや、私はたまたま通りかかっただけで・・・」
たまたま通りかかる場所じゃないんだがな、講堂の場所は・・・
真「まぁ、いいわ。・・・あなた、やりたいんならやればいいじゃない。そしたら、少しは応援してあげるから。」
花「西木野さん・・・」
飛「真姫の言う通りだ。やりたいならやった方がいい。俺も応援してやる。」
花「鏡君も・・・ありがとう。」
小泉は俺にもお礼を言って来た。
飛彩side out
・・・・・・・・・・・
◎side
花「みんな、色々あるんだな〜。」
真姫の家からの帰り道、花陽は考える。
真姫の事情を知り、自分がどうしたいのか。
だが、考えても答えは出ず、思いふけっている時、目の前に老舗の和菓子屋『穂むら』を見つける。
花「お母さんにお土産でも買っていこうかな・・・」
花陽はお店の中に入る。
穂「あっ、いらっしゃいませ〜!」
レジの所には割烹着を着た穂乃果がいた。
花「先輩?」
・・・・・・・・・・・・
あの後花陽は穂乃果に連れられ、家の中専用の出入り口に移動する。
花「お邪魔します・・・」
穂「私、店番があるから、先に私の部屋に行って待ってて。」
穂乃果はそう言い、二階を指差す。
花陽は二階に上がるが、穂乃果の部屋が分からず、慌てる。
花「えっと・・・」
迷った花陽は覚悟を決め、一番近くを扉を開ける。
そこには・・・・・
雪「ふっにににににに!!こ、これくらいになれば・・・!!」
裸の上にバスタオル一枚の雪穂がいた。
さらに言うと、顔にパックをつけ、胸を寄せている。
花「・・・・・・・・・」
花陽はしばらく呆然とし、無言で扉を閉める。
そして、もう一つの部屋が穂乃果の部屋だと思い、その扉を開ける。
中には・・・・・・
海「ららららら〜ん♪・・・・じゃあ〜ん!!ありがと〜う♪」
歌い、アイドルのポーズをとっていた海未がいた。
花「・・・・・・・・」
再び扉を閉める花陽。
花「ど、どうしよう・・・?」
予想外の二つの光景の狼狽える花陽。
その時、二つの扉が同時に開き、鬼のような形相で海未と雪穂が出てくる。
花「ひぃぃぃぃぃ!!」
そして、二人は同時に、
海・雪「「見ました・・・・・・?」」
と聞いてくる。
花陽は腰を抜かし、その場に座り込む。
花「あわわわわわわ・・・・」
・・・・・・・・・・・・・
花「ご、ごめんなさい・・・」
穂「ううん。こっちこそごめんね?」
永「大丈夫だった?花陽ちゃん。」
あの後、穂乃果の家にやって来て二階に上がった永夢があの場面に遭遇し、海未と雪穂を落ち着かせた。
なんとか二人を落ち着かせたタイミングで店番を終わらせた穂乃果が上がってきて穂乃果の部屋に入り、今に至ると言うわけだ。
穂「それにしても、海未ちゃんがポーズの練習をしていたなんてね〜♪」
海「穂乃果が店番でいなくなるのが悪いんです!!」
永「いやいや、穂乃果ちゃんのせいにしちゃ駄目だよ、海未ちゃん。」
海未の文句に永夢が正論で返す。
花「あ、あの・・・!?」
こ「お邪魔しま〜す♪」
花陽が何かを言おうとした時にことりが部屋に入ってくる。
花「あ、お邪魔してます・・・」
こ「え!?もしかして本当にスクールアイドルに!?」
永「落ち着いてことりちゃん。」
穂「たまたまお店に来てくれたから、ご馳走しようと思って・・・。穂むら名物の穂むら饅頭、略して『穂むまん』。美味しいよ?」
穂乃果は花陽に店の名物である穂むまんを差し出す。
こ「あっ、穂乃果ちゃん。パソコン持って来たよ。」
穂「ありがとう!肝心な時に壊れちゃうんだ〜。」
ことりがパソコンを出し置こうとすると、花陽が机の上の物をどかす。
こ「あ、ごめん・・・。」
花「い、いえ・・・」
海「それで、ありましたか?動画は・・・」
こ「まだ確かめてないけど、多分ここに・・・」
穂「あった!」
永「本当にあったんだ・・・」
海「どこですか?」
四人はパソコンの画面を覗き込む。
そこには、μ’sのファーストライブの動画が写っていた。
花陽は邪魔にならないように後ろから観る。
こ「誰がとってくれたのかな?」
海「すごい再生数ですね!」
穂「こんなに見てもらったんだ〜。あ、ここのところ綺麗にいったよね!」
穂乃果達は動画をみて感想を言っていく。
それを他所に、花陽は夢中で観ている。
それに永夢が気づく。
永「ごめんね、花陽ちゃん。そこじゃあ見辛いよね?」
声をかけるが、花陽は返事をしない。
その様子に四人は顔を見合わせ頷く。
海「小泉さん。」
花「は、はい!!」
海未が声をかけ、花陽は現実に意識を戻す。
穂「スクールアイドル、本気でやってみない?」
穂乃果が再び花陽を勧誘する。
しかし、その勧誘に対し花陽は、
花「嬉しいですけど、私アイドルに向いてないし・・・」
それを聞いた海未達は、
海「それを言うなら私は人前に立つ事が苦手です。とてもアイドルに向いてるなんて思いません。」
こ「ことりも歌忘れちゃうところもあるし、運動も苦手だし・・・」
穂「穂乃果もすごいおっちょこちょいだよ!!」
永「なんで穂乃果ちゃんは自慢気なの・・・?」
それぞれフォローを入れる。
永「花陽ちゃん。」
永夢が花陽に話かける。
永「彼女達がプロのアイドルだったら、きっと失格だろう。だけど、これはスクールアイドル。それだったら、自分がやりたいって気持ちがあれば誰でもできる。そう思わない?」
永夢がそう言う。
永「大事なのは、できるかどうかじゃない。やりたいと思う気持ちだよ?」
穂「だからほんのすこしでもやりたいって気持ちがあるなら、やってみようよ!!」
穂乃果がもう一度誘う。
海「最も、練習は厳しいですが。」
永「海未ちゃん・・それ今言う?」
海「おや、失礼。」
永夢の言葉を聞いた花陽の心中は、少しだがやりたいという気持ちが高まった。