奇策とパンツは少女を嵌める   作:すとらっぷ

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VSパンター軍団!原作なら一輌も倒されていないパンターとどう戦うのか!?


兵器には演技を

「とりあえずナイトは見つからないように移動。あの爆発なら土埃がうまく働いて逃げやすいだろ」 

 

クロウ『了解』 

 

俺「それじゃ今から2つの小隊に分けるぞ。ニーソ、ヤムチャ、触手、KABAはこっちで敵の数を少しでも減らす。ナイト、キヨハラ、くそみそは目的地、市街地に向かってくれ。後悔は走り回って偵察。少々危険な作戦だけど頼むぞ!」 

 

全員『応っ!!』 

 

 

本隊攻撃隊 

 

チヘ、M3、Ⅱ号、SMK 

 

市街地陣地占拠隊 

 

ルノー乙、バレンタイン、SU-100 

 

偵察 

 

Ⅰ号 

 

 

 

 

俺「航海!黒森峰の状況は?」 

 

航海『分隊した。パンター五輌がサーチ&デストロイ。他はゆっくり動いてるな。下手に動き回っても戦車にダメージを与えるだけだと判断したんだろう。ちなみにフラッグの守りは固そうだぞ』 

 

俺「サンキュー。偵察を続けてくれ。俺達はパンター隊を叩く」 

 

チビ『どうするんですか?』 

 

俺「全力で『やべぇよ…やべぇよ…!』っていう演技をしながら逃げるんだよぉ!」 

 

チョウ『つまりまた我々囮デスネ』 

 

 

 

 

黒森生徒「前方に敵三輌発見!!」 

 

一式のハッチが開く 

 

俺「やべぇよ…やべぇよ!!逃げろぉぉぉ!!」 

 

生徒「相手は驚いてるぞ!追えぇ!!」 

 

一式、Ⅱ号、M3が逃げ出す! 

 

ドォン!ドンドン!…カァン!カンカン! 

 

牽制に撃つもパンターには効かない!

 

生徒「そんな貧弱な砲撃、効かないわよっ!!」 

 

 

 

 

俺「固いなぁ…」 

 

チビ『これからどうするんですか!!』 

 

俺「500m先の橋まで逃げろ!」 

 

チョウ『パンター六輌の追撃とか怖すぎマス!!』 

 

俺「耐えろっ!そして祈れ!」  

 

 

 

 

生徒『相手は防戦一方です!必ず仕留めて見せます!』 

 

エリカ「何よ…口ほどにもないじゃない…」 

 

まほ「…おかしいな、何故火力のない戦車で固まっていた…」 

 

エリカ「まさか…罠…?」 

 

 

 

頑丈そうな石橋にさしかかる 

 

俺「橋を渡れっ!!」 

 

チビ『急げぇぇ!!』 

 

チョウ『パンター怖いっ!!』 

 

三輌が渡りきる!

 

 

 

 

生徒「追いなさい!!」 

 

生徒2『…なんだか怪しくない?』 

 

生徒「こんなに混乱してるのに?」 

 

俺『やべぇよ!!逃げろぉぉぉ!!速くっ!!』 

 

チョウ『お終いダァ!!』 

 

チビ『ヘルプミーソフトミー!!優しく倒して!』 

 

戦車に頭打ち付けながらの迫真の演技である

 

生徒2『…ガチね』 

 

生徒『でしょ?』 

 

 

 

 

俺「橋にさしかかるぞ!準備いいか?」 

 

オネェ『もちろん!』 

 

その橋がかかる谷の底にはSMKが待機していた! 

 

俺「3…2……」 

 

 

俺「撃てぇぇぇぇ!!」 

 

オネェ『一番二番同時砲撃!撃てぇぇ!!』 

 

一幸『せおいなげぇぇぇ!!』 

 

亜衣『めっちゃホリデェェェェェ!!』 

 

オネェ軍団の二つの砲から放たれた弾は橋に飛んでいき…… 

 

 

どがぁぁぁぁん!!ガラガラガラガラ! 

 

生徒2『うわぁぁぁぁぁ!!』 

 

橋が崩れる! 

 

生徒「…へ?」 

 

ただ一輌渡り切ったパンターが呆然とする 

 

パンターが三輌落下! 

 

オネェ「ロンドン橋は落ちたわ!」

 

俺「オスカー物の名演技だった!よくやった!KABAさんチームありがとう!」

 

生徒「なにぃ!?やられたっ!!」 

 

俺「今だぁ!!突撃っ!」 

 

チヘがパンターに体当たりを仕掛ける! 

 

ズガァァン!! 

