今回から、彼があのライダーに変身します!
それではどうぞ!
永夢side
今日は屋上での練習の後、マネージャー組と海未ちゃん、真姫さん、絵里さんとことりちゃんが残って次のライブについての会議を行っていた。
他のメンバーはバイトやら家の手伝いやらですでに帰っている。
絵「それで、次のライブの曲だけれど・・・・」
絵里さんが仕切って会議が進んでいく。
曲や場所、ダンスなどの話し合いをして、それぞれの意見を出していく。
そのまま話し合いが続き、時間が経っていく。
大「時間もあれだ。そろそろお開きにするぞ」
大我さんの言葉を区切りに、会議が終了する。
飛彩君と真姫ちゃんと別れ、僕と海未ちゃん、ことりちゃん、絵里さんと大我さんは家の方向が同じのため、一緒に帰っていた。
そこで、ことりちゃんがこんな事を大我さんに聞いた。
こ「そういえば、大我さんってどうして髪の一部が白いんですか?」
永「あぁ、そういえばそうですね」
今まで特に触れてはこなかったが、大我さんの髪の毛は一部分だけ白い。
ことりちゃんは今更だが気になったらしく、その事を聞いた。
絵「そうね、私も知らないわ。ねぇ、大我。どうしてなの?」
絵里さんも便乗して聞く。
大「・・・お前達が知る必要はない」
絵「・・・え?」
今までに聞いた事がないくらいの低く、突き放すような声。
大我さんにとって、これは聞かれたくない過去らしく、僕達にそう返した。
絵里さんはその返しに驚いていた。
絵「どういうことよ?何があったの?」
大「俺の過去なんてどうでもいい。お前が気にする事じゃない」
絵「・・・何よそれ。どういう事よ!?」
大「言った通りの意味だ」
絵里さんが妙に突っかかり、大我さんは厳しい顔で突き放すように返している。
大「この話はこれで終わりだ。俺は先に帰らせてもらう」
絵「あっ、ちょっと、待ちなさ・・・・っ!」
大我さんが僕達を置いてさっさと帰ろうとした時、絵里さんが急に苦しみだす。
永「絵里さん!?大丈夫ですか!?」
異変に気付き、大我さんも戻ってくる。
その時、鞄に入れていたゲームスコープが鳴り出した。
永「まさか・・・・」
僕はすぐにゲームスコープを取り出し、絵里さんに翳す。
結果、絵里さんからバグスターウイルス反応が出た。
永「やっぱりゲーム病・・!」
こ「そ、そんな・・」
海「永夢!」
永「分かってる。すぐにオペを始める」
そう言ってゲーマドライバーを取り出して腰に装着した時、絵里さんから粒子が分離して人の形になっていく。
「ふっはははははははは!」
大「リボル・・!」
永「海未ちゃんとことりちゃんは絵里さんをお願い」
海「分かりました」
こ「うん!」
海未ちゃんとことりちゃんは絵里さんを連れて離れる。
「作戦開始!」
リボルの掛け声とともに、周りに戦闘服を着たバグスターウイルスが現れる。
飛「永夢!」
永「飛彩君!」
飛「ゲームスコープが反応してな。今回はリボルか」
駆けつけた飛彩君もゲーマドライバーを装着した。
永夢side out
・・・・・・・・・
◎side
『マイティブラザーズXX』
『タドルクエスト』
『バンバンシューティング』
「「「変身!」」」
『(ダブル)ガシャット!』
『ガッチャ〜ン!レベルアップ!マイティブラザーズ!二人で一人!マイティブラザーズ!二人でビクトリー!X!』
『I'm a 仮面ライダー!』
ブ「術式レベル2!」
ス「第弐戦術!」
『ガッチャ〜ン!レベルアップ!』
『タドルクエスト〜!』
『バン・バン・シューティング!』
エ「おら!おりゃ!」
ブ「ふっ!はっ!」
ス「ふん!はっ!」
