今回は戦闘があります!
それではお楽しみ下さい!
永夢side
さて、勉強会が始まったわけなのだが・・・
凛「うぅ〜・・・これが毎日続くのかにゃ〜・・」
真「当たり前でしょ!」
まだそんなに時間が経ってないにも関わらず、すでに根を上げている凛ちゃん。
すると、いきなり窓の方を指差し、
凛「あ〜!白いご飯にゃ〜!」
花「えぇ!どこ、どこ!?」
飛「おい、小泉・・・」
凛ちゃんの馬鹿らしい行動にまんまと引っかかる花陽ちゃん。
真「私がそんな手に引っかかると思う?」
まぁ、真姫ちゃんに効かないから、全く意味は無いけどね。
ただ、花陽ちゃんは未だに探してるけど・・・
一方穂乃果ちゃんはと言うと、数学の教科書とにらみ合っていた。
穂「ことりちゃん・・・・貴利矢君・・・・・」
こ「なぁに?後、一問よ。頑張って!」
貴「どうした?穂乃果。」
穂「おやすみ〜・・・・・」
こ「あっ!穂乃果ちゃん!穂乃果ちゃ〜ん!」
貴「・・・・・俺も寝させてもらうわ。じゃ、あとよろしく〜・・・」
こ「あっ!貴利矢君まで〜!!」
穂乃果ちゃんは寝たふりをし、それと同時に貴利矢さんも寝始めた。(おそらく本気で)
海「はぁ・・・・全く。ことり。永夢。私は弓道部の方に行かなくてはいけないので、後はお願いします。」
こ「うん!分かった!穂乃果ちゃん起きて〜」
永「ほら、貴利矢さんも起きてください!再開しますよ!」
貴「はぁ〜・・・仕方ねぇ〜な〜・・・」
僕が貴利矢さんを起こしてから、にこさんの方を見る。
希「じゃあ、この問題は?」
に「えっと〜・・・・に、にっこにっこに〜?」
大「はぁ・・・東條、やれ」
希「OK!覚悟!」
に「や、やめて希!それはダメ〜!」
永「はぁ・・・・」
この状況に、僕はため息をつくしかなくなった。
・・・・・・・・
あれから時間が少し経ち、僕は一足先に帰る事にした。
校門に向かうと、そこには海未ちゃんが立っていた。
おそらく部活が終了したのだろうけど、どうしたのだろう?
永「海未ちゃん?どうしたの?」
海「あっ、永夢」
僕が声をかけると、海未ちゃんも一回僕の方を見て、再び先ほどまで見ていた方向に顔を向けた。
永「?」
気になった僕も同じ所を見ると、そこには金髪の中学生が門に寄りかかって音楽プレイヤーを手にして口ずさんでいた。
しかもその曲はμ’sのファーストライブの曲、『START:DASH』だった。
少女が持っている音楽プレイヤーの画面には動画が写っていたのだが、その動画にはネットにアップされて無い所が写っていた。
海「サイトに上がって無い所まで・・・」
海未ちゃんも気づいたのか、プレイヤーを覗き込んでいる。
それにより少女の方も気づいたのか、一瞬「うわぁ!」と驚いたが、すぐに
「あ!貴方達はμ’sの園田海未さんと、マネージャーの宝生永夢さんですよね!」
そう聞いてきた。
海未ちゃんはいきなりで驚いたのか、
海「え!?い、いえ、人違いです!」
そう言ってしまった。
少女の方は見るからに悲しそうに落ち込んだ。
永「海未ちゃん、いくら驚いたからって、嘘をついちゃダメだよ。」
海「は、はい・・・すいません。私が園田海未です・・・。」
「ですよね!」
海未ちゃんの訂正の言葉を聞いた瞬間、一気に元気になる少女。
海「い、いえ・・・それよりも、その映像・・・」
「はい!ライブの映像です!亜里沙は行けなかったんですけど、お姉ちゃんが撮影してきてくれて!」
永「お姉ちゃん?」
「はい!」
少女、亜里沙ちゃんは元気に答える。
ちょうどその時、亜里沙ちゃんを呼ぶ声がした。
「亜里沙〜!」
「あ!お姉ちゃん!」
亜里沙ちゃんもその声に反応し、手を振った。
絵「貴方達・・・」
海「生徒会長・・・」
