ラブライブ〜9人の女神と戦うDr.ライダー達〜   作:蛇廻

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第12話 ブレイブ レベルアップ

◎side

 

放課後。

 

学校の中庭にあるベンチには花陽が座っている。

 

なにやら落ち込んでいる様子だ。

 

花「はぁ〜」

 

理由としては、先ほどの英語の授業。

 

先生に当てられ、教科書を読んだのだが、声を大きくした所で噛んでしまったのだ。

 

花(やっぱり・・・・私にアイドルなんて・・・)

 

そんな花陽のところに真姫と飛彩が近く。

 

真「何してるの?」

 

話しかける真姫。

 

その声に花陽は顔を上げる。

 

花「西木野さん・・・それに鏡君も・・・」

 

飛「さっきの授業でのことでか?」

 

飛彩の言葉に花陽は一瞬体を震わせる。

 

飛「あれぐらい、誰にだってあるだろう。気にする必要はない。」

 

真「あなた、声は綺麗なんだから。後はちゃんと大きな声を出す練習をすればいいだけでしょ?」

 

花「でも・・・」

 

真姫の言葉に花陽は自信なさげに返す。

 

真「ふぅ・・・・・あーあーあーあーあーあー。」

 

すると、突然真姫が声は出し始めた。

 

真「はい。やって?」

 

花「えっ、あ、はい。・・・・あーあーあーあーあー・・・」

 

真「もっと大きく。はい立って。」

 

花「はい・・・・あーあーあーあーあー。」

 

真「あーあーあーあーあーあーあー。」

 

花陽を立ち上がらせ、真姫自身の立つ。

 

真「じゃあ一緒に。」

 

真・花「「「あーあーあーあーあーあーあーあー。」」

 

花「あっ・・・」

 

飛「出せたじゃないか。大きい声が。」

 

花陽は自身が大きい声を出せた事に気づく。

 

真「ね?気持ちいいでしょ?」

 

真姫が笑ってそう言う。

 

花「うん!」

 

するとそこに、

 

凛「おーい、かーよちーん!」

 

花陽を呼びながら凛がやってくる。

 

凛「あれっ?西木野さんに鏡君?どうしてここに?」

 

花「励ましてもらったんだ。」

 

真「わ、私は別に・・・//」

 

凛「それより、今日こそ先輩達のところに行って、アイドルになりますって言わなきゃ!!」

 

そう言って花陽の手の引っ張る凛。

 

花「う、うん・・」

 

真「そんな急かさない方がいいわ。もう少し自信をつけてからでも・・・」

 

凛「なんで西木野さんが凛とかよちんの話に入ってくるの!?」

 

真姫が止めようとするが、凛は敵意剥き出しで返してくる。

 

だが、真姫は怯まずに、

 

真「別に、歌うならそっちの方がいいって言ってるだけ!!」

 

と返す。

 

凛「かよちんはいつも迷ってばかりだから、ぱって決めてあげた方がいいの!!」

 

真「そう?昨日話した感じじゃそうは思わなかったけど?」

 

だんだん二人の言い合いが発展していく。

 

凛「むっ!!」

 

花「あ、あの・・・喧嘩は・・・」

 

花陽が止めようとするが、全く効果がない。

 

凛「むむむむっ!!」

 

真「んーーーー!!」

 

それを見ていた飛彩も止めようと声をかける。

 

飛「おい、喧嘩は「「飛彩(鏡君)は黙ってて!!」」・・・・」

 

が、二人の気迫に何も言えなくなる。

 

凛「かよちん行こう!!先輩達帰っちゃうよ!!」

 

凛は花陽を引っ張って行こうとする。

 

花「えっ!?でも・・・」

 

真「待って!!」

 

そんな凛を再び真姫が反対の手を引っ張って止める。

 

真「どうしても行くって言うなら、私が連れて行くわ!!音楽に関しては、私の方がアドバイスできるし、μ’sの曲は私が作ったんだから!!」

 

花「えっ!?そうなの!?」

 

真「あっ!?・・・・いや・・えっと・・・」

 

自ら墓穴を掘った真姫。

 