エグゼイドは殴り、ブレイブは斬撃で、スナイプは銃撃で応戦していく。
ブレイブとスナイプがバグスターウイルスと戦い、エグゼイドはリボルと戦っている。
エ「ふっ!おりゃ!」
「くっ!ぐわぁぁ!」
リボルがエグゼイドに殴られて吹き飛ばされた時、後ろの物陰に隠れていた黎斗がエグゼイドに声をかける。
その腰にはすでにバグルドライバーが装着されている。
黎「エグゼイド!君が使っている不正なゲームは削除する」
『デンジャラスゾンビ』
黎「変身」
『ガシャット!バグルアップ!デンジャー!デンジャー!(ジェノサイド!)デス・ザ・クライシス!デンジャラスゾンビ!(Wooooo!)』
『ガシャコンスパロー!』
変身が完了したと同時にスパローを装備するゲンム。
エ「そっちがその気なら!ふっ!」
『ガッチャ〜ン!』
エ「大ーーーーーーーーー変身!」
『ガッチャ〜ン!ダブルアップ!俺がお前で!お前が俺で!(We are!)マイティ!マイティ!ブラザーズ!(ヘイ!)XX!』
『ガシャコンキースラッシャー!』
エR・L「「超協力プレーで、クリアしてやるぜ!!」」
RとLに別れたエグゼイドはゲンムに向かって駆け出す。
エR「俺は右から攻略する!」
エL「それじゃあ僕は左から!」
Rは右から、Lは左からゲンムを攻めていく。
離れた場所ではブレイブとスナイプがバグスターウイルスを圧倒していた。
ブ「俺に切れないものはない!」
ス「前哨戦は終わりだ」
『ガシャット!キメワザ!』
ブレイブはドレミファビートを、スナイプはジェットコンバットをそれぞれの武器に装填する。
『ドレミファ!ジェット!クリティカルフィニッシュ!』
二人の必殺技が炸裂し、辺りにいたバグスターウイルスは殲滅される。
これで、残りはゲンムとリボルだけとなった。
ゲンムも二人のエグゼイドに押されている。
エR・L「「はっ!!」」
ゲ「ぬっ!?・・・ぬぅぅ・・・」
倒れるゲンムだが、すぐに立ち上がる。
ゲ「簡単には攻略できないか・・・。まぁいい。実戦データは取らせてもらった。・・・・ふん!」
ゲンムはスパローでエグゼイド達に光弾を放ち、煙が立ち込めている間にその場を立ち去った。
しばらくして煙が晴れるが、すでにゲンムとリボルの姿は見えなくなっていた。
『ガッチャ〜ン』
『ガッシュ〜ン』
永「うっ!・・・うぅ・・・」
全員変身を解除するが、永夢はすぐに頭を抑える。
大我はそんな永夢を一度見るが、すぐにその場を立ち去った。
飛「どうした永夢?」
飛彩は永夢に声をかける。
永「・・いや、何でも無いから・・」
永夢はそう返し、すぐに海未達のもとへ歩き出した。
そんな永夢を飛彩は怪訝そうな顔で見ていた。
海「永夢・・・」
永「絵里さんをCRに」
永夢は海未達の手を借りながら、絵里を担ぐ。
ゲ「・・・・・」
『ガッシュ〜ン』
その様子をゲンムは遠くから見ていた。
変身を解除した黎斗はすぐに歩き始める。
大「お前が貴利矢を口封じした理由は、永夢がゲーム病だと知られたからだろ」
近くで隠れていた大我は黎斗に話しかける。
その言葉を聞いた黎斗は立ち止まって大我の方を見る。
黎「・・・それが、君の特典の一つかな?」
大「まぁな。・・・いつから知ってた?」
大我に詰め寄られ、黎斗は近くに腰掛ける。
黎「・・・宝生永夢。彼は世界で初めてバグスターウイルスに感染したゲーム病患者だ」
大「初めて!?」
予想外の答えに、大我は驚きを隠せなかった。
黎「私も君達と同じ転生者だ。そして、前世で私はテレビの中だけの存在だったバグスターを生み出した。世に放ったそのバグスターウイルスに初めて感染したのが、宝生永夢だった」