そこには生徒会長がいた。
永夢side out
・・・・・・・
◎side
永夢達は場所を移動して公園に来ていた。
絵里は妹の亜里沙にお金を渡し、飲み物を買いに行かせた。
亜「お待たせしました!」
しばらくして亜里沙が缶を手に戻って来て、一人一人に渡していく。
永「ありがとう」
海「ありがとうございます」
缶を受け取った永夢と海未はその缶を見て驚愕する。
永「・・・おでん?」
亜里沙が持って来た缶には『おでん』と書かれていた。
絵「ごめんなさい。向こうの暮らしが長かったから、まだ日本に慣れてない部分があって」
海「向こう?」
絵「えぇ、祖母がロシア人なの。亜里沙、これは飲み物じゃないの」
亜「えっ?・・・・ハラショー」
そこにいたのは普段の厳しい生徒会長としてではなく、一人の姉としての絵里がいた。
再び亜里沙に飲み物を買いに行かせてから、絵里が口を開く。
絵「それにしても、貴方達に見つかってしまうなんてね」
海「前から穂乃果達と話してたんです。誰が撮影して、ネットにアップしてくれたんだろうって。でも、生徒会長だったなんて・・。あれがなければ、私達は今こうしてなかったと思います。あの動画があったから、見てくれた人も増えたし、だから・・・・」
絵「やめて」
海「えっ?」
絵「別に貴方達の為にやった訳じゃないから。むしろ逆。貴方達のダンスや歌が、いかに人を惹きつけられないか、活動を続けても意味が無いか、知ってもらおうと思って。だから、今のこの状況は想定外。なくなるどころか、人数が増えるなんて」
絵里は海未達に厳しい話をする。
絵「とても人に見せられるようなものになっているとは思えない。そんな状態で学校の名前を背負って欲しく無いの。だからこれ以上邪魔はしないで。話はそれだけ」
絵里はベンチを立ち、その場から離れようとする。
海未が何かを言おうとベンチから立ち上がったその時、
「キャァァァァァァァ!!」
「「「!?」」」
公園内から叫び声が聞こえた。
それと同時に、永夢のカバンの中にあるゲームスコープが鳴り始める。
永「まさか、バグスター!?」
永夢は急いで声がした方に走り出す。
海「あっ、え、永夢!」
絵「ちょっと、貴方達!」
海未が永夢を追いかけ、絵里も一緒に追いかける。
永夢達が走った先にはすでに発症していて銃のような形をしたバグスターユニオンと、腰が抜けて動けないのか、座り込んでいる亜里沙がいた。
絵「亜里沙!!」
永「危ない!」
バグスターユニオンは動けないでいる亜里沙を見つけると、そのまま攻撃しようとする。
永夢がゲーマドライバーを取り出すが、到底間に合いそうに無い。
バグスターユニオンの攻撃はそのまま無慈悲に放たれ・・・・・亜里沙に直撃する前に飛んできた何かとぶつかった。
永夢はその間に亜里沙を救出する。
海「い、一体何が・・・・」
亜里沙を救出した後、永夢はバグスターユニオンと衝突したものが飛んで来た方向を見た。
そこには、エグゼイド達のレベル1と同じボディ、右目は隠され、頭には『STG』の文字が書かれている紺色の仮面ライダーがいた。
永「新しい、仮面ライダー?」
その仮面ライダーはゲーマドライバーに挿入しているガシャットを抜き、変身を解除する。
永「!!大我さん!?」
海「彼が・・・仮面ライダー・・・?」
変身を解除したことにより変身者の素顔が見えた。
そこにいたのは、永夢達の先輩でもある花家大我だった。
永「た、大我さんが仮面ライダー!?」
絵「大我!!」
大「よっ、大丈夫か?お前ら」
永「大我さん、仮面ライダーだったんですか!?初めて知ったんですけど!?」
大「そりゃ、言ってないからな」
永夢の驚愕の声に大我は当たりまえに事を返す。
大「とにかく、今は話してる暇はない。さっさと終わらせるぞ」
