奇策とパンツは少女を嵌める   作:すとらっぷ

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未だ出てきたパンツは野郎のブリーフとふんどしのみ!


VSプラウダ!どうやら主人公の命はここまで。南無

プラウダ戦当日! 

 

俺「寒っ!!」 

 

キモオタ「や~、ものすごい雪ですねぇ。不凍液確認しとかないと」 

 

ネクラ「…運転しにくいな」 

 

俺「完全にプラウダのホームって感じだな…」 

 

チョウ「俺サン…なんかくそみそチームの皆さんが雪で棒と玉を作り始めました…」 

 

俺「ああ、 どうせネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲だろ。完成度高い…」 

 

 

 

阿部「いいモノが出来たな」 

 

810「(この完成度)やべぇよ、やべぇよ」 

 

 

 

天に反りたつガチの逸物である。 

 

 

俺「止めろ馬鹿やろう!!」 

 

ずばーん! 

 

俺の見事な跳び蹴りが炸裂!たくましい逸物が粉々に! 

 

阿部「アッー!お前!何をする!」 

 

俺「黙れ歩くセクハラ!」 

 

阿部「おま、仮にも先輩に向かって!ケツを向けろ!」 

 

俺「絶対やだ!そして今に関しては俺が隊長だ!俺が一番偉い!」 

 

810「ここらへんがエロい、セクシー!」 

 

俺「おまえ、崩した棒の一部をこっちに向けるな!汚い!!!」 

 

ギャーギャー!ワーワー! 

 

 

 

チョウ「俺サン!プラウダの生徒サンが来まシタ!挨拶デスネ!」 

 

俺「お、ありゃカチューシャ隊長とノンナ副隊長じゃないか。全員一旦静かに!」 

 

 

 

カチューシャが自信ありげな顔でこちらに近づく。するとカチューシャは突然笑い始めた

 

カチューシャ「…クク…ププ!アハハハハ!このカチューシャを笑わすためにこんな戦車用意したの?」 

 

 

 

俺(ロリっ子だ…) 

 

キモオタ(ロリでありますな) 

 

ネクラ(ロリだな) 

 

クロウ(ロリータ…) 

 

チビ(ロリですね…) 

 

 

カチューシャの煽りなんて聞いちゃいない変態共。戦車が弱いのは承知なのでなんのダメージもないのだ

 

そんなことより目の前に現れたロリのほうが重要なのである

 

俺「はっ!危ない!ロリータの魔力に意識を持って行かれるところだった!」 

 

カチューシャ「はぁ?何を言ってるの?」 

 

俺「気にしないで…まあ、今日はよろしく!」 

 

握手するため手を出す 

 

カチューシャ「…ノンナ!」 

 

するとノンナはいきなりカチューシャを肩車した 

 

カチューシャ「いい?あなた達はカチューシャよりすべてが下なの!戦車も技術も身長もね!」 

 

俺「性欲も?」 

 

ぬるっと幼女にセクハラを滑り込ませる主人公。こんなのが主人公でいいのか!

 

カチューシャ「せーよ…?よくわからないけどあなた達より下なものはないわ!」 

 

俺「なるほ……ひぅ!?」 

 

俺(なんだこの寒気は…射抜くような殺気…まさか…下にいるノンナ副隊長!?) 

 

ノンナ「」ゴゴゴゴゴ 

 

俺「」プルプルプル 

 

俺(ヤバいあの目はヤバい!過去に人を5、6人はヤっちゃってる目だ…!)

 

 

コ    ロ    ス

 

 

俺「ヒィィ!!」

 

 

 

 

カチューシャ「まあいいわ!今日はあなた達を完全に叩き潰してやるわ!覚悟することね!」 

 

俺「既に叩き潰されて殺されそうだけどね☆」 

 

カチューシャ「行くわよノンナ!じゃあね~ピロシキ~」 

 

ノンナ「」ゴゴゴゴゴ 

 

俺「…」ブルブルブル 

 

カチューシャのエセロシア語にも突っ込む余裕がない俺 

 

チビ「先輩、ご冥福をお祈りします…」 

 

俺「俺、この試合中に殺されるよね…あれは怒らせちゃいけない人だったよね…」 

 

ネクラ「ここに紙とペンがある。遺書を書いておけ」 

 

俺「…前略、父さん、母さん、あなた達がこれを見ているころには僕はそれはそれは惨い方法で殺されているでしょう…」 

 

クロウ「さて!プラウダの敵意は全てアイツに向いたと言っても過言じゃない!全員安心して戦えるぞ!」 

 

全員『いええええい!!』 

 

俺「やめろお前ら!勘弁してくれ!」

 

 

 

 

 

試合開始! 