大「・・貴利矢の口を封じたわりには、随分とおしゃべりだな」
黎「・・彼がバグスターウイルスを根絶する手段を解明しようとしていたからな。・・・それに愚かな考えを持つ者は、誰であれ追放する!」
そう言って黎斗は立ち去って行った。
大我もその場から立ち去ろうとするが、その目の前に飛彩が出てくる。
飛「今の話、・・・どういうことだ?」
・・・・・・・・・
場所は変わってCR。
ベットには、ゲーム病を発症している絵里が横になっていた。
絵「う・・うぅん・・・」
絵里が目を覚まし、起き上がる。
近くで待機していた永夢と明日那が気づき、声をかける。
明「気分はどう?」
絵「ここって・・・CR?」
永「大丈夫ですか?絵里さん」
絵「永夢・・・」
永「まだ、治療は終わっていないので、ここで安静にしていて下さい」
永夢は声をかけながら絵里を横にする。
明「私がここで見てるから、永夢は海未ちゃん達に伝えてきて」
永「すいません。ありがとうございます」
明日那に言われた永夢はCRの病室から出て、海未のいる部屋に向かう。
海「永夢!絵里は・・・」
永「うん。さっき目を覚ましたよ。今はまだ安静にしてもらうけど」
海「そうですか・・。良かった・・・」
真「それにしても、どうしてこうなったの?」
こ「実は・・・」
飛彩が合流したときに一緒に来た真姫は事情を知らないため、そんな質問をする。
それにことりが答え、事情を把握する。
真「なるほどね。大我と喧嘩したってことね」
海「まぁ、そういうことですね」
その時、CRの扉が開いて飛彩が入ってくる。
飛「永夢、一つ聞きたいことがある。・・・どうしてドクターを目指そうと思った?」
真「飛彩、どうしたの?急に」
飛彩の質問を不思議に思った真姫が聞くが、飛彩は答えなかった。
永「・・実は、みんなにはまだ話してなかったけど、僕は子供の頃に一回事故にあったんです」
こ「えっ!?」
永「その時に病院で手術を受け、命を救われたんです。それから、ドクターを目指すようになったんです。ただ・・・」
海「ただ?」
永「僕なんかが本当にドクターになれるのかなって悩んでて、そうこうしている内に好きなゲームの腕ばかり上がっちゃって。・・・・本格的にドクターを目指そうと思ったのは、2年前に高校受験の時なんだ」
飛「!2年前!?」
永「う、うん」
2年前のところに、飛彩は少し驚きの声を上げる。
永「その頃、対戦格闘ゲームの全国大会があって、優勝目指して、徹夜続きで練習したせいで、大会終わって、体を壊して寝込んじゃって・・・・夢を見たんだ。よくは覚えてないけど、多分昔自分が受けた手術の夢を・・・」
飛「・・・手術?」
永「うん。その時から、ドクターを真剣に目指し始めて・・・それで、今に至るんだ」
海「・・・なんか、大変そうですね」
こ「うん。でも、やっぱり子供の頃からゲームが好きだったんだね」
海未とことりが永夢を話を聞いて思ったことを口にする。
飛「・・・それは本当に夢だったのか?」
永「え?」
飛「どうなんだ!?」
いきなり声を荒げて問い詰める飛彩。
そんな飛彩に、直接聞かれている永夢だけでなく、近くにいた海未達も思わず身を縮める。
そんなとき、CRに連絡が来て、モニターをつけると大我が映し出された。
海「大我?」
大『永夢、絵里のゲーム病の事で話がある。亜里沙にあいつの荷物をまとめてもらったから、話ついでに回収に来い』
大我はそれだけ言って、モニターを切った。
・・・・・・・
一方、大我と話した後自身の隠れ家に戻って来た黎斗は、早速エグゼイドについて調べていた。