そう言うと、大我は持っているガシャットを銃を構えるように持ち、前に向ける。
そして、引き金を引くようにガシャットのスイッチを押す。
『BANGBANGSHOOTING』
持ち手部分を指に引っ掛け、ガシャットを回転させながら手前側に持ってくる。
大「変身!」
そのまま回転させながらガシャットを腰に装着しているゲーマドライバーに挿入する。
『ガシャット!』
『レッツゲーム!メッチャゲーム!ムッチャゲーム!ワッチャネーム!?I'm a 仮面ライダー!』
出てきたパネルに内、前に出てきたパネルを手を銃の形にして押す。
そこにいたのは、先ほどバグスターユニオンを攻撃したライダーがいた。
仮面ライダースナイプ・レベル1
ス「ミッション開始!」
『ガシャコンマグナム!』
スナイプは銃に形をした武器、ガシャコンマグナム・ハンドガンモードを装備してバグスターユニオンに攻撃を開始した。
永「あっ、ぼ、僕も!」
『MICHTY ACTION X』
永「変身!」
『I'm a 仮面ライダー!』
『ガシャコンブレイカー!』
永夢もエグゼイドに変身してガシャコンブレイカー・ハンマーモードを装備して攻撃に参加する。
エ「おりゃ!」
ス「ふっ、はっ!」
エグゼイドはハンマーで叩き、スナイプはハンドガンで銃撃していく。
だが、バグスターユニオンもただ攻撃されるだけではなく暴れまくる。
エ「うぉ!」
上にいたエグゼイドはバグスターユニオンが暴れまわった事により振り落とされる。
地上にいたスナイプはその場から少し離れ、ジャンプする。
すると、スナイプ自身が巨大な銃弾になり、バグスターユニオンに直撃して貫通する。
その瞬間、バグスターユニオンは爆発する。
エ「おいおい、今の攻撃ありかよ・・・」
ス「ちゃんとした攻撃なんだ、ありだろ。それよりも・・・」
スナイプが見る方向には、爆発したバグスターウイルスが形を作り始めていた。
「ふっふっふっふ・・・我が名はリボル!貴様らライダーを倒し、自分は完全な存在になる!」
そこには、全身が手榴弾などの重火器で構成されたような姿をしているバグスター、リボルバグスターがいた。
「さぁ行け!我が部下達よ!」
リボルがそう言うと、周りに戦闘服を着てライフルなどの重火器を持ったバグスターウイルスが出現した。
エ「そう簡単に負けてたまるか!大変身!」
『ガッチャ〜ン』
『レベルアップ!』
『マイティアクションX!』
エ「ノーコンティニューで、クリアしてやるぜ!」
ス「ふっ、第弐戦術」
『ガッチャ〜ン』
『レベルアップ!』
『ババンバン!バンババン!バンバンシューティング!』
エグゼイドと同じように、スナイプもレベルアップする。
レベル1とは違い、エグゼイドやブレイブと同じような等身大の姿で、蛍光イエローのローブを装備している。
仮面ライダースナイプ・レベル2
ス「ミッション、再開!」
エグゼイド、スナイプはそれぞれの武器のAボタンを押して、変形させる。
『ジャッキ〜ン!』
『ズッキュ〜ン!』
ガシャコンブレイカーはブレードモードに、ガシャコンマグナムはライフルモードに変わる。
ス「ふっ!」
スナイプは敵が密集している場所をよく狙い、そこ目掛けて狙撃する。
銃弾は敵一体に当たるが、その着弾時に強烈な爆風が発生し、その周辺にいた敵も吹き飛ばした。
エ「ふっ、はっ、おりゃ!」
エグゼイドの方は敵に近づいていき、ブレードで切り裂いていく。
「まずはエグゼイドを狙え!狙撃!」
リボルの命令でバグスターウイルス達は一斉にエグゼイドに向かって狙撃するが、エグゼイドはすぐに近くにあったブロックを壊し、出てきたエナジーアイテムを使用する。
『鋼鉄化!』