 

プラウダ高校側 

 

カチューシャ「あいつらにやられた車両は全員シベリア送り25ルーブルよ!」 

 

ノンナ「日の当たらない教室で25日間の補習、ですね」 

 

カチューシャ「いくわよ!あえてフラッグ車だけ残して後は全部殲滅してやる!力の違いを見せつけてやるんだから!」 

 

生徒『 Ураааааааа!!』 

 

ノンナ「Расцветали яблони и груши Поплыли туманы над рекой♪」 

 

カチューシャ「 Выходила на берег Катюша На высокий берег на крутой♪」 

 

ロシア民謡、カチューシャを熱唱中であった 

 

 

 

御舞等側 

 

俺「そういえばプラウダ高校って試合中に一体感を高めるために歌を歌うんだって」 

 

チビ『ああ、なんか聞いたことあります!カチューシャでしたっけ?』 

 

クロウ『隊長と同じ名前だな…』 

 

不良『俺らも何か歌うか?』 

 

俺「歌うっていっても何を?」 

 

阿部『おいおい、俺達にぴったりの歌があるだろ?』 

 

俺「え、あったっけ?そんなの」 

 

阿部『多分御舞等の生徒なら殆どが歌えるはずだ』 

 

俺「じゃあそれを歌ってみるか!」 

 

 

全員『やらないか、やららないか、やら、やらかいかい恋って思いは止められない♪』 

 

俺「もっと漢(オトコ)チック、パワー♂きらりんりん、ちょっと危険な、か♂ん♂じ☆」 

 

阿部「やらないか(合いの手)」 

 

 

 

クロウ「絶対選曲間違えた!」 

 

阿部「何を言っている、志気が上がるだろ?」 

 

クロウ「どこが!?」 

 

 

 

生徒「敵は全車北東方面に、変な歌を歌いながら移動。時速、約20キロ」 

 

 

 

カチューシャ「ふーん、一気に攻めようってわけ?生意気な…ノンナ!」 

 

ノンナ「わかってます」 

 

 

 

※これから御舞等高校は罠にはめられます。華麗なはまり様をお楽しみ下さい 

 

 

 

俺「凄く、凄く…大きいです…男心チャーンス♪」 

 

チョウ「前方、敵三輌発見!」 

 

俺「わかった!全車警戒!」 

 

俺「砲撃用意!くそみそ、射撃!」 

 

阿部『応っ!』 

 

ドォン!…ズガン!…パシュ! 

 

俺「キモオタ!撃て!」 

 

キモオタ「了解!」 

 

ドォン!…ズガン!…パシュ! 

 

俺「よしっ!二輌撃破!」 

 

チビ『先輩!一輌、向こうに逃げました!』 

 

俺「全車追撃!!」 

 

クロウ『逃がすなぁ!!』ドォン! 

 

砲撃と共に一気に前進する!

 

チョウ『なんで逃げてるんデスカネ?』 

 

クロウ「俺達が全車で追ってるからじゃないか?」 

 

チョウ『そうですヨネ!』 

 

※罠だからです 

 

 

 

クロウ『前方に敵5輌!フラッグ車発見!』 

 

チビ『フラッグ車発見!?』 

 

阿部『これは勝ったな!』(慢心) 

 

不良『フラッグ車さえ倒せば!』 

 

ドォン!ドンドン!ドドン! 

 

チビ『敵が撤退していきます!』 

 

クロウ『俺達に恐れをなしたか!』 

 

※罠だからです 

 

 

チョウ『敵は前方の廃村に撤退していきマス!』 

 

航海『全速前進ヨーソロー!!』 

 

阿部『突撃ぃ!!』 

 

不良『カチ込みだぁぁ!!』 

 

※廃村に突撃しましたが、罠です 

 

俺「撃てぇ!!」 

 

ドォン! 

 

敵フラッグ車、T-76は回避! 

 

チビ『当たれぇぇ!!』 

 

 

俺「あのさ…上手く行き過ぎじゃないか?」 

 

キモオタ「…やっぱり思いました?」 

 

ネクラ「…これってさ」 

 

 

 

俺「罠じゃね?」 

 

※正解です 

 

 

 

俺「な!?」 

 

クロウ『どうした!?』ドォン! 

 

俺「後方に敵が!」 

 

チビ『9時の方向に敵が!?』 

 

 

クロウ『ええと…これは…』 

 

阿部『囲まれたな…』 

 

ドォン!ドォン!ドォン! 

 

不良『撃ってきたぞぉ!?』 

 

航海『ぎゃぁぁぁ!!』 

 

ドォン!ドォン! 

 

敵の砲撃が御舞等を狙う! 

 

 

 

阿部『俺!どうする!?』 

 

俺「う…うーん…どうするか……あ」 

 

チョウ『なんですか!?』 

 

俺「全車右に方向転換!あの頑丈そうな建物に立てこもる!」 

 

不良『あれか!了解!』 

 

航海『離脱ぅぅぅ!!』 

 

俺「走れぇぇぇ!!」 

 

全車が大きな建物に一直線に走る! 

 

航海『入るぞぉ!』 

 

クロウ『俺も入った!』 

 

続いてくそみそ、ヤムチャ、キヨハラが建物に入る 

 

チビ『うわぁぁ!!履帯が切られた!!』 

 

俺「そのまま押し込む!!」 

 

チヘがⅡ号の車体を建物に押し込む! 

