今回で合宿は最後です!
それではどうぞ!
大我side
大「そんじゃあ、今日はμ’sメンバーは海未と絵里を中心に練習、俺達は特訓だ」
合宿二日目。
昨日遊んだ分、今日はしっかりと練習、並びに特訓をするつもりだ。
永「でも大我さん。特訓といっても何をするんですか?」
永夢がそう聞いてくる。
大「まずこの特訓で何を目指すか、目標はレベル5の力を上手く扱えるようにする事だ」
それを聞くと、永夢は懐から特殊な形をしたガシャット、ドラゴナイトハンターZガシャットを取り出す。
レベル5の力がどんなものか、俺は知らないが聞いた話から考えると相当やばい代物だろう。
暴走するぐらいだからな・・・。
永「ただ・・・」
貴「?どうした?」
永「あ、いえ・・・気のせいかもしれないんですけど、一人で使った時に少し違和感があったんです」
飛「違和感?」
他のガシャットと同じようにしっかりと調整されてるはずだから、違和感があるのはおかしい。
なら、永夢が感じた違和感はなんだ?
俺達がそれぞれ考えていると・・・
永「あっ・・・・」
永夢が何かを思いついたらしく、声を出す。
貴「永夢?何か思いついたのか?」
永「はい。もしもこの考えが正しければ・・・」
永夢は何かを決心したような顔をする。
永「みなさんに頼みがあります。これから僕がレベル5になります。そしたら、3対1で戦ってください」
貴「は?」
永夢がそんな事を言い出した。
確かに、実際にレベル5と戦う事は考えていたが、それでも1対1と考えていた。
まさか、3対1で戦うとは・・・。
大「それでその違和感の正体がわかるのか?」
永「僕の予想が正しければですけど・・・・。それでも、試す価値はあると思います」
大「そうか・・・」
仮にも永夢は天才ゲーマー・・・。
ゲームに関しては永夢を信じるしかない・・か。
大「分かった。だが、やるからには本気でやる。そのつもりでいろ」
永夢は頷くとゲーマドライバーを腰に巻く。
それを見て、俺達も同じようにゲーマドライバーを巻く。
『マイティアクションX』
『タドルクエスト』
『バンバンシューティング』
『爆走バイク』
『変身!』
『I'm a 仮面ライダー!!』
レベル1に変身した後、俺とブレイブ、レーザーはレベル3用のガシャットを、エグゼイドはドラゴナイトハンターZを取り出す。
『ドレミファビート』
『ジェットコンバット』
『ギリギリチャンバラ』
『ドラゴナイトハンターZ』
ブ「術式レベル3!」
ス「第参戦術!」
レ「三速!」
エ「大・大・大・大・大変身!!」
『ガシャット!ガッチャ〜ン!レベルアップ!』
『タドルクエスト〜!アガッチャ!ドレミファビート!」
『バンバンシューティング!アガッチャ!ジェットコンバット!』
『爆走バイク〜!アガッチャ!ギリ・ギリ・チャンバラ〜!』
『マイティアクションX!アガッチャ!ドラゴナイトハンターZ!!』
エグゼイドは現れたドラゴンをその身に纏った。
ス「それがレベル5・・・・。その姿はフルドラゴンと言った所か・・」
ブ「これより、エグゼイド切除手術を始める」
レ「ノリに乗ってるぜ〜!」
ス「ミッション開始!」
大我side out
・・・・・・・・
永夢side
俺は暴走しそうになる体をなんとか動かしながらブレイブ達に攻撃する。
ブレイブ達もそれぞれの武器を装備して俺の攻撃を弾いたり、攻撃してきたりする。
その間も、俺の体には電気が走る。
ブ「ふっ!」
ブレイブが斬撃を繰り出す。
それは俺に当たるが、跳ね返して右手のブレードでブレイブに攻撃する。
エ「おりゃ!」
ブ「何!?ぐあっ!」
そのまま後ろから攻撃しようとしていたスナイプもブレードで弾き、後ろにいたレーザーの攻撃も振り向き樣に左手で防御、体を掴んで奥に吹き飛ばす。