鋼鉄化の能力により、エグゼイドの体は鋼鉄のように硬くなり、全くダメージが通らなくなる。
ス「油断大敵だな」
エグゼイドに気を取られていたリボル達バグスターはスナイプが狙っている事に気づかず、Bボタンを押されたフルチャージショットが直撃する。
「ぐわぁぁぁ!!」
その攻撃により、リボル以外のバグスターウイルスは爆発し、残ったのはリボルのみとなった。
エ「へへっ、そろそろFinishと行こうか!」
『ガッシュ〜ン』
『ガッシャット!』
『キメワザ!』
エ「はぁぁぁ・・・・はっ!」
エグゼイドは高く飛び上がり、リボル目掛けてブレードを振り落とす。
『 MICHTY! CRITICAL STRIKE!』
エ「おりゃーー!」
「がぁぁぁぁ!」
エグゼイドの攻撃を受け後方に大きく吹き飛ぶリボル。
そして、そのリボルを狙う人物がもう一人・・・・。
『ガッシャット!』
『キメワザ!』
だんだんとエネルギーが充填されていく。
リボルは自身の能力、ステルス能力でその場から立ち去ろうとする。
が、スナイプの目は誤魔化せない。
『BANGBANG! CRITICAL FINISH!』
ス「ハッ!」
スナイプは必殺技は放つ。
それは、見事に透明になっていたリボルに直撃する。
「そ、そんな・・・バカなーーーーーー!!」
リボルは断末魔を上げ、爆発した。
『Game Clear!』
◎side out
・・・・・・・・
永夢side
リボルを無事に倒した後、大我さんは生徒会長達と一緒に帰っていった。
見た感じ生徒会長は事情を知っているみたいだったし、多分大我さんが話したんだろう。
帰り際、亜里沙ちゃんは僕達に近づき、こう言って行った。
亜「あの、亜里沙、μ’s、海未さん達のこと、応援してます!」
持っていたおしるこを渡してから、生徒会長達の後に着いて行った。
・・・・おしるこ?
永夢side out
・・・・・・・・・
大我side
リボルを撃破した後、俺は公園を後にした。
大「なんでお前もついてきてるんだよ」
俺の隣には絵里が歩いていた。
絵「別にいいじゃない。どうせマンションは同じなんだし」
確かに俺の家は絵里と同じマンションにある。
絵「それに・・・」
大「?」
絵里が言葉を濁す。
それに気になって、俺は絵里の方を見る。
絵「色々と心配なのよ、大我が。この間のように、一人で無茶しそうで・・・」
大「・・・・・」
絵里の言葉に、俺は何も言えなかった。
俺はこの間、一人であるバグスター、グラファイトと戦った。
だが、結果は惨敗。
俺は戦いに負け、気絶してしまった。
次に俺が目を覚ました時には、見知らぬ家にいた。
周りを見渡すと、絵里の姿が確認できた。
そこで絵里の話を聞き、俺は初めてあの戦いを絵里が見ていた事を知った。
当然絵里は俺に質問をした。かなりの量のな。
だから、仕方がなく俺は事情を説明した。
絵里が言ってるのは、俺がまたグラファイトと戦った時のように無茶をすると思っているのだろう。
大「ふっ・・・安心しろ、できる限りは無茶しねぇからな」
絵「できる限りじゃなくて、やめなさい」
大「そいつはなんとも言えねぇな」
俺が苦笑しながら返事すると、後ろから亜里沙が来た。
亜「言っちゃった・・・」
絵「えっ?」
亜「亜里沙ね、来年音ノ木坂入学したら・・・」
絵「うん?」
亜「ううん、なんでもない」
亜里沙は何かを言いかけていたが、すぐに話すのやめ、持っていたおでん缶を開けた。
亜「ハラショー・・」
中を覗き込んで驚いたのか、最近よく耳にするようになったロシア語を言った。
絵「何?」
亜「おでんは飲み物じゃないの?」
絵「そうね、食べ物よ」
亜「カレーは飲み物なのに?」
ちょっと待て。
一体誰だ変な知識入れたのは。