黎「・・・・二体のエグゼイドは、やはりレベル10の力を持っている」
パ「へぇ〜、じゃあ二人合わせてレベル20か!!」
パラドはドラムを叩きながらそう楽しそうに返す。
黎「・・やつのガシャットを回収する。時間を浪費するのは本望じゃない・。・・・・君の出番だ」
ドラムから離れてピアノで音を出していたパラドは、その言葉に黎斗の方に向く。
黎斗はアタッシュケースを取り出し、机に置くと、パラドはその机に飛びつきアタッシュケースを興味深そうに見つめる。
パ「いいのか!?」
黎「・・・仮面ライダークロニクルに備えて、君もそろそろ肩慣らしが必要だろう?」
そう言いながら黎斗はアタッシュケースを開けて、中身を見せる。
パ「あは♪やっふぅぅ♪」
中身を見て、パラドはとても嬉しそうだった。
・・・・・・
大我に呼び出された永夢と、それに付き添って来た海未と明日那は、指定された廃工場に来ていた。
明「あぁ〜・・なんか嫌な予感・・・」
海「だ、大丈夫ですよね?」
明日那と海未は辺りをキョロキョロと見渡している。
大「・・やっと来たか。待ちくたびれたぞ」
永夢達が来た事に気づき、トラックに荷台から姿を見せる。
大「荷物はこれだ」
永「・・ありがとうございます。荷物はCRに持っていきます」
永夢は荷物を受け取ろうとトラックの荷台に登ろうとするが、登っている途中で大我に蹴り落とされる。
永「うわ!?」
明「ちょ、永夢大丈夫!?」
海「どういう事ですか!?なんで永夢を!」
大我は海未の質問に答えず、ガシャットを起動した。
『バンバンシューティング』
大「変身」
『ガシャット!I'm a 仮面ライダー!!』
ス「はっ!!」
スナイプは生身の永夢達に向かって光弾を放つ。
永夢達は光弾を避けながら物陰に隠れ、ガシャットを起動する。
『マイティアクションX』
スナイプも荷台から降り、レバーを開く。
ス「ミッション開始」
『ガッチャ〜ン!レベルアップ!バンバンシューティング!!』
『I'm a 仮面ライダー!!』
レベル2にレベルアップしたスナイプは着地と同時に光弾を放つ。
レベル1のエグゼイドはその光弾を避けながらスナイプに接近し、掴みかかる。
エ「おい!やめろよ!」
ス「はっ!」
エ「うぉ!痛い痛い!!」
エグゼイドの静止の声を聞かず、スナイプはエグゼイドの顔を掴んで振り回す。
海「なんでこうなるんですか?」
二人が戦う事に疑問を覚える海未だが、それに答える人はいない。
その時、飛彩が廃工場に入ってくる。
『タドルクエスト』
飛「変身」
『ガシャット!レベルアップ!タドルクエスト〜!』
その音で、海未と明日那はブレイブに気がつく。
明「あっ、飛彩!二人を止めて!!」
明日那にそう言われたブレイブはゆっくりとガシャコンソードを振り上げ、それを・・・・・
ブ「はぁぁ!!」
エ「ぐわっ!」
エグゼイドの背中に当てた。
明「あっ、ちょっと!」
海「な、何をしてるんですか!?」
予想外のブレイブの行動に、明日那と海未は驚く。
エ「おい!何すんだブレイブ!」
ブ「・・悪く思うな」
エ「あ〜!もう訳分かんねぇ!!大変身!!」
『ガッチャ〜ン!レベルアップ!マイティアクションX!!』
エグゼイドがレベルアップした時、廃工場にリボルが入ってくる。
「ターゲット捕捉、作戦開始!」
パ「待て」
「ん?・・・おわ!?」
突然声をかけられたリボルは上にパラドがいる事に気付く。
パラドは持っていたチェーンを振り回し、それを投げてリボルを捕獲する。
「な、何を!?おわぁぁ!!」
パラドは下に降りる時にチェーンを使って降り、リボルは上に上げられる。