そんな真姫を飛彩は呆れた顔がみる。

 

真「!!・・・と、とにかく、行くわよ!!」

 

そう言って花陽を連れて行こうとする真姫。

 

真姫とは反対の手を掴んで、凛は花陽を照れて行こうとする。

 

凛「待って!!連れて行くなら凛が!!」

 

真「私が!!」

 

凛「凛が!!」

 

二人は自分が連れていくと言い合いをしている。

 

肝心の花陽の意見を聞かずに。

 

そんな花陽は二人にズルズルと引っ張られて行く。

 

花「ダレカタスケテー!!」

 

その様子を見ていた飛彩は・・・・

 

飛「やれやれ、俺も行くか。」

 

3人について行くことにした。

 

◎side out

 

・・・・・・・・・・

 

永夢side 

 

僕達が屋上で練習をしていると、突然ドアが開き、中から真姫ちゃんと凛ちゃん、二人に両腕を掴まれた花陽ちゃん、その後ろから飛彩君の四人がやってきた。

 

穂「つまり、メンバーに入るってこと?」

 

話を聞くと、どうやら花陽ちゃんをμ’sに入れるためにきたようだ。

 

・・・・・花陽ちゃんは全然喋ってないけど。

 

凛「はい!かよちんは昔からずっとアイドルになりたいって思ってたんです!!」

 

真「そんな事はどうでもよくて!!この子、結構歌唱力があるんです!!」

 

凛「どうでもいいってどういう事!?」

 

真「言葉通りの意味よ!!」

 

永「ふ、二人とも、落ち着い「「黙っててください!!」」・・・・はい・・・・」

 

二人を落ちかせようと声をかけたが怒鳴られた・・・

 

飛彩君の方を見ると同情してるような顔でこっちを見ていた。

 

・・・君もか。

 

花「わ、私はまだなんというか・・・」

 

どうやら花陽ちゃんはまだ決心できてないようだ。

 

凛「もう!!いつまでうじうじしてるの!?絶対やった方がいいよ!!」

 

真「それについては賛成!!やりたいと思っているなら、やった方がいいわ!!」

 

花「で、でも・・・」

 

真「さっきも言ったでしょ!?声に出すなんて簡単な事だって!あなたならできるわ!」

 

凛「凛、知ってるよ!?かよちんはずーっと昔からアイドルになりたい」って思っている事!!」

 

花「凛ちゃん・・・西木野さん・・・」

 

凛ちゃんと真姫ちゃんが花陽ちゃんに激励の言葉をかける。

 

凛「大丈夫!!凛はずっとかよちんの事、応援するから!」

 

真「言ったでしょ?少しくらい応援してあげるって。」

 

二人はそう言って花陽ちゃんを解放する。

 

花「あ、あの・・・私、小泉・・・」

 

 

 

 

 

 

ーーーーートンッ・・・。

 

 

 

下も向いてモジモジしていた花陽ちゃんの背中を凛ちゃんと真姫ちゃんが優しく押す。

 

花「・・・・・っ!私!小泉花陽と言います!一年生で背も低くて声も小さくて人見知りで得意な事もなくて・・・・。でも!アイドルへの想いは誰にも負けないつもりです!だから、私を・・・・・μ’sに入れてください!!」

 

花陽ちゃんは想いを言い切った。

 

穂「こちらこそ!!」

 

そんな花陽ちゃんに、代表として穂乃果ちゃんが歩み寄り手を差し出した。

 

花陽ちゃんは穂乃果ちゃんの手を握る。

 

凛「ぐすっ・・・・・・よかったね、かよちん・・」

 

真「全く、人騒がせな人ね・・・。」

 

そう言う二人の目は涙で潤んでいた。

 

凛「あっ、西木野さんも泣いてるー!!」

 

真「泣いてなんかないわよ!」

 

涙目で否定する真姫ちゃん。

 

二人とも花陽ちゃんの事を思っていたんだね・・・。

 

その時、ことりちゃんが

 

こ「それで、二人は?」

 

と、凛ちゃんと真姫ちゃんに聞く。

 