ブ「くっ・・・これなら・・!」
ス「覚悟しろ・・・」
レ「同時にだ・・・!」
ブレイブ、スナイプ、レーザーはそれぞれの武器のBボタンを押し、攻撃力を高める。
『はっ!!』
同時に放たれた攻撃は、全て俺に直撃する。
エ「ぐわっ!ぐうぅぅぅ・・・」
すると、俺に装備されていたハンターゲーマーが離れていき、空と飛び始める。
エ「今だ・・・はぁ・・はぁ・・あいつを攻撃しろ・・!」
ブ「何?」
レ「なんのつもりか知らないけど、とにかくやってみっか」
『ガシャット!キメワザ!』
ブレイブ達はガシャットを武器に装填し、必殺技の態勢になる。
『ドレミファ・ジェット・ギリギリ!クリティカルフィニッシュ!』
『はあぁぁぁぁ!!』
それらの攻撃は全てハンターゲーマーに当たり、光が落ちてくる。
その光は俺に近づくと、ゲーマドライバーに装填されていたドラゴナイトハンターZのガシャットと一体化、勝手に外れ、宙に浮き始める。
すると、ガシャットはいきなり一本から四本に変化した。
エ「やっぱりな・・・」
ス「どういう事だ?」
ブ「あれは・・・?」
突然分離したガシャットを見ながら、驚きの声をあげるブレイブとスナイプ。
俺は立ち上がりながら、答える。
エ「四人同時プレイ用の、仮想ガシャットだろう」
ス「四人プレイ?」
エ「あぁ、ドラゴナイトハンターZのジャンルはハンティングゲーム。ハンティングゲームの醍醐味といえば、四人同時プレイだ!」
俺は飛び上がり、四本の内の一本を手に取る。
すると、残りのガシャットもブレイブ、スナイプ、レーザーの元に行く。
レ「よっと・・・」
ブ「成る程な・・・」
ス「このガシャットは一人じゃなく、分割して使えって事か・・」
エ「あぁ、そういう事だ」
俺が感じた違和感が一人で使っていたからだと分かったちょうどその時・・・
『きゃあぁぁぁぁ!!』
エ「!?この声は!?」
ス「あいつらに何かあったのか!」
レ「とにかく急ぐぞ!」
永夢side out
・・・・・・・
◎side
永夢達がドラゴナイトハンターZの真の力に気づいた頃。
穂乃果達μ’sメンバーは休憩をしていた。
穂「あ〜・・・疲れた〜・・」
凛「でも、海が近いからか涼しいにゃ〜!」
絵「そうね」
希「合宿はいい案やったな〜」
永夢達とは真逆で平和に過ごしていた。
が、すぐにその平和も壊れる。
グ「こんな所にいたとはな・・・」
「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」
穂乃果達が声がして方を見ると、そこには人間態のグラファイトが立っていた。
すぐに逃げようとするが、場所は砂浜。
砂に足を取られてうまいように走れない。
グ「仮面ライダー共はいないのか。ちょうどいい・・・」
グラファイトはプロトガシャットを取り出す。
『ドラゴナイトハンターZ』
グ「培養!」
起動したガシャットを自らの体に突き刺し、変身する。
グ「貴様らにバグスターウイルスを感染させれば、仲間が増えるかもしれないな」
そう言いながらゆっくりと歩き出すグラファイト。
穂乃果達は走り出すが、グラファイトとの差は広がらない。
そこで、花陽が転んでしまった。
花「きゃ!」
凛「かよちん!!」
希「あかん!凛ちゃん行っちゃ駄目や!」
凛「でも、かよちんが!」
転んでしまった花陽を助けようとする凛。
だが、花陽のすぐ近くにはグラファイトがいて、そのまま行くと凛まで犠牲になってしまう。
そう思い、希は凛を止める。
それでも、このままでは花陽が犠牲になってしまう。
花「ひっ・・・い、いや・・・」
怯える花陽に、グラファイトは容赦無くウイルスを感染させようとする。
花「きゃあぁぁぁぁぁぁぁ!」
花陽が耐えきれず、叫んだその時!