大「カレーも飲み物じゃなくて、れっきとした食べ物だよ」
亜「でも、言ってたよ。テレビで」
絵「ほんと?」
大「カレーを飲み物だと言うのはごく一部の人だけだよ」
俺達は他愛もない話をしながら、帰路についた。
大我side out
・・・・・・・・・
永夢side
生徒会長がどうしてあそこまで言えるのか。
僕達は気になり、一番生徒会長の事の知っている可能性のある人物、副会長に話を聞きに行くことにした。
着いたのはとあるハンバーガー店。
貴利矢さんに電話したら、場所を移動して勉強しているらしい。
それがこのハンバーガー店だと。
中は広く、探すが大変だと思ったが、意外に近くにいてすぐに見つかった。
に「にっこにっこにー♪」
希「次ふざけたら、ワシワシMAXやって言ったはずやん!」
に「待って!違う!ふざけてるんじゃなくて、こうすると答えが思いつくの!」
希「本当に?」
に「そ、そうなの!キャラチェンジすると脳が活性化すると言うか・・・。にこで〜す♪よ〜し、今日はこの問題を解いちゃおうかな〜♪えーと、これにこれを代入して〜・・・」
そこで、机に突っ伏すにこさん。
希「・・・して?」
に「えーと、えーと・・・・にこ、分かんないよ〜!」
次の瞬間・・・
に「ひっ!」
副会長が胸をワシワシし始めた。
希「お仕置きやね♪」
に「ひっ!や、やぁぁぁぁぁ!!」
・・・・何してるんだ?この人達は。
そこで、こっちの存在に気づいたのか、顔を上げる二人。
海「聞きたい事があります」
海未ちゃんの雰囲気から何かを読み取ったのか、副会長はすぐに席を立ち上がる。
希「それじゃあ、今日はこれくらいにしよっか」
にこさんに声をかけてから、僕達の方に来る。
希「場所、変えようか」
そう言って歩き出す副会長。
僕達も黙って着いて行く事にした。
・・・・・・・・
希「そんな事があったんやね」
神田明神に場所を移して、公園内の出来事を話した。
当然、バグスターの事は伏せてだが。
永「ごめんなさい。急で・・・」
希「ええんよ、別に。それよりもエリチの事なったね」
海「はい・・」
希「口で説明するより、これを見てもらった方が早いかな?」
副会長はそう言って、巫女服の袖口からミュージックプレーヤーを取り出す。
その中の動画ファイルの一つを選んで、僕達に見せてくる。
そこには、一人の小柄な金髪の少女がバレエの衣装を着て、縦横無尽に踊っていた。
彼女が生徒会長だと理解するのに、そこまで時間はかからなかった。
希「・・・・これで分かったやろ?」
海「はい・・・・」
海未ちゃんは相当ショックを受けたみたいだ。
永「副会長、今日はありがとうございました。海未ちゃん、帰ろう」
海「はい・・・」
やっぱり、相当堪えてるな・・・。
今まで基本一人でダンスを考えていた海未ちゃんにはキツイか・・・・。
永「それじゃあ、今日はこれで・・・」
希「うん、また明日ね」
そして、僕らはそれぞれ帰路についた。
・・・・・・・・
永「ねぇ、ことりちゃん・・・・」
こ「なぁに?永夢君」
永「あの3人はどこ行ったの?」
翌日の部室にて。
今日も続けて勉強会なのだが、いつまでたっても穂乃果ちゃん、凛ちゃん、にこさんの3人が来ない。
貴「逃げたな、こりゃ」
飛「はぁ・・・」
その時、部室のドアが開き、穂乃果ちゃんと凛ちゃん、にこさん、副会長と海未ちゃんが入って来た。
先に入ってきた3人は何やら疲れ切った顔をしていた。
副会長の肌はなんかツヤツヤしてるし・・・。
これは何があったか聞かないでおこう・・・・。
・・・・・・
希「今日のノルマはこれね♪」
そう言って、どこから取り出したのか大量の課題を机の上に置いた。
その際、ドスン!!という音が鳴った。
・・・・・多くない?