凛・真「「えっ?」」

 

海「まだまだ、メンバーは募集中ですよ?」

 

ことりちゃんに続き、海未ちゃんも二人に声をかける。

 

凛「凛は、その・・・・・髪も短いし・・・・女の子っぽくないし・・・」

 

真「私も、別にアイドルなんて・・・」

 

二人は断ろうとする。

 

だが、

 

飛「二人共。」

 

そんな二人に飛彩君が声をかける。

 

飛「お前達は本当にやりたくないのか?違うだろ?実際はやりたいと思っている。小泉は前に進んだ。今度はお前達が前に進む番だ。」

 

先ほど花陽ちゃんに激励の声をかけた二人に、今度は飛彩君が激励の言葉をかける。

 

見ると、凛ちゃんはその言葉を聞いたためか、決心した顔になっている。

 

凛ちゃんの方は大丈夫そうだ。

 

だが、真姫ちゃんの方は・・・・

 

真「飛彩だったら知っているでしょ?私の音楽はもう終わってるって・・」

 

飛「それはお前が諦めているだけだろ?お前が言ってたじゃないか。やりたいと思っているならやった方がいいって。」

 

真「そうだとしても・・・・もう、私は音楽は・・・・!」

 

真姫ちゃんが何かを言おうとしたその瞬間、真姫ちゃんは突然うずくまる。

 

飛「!真姫!?」

 

永「真姫ちゃん大丈夫!?」

 

僕と飛彩君が急いで声をかける。

 

真「う・・・うぅぅ・・・」

 

だが、真姫ちゃんは返事ができず、代わりに苦しそうな声が聞こえ、同時に体にはノイズのような物が見え始める。

 

永「!こ、これって!」

 

次第に真姫ちゃんの体はオレンジ色の粒子に包まれ、巨大化していく。

 

永「バグスターウイルス!!」

 

飛「こ、これが・・・!?」

 

真姫ちゃんの体は完全に包まれ、巨大なバグスターユニオンへと変わる。

 

海「これ、あの時の・・・!」

 

穂「えっ、えっ!?」

 

こ「な、なにこれ?」

 

凛「西木野さんが・・・」

 

花「きょ、巨大化した・・・!?」

 

海未ちゃんは前に見たことあるが、初めてのメンバーは何が起こっているかわからず慌てる。

 

急いでバグスターを切り離さないと・・・!

 

永夢side out

 

 

◎side

 

永「飛彩君、ドライバーはある?」

 

飛「はい。ガシャットと一緒にここに。」

 

永「よし。ならすぐにオペを開始しよう。海未ちゃん!みんなをお願い。」

 

海「わ、わかりました!!」

 

永夢は海未にみんなのことを頼み、永夢と飛彩君はお互いのゲーマドライバーとガシャットを取り出し腰にまく。

 

そしてガシャットのボタンを押す。

 

『MICHTY ACTION X!!』

 

『TADDLE QUEST!!』

 

永「患者の運命は、俺が変える!!」

 

永夢と飛彩はいつもと同じ動きをする。

 

永・飛「「変身!」」

 

『ガシャット!!』

 

『レッツゲーム!メッチャゲーム!ムッチャゲーム!ワッチャネーム?I`m a 仮面ライダー!!』

 

永夢は前の、飛彩は左側のパネルを押し、エグゼイド・レベル1とブレイブレベル1になる。

 

エ「ノーコンティニューでクリアしてやるぜ!」

 

ブ「これより、バグスター切除手術を開始する。」

 

『stage select』

 

永夢が横のホルダーのスイッチを押し、場所を変える。

 

その場所は教会だった。

 

『ガシャコンブレイカー』

 

エ「いくぜいくぜ!」

 

エグゼイドはガシャコンブレイカー・ハンマーモードを装備してバグスターユニオンに攻撃を加えていく。

 

ブ「メス。・・・・・・!」

 

ブレイブも武器を装備しようとするが、前回をゲンムとの戦いの際に剣が折れてしまっている。

 

そのため、実質ブレイブは武器なしのような状況だ。

 

ブ「くそっ!」

 

