永side
飛彩君達が買い出しから帰って来て、テーブルの上にはカレーライスとサラダ、さらにドレッシングがたくさん置かれている。
だけど、何故か花陽ちゃんのはカレーとご飯が別々に装われていた。
絵「なんで花陽だけお茶碗にご飯なの?」
花「気にしないでください」
貴「いやいや、気になるだろ・・・・」
貴利矢さんの言う通り、気にするなという方が無理だ。
穂「それじゃあ、みんな手を合わせてー!」
穂乃果ちゃんの号令に、みんなが従って手を合わせる。
『いただきまーす!』
全員で声を揃えて食べ始める。
穂「美味しい!」
大「・・・・確かに」
貴「にこって料理上手かったんだな。正直予想外だわ」
に「ふふふ、当たり前よ!」
確かに、美味しい。
作ったにこさんは当たり前かのようにドヤ顔する。
こ「あれ?でもお昼に料理した事なんてないって言ってなかったけ?」
永「え?」
ことりちゃんがそんな事を言い出し、それを聞いた瞬間、にこさんは冷や汗を流しはじめた。
飛「そうなのか?」
真「確かに言ってたわよ」
どうやら真姫ちゃんも聞いていたらしい。
すると、いきなりにこさんは持っていたスプーンを膝下まで下ろし、両手で握る。
に「にこ、こんな重いの持てな〜い」
大「はっ?」
貴「何言ってんだ?」
にこさんの言動に、全員が呆れた顔をする。
まぁ、当たり前だよね。
に「うるさいわね!これからのアイドルは料理の1つや2つ作れないと生き残れないのよ!」
穂「開き直った!?」
とまぁ、こんな事があったがそのまま食べ終わり、穂乃果ちゃんはすぐにソファに横になる。
それを見た海未ちゃんが、
海「太りますよ」
と言って、穂乃果ちゃんはすぐに
穂「お母さんみたいな事言わないでよ〜」
文句を垂れる。
凛「よーし」
すると、いきなり凛ちゃんが立ち上がる。
凛「じゃあ、花火をするにゃ〜!」
花「その前に、ご飯の後片付けしなきゃ駄目だよ」
花陽ちゃんがそういうが、ことりちゃんが挙手する。
こ「それなら私がやっとくから、行って来ていいよ」
永「駄目だよ、そんなの」
絵「そうよ、そういう不公平は良くないわ。皆も自分の食器は自分で片付けて」
海「それに、花火よりも練習です」
海未ちゃんが予想外のことを言い始める。
に「うぇ・・・これから?」
海「当たり前です。昼間あんなに遊んでしまったのですから」
こ「でも・・・・そんな空気じゃないっていうか・・・。特に穂乃果ちゃんはもう・・・」
ことりちゃんのその言葉に、全員が穂乃果ちゃんを見る。
ちょうどその時、穂乃果ちゃんが寝返りを打つ。
穂「雪穂〜、お茶〜」
海「家ですか!?」
穂乃果ちゃんの寝言?に海未ちゃんがツッコむ。
その間に、真姫ちゃんは自分の食器を持って立ち上がる。
真「じゃあ、これを片付けたら私は寝るわね」
凛「え?真姫ちゃんも一緒にやろうよ、花火」
海「いえ、練習があります」
永「本当にやるつもりなの?」
凛「そうにゃ。今日は皆で花火やろう?」
海「そういうわけにはいきません」
凛「かよちんはどう思う?」
凛ちゃんは花陽ちゃんに意見を求める。
花「わ、私は・・お風呂に・・」
に「第3の意見出してどうするのよ」
にこさんが指摘する。
どうするのか考えていると、希さんが第4の意見を出す。
希「じゃあ、今日は皆寝ようか。皆疲れてるでしょ?練習は明日の早朝。それで、花火は明日の夜することにして」
凛「そっか、それでもいいにゃ」
海「確かに、練習もそちらの方が効率がいいかもしれません」
どうやら海未ちゃんも凛ちゃんも納得したらしい。
希「じゃあ、決定やね」
・・・・・・・・
先のμ’s組がお風呂に入り、その間にマネージャー組が食器を洗って片付け、皆が出てきたら入れ替わりで入る。
出てくると、リビングには13枚の布団が敷かれていて、穂乃果ちゃんと凛ちゃんが転がっていた。
貴「これはどういう事?」
こ「今日は皆で寝ようって事になったんだ〜」
ことりちゃんが説明してくれた。
既に13枚敷かれている以上、断る事もできないな。
それぞれ寝る場所を決め、布団に入る。
貴「んじゃ、電気消すぞー」
貴利矢さんが声をかけてから電気を消す。
普段のベットとは違い、布団もなかなか心地よい。
偶にはこういうのもいいなと思っていたが、だんだん周りが騒がしくなってきた。
何だろうと目を開けた瞬間、目の前を四角い何かが過ぎった。
永「・・・・え?」
穂「えーい!」
貴「ぼはぁ!」
凛「そ〜りゃ!」
どうやら枕投げをしていたらしく、僕と海未ちゃん、大我さんと飛彩君以外の全員が参加していた。
こんな夜に皆元気だね・・・。
だけど、この枕投げが最悪の事態を招いた。