 

しかし勢いが少し足りない

 

チョウ「これも追加ァ!!」

 

ズガァン!!

 

さらにその後ろから体当たりするM3!

 

生徒「いやぁぁぁぁぁぁ!!」 

 

渡りきったパンターも谷底へ! 

 

シュパッ!シュパッ!シュパッ!シュパッ!

 

 

 

パンター四輌撃破! 

 

現在8対16! 

 

 

 

 

 

エリカ「四輌同時撃破!?」 

 

まほ「…ッ!やられたか……」 

 

三号生徒『隊長!フラッグ車発見しました!市街地に向かってます!』 

 

まほ「わかった。全車市街地へ向かえ」 

 

全員『了解!』 

 

エリカ「…市街地にはアレがある…私達が行くまでもないかもね…」 

 

まほ「念には念をいれる」 

 

エリカ「わかってます!」

 

 

 

 

 

チビ『よしっ!一気に撃破したぞ!』 

 

俺「よし!ずらかるぞ!そのまま市街地に向かう!」 

 

チビ『了か』 

 

チョウ『チビさん危ナイっ!!』 

 

チビ『へ?』 

 

ズガァァン!!…パシュ! 

 

俺「チビィィィ!!」 

 

Ⅱ号が強烈な一撃を受け吹き飛ばされる!

 

 

 

黒森生徒「一矢報いた!」

 

 

チョウ『まだ一輌生き残ってマス!』 

 

まだ橋を渡っていなかったパンターが向こう岸からⅡ号を狙い撃った!

 

俺「ちっ!まともに戦っても勝てないから逃げるぞ!幸い橋は落としたから追ってこられない!」 

 

チビ『すいません…油断したばかりに…』 

 

俺「気にするな!後は任せろ!」 

 

 

 

 

 

所変わって阿部率いる市街地攻略の一行

 

阿部「よし!市街地についたぞ!」 

 

不良『隊長ももう少しで到着します!ここに向かう経路にある橋を壊したので足止めもしたそうッス!』 

 

クロウ『…ただ、Ⅱ号がやられたか………ん?』 

 

不良『前方に敵Ⅲ号発見!』 

 

阿部「Ⅲ号なら押し切れる!追うぞ!」 

 

ガタガタガタガタ! 

 

路地を曲がる 

 

阿部「発見!撃てぇ!」 

 

ドカァン! 

 

ずがん!…パシュ! 

 

Ⅲ号撃破! 

 

不良『よしっ!』 

 

 

SUがあっけなくⅢ号を葬る!

 

 

そのとき…

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ !

 

クロウ『ん…なんだあれ…壁が移動して出てきた…』 

 

 

 

壁としか言えない巨大な何かが現れる…

 

 

阿部「……違うっ!ありゃ巨大な戦車だっ!!」 

 

不良『んな馬鹿なっ!!デカすぎるだろっ!?』 

 

俺『すまない!少し遅れた……ってなんだありゃぁぁぁぁぁ!!』 

 

チョウ『ば、化物戦車だぁぁぁ!!』 

 

 

 

キモオタ「ま、マウスですっ!!超重戦車マウスですよ!!」 

 

俺「あんな化物勝てるかぁぁぁぁ!!」 

 

ネクラ「ちなみにこのチヘの約百倍重いぞ」 

 

クロウ『どうするんだ!!SMKは!?』

 

チョウ「橋の下から移動中!もう少し時間がかかりマス!」 

 

俺「………そうかっ!!わかったぞ!!俺達が奴に対抗出来る手段がっ!」 

 

クロウ『なんだって!それは!?』 

 

 

 

俺「逃げるんだよォォォォォ!」 

 

クロウ『お前はどこのJOJOだああああああ!!』 

 

 

 

 

チョウ『クロウさん!砲がこっちに向きまシタ!』 

 

クロウ『え!フラッグ車は!?』 

 

チョウ『もうこの路地から逃げました!』 

 

クロウ『そりゃ良かった…じゃねぇよ!誰かたしゅけ』 

 

 

 

ドガァァァァァァァァァン!! 

 

 

 

クロウ『ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!』 

 

ズドガァァァァン!!……パシュ! 

 

ルノー乙型が横転しながら吹っ飛ばされる!

 

ルノー乙型、走行不能! 

 

クロウ「ポルシェ博士マジ許さねぇ!!」 

 

チョウ『クロウサン!怪我は!』 

 

クロウ『ないっ!!その前に早く逃げろ!』

 

 

 

マウスとの死闘が始まる!!




このくらい一網打尽にしていかないと御舞等に勝ち目は無い

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