レ「こいつでも喰らっとけ!」
ス「バンバン!」
グ「!?何!?・・・ぐわ!!」
穂乃果達の所に駆けつけたスナイプとレーザーの遠距離攻撃を喰らい、グラファイトは少し後退する。
エ「おりゃ!」
ブ「ふっ!」
グ「ぐっ!ぐはぁぁ!!」
そこに、エグゼイドとブレイブの斬撃が決まり、さらに後退する。
海「永夢!」
花「え、永夢さん・・・飛彩君・・・」
凛「かーよちーん!!」
花「わっ、凛ちゃん!?」
凛「大丈夫かよちん!?怪我とかしてない!?」
花「う、うん・・・。大丈夫・・」
エ「大丈夫か?花陽。凛、花陽を連れて早く離れろ」
凛「分かったにゃ!」
エグゼイドに言われ、花陽を連れてすぐにその場を離れる。
グ「くっ、仮面ライダーか・・・」
ブ「まさかこんな所にまで現れとはな」
ス「こいつらを襲ったんだ。それ相応の報いは受けてもらうぜ」
エ「特訓の成果、見せてやる!」
エグゼイドはそう言うと、ドラゴナイトハンターZガシャットを取り出す。
グ「ん?・・・ふっ、またそのガシャットか。貴様はまだその力を扱えていないぞ!」
グラファイトはそう言う。
エ「ふっ、そいつはどうかな!」
エグゼイドがそう言うと、ブレイブ、スナイプ、レーザーの3人もドラゴナイトハンターZガシャットを取り出す。
グ「!?な、何!?」
それを見て、グラファイトは驚いていた。
驚いたのはグラファイトだけでなく、海未達も同じだった。
海「同じガシャットが、四本?」
に「ちょっと、どういう事よ!」
真「私に聞かないでよ!」
そんなやりとりをしていたが、気にせずにそれぞれガシャットを起動する。
『ファング!』
『ブレード!』
『ガン!』
『クロー!』
そして、レバーを閉じてガシャットを装填する。
『ガシャット!』
ス「第碁戦術!」
ブ「術式レベル5!」
レ「五速!」
エ「大・大・大・大・大変身!!」
『ガッチャ〜ン!レベルアップ!!』
『マイティジャンプ!マイティキック!マイティマイティアクションX!アガッチャ!ド・ド・ドラゴ!ナ・ナ・ナ・ナ〜イト!ドラ!ドラ!ドラゴナイトハンター!』
今までと変わらずエグゼイドに装備されていくハンターゲーマー。
だが、一度装備された後、頭部の部分だけを残して、残りの装備がブレイブ、スナイプ、レーザーの所へ。
ブレイブには右手と右足に、スナイプには左手と左足に、レーザーには両腕と両足がついて人型になる。
『エグゼイド!』
『ブレイブ!』
『スナイプ!』
『レーザー!』
ここに、レベル5の力を持った仮面ライダーが四人誕生した。
穂「す、凄い凄い!」
絵「ハラショー!!」
こ「かっこいい!」
μ’sメンバーも驚きを隠せずにいた。
グ「成る程な・・・。いいだろう、かかってこい!!」
そう言ってグラファイトファングを構えるグラファイト。
エ「行くぜ!!」
『おぉ!!』
エグゼイドの言葉を合図に、一斉に走りだす仮面ライダー達。
それぞれが順番に攻撃し、グラファイトは弾き返したり、躱したりしている。
ブ「ふっ、はぁぁ!」
レ「おら、おりゃ!」
ス「ふっ、はっ!」
エ「ふっ、ほっ!!」
ブレイブが右手のブレードで攻撃し、グラファイトがグラファイトファングで弾き、そこをエグゼイドが蹴りで攻撃、後退したグラファイトに右手のブレードで攻撃するレーザー。その攻撃をグラファイトファングで止めるグラファイトだが、すぐにブレイブとエグゼイドが追撃を加え、二人の間から蹴りでグラファイトに攻撃するスナイプ。
グ「くっ、ふん!」
レ「おっと、そりゃ!!」
グラファイトは後退しながらもグラファイトファングを横に振るが、レーザーはそれをしゃがんで避け、グラファイトに攻撃する。