パ「ちょっと見学と行こうぜ」
「自分は!高いところは!!」
リボルが何か言ってるが、パラドはそれを無視して戦いを見にいった。
ブ「はっ!」
エ「ぐわ!・・ぐぅぅ・・」
ス「ふっ!」
エ「くっ!おい!スナイプ、ブレイブ!落ち着け!」
二対一という状態で、エグゼイドは押されていた。
ス「ふん!」
ブ「はっ!」
エ「くっ!やめろって!」
エグゼイドの声を無視して斬りかかるブレイブ。
エ「なんで攻撃するんだよ!」
ブ「・・・黙ってろ」
ス「ふん!」
エ「なっ!」
ブレイブに後方にいたスナイプはエグゼイドのホルダーの狙って光弾を放ち、ドラゴナイトハンターZに命中する。
地面に落ちたガシャットをスナイプが回収する。
ス「こいつは俺が使わせてもらうぜ」
エ「なっ!返せ!ぐわっ!」
ブ「はっ!」
ブレイブに切りつけられたエグゼイドは吹っ飛ばされる。
ス「ブレイブ、どっちが先にあいつを狩るか勝負だ」
『ドラゴナイトハンターZ』
ブレイブに勝負を提案したスナイプはガシャットを起動する。
ブ「臨むところだ」
『ブレード!』
ブレイブも勝負を受け、仮想ガシャットを起動する。
ス「第伍戦術」
ブ「術式レベル5」
『ガシャット!ガッチャ〜ン!レベルアップ!ドラゴナイトハンター!ブレイブ!スナイプ!』
ブ「はぁぁ!」
ス「ふっ!」
エ「くっ!・・うぅ・・」
レベル5にレベルアップしたブレイブとスナイプの攻撃に、エグゼイドは押される。
ブ「はぁぁぁ!!」
エ「ぐぅぅ!」
ス「はっ!」
エ「ぐわぁぁぁぁ!!」
二人の攻撃は命中し、エグゼイドは倒れる。
その様子を見ていた明日那と海未は耐えきれなくなり、エグゼイドとブレイブ達の間に立つ。
海「永夢!大丈夫ですか!?」
明「もうやめて!あなた達が戦う理由なんてないでしょ!?」
ブレイブは思わず顔を背ける。
ス「どけ!」
明「どかない!」
パ「つまんないなぁ〜」
ス「ん?」
明日那とスナイプが言い合いをしている時、隠れていたパラドが姿を見せる。
エ「はぁ・・・はぁ・・・バグスターだ」
明「えぇぇぇ!?」
海「あ、あの人が?」
エグゼイドの衝撃の言葉に、明日那はすぐに隠れ、海未は驚いていた。
パ「戦う気がない相手にワンサイドゲームなんて、シラケることすんなよ・・」
ゆっくりと歩いてエグゼイド達の間に入ったパラドは、ブレイブとスナイプの方を見る。
パ「代わりに、俺が遊び相手になってやるよ」
パラドは懐からガシャットを取り出す。
そのガシャットは普段のガシャットやマイティブラザーズXXとも違い、青色に大きなダイヤルのついた分厚いガシャットだった。
ス「なんだあのガシャットは?」
その様子を見たブレイブは構え、スナイプは疑問を口にする。
パラドはそのガシャット・・・ガシャットギアデュアルのダイヤルを時計回しに回す。
『PERFECT PUZZLE』
パラドの後ろに青いゲーム画面が出現し、エナジーアイテムが出てくる。
『What's the next stage?』
パ「変身」
待機音が鳴り響く中、パラドはガシャットのスイッチを押す。
『DUAL UP!』
同時に、パラドの前に青いライダーが描かれているディスプレイが出現、パラドを通り過ぎていく。
『Get the glory in the chain!PEFECT PUZZLE!』
ディスプレイがパラドを通り過ぎると、そこには描かれていたライダーの姿があった。
パ「仮面ライダーパラドクス、レベル50」
ス「仮面ライダー・・!?」
明「うぇぇぇ!?・・・フィフティ・・・フィフティって?」
海「え?」
エ「あっ?五十だよ」
