???side
「ノーコンティニューでクリアしてやるぜ!!」
い、一体なんなのでしょうか?あれは。
先ほどまで話していた子が粒子の様な物に取り込まれ、いきなり現れた少年がベルトのバックルみたいなのを腰につけて、ピンク色のカセット?のボタンを押したら、後ろにゲーム画面が現れ、何かが広がりました。そして、バックルにそのカセットをさして次の瞬間には三頭身のゆるキャラみたいな姿になっていました。何が起こっているのでしょうか?
???side out
・・・・・・・・・・・・
永夢side
俺は今、初めて仮面ライダーに変身してバグスターユニオンと対峙している。
なんにせよ、これが初めての戦闘だ。気をつけて戦おう。
「さぁ、行くぜ!」
俺はジャンプをし、バグスターユニオンの頭を踏みつける。するとバグスターユニオンは右手を振り上げ俺を潰そうとする。俺はそれを側転でよけ、そのままバグスターユニオンの周りをぐるぐると回る。バグスターユニオンは俺を追おうとし自身も回る。だが、バグスターユニオンの方は目を回し、よろよろとする。俺はその瞬間を流さず一気に蹴りを叩き込む。するとバグスターユニオンの体は破裂し、中から感染者と思われる子が出てきた。
「よっと。」
俺はその子をジャンプしてキャッチし、そのまま少女の方に連れて行く。
「この子を頼む。」
「も、もう大丈夫なのですか?」
「いや、まだだ。まだ患者とバグスターを分離しただけだ。」
俺がそう言うとほぼ同時に、背後に分離したバグスターが現れる。
俺が使っているガシャットのゲーム、マイティアクションXのバグスター、ソルティバグスターだ。そしてその周りに大量のバグスターウイルスも現れる。
「さあて、ここからだ本番だ!」
そう宣言して俺は手を左右に広げ左手を右側に、右手をドライバーのレバーに添えた。
「大変身!!」
そして俺はドライバーのレバーを開いた。
『ガッチャーン!』
『レベルアップ!』
『マイティジャンプ!マイティキック!マイティマイティアクションX!!』
その瞬間、俺は等身大で全身ピンク色の姿になった。
仮面ライダーエグゼイド・アクションゲーマーレベル2
「ゲームならこの俺に任せろ!」
『ガシャコンブレイカー』
俺はガシャコンブレイカー・ハンマーモードでバグスターウイルスを叩いて行く。
バグスターウイルスはそれに耐えきれずに爆発して行く。
「さぁ、あとはお前だけだぜソルティ!」
俺はガシャコンブレイカーのAボタンを押して剣モードにする。
そしてソルティに剣撃をしていく。
ソルティの方は左腕についている武装、ソルティナックルでガードし攻撃しようとするが、俺はそれを腕をクロスしてガードする。
「くそっ!」
「へへっ!おら!」
「ぐあ!」
ソルティは俺の攻撃で吹き飛ばされる。
「Finishは必殺技で決まりだ!」
俺はドライバーの差し込んであるガシャットを取り出し、右手に持って一度息を吹きかけてから左手に持ちかえ、ドライバーの左側にあるキメワザホルダーにセット、横のスイッチを一度押す。
『ガシャット!』
『キメワザ!』
俺は中腰になり右足を前に出す体勢になる。そしてもう一度スイッチを押す。
『MICHTY! CRITICAL STRIKE!』
そして俺の右足にエネルギーがたまると、俺はソルティに向かってジャンプキックをする。
「ふっ、はっ、おら!」
「ぐっ、ぐは、ぐあ!」
何度も、何度も。
「おらーーーーーーーーーー!!」
「ぐあーーーーーーーー!!」
ソルティは耐えきれずに爆発を起こす。
『ゲームクリア!!』
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あのあと感染者の子をゲームスコープで診断した。無事にバグスターウイルス反応は消えていた。
原因はおそらくお母さんと喧嘩したことだろう。あの子は探しにきたお母さんが連れて帰った。
さて、僕は今大変なことになっている。
「一体何なのですか!?あれは!」