ブレイブは剣の柄を捨て、バグスターユニオンに蹴りで攻撃していく。

 

エグゼイドもガシャコンブレイカーだけじゃなく、ブレイブと同じように蹴りでも攻撃していく。

 

バグスターユニオンの攻撃をエグゼイドは側転でよけ、ブレイブは左手に持っている盾で防御する。

 

エ「これで、終わりだ!!」

 

エグゼイドがバグスターユニオンの頭部にガシャコンブレイカーを叩き込む。

 

バグスターユニオンはその攻撃に耐えきれず、感染者と分離する。

 

それと同時に感染者である真姫が落ちてくる。

 

ブ「真姫!」

 

ブレイブが落ちてくる真姫をキャッチし、安否を確かめる。

 

エ「ブレイブ!まだ終わってないぞ!!」

 

ブ「!!」

 

エグゼイドの言葉にブレイブは前を向く。

 

そこには真姫から分離したバグスターウイルスが形を作っていってた。

 

オレンジ色の頭部をした大量のバグスターウイルスと、白い体に杖を持ったバグスター、アランブラバグスターが現れた。

 

「我はタドルクエストのバグスター、アランブラ!」

 

ブ「お前が真姫に感染しているバグスターか・・・」

 

エ「待てブレイブ。」

 

ブ「?」

 

エ「お前は今武器を持っていない。だが、あれが見えるか?」

 

エグゼイドが指をさした方には大量のバグスター、その後ろには剣が刺してあった。

 

エ「あれは伝説の剣。ファンタジーRPGゲームの王道とも言える武器だ。お前はあれを手に入れろ。その間、俺が奴らの相手をする!」

 

そういってエグゼイドはドライバーのレバーを開く。

 

エ「大変身!!」

 

『ガッチャ〜ン』

 

『レベルアップ!』

 

『マイティジャンプ!マイティキック!マイティマイティアクションX!!』

 

『ジャッキーン』

 

エグゼイドはレベル2にレベルアップし、ガシャコンブレイカーのAボタンを押して剣モードにする。

 

ブレイブも両腕を前に立てる。

 

ブ「術式レベル2。」

 

そしてブレイブもレバーを開く。

 

『ガチャ〜ン』

 

『レベルアップ!』

 

『タ〜ドルメグル タドルメグル タドルクエスト』

 

ブレイブもレベル2にレベルアップする。

 

それは水色と黒の体を持つ、騎士のような姿だった。

 

胸にはエグゼイドと同じ、ライダーゲージがある。

 

エグゼイドがバグスターウイルスを攻撃し、注意を引いていく中、ブレイブはまっすぐ剣のところに走っていく。

 

それに気づいたバグスターウイルスがブレイブの邪魔をしようとするが、それに気づいたエグゼイドが近くの宝箱を開け、高速化のエナジーアイテムを使う。

 

『高速化!』

 

エ「はっ、はっ、おりゃ!」

 

エグゼイドはブレイブに向かっていくバグスターウイルスを高速で斬りつけていく。

 

バグスターウイルスはエグゼイドの攻撃で徐々にその数を減らしていく。

 

そうこうしている内に、ブレイブは剣のところに辿り着き、剣を引き抜く。

 

ブ「はあぁぁぁぁ・・・はっ!!」

 

すると、剣は徐々にヒビが入っていき、砕けて真の姿を見せる。

 

『ガシャコンソード』

 

ガシャコンソード・炎モード。

 

エグゼイドが使うガシャコンブレイカーと同じようにABボタンがあり、ブレイブと同じ水色のコントロールパネル、炎のような形をした刃が存在する。

 

エ「あれが伝説の剣、ガシャコンソードか!」

 

ブ「ふっ、はあぁぁぁぁ!!」

 

ブレイブはガシャコンソードでバグスターウイルスを斬りつけていく。

 

切られたバグスターウイルスは徐々に燃えていき、やがて燃え尽きる。

 

先ほどまでのエグゼイドの攻撃によって数が少なくなっていたバグスターウイルスはブレイブの攻撃でいなくなり、残りはアランブラだけとなった。

 