予想外の明日那の疑問に海未とエグゼイドは驚くが、しっかりと答える。
パ「俺のゲームを教えてやろう。・・・こいつらで」
パラドクスはそう言ってブレイブとスナイプに向かっていく。
ブ「なっ!」
パ「はっ!はぁぁぁぁ!」
パラドクスはブレイブとスナイプを掴んで外に追い出す。
パ「はっはっはっはっは!」
ス「ふん!」
パ「はぁ!」
ブ「はっ!」
パ「ぬぅぅぅ!」
ブレイブとスナイプが攻撃を仕掛けるが、パラドクスに全ての攻撃をいなされる。
パ「パーフェクトパズルは、ゲームエリアのあらゆる物質を操るパズルゲームだ。例えば、バラバラだったお前達のゲームのアイテムを、統一する事もできる。ほ〜ら!」
パラドクスがその場で回転すると、近くにあったブロック、宝箱、ドラム缶が全てエナジーアイテムに変わる。
エ「え?エナジーアイテムに変わった!?」
パ「エナジーアイテムを組み合わせて使う事もね」
パラドクスは肩についている武装『マテリアライズショルダー』を使い、近くにあったエナジーアイテムを上空に移動させる。
パラドクスが手を動かすと、それに合わせてエナジーアイテムも動く。
やがて、パラドクスが両手を下ろすと、二つのエナジーアイテムがパラドクスに吸収される。
『伸縮化!ジャンプ強化!』
その瞬間、パラドクスは伸び縮みし、高く飛び上がる。
上空でパラドクスはガシャットのダイヤルを元に戻し、再び時計回りに回す。
『キメ・ワザ!』
その音声が鳴ると、パラドクスはガシャットを腰のホルダーに挿す。
『デュアルガシャット!』
パラドクスは上空で跳躍し、ブレイブとスナイプの背後に移動する。
『パーフェクト!クリティカルコンボ!!』
パラドクスは上空から足を伸ばしてブレイブとスナイプにキックを繰り出した。
ブ「ぐっ!」
ス「ぐはっ!」
「「ぐわぁぁぁぁ!!」」
『All Clear!』
『ガッシュ〜ン!』
パラドクスの必殺技を受けたブレイうとスナイプは吹っ飛ばされ、変身が解除される。
パ「はっはっはっは!」
エ「やめろ!」
エグゼイドは飛彩達とパラドクスの間に立つ。
パ「なんで止めんだよ?お前を攻撃した連中だろ?」
エ「・・誰だろうと、命は命だ!・・・ゲームオーバーにはさせない!」
エグゼイドはホルダーからシャカリキスポーツを取り出し、起動する。
『シャカリキスポーツ』
エ「大・大・大変身!!」
『ガシャット!ガッチャ〜ン!レベルアップ!マイティアクションX!アガッチャ!シャカリキ!シャカリキ!バット!バット!シャカっと!リキっと!シャカリキスポーツ!!』
ゲーム画面からバイクゲーマーが出現し、エグゼイドに装着される。
パ「エグゼイド・・・俺の心を、滾らせるなよ」
パラドクスはガシャットを取り出すと、ダイヤルを元に戻し、今度は反時計回しに回す。
『KNOCK OUT FIGHTER』
パラドクスの背後に、今度は赤いゲーム画面が出現する。
明「一つのガシャットに二つのゲーム!?」
『The strongest fist!Round 1!Knock and fire!』
パ「大変身」
『DUAL UP!』
パラドクスの背中のダイヤルが回転し、顔が前後ろ逆になり、胸に部分が炎が描かれているものに変わり、肩についていたマテリアライズショルダーが外れ、拳につく。
『Explosion Hit!KNOCK OUT FIGHTER!』
全体が青から赤のライダーに変わる。
パ「遊ぼうぜ!!」
パラドクスはエグゼイドに接近すると、拳に装備された『マテリアライズスマッシャー』で思いっきり殴る。
エ「ぐわぁ!!」
殴られたエグゼイドは後退する。