そう、僕が変身して戦っている一部始終を見ていた青髪の少女だ。さっきから僕に質問をしてきている。
「聞いているのですか!?」
「わ、わかった話すから。だけどここだと他の人の目につくから移動しよう。僕の家でも大丈夫?」
「え!?」
「?どうしたの?」
「い、いえ大丈夫です。」
「そう?なら行こう。」
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「さて、まずは自己紹介からしようか。僕の名前は宝生永夢。永夢でいいよ。よろしくね。」
「は、はい。私の名前は園田海未です。こちらも海未で構いません。こちらこそよろしくお願いします。」
僕の家に辿りつき少し落ち着いてから話を切り出した。さて、どこから話すか。」
「とりあえず、さっきの質問に1つずつ答えていくね。」
「はい、お願いします。」
「最初にさっき僕が戦った敵について。あれはバグスターウイルスと呼ばれる人に感染する新種のコンピューターウイルスなんだ。ミクロサイズのバグスターウイルスが人間に感染し、体内である程度増殖すると感染者にバグスターウイルス感染症、通称ゲーム病と呼ばれる症状が現れるんだ。そして感染者の体は透明になって行き、治療を行わなければ消滅してしまう。」
「そ、そんな。」
「そしてその治療方が、さっき僕が使ったこのゲーマドライバーとガシャットを使うんだ。さっき使ったようにこの2つのアイテムを使って変身し、実際にバグスターウイルスと戦うことがゲーム病の治療法なんだ。」
とりあえずこんな感じかな。バグスターとゲーマドライバー、ガシャットのことを説明できたし。
「でも、今までなぜそのような恐ろしい病気が伝えられていなかったのでしょう?普通ならもっと有名な病気になると思うのですか。」
あ、そっか。そこはなんて説明しよう。まさか「神様が間違ってこの世界にバグスターウイルスを流してしまった。」
なんて言えないし。
「その理由はおそらくつい最近発見されたばかりのウイルスだからかもされない。」
「そうなのですか?」
「そう。そして僕はある人に頼まれてゲーム病の治療を行なっているんだ。まあ、その人に関しては詳しいことは言えないけどね。とりあえず僕が知ってることはこのぐらいかな。こんな感じの説明で大丈夫かな?」
「はい。わかりました、ありがとうございます。それとあと1つ気になったことがあるのですが...」
「ん?何かな?僕がわかることであれば答えるよ?」
「えっと、永夢がさっき戦ってたときと、今の口調が違うなと思ったのですが...」
あ〜そのことか。
「それに関しては僕自身も詳しいことは分からないんだけど、ゲームをやってる最中は人が変わるってよく言われるんだ。」
実はこの1週間、よくこの近くのゲーセンに行ったり、家でゲームをしてたんだけど、誰かが見ると「ゲームをやってる最中と終わったあとじゃ人が違う。」って言われるんだよね〜。なんでだろ?
「ゲームですか?」
「うん。僕はゲームが好きでね。ここに引っ越してきたのは最近だけど昔からよくゲーセンとかにいくんだ。まあ、いろんなゲームをやるんだけど、なぜか天才ゲーマーMと呼ばれるようになったんだ。」
「天才ゲーマー!?す、すごいですねそれは。」
「そうなのかな?」
「そうだよ永夢〜〜!!」
「「ん?」」
「今の海未ちゃんの声?」
「い、いいえ違いますよ!?」
「だとしたら今の声は誰?僕は一人暮らしだから他に人がいるわけないし...」
「ここだよ永夢〜!スマホの画面を見て!」
「スマホの画面?」
スマホの画面を見ろとその声に言われたので僕はスマホを取り出した。そこには...
「「えっ!?」」
「初めまして二人とも!私の名前はポッピーピポパポ!ドレミファビートのバグスターで、今日から永夢の手伝いをすることになったからよろしくね〜〜!!」
「「えぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」」