「ば、バカな・・・我が僕どもが・・・」

 

エ「あとはお前だけだぜ、アランブラ!」

 

ブ「貴様を倒し、真姫を救う!」

 

「くっ、ならば我が魔法を喰らえ!トマーレ!」

 

エ・ブ「「!?」」

 

アランブラが持っている杖、アランブラスタッフを突き出し、呪文を唱えるとエグゼイドとブレイブの動きが止まる。

 

エ「う、動けねぇ・・」

 

ブ「どうやってる・・・」

 

「ふっ、ふっ、ふっ・・・・次の魔法も喰らえ!モエール!!」

 

エ・ブ「「ぐわぁぁぁ!!」」

 

再びアランブラが呪文を唱える。

 

今度はエグゼイドとブレイブのところに爆発が起こる。

 

ブ「くっ・・負けてられるか!!」

 

ブレイブは近くにあるエナジーアイテム、透明化を使い、アランブラにバレないように近く。

 

『透明化!』

 

ブ「はっ!!」

 

「ぐわぁっ!!」

 

ブレイブがガシャコンソードでアランブラを切りつける。

 

そしてガシャコンソードのBボタンを押し、炎剣モードから氷剣モードにする。

 

氷剣モードは先ほどの炎剣モードと違い、刃は氷のような形になっている。

 

ブ「ふっ、はっ!!」

 

「ぐはぁぁぁぁ!!」

 

ブレイブが攻撃していくとアランブラの体が一瞬体が凍り、すぐに砕ける。

 

ブ「はぁぁぁ・・・・はぁっ!!」

 

今度はガシャコンソードを地面に突き刺すと、地面を伝ってアランブラが全身凍っていく。

 

ブ「これで終わりだ。」

 

完全に凍ったことを確認すると、ブレイブはドライバーからガシャットを取り、ガシャコンソードのガシャットスロットに挿入する。

 

『ガシャット!!』

 

『キメワザ!!』

 

ブレイブはガシャコンソードを構える。

 

『TADOLU CRITICAL FINISH!!』

 

ブ「はあぁぁぁぁ・・・・・・はぁぁ!!」

 

ブレイブは駆け出し、凍っているアランブラにすれ違いざま斬り、すぐに振り返って再び斬りつける。

 

そして何度も斬りつけ、凍っているアランブラは手も足も出ず、とうとう爆発する。

 

『会心の一発!!』

 

『ゲームクリア!!』

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

無事にバグスターを倒し変身を解除した後、ゲームスコープで確認して真姫に感染しているバグスターウイルスがなくなっている事を確かめる。

 

真姫が救えた事に安堵する永夢と飛彩だったが、すぐに穂乃果達の質問攻めにあう。

 

穂「あれって何!?」

 

こ「二人とも変身?したよね!?」

 

凛「説明するにゃー!?」

 

花「どういう事!?」

 

あまりの勢いに狼狽える二人。

 

だが、海未はすでに知っていたため、今は眠っている真姫を診ている。

 

穂「どうして海未ちゃんはそんなに落ち着いているの!?」

 

そんな海未にも穂乃果が質問する。

 

海「なぜって言われましても・・・私はすでに聞いていましたので・・・」

 

穂「うそ!?いつ!?」

 

海「初めて永夢と会った時ですね。」

 

こ「それって結構前じゃ・・・?」

 

真「う、うぅ〜ん・・」

 

海未が穂乃果の質問に答えていると、真姫が目覚める。

 

飛「!真姫!」

 

真「ひ、飛彩・・?」

 

永「容態はどう?真姫ちゃん。」

 

真「宝生先輩・・・。」

 

永「今から君の身に何があったか説明する。それはみんなの質問の答えでもあるよ。」

 

そう言って永夢は過去に海未にした説明と同じ事を説明する。

 

永「・・・・・っていう事なんだ。」

 

真「つまり、私にはそのバグスターウイルスというのが感染していて、ゲーム病が発症したけど、飛彩と宝生先輩が戦って助けてくれた・・・・という感じですか?」

 

飛「まぁ、だいたいそんな感じだ。」

 