エ「くぅ・・・・はっ!」
パ「はぁぁぁ!」
エ「ぐわぁぁ!」
エグゼイドも負けじと殴り返すが、パラドクスの受け止められ、逆に殴られる。
エ「くぅぅ・・・」
パ「はぁぁぁ・・・はっ!」
パラドクスが拳を振り上げると、炎が出現してエグゼイドに向かっていく。
エ「なっ!?ぐわぁぁぁ!!」
エグゼイドはぎりぎりで避ける。
パ「ノックアウトファイターは、相手をKOするまで叩きのめす格闘対戦ゲームだ!」
エ「はぁぁぁ・・はっ!」
エグゼイドは車輪にエネルギーをため、パラドクスに向かって投げる。
パ「ふっ!」
その攻撃は、パラドクスに簡単に弾かれる。
『キメ・ワザ!』
パラドクスはガシャットのダイヤルを元に戻し、再び反時計回ししてホルダーに挿す。
『デュアルガシャット!ノックアウト!クリティカルスマッシュ!』
パ「ふっ!はっ!」
拳には炎が纏わされ、エグゼイドを殴り、さらにアッパーを喰らわせる。
パ「はぁ!」
エ「ぐわぁぁぁぁぁ!!」
パラドクスはエグゼイドが落ちてきたタイミングを狙って思いっきり殴りつける。
『K・O!』
エ「くぅぅ・・・くぁ・・」
『ガッシュ〜ン!』
海「永夢!」
変身が解除され、海未がすぐに駆け寄る。
パラドクスも変身を解除する。
パ「・・・いつでも遊んでやるよ。俺も楽しませてくれよ?・・M」
パラドはそう言い残してその場から姿を消した。
海「・・・た、立てますか?永夢」
永「う、うん・・・ぐっ!ぐあ!」
海未の肩を借りて立ち上がろうとする永夢だが、すぐに頭を抑える。
海「だ、大丈夫ですか!?」
明「永夢!?どうしたの!?」
永「あ・・・頭が・・・ぐぅぅ!」
海未と明日那が永夢に声をかける中、その様子を見ていた大我と飛彩は顔を見合わせる。
その二人の脳裏には、黎斗から真実を聞かされた時の事を思い出していた。
<回想中>
飛「永夢がゲーム病というのは本当か?」
大「・・あぁ。どうりでエグゼイドに変身できたわけだ」
飛彩の質問に大我は正直に答える。
転生する際に飛彩と大我は適合手術を受けていた。
それは、抗体を持たないとガシャットを起動できず、バグスターウイルスに感染するからだ。
だが、永夢は適合手術を受けずに、エグゼイドに変身できていた。
飛「・・・ゲームをする時に、性格が変わるのは・・・その影響ということか」
飛彩はそう呟いて大我に背中を向ける。
大「あいつに告知する気か?・・・自分がゲーム病だと知ったら、どんだけのストレスになるか・・・・想像もつかねぇな」
大我はそう言ってその場を立ち去り、飛彩も歩き出した。
<回想終了>
永「くぅぅ・・・うぅ・・・」
明「CRに戻ろう。海未ちゃんも手伝って」
海「はい」
永夢は海未と明日那の肩を借りながら歩き出す。
飛彩と大我はその背中を見るしかできなかった。
『宝生永夢のガシャット紹介コーナー』
永「今日のガシャットは・・・」
パ「おっと、そこから先は俺にやらせてもらうぜ?」
永「えっ?あっ、ちょっ・・」
パ「今日のガシャットはこれだ!」
『PERFECT PUZZLE』
パ「パーフェクトパズルは、ゲームエリア上にある全てに物質を自在に操ることができる。さらに、バラバラだったアイテムを全て統一することもでき、エナジーアイテムを組み合わせて使うこともでき、トリッキーな戦い方ができるんだ。このゲームは、ガシャットギアデュアルのデータが入っていて、ダイヤルをパーフェクトパズル側に回してボタンを押すことで、『仮面ライダーパラドクス パズルゲーマー』に変身できるんだ。今回はここまでだが、次回はこのガシャットに入ってるもう一つのゲームを紹介するぜ」