海「ふぐっ!?」
「「「「「「あっ!?」」」」」」
誰かが投げた2つの枕が寝ていた海未ちゃんの顔にヒットした。
海未ちゃんは顔に乗っている枕を掴み、ゆっくりと立ち上がる。
海「・・・・何事ですか・・?」
貴「あー・・・・、これってもしかしてやばいんじゃね?」
穂「もしかしなくてまずいよ!」
海未ちゃんの様子を見て貴利矢さんは危機を感じ、穂乃果ちゃんが肯定する。
次の瞬間には貴利矢さんは布団に入って寝始めていた。
・・・あいからわず寝るまでが早い・・・。
こ「えぇっと・・・・」
ことりちゃんが戸惑いながらも説明しようとする。
真「ち、違っ・・・狙って当てたわけじゃ・・・!」
穂「そうだよ!そんなつもりは全然・・・・」
どうやら当てたのは真姫ちゃんと穂乃果ちゃんだったらしく、言い訳を始める。
海「明日、朝から練習するって言いましたよね・・・?」
こ「う・・・・・うん・・・」
ことりちゃんが声を震わせながら返事をする。
海「それをこんな夜遅くに・・・ふふ・・・・ふふふふふ・・」
海未ちゃんが壊れたように笑い出す。
穂「あわわわ・・・。ど、どうしよう!?」
こ「海未ちゃん、寝てる時に邪魔されると、すごく機嫌が・・!?」
ことりちゃんがそう言った瞬間、僕の目の前を枕が物凄いスピードで横切った。
次の瞬間、
に「ぶはぁ!!」
その枕がにこさんの顔面にヒットした。
凛「に、にこちゃん!?・・・駄目にゃ・・もう手遅れにゃ!」
花「ちょ、超音速枕・・・」
絵「ハラショー・・・」
どうやらあの枕は海未ちゃんが放ったらしい。
海「ぐっふふふ・・・覚悟はできてますね?」
こ「どうしよう、穂乃果ちゃん!?」
穂「貴利矢君、何か考えは・・・・って寝てる!?」
貴「zzz」
自分の身に危険が迫ってるとわかった瞬間、一瞬で寝始めていた貴利矢さん。
穂乃果ちゃんは今気づいたみたいだね。
穂「くっ!生き残りには戦うしか・・・あう!」
穂乃果ちゃんが戦う決心をして枕を構えたが、次の瞬間には枕が顔面ヒットする。
絵「ごめん海未・・・むぐぅぅ!」
絵里さんも投げようとしたがその前に枕がヒット。
海未ちゃんは次の標的を定め、花陽ちゃんと凛ちゃんに迫っていく。
花「凛ちゃん・・・」
凛「かよちん・・・」
花・凛「「ダレカタスケテー!!」」
流石に不味いと思い立ち上がろうとした瞬間・・・
大「バン」
海「ぐっ!?・・・ぬぅ」
いつ起きたのか、大我さんが投げた枕が海未ちゃんに当たり、そのまま熟睡した。
大「ったく、お前らこんな夜中にまで何をしてんだ?」
花・凛「「大我君!」」
希「はぁ〜・・・助かったでー大我君!」
大「それで?一体誰が始めたんだ?」
大我さんが聞いてくる。
あいにく始まった時は僕はまだ寝ていたから知らない。
凛「最初は真姫ちゃんにゃ!」
真「ち、違うわよ!あれは希が・・」
希「うちは何もしとらんよ〜?」
真「あんたねぇ・・」
希「えい♪」
希さんが再び真姫ちゃんに枕を投げる。
真「って何するの希!」
希「自然に呼べるようになったやん、名前」
真「え・・・あ・・」
自分が希さんの事を名前で呼んでいる事に気づく真姫ちゃん。
僕も今気づいたが、凄く自然に言えていた。
真「べ、別に頼んでなんかいないわよ!」
真姫ちゃんは顔を赤くしながら枕を投げ、布団に入って行った。
大「希も随分荒っぽい方法を使ったな」
希「ま、結果オーライかな」
永「被害が凄いですけどね・・・」
希「あれ?永夢君起きてたん?」
永「だいぶ前に起きましたよ・・・」
まさか気づいてなかったとは・・・・。
大「とにかく、今日はさっさと寝るぞ」
そう言って、大我さんは電気を消した。
・・・・・
翌朝、目が覚めると真姫ちゃんと希さんの姿がなかった。
外を見ると、二人の姿がある。
何をしているのか考えていると、だんだんと皆が起き始める。
砂浜に行くと、二人は何か話していた。
穂「おーい!真姫ちゃーん!希ちゃーん!」
穂乃果ちゃんが呼ぶと二人とも振り返る。
そして、μ’sメンバーが横一列に並び、その後ろに僕達マネージャーが並ぶ。
μ’sメンバーは手を繋ぎあっている。
穂「よーし!ラブライブ目指して頑張るぞー!!」
「「「「「「「「「「「「おぉー!!」」」」」」」」」」」」
『宝生永夢のガシャット紹介コーナー』
永「今日のガシャットはこれ!」
『ジェットコンバット』
永「このゲームは主人公が戦闘機を操って戦うコンバットフライゲーム。このゲームのデータが入っているガシャット、『ジェットコンバットガシャット』を起動するとコンバットゲーマーが出現、ゲーマドライバーに装填すると、レベル3にレベルアップできる!」