こ「そんな病気があったなんて・・・」

 

花「は、初めて知りました・・・」

 

穂「えっ、えぇっと・・・?」

 

凛「ゲーム病・・・?バグスター・・・・?」

 

真姫、ことり、花陽は理解できたみたいだが、穂乃果と凛は理解できなかったみたいだ。

 

永「簡単にいうと、悪いウイルスをやっつけるために、僕達が変身して戦っているって事。」

 

そんな二人を見て、永夢が簡単に説明する。

 

穂「なるほど!」

 

凛「それならわかるにゃ〜!」

 

永(大丈夫かな?この子達。)

 

永夢はやっと理解できた二人の事を心配する。

 

永「とにかく、今日は家に帰って安静にして?飛彩君、後はよろしくね?」

 

飛「その前に、真姫。さっき説明した通り、バグスターウイルスは感染者がストレスを感じた時に発症する。真姫に発症した時、その時お前は自分の音楽は終わっていると言ってアイドルにやる事を断ろうとしていた。その話をしていたときに発症したという事は・・・・真姫、お前はアイドルをやりたいだろう?」

 

真「っ!?」

 

飛「自分の気持ちに正直になれ真姫!お前は一人じゃない、俺もついてる!小泉や、星空だっている!さぁ、真姫・・・」

 

真「・・・・・」

 

飛「お前はどうしたいんだ!?」

 

真「!!」

 

飛彩の激励の言葉に真姫は自分の気持ちを考える。

 

そして、想いを口にする。

 

真「私は・・・・やりたい・・!音楽を続けたい・・・!」

 

そんな真姫に穂乃果が近づき、花陽の時と同じように手を差し出す。

 

穂「だったらやろうよ!私達と!!」

 

穂乃果は笑顔で真姫に声をかける。

 

真姫も同じように笑顔でその手を握る。

 

永「飛彩君。」

 

飛「?」

 

永「あそこまで真姫ちゃんに言ってたんだ。当然・・・君も入るよね?」

 

飛「はい。当然です!」

 

永「これからもよろしくね!」

 

飛「こちらこそ!」

 

 

・・・・・・・・・・

 

翌日。

 

凛と真姫、飛彩の3人は神田明神に来ていた。

 

凛「うぅ・・。朝練ってこんなに朝早くからやんなきゃいけないの・・・・?」

 

真「当たり前でしょ?しっかりしなさいよ。」

 

そうこう話してる内に境内の入り口に着く。

 

中にはすでに花陽が到着してストレッチをしていた。

 

凛「あっ、かよちん!おはよう!!」

 

凛が花陽に挨拶する。

 

その声に反応し、花陽は凛達の方を向く。

 

花「凛ちゃん、西木野さん、鏡君。おはよう。」

 

花陽はいつもの眼鏡を外し、コンタクトレンズをしていた。

 

それを見た凛と真姫は驚きの表情をしていた。

 

凛「かよちん・・・・眼鏡、外したの・・・?」

 

花「うん。コンタクトにしてみたんだけど・・・変かな?」

 

凛「ううん!すっごい似合ってるにゃ!!」

 

真「そうね、いいんじゃないかしら。」

 

飛「あぁ。俺も二人と同意見だ。」

 

花「ありがとう、凛ちゃん、西木野さん、鏡君。」

 

真「ねぇ、眼鏡を取ったついでに、私の事、名前で呼んでよ。私もあなたたちの事・・・・名前で呼ぶから、凛、花陽。」

 

それを聞いた花陽は

 

花「うん!よろしくね、真姫ちゃん!」

 

と返事した。

 

凛「真ー姫ちゃん!真姫ちゃん真姫ちゃん真姫ちゃん!!」

 

凛は何を思ったか、真姫に名前を連呼する。

 

凛「真姫ちゃん真姫ちゃん!!」

 

そして真姫に近づき、頰をスリスリする。

 

真「う、うるさい!!」

 

真姫は恥ずかしがっているが、満更でもないような顔をしている。

 

その後、永夢や穂乃果達二年生組が到着し、練習が開始された。

 

こうして、μ’sは8人になった。

 

 

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