再び後退するグラファイトに飛び込んで剣先をぶつけるブレイブ。
そのブレイブを飛び越え、銃弾を放つスナイプ。
レ「ん?永夢?何をしてんだ?って、ちょっ、ちょっと待て!」
エ「はああぁぁぁ・・・はあぁぁぁ!!」
レ「うお、あぶね!!」
エグゼイドが炎をため、グラファイトに放つ。
二人の間にいたレーザーはギリギリで避ける。
レ「おいおい、危ねぇだろ!」
エ「へへ、悪りぃ悪りぃ!」
エグゼイドの攻撃で大きく後退したグラファイト。
グ「くっ、おのれぇ・・・」
そして、グラファイトファングにエネルギーを溜め始める。
グ「喰らえ!ドドド黒龍剣!!」
グラファイトは黒いカッター状のエネルギーを四人に向かって飛ばす。
そのエネルギーを、四人同時に攻撃して相殺する。
グ「!?何!?」
自分の必殺技が破られると思ってなかったのか、驚きを隠せないグラファイト。
エ「さぁ、フィニッシュだ!!」
エグゼイドがそう言うと、四人共キメワザスロットにドラゴナイトハンターZのガシャットを装填、スイッチを押す。
『ガシャット!キメワザ!』
グ「俺が負けるはずがない!はっ!」
そう宣言すると、グラファイトファングを一度天に掲げ、地面につけてから構えるグラファイト。
そのグラファイトファングには、先ほどよりも強いエネルギーが集まっていた。
「「「「はあぁぁぁぁぁぁ・・・・」」」」
エグゼイドは顔に、ブレイブは右手、スナイプは左手、レーザーは両腕にエネルギーを貯め、もう一度スイッチを押す。
『ドラゴナイト!クリティカルストライク!!』
「「「「はあぁぁぁ!!」」」」
すると、一斉に、しかも何発もそのエネルギーが放たれる。
グ「ふっ、はっ!」
グラファイトはその攻撃をグラファイトファングで落としていくが、エネルギーも強く、それが何発も放たれる為、だんだん対処仕切れなくなって行く。
グ「ぐっ、ぐわぁ!!」
ついに攻撃が当たり、後ろの飛ばされるグラファイト。
すでにグラファイトの体には電気が走っていた。
グ「ぐわあぁぁぁぁぁ!!」
断末魔をあげ、グラファイトは大爆発を起こした。
穂「うわぁぁぁ・・・」
凛「やったにゃ〜!」
こ「凄い凄い!!」
希「流石やね〜!」
絵「ハラショー!!」
真「ふぅ〜・・」
花「ふわぁぁ〜!」
に「はぁ〜・・・」
海「やりましたね、永夢!」
この戦いを見ていたμ’sメンバーも、安堵の息を漏らしたり、喜んだりしている。
エ「ふう〜・・・」
『ゲームクリア!!』
・・・・・・
グラファイトが倒され、さほど離れていない場所に落ちたプロトガシャット。
そのガシャットに近づき、手に持つ青年、パラド。
パ「ご苦労さん、グラファイト」
そう言って、プロトガシャットを持ってその場を去って行った。
◎side out
・・・・・・
海未side
永夢達がグラファイトを無事に倒した日。
その夜、私はある夢を見ました。
暗闇の中、たくさんの怪物達が目の前にいるところに現れる3人の人影と、一台のバイク。
彼らは、それぞれ武器を構え、怪物達に怯えずに立ち向かおうとしている。
この時、私は思いました。
彼らこそ、本物の『ヒーロー』だと!
『宝生永夢のガシャット紹介コーナー』
永「今日のガシャットはこれ!」
『ドラゴナイトハンターZ』
永「このゲームは、四人プレーが定石の高難易度ハンティングゲーム。このゲームのデータが入っているガシャット、『ドラゴナイトハンターZガシャット』を一人で使うと全ての装備を纏ったフルドラゴン、四人で使うとファング、ブレード、ガン、クローに分かれてそれぞれに装備され、レベル5の力を使うことができる!」