 

ガコォン!ガガガガガガ! 

 

 

 

ドォン!ドドォン!ドォン!ドドドォン!……… 

 

俺「砲撃が止んだ……?」 

 

チョウ「俺サン…プラウダの生徒がこっちにやってきマス」 

 

俺「…ん?」 

 

プラウダの伝令のようだ

 

生徒「カチューシャ隊長からの伝令を預かってまいりました。『降伏しなさい。土下座すれば許してあげる』だそうです」 

 

俺「…」 

 

チビ「先輩?まさか『幼女に土下座させられて見下されるのも悪くないかもしれない』なんて考えてませんよね?」 

 

俺「お前はエスパーか?」 

 

チビ「変態!!」 

 

 

 

生徒「隊長は心が広いので三時間は待ってあげる、と仰っています。それでは」 

 

俺「ナメプ乙でーす。気をつけてお帰りくださーい」 

 

チョウ「…先輩、余裕デスネ」 

 

俺「余裕じゃないから余裕を装ってるんだよ…どうしようかなぁ…どうする?土下座する?」 

 

クロウ「いくら我々が土下座ニストといえど、勝負を投げ出すのはやだな…」 

 

阿部「やるならトコトンヤる。それが男ってもんだろ?」 

 

不良「不本意だけど、阿部会長に賛成だな」 

 

俺「皆も抗戦するってことでいい?」 

 

全員『はいっ!』 

 

俺「それじゃ作戦会議に入るぞ!各車隊長は集まって!他の奴らは出来る範囲で戦車の修理!」

 

 

転換が早いのも御舞等の強さ

 

 

一方プラウダ側では… 

 

カチューシャ「降伏する 条件に、うちの学校の草むしりと麦踏みとジャガイモ掘りを追加したらどうかしら?」 

 

ボルシチを食べながらまったりしていた 

 

ノンナ「…三時間の猶予を与えたのはお腹が空いていたからですね?」 

 

カチューシャ「違うわよ!カチューシャの心が広いから!シベリア平原のようにね!」 

 

ノンナ「広くても寒そうです…」 

 

まさに母と子のようである 

 

 

 

俺「と、いうわけで、作戦会議!」 

 

チビ「どうやってこの包囲網を突破しますか…」 

 

俺「見えてる範囲だけで六輌か…」 

 

阿部「偵察にいこう。俺が行ってくる」 

 

810「お、そうだな(便乗)」 

 

キモオタ「なら私もいってまいります。デブは寒さに強いのです」 

 

ネクラ「3人はキリが悪いな…俺も行こう…」 

 

俺「よし、頼んだ!二班に別れて偵察!」 

 

 

 

阿部「さっきみたいになんか歌いながら歩くか」 

 

810「あぁ~いいっすね~」 

 

やらないか☆

 

 

 

キモオタ「あれが…フラッグの76……」  

 

ネクラ「そのそばにKV-2か…フラッグを狙いにきたところを狙い撃つ…と」 

 

キモオタ「なるほど…」カリカリ 

 

ネクラ「それにしても完全に包囲されてるな…どうする?」 

 

キモオタ「建物から見て左が少し薄いですから、そこを突く…って感じですかね…」 

 

ネクラ「うーん…絶望的…」 

 

 

キモオタ「それにしても…」 

 

ネクラ「なんかボルシチ食べてるな、敵…」 

 

キモオタ「…コサックダンスって本当にやるんですね…」 

 

ネクラ「さすがロシア風の学校…」 

 

キモオタ「…寒いですね」 

 

ネクラ「…そうだな」 

 

 

 

阿部「寒いだろう?温めてやるぜ」 

 

810「アォン!オォン!ンアッーー!!」 

 

プラウダ生徒「……」 

 

プラウダの生徒が何を見たのか、それは誰もわからない…分かってはいけない…

 

 

 

阿部「帰還した!」 

 

キモオタ「同じく!」 

 

俺「お疲れさん!敵の様子は?」 

 

キモオタ「こんな感じです」 

 

キモオタが敵の位置を示した地図を差し出す

 

 

 

参考画像

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

俺「ふーん……」 

 

 

 

俺「ガバガバじゃん」 

 

 

 

キモオタ「は?」 

 

阿部「…完全に囲まれてるぞ?」 

 

俺「普通に穴あるじゃん、包囲網」 

 

ネクラ「地図の右のこと?…穴って言うより…わざと開けてるようにしか見えない」 

 

俺「阿部会長!」 

 

阿部「なんだ?」 

 

俺「…穴を掘るのは得意か?」 

 

阿部会長は一瞬きょとんとしたあと不敵に笑う 

 

阿部「…もちろんだ」ニヤリ 

 

 

 

俺「よーし!これより“肛門爆裂作戦”を開始する!全員俺の話を聞け!」

 




高校3年生であの幼女っぷりはヤバイよカチューシャ様

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