穂・凛・に「「「・・・・鬼・・」」」
それを見た3人は露骨に嫌そうな顔をして、ジト目で副会長を見る。
すると、副会長は手をワシワシと動かしながら
希「あれぇ?まだワシワシ足りてない子がおる?」
そう聞いてきた。
穂・凛・に「「「まっさか〜!」」」
同時に言う。
息ぴったりだね・・・。
その時、海未ちゃんが突然立ち上がり、
海「ことり、永夢、貴利矢・・・。穂乃果の勉強をお願いします・・・」
こ「へ・・・・?うん・・・」
貴「あ、あぁ・・・」
そう言って部室を出て行く。
やけに思い詰めた顔をしてたけど、おそらく昨日の事だろう。
貴「永夢、海未のやつ、どうかしたのか?」
貴利矢さんが僕に聞いてくる。
永「・・・・さぁ?とりあえず、僕達はやるべき事をやろう」
だいたいの予想はつくが、ここで話たらいつまでたっても勉強が進まなそうだから、一旦ごまかす事にした。
僕の言葉で、それぞれが勉強に取り掛かる。
周りを見ると、副会長もいなくなっていた。
おそらく、海未ちゃんを追って行ったのだろう。
だったら、海未ちゃんは副会長に任せよう。
僕はそう考え、勉強に取り掛かった。
・・・・・・
しばらくすると、部室のドアが勢いよく開き、海未ちゃんが入ってくる。
その顔は、どこか吹っ切れたような顔だった。
海「穂乃果!!」
穂「・・・・海未ちゃん?」
先ほどよりも、疲れ切った顔をした穂乃果ちゃんが弱々しく答える。
そんな穂乃果ちゃんに構わず、指を差し、
海「今日から、穂乃果の家に泊まり込みます!!」
そう宣言した。
穂乃果ちゃんは当然驚く。
穂「えっ!?」
海「勉強です!!」
穂「鬼ぃ〜・・・・」
穂乃果は涙目になっているが、それに構っている暇はない。
永「頑張って、穂乃果ちゃん!」
とりあえず応援だけでもしとこう。
・・・・・・・
それから数日。
今日は全ての試験結果が返ってくる日。
今の所、全員セーフ。
後は、穂乃果ちゃんの結果だけとなった。
そう思っていると、穂乃果ちゃんが入ってくる。
真「どうだった?」
海「今日で、全教科が帰ってきましたよね?」
花「・・・・!」
こ「穂乃果ちゃん!」
それぞれが穂乃果ちゃんに声をかける。
凛「凛はセーフだったよ!」
に「あんた!私達の努力を水の泡にするんじゃないでしょうね!?」
最後にみんなで
『どうなの!?』
と声を合わせて聞く。
穂乃果ちゃんは鞄から試験用紙を出しながら言う。
穂「う・・・うん・・・。もうちょっと良い点だと良かったんだけど・・・、じゃーーーーん!!」
試験用紙を見せながら、笑う。
書かれていた点数は53点。
つまり、赤点ギリギリセーフだった。
それを見た全員が喜ぶ。
永「これで、無事にラブライブにエントリーができますね」
貴「いやー、ここまで長かったな」
飛「それはともかく、早く出ますよ」
貴「おっと、そうだった」
僕らマネージャー組は急いで部室から出る。
なぜかって?
みんなが着替えるからだよ。
すると、思ったよりも早く出てきた。
穂「よ〜し、今日から練習だー!!」
花「ラ・・・ラブライブ!!」
真「まだ早いわよ。目指せると決まっただけよ」
そう言いながら、理事長室まで走って行く。
赤点回避の報告のためだ。
しかし、着いた瞬間、
絵「そんな!説明してください!」
そんな慌ててる生徒会長の声が聞こえてきた。
気になって中を覗くと、
「ごめんなさい、でもこれは決定事項なの。音ノ木坂学院は、来年度より生徒募集をやめ、廃校とします」
理事長が廃校宣言をしていた。
『宝生永夢のガシャット紹介コーナー』
永「今日のガシャットはこれ!」
『BANGBANGSHOOTING』
永「バンバンシューティングはガンシューティングのゲーム。ゲームの内容は隊長を倒さない限り、敵兵を倒してもパワーアップして蘇生する超ハードゲームだ!このゲームのデータが入ったガシャット、『バンバンシューティングガシャット』をゲーマドライバーに挿入すると、大我さんが変身するライダー、仮面ライダースナイプに変身できるんだ!」